バトルスピリッツ AI REINCARNATE 作:オトナシ
そして今年もよろしくお願いします。
「それでは今日の授業はここまで。」
「起立、礼。」
「「「ありがとうございました!」」」
年上の先輩以外ほぼ全部同じ面子って、ほんと進学したのか俺?まあ前世もそんな感じだったし、仕方ない。
最初は進学するの事をちょっとだけわくわくした、新しい学校で新しい環境、何か変わるはずだ。バトスピ布教活動も全然進まないし、七年前と一緒だ。
(これはあれかな? 仮説成立かな…)
そしてこの七年間の時間を使って、全力でバトスピ布教活動した俺の心の中にはとある仮説が生まれた。
”この世界はバトスピを拒絶している”の仮説を、ね。
え? なぜそのような解説生まれたって?実はこの七年間でバトスピ布教活動した時はなんやかんやあって、色々な人々と接触した。いい人も悪い人もあって、ネット民もやった。最初はなんとか話しを始まったけど、けどバトスピの話題を出したら…
突然俺の事を無視して去ったよ、”バトスピ”という文字すら一切覚えていない。何回も試したけど、結局同じ結果しかない。一応今(中学生時代)も試したけど、一人の例外を除けて全部同じ結果だった。
まあ、この世界の皆が割といい人が多いので、結局そのまま人生続行なんだけど。多分この仮説のせいで、最近は俺はバトスピ布教活動へモチベーションが一切出ない状況になった。
「よっしゃ!授業終わった!早くサッカー部へ行こうよ!」
「了解だキャプテン!今日こそあの必殺戦法を完成する!」
「最近皆テンション高いな~まあそろそろ地方予選だし、俺も頑張らないと!」
星河中学1年A組、俺のクラスの放課後はいつもこのような感じ。このクラスの99%の皆は部活持ちで、放課後で大体全員が俺の隣に居るサッカー部3人組みたいに、即部活へ行くタイプが多い。だから放課後教室では俺以外誰も残っていない。
「おお!和人お前もそろそろサッカー部入れてよ!前見せたあのキーパー技、すごかったぜ!一緒にサッカーやろうぜ!」
「悪いな衛、こっちは色々忙しので無理だ。」
「そっか、でももし入りたくなったらいつも言えよ!それじゃな!」
「ああ、それじゃまだ。」
そう、中学へ進学しても変わらない、確かに友たちが増えたけど、親友と言ってもいい友たちは全く増えていない。もしろ前より残念な学園生活になっている。
「…和人くん。」
まあ、それでもそのぽいのは一応あるだけどね。
「げぇ!?八神さん?!いるの!?もう授業中が終わったから部活行くかた思ったよ。」
彼女の名前は
これのおかげで他の男子からの視線はちょっと痛いけど、俺は特に気にしない。
「最近、剣道部の部活が面倒くさいなので、帰宅部に変わった。」
「まだ? これで何回目?」
「まだ三回目、だと思う。」
「よく先生から許可をもらったな…」
素直に言うとありがたい、かわいい女の子と話すのではなく、ただガチで新しい話すことがある相手がるのは超ありがたい。
そしてなりより彼女がさっき言った”一人の例外”で、バトスピの話をできる相手だ、ちなみになぜ彼女とバトスピの話できるのか全然分からんん。
けどそんな彼女でも、面倒い所がある。
「何そのツインテイル、左右が異なるじゃない、ちゃんと鏡を見てやったのか?あと服、ちゃんと服を着なさい!何その服の入り方、ギャルか!?お腹丸見えだよ!」
「最近は暑いから、こうすると気持ちよくなる。」
「だったら普通にジャケットを脱けよ、もうそろそろ夏だからな、あとそんな恰好だと俺は目がどこへ見るのかわからないになるよ、一応男子だし。」
「分かった、お父さん」
「誰が親父や!同じ年だろ!」
そう、学園のアイドルな彼女だが、このように中身は割と残念である。友たちというよりなんかお父さんになった気分だ。この子の中身は完全に電波系+ボンコツ+無口で、結局融合失敗した感じな物だ。
こうして俺はよく彼女のお世話をしている、一体なぜだろ…ここはどこかのギャルゲーの世界だったのか?いやさすがにギャルゲーはこの世界のような全員超人設定とかはないはず…だよね?
「まあ仕方がない、もういつもの事だから…ってあかん!バイトが遅刻になる!ごめん、もう行かなくちゃ!」
「じゃあ、まだ明日ね。」
こうして俺は教室から出た、さすがにずっとここで話すわけにはいけないし。何よりこのままだとバイト遅刻する可能性あるから、”我がサラリーのために急がないと”思って、俺は教室から去った。
────
和人くんが去った、まるで遅刻したサラリーマンのようなあの急い姿。彼はやっぱり私と同じ”転生者”。そして彼から聞いた言葉から、彼が最近”裏の世界”で噂になった”表のバトスピ布教者”…だと思う。
実際”この世界のルール”によって、バトスピの事を話すこと出来るのは私たち”転生者”しかいないから、ほぼ確定だね。
「・・・どう?
