バトルスピリッツ AI REINCARNATE 作:オトナシ
コラボ編第一話、スタート‼
前よりは早いと思うぞ!(おい)
界放市。
この世界の日本に誇る最大のバトスピ都市で、かつて伝説を生み出した場所。
だがその代わり、ここもよく色々な事件の舞台になる。
あの伝説のカードバトラー:芽座椎名の時代もそうだったが。今も変わらず、つい最近まで、ここはとある者の野望により、一連の事件の舞台にだった。
そして今日もまだ、新しい事件が始まる。
異世界から来たカードバトラー達により起こられた、小さいな事件が。
◇◆◇◆◇◆
カードショップ「アポローン」
今は店の前に止まった次元列車「アークライナー」により、一時休憩(強制)に入った。
「っと、いうわけで、俺たちは今ここに居るって感じ。」
そして今、俺、高田和人は店長と一緒に、こいつらにこっちの事情に関して説明している。
「いやあの、ちょっと待って…もう情報量が多すぎて…脳の処理が追いつかないよぅ」
「あ、うん、まあそうなるよね…何せ情報量多いし…」
そしてこの反応よ、まあ、ある意味予定調和なんだけどね。
これでも一応大事な所だけ言ったけど、それでも多すぎるかな。
「ヒバナちゃん、大丈夫?!」
「あ、うん、大丈夫、でも…ホントに別の世界が居るなんで、信じられないよね…正直今も半信半疑の所だよ。」
「でも、悪い人じゃなさそうだし、多分大丈夫っす、なあオーカミ…あれ、オーカミ?」
「バルバトス・第1形態の召喚時効果を発揮、鉄華団モビルワーカーを手札に。」
「その効果でバースト発動、キングスコマンド。バースト効果でドローして一枚捨て。さらにコストを支払い、フラッシュ効果発揮。コスト4以上のスピリットはアタックできない。」
「アタックステップ、第1形態でアタック。」
「ファイザードでブロック。」
「八神さん、オーカミさん!?二人どもいつの間に!?」
なんか話してる途中でバトスピやってるですけど、この二人。いつの間に…
「いや、オーカミ、こいつの話、聞いていた?異世界だぞ、異世界!」
「聞いた、だからバトルしている。この子、すごく強いよ。」
「いやだから大事な所そこじゃねっす!」
いいノリツッコミだ、イチマルさん。
でもバトスピか…よし。
「じゃせっかくだし、バトルしませんか?俺たちと。」
******
「クソ、ここもハズレか…」
何枚の写真を手に握り、町中で何かを探している尖った白髪に褐色肌の青年。彼の名前は九日ヨッカ。
鉄華オーカミの兄貴分で、かつて、この世界の三大スピリット:デジモン、モビル、そしてライダーの一つ、モビルスピリット使いの頂点になった三王:モビル王だったほどの実力者。
「アルファベットさんが"この件に関わるな"っと言ったけど、どうにも気になるよな…ただの勘違いだといいけど…」
ヨッカは手にいる写真を見た、そこに写るのは数々の強豪バトラーが敗北した姿だった。
【番長】轟レッド
【番長の舎弟】ブスジマ
【デッキ破壊の申し子】南川ミチル
【怪獣使い】雷雷ミツバ
などなど、最近の二週間、彼らのように異世界ハンターに負け、デッキを失った強豪カードバトラーは多く存在する。
だが、それだけじゃない、ヨッカが気になるの別のところ。
それは、「ダメージ」だ。
この世界のバトスピは通常、専用アイテム【Bパッド】を使い進行する。
召喚したカード達はあくまで立体的な【映像】であるため、バトルダメージやエフェクトなどで痛みなど発生しない。
だが写真に映る全員の様子はまさに満身創痍。実際、今でも全員入院中で意識不明の重症らしい。
「ゼノンザードスピリットは全部なくなったはず。なぜだ…」
つい最近まで、このような事件はあったが、あれは既にもう解決したはず。
彼と、彼の弟分のである鉄華オーカミ、そしてオーカミの仲間たちの手によって終わったはず。
どうしてまだこのように、バトルによりダメージを受ける人が続々出る、ヨッカはどうしても知りたいんだ。
「ってかなぜか知らねぇが、町中に全然人がいねぇな今日。しかも…妙に誰でもいないな…なんかいつもの街と違うな。」
"さすがにそろそろ帰らねぇとまずい"っと思った九日ヨッカ。
さすがに丸一日中、オーカミに店番に任せるのはさすがにダメかと思ったのか、今日の調査は一旦ここで終わろうと思ったのだが…
"グルアアアアアアァァァァァッ!!!"
「ッ!なんだ、なんださっきの、あの不気味な叫び声?は…ちょっと行ってみるか」
その声の方へとヨッカが走り向くと、そこには金色の髪を一本に結ったポニーテールの少女と一人、マスクをかぶる人物がいた。
「あいつは…赤羽カレン!どうしてここに!?」
彼女は【剣帝】赤羽カレン。
かつては界放市でジュニアNo.2と呼ばれるほどの実力者、界放リーグジュニア部門の準決勝でオーカミと激戦を繰り広げ、惜しくもに負けた。
それ以来、一度も会ってないが、まさかここにて出会ったとは。
「いけ、虚皇帝ネザード・バァラル、アタック時効果でエスパーダのコアをトラッシュに、よって消滅」
「くぅ…ブロックだ!ブレイズ!」
(これは…バトルしているのか?相手は誰だ?くぅ…遠い過ぎてよく見えねぇ、もっと近くに行かないと)
紫の虚神よ息吹が命を奪う、ネザード・バァラルのアタック時効果により雷の剣士:仮面ライダーエスパーダは消滅し、ブロックした水の剣士:仮面ライダーブレイズはその力の差に敗北し、爆発した。
「水勢剣流水はフィールドに残る…」
「続け、スフィン・クロス」
「ライフで受ける…!くぅ…!!」
カレン【ライフ4→3】
「聖命発揮、ライフ回復。続け、虚龍帝カタストロフドラゴン。」
???【ライフ4→5】
黄色の虚神の次には破滅の化身、まさに容赦がないボスラッシュ。
「アタック時効果発揮、デッキトップを2枚オープン、その中に【激突】を持つスピリットをノーコストを召喚できる。」
【天帝ホウオウガ】×
【虚造帝フェニックス・ゴレム】×
「対象なし、よって全部破棄。さぁメインのアタックだ。」
「ライフで、受ける…!」
「虚龍帝はダブルシンボル、ライブを2つ壊す。」
「ぐ、ぎゃぁぁあ!?!」
カレン【ライフ3→1】
赤い虚神の猛烈の一撃がライフバリアを砕き、そのままカレンを吹き飛ばし、後の壁と激突した。
さっきの連続攻撃により砕け散ったライブバリアの破片、そして後ろの壁とぶつかった衝撃、既に満身創痍の状態の彼女がつい、血が流れ始めた。
服所か、顔や足、手のところまで傷から血が止まらない、いつ失血により気絶してもおかしくない状況だ。
その体は傷だらけの彼女の反対側に居るのは灰色の髪持つ仮面バトラーだ、身長などから判断すると、多分10歳くらいだろ。
そしてその声から判断すれば、恐らく女性。
「ダメージが本物に!…はぁ、まさか、こいつが!?」
ヨッカはわかった、一瞬でわかった。
このバトラーこそ噂の正体。異界ハンターご本人だと。
「ライフが減った事により、手札から絶甲氷盾の効果発揮…!」
傷だらけのカレンは立ち上がり、手札から防御マジックを使用し、これ以上の追撃を許せない。
「これで、アタックステップを強制的に終了だ…くぅ…」
絶甲氷盾<R>の効果により、彼のターンはここで強制終了。再びカレンのターンへと回る。
けどこ虚無の神々の軍団と金色の竜王の前に、果たして勝てるのだろうか。
【獅龍王レオン・ハウル(RV) Lv1<1>BP5000】
【機神獣インフェニット・ヴォルスLv1<1>7000】
【虚龍帝カタストロフドラゴンLv1<1>BP7000】(疲労)
【神帝獣スフィン・クロス Lv2<5> BP8000】(疲労)
【虚皇帝ネザード・バァラル Lv2<2+S>BP8000】(疲労)
「何なんだ、そのイカれた盤面は!?」
その盤面を見たら分かる、カレンは一体どんな猛攻を耐えきったのかを。
「ターンエンド、どうした?これで終わり?残念~
"""■■■■■■■■■―――!!!"""
まるで彼の言葉を同意するように、彼のスピリット達は吠え始めた。
(これは…さっきの叫び声?スピリットの声だったのか…だったらこれ、映像なんかじゃねえ…!これは…本物のスピリットだ!早くなんとかしないとまずい!)
「おい赤羽!」
「き、君は確か…九日ヨッカさん、どうしてここに…」
「そんなことはどうでもいい、ここは俺がなんとかする、お前は早く休んでろ!」
「いえ、まだ…終わっていない!」
「ッ…!」
「はぁ、はぁ…まだ私のライブは残っている…!私は最後の最後まで、諦めない…!それが私がなりたい、カードバトラーだからだ‼」
最後の力をふり絞り、カレンは立ち上がった。
例えばどんなピンチでも、彼女は決して諦めない。
「メインステップ…行くよ、召喚。龍を纏いしその衣、仮面ライダーセイバーブレイブドラゴン!」
ー【仮面ライダーセイバーブレイブドラゴン[2]】LV2<5>BP5000
【烈火抜刀!】
【ブレイブドラゴン!】
彼女の相棒と呼べるライダースピリット、仮面ライダーセイバー。
このライブ1の土壇場で満を持しての登場。
「やっと来たか…セイバー!さぁ、その力をもっと見せて!」
「召喚時効果発揮、カードを3枚オープンし………よし!私は刃王剣十聖刃を手札に加えて、水勢剣流水をブレイブドラゴンにブレイヴ!」
ー【仮面ライダーセイバーブレイブドラゴン[2]+水勢剣流水】LV2<5>BP9000
炎の剣士に水の聖剣、本来なら絶対ありえない組み合わせ。
この状況だからこそ出来たブレイヴスピリットと言ってもいいでしょう。
「アタックステップ、アタックだ、セイバー!」
水の聖剣を手に握りしめた炎の剣士、敵に向かって走り出す。
「フラッシュタイミング、マジック、火炎十字斬!」
「おお!」
「効果でレオン・ハウルを破壊!さらにセイバーがブレイヴしているため、シンボル2つ以下のスピリット、ネザード・バァラルを破壊!」
水の聖剣から飛び出した火炎の十字、二体の虚神を断ち切り、道を開いた。
「ネザード・バァラルを破壊して、そのレベル2·3の効果から解放したのか、でもけどこの程度だけじゃ物足りないよ。持ってるでしょう、切り札。」
「ああ、これが私の切り札にして、最強のセイバー!!さらにフラッシュタイミング、煌臨発揮!対象はアタック中のブレイブドラゴン…!」
リザーブのソウルコアをトラッシュに送ることにより、ブレイブドラゴンはここで進化する。
「銀河を交えしその衣、聖剣と共に世界を救う!仮面ライダークロスセイバー…可憐に煌臨!!」
青い光と共に降臨したのは彼女の最強の切札、銀河を身に纏っ剣士、仮面ライダークロスセイバーだ。
「煌臨時効果、手札から刃王剣十聖刃を、トラッシュから雷鳴剣黄雷をノーコストで召喚し、そのままクロスセイバーに
片手を天に翳すクロスセイバー。
灰色の空は星空へと塗り替わり、その中から現れ、落ち出したのは二本の聖剣。
雷の聖剣、雷鳴剣黄雷。
そして銀河を交えし伝説の聖剣、その名も刃王剣十聖刃、クロスセイバーの専用武器だ。
「一気に3枚のブレイヴを!?」
「雷鳴剣黄雷はセイバーとブレイヴしておる間、ブレイヴ数を無視して1枚だけ追加で合体できる。」
驚く声をあげたヨッカ、それも当然、通常、ブレイヴ一枚しか付けられない。それが常識。
その常識をぶち破り、ごく一部のカード持っていない特殊の力、それがダブルブレイヴ。
クロスセイバーもまだ、その力を持つ一枚でもある。
そして今、その常識破りの力をさらに上回り前人未到の境地を辿り着いたクロスセイバーは、新しい姿へと覚醒する。
「限界を超え、不可能を可能に!これが私のトリプルソードブレイヴスピリット!!」
ー【仮面ライダークロスセイバー+水勢剣流水+刃王剣十聖刃+雷鳴剣黄雷】Lv3<5>BP31000
ブレイズ、エスパーダ、そしてセイバー。
三体のライダースピリットの達の力が今のクロスセイバーが身に宿り、新たな姿を手に入れた。
「これが君の可能性か…いいね、そうしないと面白くないよ!もっと、もっと見せろよ!その可能性を!」
「ああ、見せてやる…刃王剣の効果、召喚時、BP7000以下の相手スピリット1体を破壊、効果で召喚されていればカードを2枚引く…インフェニット・ヴォルスを破壊!」
星空の光を剣に宿した刃王剣の一撃、青色の十字斬が白の虚神を倒し、これで邪魔者がなくなった。
「二枚ドロー、更にフラッシュ、クロスセイバーのレベル3効果で回復!」
「ライフで受けるよ!」
「水勢剣流水は効果によりシンボル一つ増え、クロスセイバーは今クワトロシンボル!!」
???【ライフ5→1】
「ふふふ…ハハハ!いいね…!実にいいね!この世界って思ったより面白いな~赤羽カレン、だっけ、君、凄くいいよ!久しぶりにわくわくしちゃったよ!」
「笑った…?おい、なぜ笑ってるんだ、お前!?もうお前の負けが確定みたいなもんだろ!」
さっきの一撃によりライブを四つも失い、残りライフは1の状況。
手札にカードがない、ブロック出来るスピリットもいない、一気にライブそ四つ失ったため、彼もまだ満身創痍の状態に。
詰めた。
どう見ても勝負ありだ、普通のバトルなら、ここからの逆転はどう見ても不可能なはず…けど奴は笑い始めた。
「ほう、ナイフ頭の君、よく言ったね。確かに、
「ナイフ頭って…そんな事より、どういう事だ!」
「つまり、こういうことだッ!」
突如現した火の円陣、そしてそこから現れたのは一体のドラゴン。
【カグツチドラグーン Lv1<1> BP3000】
「スピリットを召喚しただと!?コストは?フラッシュがないのにどうやって!?」
このわけがわからない状況に声を上げたヨッカ、どう見てもさっきの一手はルール違反のはず。
「…ヨッカさん。このバトル…私たちのバトスピと、何かが違う」
「どういう事だ!カレン!」
「詳しいことは分かりません、けどこの程度だけじゃ…まだいけます!」
「雷鳴剣黄雷のアタック時効果、だろ?」
「……ッ!」
「アタック時効果でターンの間、レベル1のスピリットじゃブロックできない…これで僕のライブを奪うつもりでしょう?」
「だが忘れたか?さっきのアタックで、ライフが四つ壊した…ここからが本番だ…!わくわくしに来た!」
彼は、いや、異世界ハンターはデッキから3枚のカードを引いた。
「続けて2枚目…お!ラッキー!ネクサス、永久凍土の王都を配置。」
【永久凍土の王都 Lv1<0>】
最初に現したのは鉄壁の防御を誇る氷の要塞。
「3枚目、マジック、ハイエリクサー。リザーフからコア二個を僕のライフに置く。」
異世界ハンター【ライフ1→3】
「当然のように魔法もコストなしで使ってやがる…しかもライフを回復しやがった!」
「そしてこれがラスト一枚目...ここで来たか、君もわくわくを感じだか、じゃ、一緒に行くよ!僕のライダースピリット!」
「ライダースピリット、だと!?」
【今こそ時は極まれり!】
【仮面ライダークロノス クロニクルゲーマー Lv2<4> 10000】
「見た事がないライダースピリット…エグゼイドに似てる...」
最後の一枚、その名は仮面ライダークロノス…この世界にはないライダースピリット。
これこそ異世界ハンターの本気、彼のキーカードの一枚だ。
「クロノスの召喚時効果発揮、やっちゃえ!」
クロノスから放った緑色の波動、そしてベルトからの音声。この一瞬、世界が灰色へと染まった。
誰も動かない、喋らない、感じることすらできない。
この瞬間、クロノスの力により世界が止まった。
「へぇ~ダメージとカードの実体化だけではなく、フィールドなしでここまで出来るのか…この世界の科学って面白いねー!」
その左腕にはめられているBパッド、一見ただの市販の奴だが、その中から黒いオーラがどんどんと湧きだしている。
「…さすがに長い間は持たないか、なんかビリビリが出してきたし、じゃあトドメ、よろしくねクロノス。」
止まった世界の中で歩き出したクロノス、世界が止めた今、彼を止める者はもういない。
その振りだした拳で、カレンの最後のライフを壊した。
カレン【ライフ1→0】
「くぅ…わぁぁぁーー‼」
「赤羽ッ!!」
消えた波動、再び動き出す時間、砕け散った最後のライフ。
彼女は負けた、何もできず、負けた。
「まだ、こんな大事な…時で…負けっちゃた…の、か。」
既に満身創痍だったカレン、彼女はダメージに耐え切れず、そのまま倒れて気絶した。
「おい、赤羽、大丈夫か!返事をしろ!く、どうして急に赤羽のライフが…」
一瞬の出来事だった。
あの謎のライダースピリットが現れて、召喚時効果をは発揮したら、突然カレンの前に現れて、カレンのライブを奪った。
たしかにバトスピには召喚時でライブを奪う効果はいくつかある、けどあれはどう見ても普通じゃない。
「久しぶりに手応えありのバトルだった、赤羽カレンさん。ありがとうね~!」
「貴様…!」
ヨッカはポケットから何かを取り出した、それは彼のBパットとデッキ、戦う気満々だ。
「お、いい目してるね、あのバトルを見たあとなのに、僕とバトルする気?」
「確かにびっくりしたが、それでビビッて逃げるほど俺は弱くね。」
「いいね…いいね!君から強者のオーラを感じるよ…君ならいい楽しいバトルになりそうだ…本気でやろう。」
異世界ハンターはBパットの中にいるデッキを取り出して、別のデッキへと切り替わった。
(デッキを変わった?)
「さぁ、やろうか、ナイフ頭!」
「ナイフ頭とかじゃねえ、俺はヨッカ、九日ヨッカ。」
「ヨッカ…ヨッカ…面白い名前を持ってるね!僕はミカ・ウィンディア、一応
(ミカ·ウィンディア、それがこいつの名か、そして
ヨッカは分かった、さっきのバトルと対話から十分にわかった。
こいつは危険だ、スピリットをリアルの変わる力だけじゃねえ、こいつもまだ危険人物。
ただバトルを求め、カードバトラーとしての本能のままで動く、戦う。
例え人を傷ついたとしても、自分がボロボロだとそしても構わない、まるで血を求めてる狼のように。
(だからここで、奴を止める!)
「行くぞ、ミカ・ウィンディア!」
「うん、来て、ヨッカ!」
………ゲートオープン、界放!!
ミカ・ウィンディア
【
VS
九日ヨッカ
【切捨御免、誠の武士道】
掛け声とともに始まった九日ヨッカと異世界ハンター改め、ミカ・ウィンディアとのバトル。
先行はミカ·ウィンディアだ、彼は一体どんなバトルを見せてくるんだ?
ミカ·ウィンディア【TURN 01】
「メインステップ、ネクサス、蟲招く妖花の塔を配置。」
初手に配置したのは緑のネクサス、蟲招く妖花の塔。ライフ減少時に二個コアブーストできるネクサスだ。
「バーストセット、ターンエンド。」
ライフ:5
手札:3
盤面:
蟲招く妖花の塔 Lv1
バースト:【あり】
リザーブ:0
トラッシュ:3<S>
バースト一枚とネクサス一枚をセットし、ミカのターンはこれで終了。さっきカレンとのバトルと違い、如何にも普通な盤面だ。
「赤羽と戦った時と違い、普通のバトスピみたいだが...どういうつもりだ、舐めてるかお前?」
「ううん、違うよ、むしろこっちの方が本気なんだ。」
「は?どういうことだ。」
「あの戦い方じゃないと手加減出来ないから。最初は期待していたよ、ここにはどんなバトラーが居るだろって、ほぼ全部期待外れだけどね。」
あまりにも無邪気の話し方、まるでただの新しい玩具を求める子供のように。そして子供らしく、用済みの玩具は捨てる、まだ新しいおもちゃを探し、まだ壊す。
「....貴様、他の連中を玩具にしか見えねぇのか。」
「それは違うよ、ただ弱い奴に興味ないだけ。あ、でもカレンは凄かったよ、あの子、凄くセンスあると思う。けど勝負運は残念だけどね。」
「…そうか、他の奴らとのバトルを遊び扱いしているのか...遊び感覚で奴らをそんな風に傷ついてーー」
「このバトル、必ず勝つ!!」
[ターン02]九日ヨッカ
(蟲招く妖花の塔、厄介なネクサスだ。明らかに牽制だな、こっちからの攻撃を誘い出している。)
ヨッカが使うデッキが青属性、攻めとドロー、まだはデッキアウトも可能な属性だ。
だが、ネクサス:蟲招く妖花の塔の存在により、そのまま攻撃にしたら、相手の大きいなアドバンテージを与えてしまう。
(だったら、速攻でケリをつけるしかない!)
「メインステップ、ネクサス、最後の優勝旗を配置。」
ー【最後の優勝旗】LV1
「配置時効果により、ボイドからコア1つをこのネクサスに追加。」
ヨッカの背後に出現した巨大の旗、その効果により、ヨッカが使えるコアが一つ増えた。
そしてそのまま、ヨッカは動きだした。
「手札にあるユニオンフラッグの【トップガン】の効果を発揮!こいつのコストを1へと変更し、フル軽減でノーコスト召喚だ!」
ー【ユニオンフラッグ】LV1(1)BP2000
コストが変更され、軽減も満たしたため、コストなしで呼び出されたユニオンフラッグ。
ヨッカのデッキの中にいる最軽量のスピリットだ。
「おお!【トップガン】!すごい、初めて見る効果だ!」
「バーストをセットして、アタックステップ、行け、ユニオンフラッグ!」
「恐れずに来たか、そう来ないと面白くないよ!ライフで受ける!」
ミカ・ウィンディア【ライフ5→4】
飛び出すユニオンフラッグの一撃により、ミカのライブを一つ砕いた。
そのまま砕いたライフバリアの破片が彼女に直撃したが…
「いいね…いい衝撃だ…!ここで出会ったバトラーの中で今まで一番いい衝撃だ!すごいよヨッカ!」
「こいつ…!」
ミカは笑っている、傷ついたのに、血が流れているのに、それでも笑っている。
その姿はまさに狂人、狂気の化身と言っても過言ではない。
「ライフの減少により、蟲招く妖花の塔の効果発揮、ボイドからコア二個リザーフに置く。」
ライブが減ったことにより、蟲招く妖花の塔の効果が発揮し、一気に二つのコアを増やした。
けどそれだけじゃ終わらない。
「さらにライブ減少によりバースト発動、妖華吸血爪、二枚ドロー。」
「…バトル終了時、ユニオンフラッグの効果、デッキからカードを2枚ドローし、その後1枚捨てる……オレはグラハム・エーカーをトラッシュに捨て、ターンエンドだ。」
手札:3
場:【ユニオンフラッグ】LV1
【最後の優勝旗】LV1
バースト:【有】
ミカ·ウィンディア【TURN 03】
攻め側に行ったヨッカ、そしてそのまま向かうミカの第三ターン
「ネクサス、命の果実をレベル2へと配置」
「命の果実、徹底的にコアと手札を増やすつもりか。」
命の果実、まだしてもライブ減少時でコアを増やすネクサス。
蟲招く妖花の塔の効果と合わせると、ライブ減少時でコア三つも増やし、更に一枚ドローが出来るようになった。
「そしてバーストをセットし、ターンエンド。」
ライフ:5
手札:3
盤面:
蟲招く妖花の塔 Lv1
命の果実 Lv2<3>
バースト:【あり】
リザーブ:1+<S>
トラッシュ:3
[ターン04]九日ヨッカ
(スピリットを召喚しない…コアブーストしながら、手札を増やす作戦か?だがこのままだとまずい、【武士道】を使う事が出来ない。)
ヨッカデッキのメイン効果、【武士道】。
それは相手の場にスピリットと強制的にBPを比べ、勝負に勝ったらさらに追加効果を発揮できる強力な効果。
だが、ミカの場にスピリットがいないため、【武士道】を使う事が出来ない。
即ち、ヨッカは全力を出すことができないことだ。
「メインステップ、マジック、ストロングドロー」
「手札交換しに来たか。」
「デッキから三枚ドローして、二枚を捨てる。」
ここれ繰り出したのはストロングドロー、青属性得意のドローマジックだ。
「…バーストセット、さらにネクサス:ヘファイストスの鍛冶神殿を配置。」
ー【ヘファイトスの鍛治神殿】LV1
ヨッカの背後より現れたのは神に与えられし神殿の1つ、溶岩流れる火山が添えられた、鍛治の神:ヘファイトスの鍛治神殿が配置された。
「ターンエンド。」
手札:3
場:【ユニオンフラッグ】LV1
【最後の優勝旗】LV1
【ヘファイトスの鍛治神殿】LV1
バースト:【有】
手札を交換し、ネクサスを配置したが、そのままターンエンドを宣言したヨッカ。
このまま攻撃しても、相手に更なるアドバンテージを与えるだけ。
なら、ここでターンエンドした方が最善だろ。
ミカ·ウィンディア【TURN 05】
「メインステップ…そっちを動けないなら、こっちから行くよ!」
「!」
ここで、ミカ·ウィンディアはようやく動き出した!
「汝、幻の夢を持つ天下無双のゲームマスター!仮面ライダーゲンム アクションゲーマー レベル1を召喚!」
『ブゥン!(テッテレテッテッテー♪)』
地面から突如現す紫の土管、その中から愉快の音楽と共に飛び出したのはチビキャラのようなご愛嬌の姿を持つ紫色のライダー。
その名は仮面ライダーゲンム、ミカ·ウィンディアが持つもう一体のライダースピリットだ。
『ヴェーハッハッハッハッハッハッハ!!!待ちくたびれだぞ、ミカ·ウィンディア!神に待たせるとはなんという不敬!だが敢えて許そう‼』
なお、中の人はご愛嬌などまったくない、むしろ怖い。
「スピリットが…喋ってる?!」
『スピリットではない、かぁぁぁみぃぃーだ‼早く私の効果を使えぇぇぇーー!』
「はいはい、コストを支払い、レベル1の召喚時効果発揮、自分のデッキを上から3枚オープン。」
-【仮面ライダーゲンム アクションゲーマー レベル0】☓
-【仮面ライダーゲンム ゾンビアクションゲーマーレベルX-0】☓
-【檀黎斗神】○
「その中『檀黎斗』を名前を持つネクサスカード、檀黎斗神を手札に加えて、残りは破棄。」
「見たことがない創世神ネクサス、どうやらそれが君のデッキのキーカードのようだ。」
『ほう、凡人にしては良い目してるではないか、そうだ‼あれこそ私の真の姿、神としての姿だァァァー‼フハハハハハハハ!』
「...なんかこいつ、うるさくねぇか?」
「僕もそう思います、だが腕は確かなので、そこは我慢するしかないのです。あとなのより、こいつ結構面白いので」
二人、まさかここで共感する。
「だが、相手スピリットの召喚時効果発揮後により、バースト発動。王者の威光、キングスコマンド」
「いいね、こうしなくちゃ面白くないよ。」
「効果により、デッキから3枚ドローし、その後手札1枚を破棄する」
ゲンムの召喚時効果により、ヨッカの伏せていたバーストカードが発動。八神愛用のキンコマさんだ。
その効果により、ヨッカはさらなる手札交換を行う。
「フラッシュ効果は発揮しねぇ」
「なら、神、本体の出番だ!天下無双のゲームーマスター、その真の姿を今ここに、創世神ネクサス、檀黎斗神を配置!」
【檀黎斗神 Lv1<0>】
ゲンムの中からオレンジ色の粒子が湧き出し、後ろの土管の中に入った。
そして今回出したのは黒い髪若い男性、仮面ライダーゲンムの中の人、即ち本体のーー檀黎斗神だ。
『神の恵みをありがたく受け取れ!』
「コアチャージ発揮、対象三枚を確認、コアを三つ檀黎斗神に置く」
デッキトップから三枚を落とすことにより、創世神ネクサスに一度だけコアを追加できる神託。
今回は運が良く、三枚全部当たった。
「全部当たったか」
「アタックステップ、せっかくだから行くよ、アタックだ、ゲンムレベル1。」
アタックの命令を受け、前に走り出したゲンムレベル1、この戦いはまだ始まったばかり...
「やっと見つけましたよ、何してるんですか、白銀さん...って、これは?!」
「ああ、白金くん、見てる道理だ、嫌な客がこっちに来てしまってね、しかもうちの世界からの、いやーなんかごめんね。」
「なるほど...じゃ、行動しますか?」
「ううーん、まだ動かない、まずは...
うちの”後輩”に任せよか。」
色々と工夫して、特殊タグなどを使いながら書きました
色々な意味でやり過ぎた気もするが…まあせっかくのコラボですし、大丈夫だろ!(多分)
多分タグを追加した方がいいかもしれないな、これ
ちなみに仕事のため現在海外出勤中のため、仕方がなく上下篇へと分離しました、ホントにすみません
それではまだ次回にお会いしましょう。
【キャタ紹介】
名前:ミカ·ウィンディア
性別:男
年齢:???
メインの色:赤・白・紫・緑
身分:転生者、
キーカード:???
キャラ紹介:王者の鉄華の世界で現れた
契約カードは
こいつをどう扱うべきか困りすぎて筆が全く進まない(ガチで)