『間違いなく彼だよ八神、まさかこの世界のルールを無視してほどの力をもっている人がまだいるなんて、彼はきっとコアの光主だよ!』
私のポケットから声が出した、そこに居るのはポケットから出したいの大きい耳を持つ小さい白ネズミ、その尻尾には小さい赤い宝石が繋がっている。
「…ここ学校だから、出るとまずいよ」
『おっとそうだった、でも早く彼を保護しないとまずいぞ!最近の奴らはよく
え?まだあいつらが出ってくるの?何度とバトルした事があるけど、結局私が全勝したので去ったと思ったが、ここに居たのか。
「なら、明日で彼に”これ”を示すしかないね。」
まるでマジックトリックのように、私の右手の人差し指の上で一枚のカードが現れた。
真っ黒の背面と白の飾り、そして”BS”の二文字が書いているカード。
『いや明日じゃねよ!今だよ!今から行けよう!早く行けよ!ってかどこから出ただよ!?』
「え、でも彼、今日バイトあるから…あと彼らとのバトルは面白くない。あと分からない、考えたら出た。」
『いやそういうの関係ねぇ! 早く行け!彼を守るんだ!!』
「…分かった。」
和人くんの話は割と面白いし、よく面倒見ているし、とりあえず恩返しと考えてできるだけ頑張るか。
「じゃ、早めに行こうか。」
────
一方、その頃…
「待って! 待ってください!俺は、俺はまだ乗っていない!」
時速60キロのバスと真剣勝負のレース中でです
「やべぇやべぇ、八神さんとの話が長すぎて結局このような展開になった~~あぁぁぁ!ノリツッコミした自分が憎い!」
そう、確かに俺はここのみんなと違い理屈と常識を持っていて、そして転生者でもある。だけど俺もまだこの超やべぇ世界の一員、だからこの世界の皆が出来る事は俺が出来る訳がない!ってか中学のサッカー部も割りとこのような特訓したからヨシ!
(ダメだ、このままだと間に合わない!差がどんどん大きくなっている、あと少しだったのに…いや普通に考えてみれば、このままバイト先へ行くのもありではないか?)
バスを追うというバカな考え方をやめて、そのままバイト先へ行くつもりの俺だったが、俺の目の前にいるあのバスは突然止まった。
「え、ちょ…え?あれ?バスが止まった?ここ、バス停ではないぞ?」
「…いや違う、バスだけじゃない。」
そう、止まったのはバスだけじゃない、となりにいる車たちも、他の人々達も、空で飛んでいる鳥たちも全員止まっている。まるで時間が止まったように、誰でも動いていない。
「ほう?まだ動いているとは、やっぱりあの方が言った道理、すごい力を持ってるらしい。」
声が聞こえる、どこから来たのは知らないが、男ぽい元気な声が聞こえた気がする。
「声? どこから?」
「上だ。」
「上ってーー」
謎の声の導きを従え、俺は上の方向へ目線をそらしたら、そこに居るのは仁王立ちしている一人の男性。赤い髪と服、この無茶苦茶な世界でも目立つ見た目だ。
「え?なんでバスの上に居るの?しかも仁王立ち…」
「この7年間、ここでバトスピ布教活動しているのはお前か、高田和人。」
「え、無視?確かに俺だが…俺の事知っているのか?」
もし仮説が成立しているなら、俺と八神さんしかバトスピの話しかできないはず…一体どこからそんな情報を?もしかして八神さんの知り合いかな?
「俺の名前は
え、裏の世界?なんか突然知らない単語は増えたけど?なんか突然すぎないこれ?
ってかあの方は誰だよ!?ちゃんと名前言えよ!?もしかしてあれなの、”例のあの人”みたいな名前言っちゃいけないタイプ?
「いやあの、全然知らないけど…」
「…ってきりお前がフィールド展開したと思ったけど、違ったのか。」
まだ知らない単語が増えた件について、フィールド展開?
「まあいい、むしろ繋がりがない新米の方がやりやすい、ちょっと乱暴になるかもしれねえが、我慢しろ。」
あの男、いや黒鉄はポケットから一枚のカードを取り出し、そして空へ投げた。すると突然、空中で一つ巨大な赤シンボルが現れた。まるでもう一つの太陽が増えたようだ。
「バトスピカード!?ってかなんか赤シンボルが出っている!?」
あれ、汗? まだ夏ではないのに、どうして?あのシンボルのせいなのか?いや、さすがに気のせいだろ。
「お前、そこから離れた方がいいぜ。」
「は? そこは俺の質問を答えるってーー熱ッ!?」
気のせいじゃなかった、熱い、あの赤いシンボルからものすごい熱量を放出している。炎が一切でないのに周りの物全部焼き尽くすのような熱だ。
いや、実際もう燃えている。周囲の樹や花、そして建物すらもこの熱を耐えきれず着火した。
「我が声に答え顕現せよ、太陽の神の名を持つ赤き龍!太陽神龍ライジング・アポロドラゴン!召喚!」
黒鉄の突然召喚口上と共にシンボルが砕いた、周囲の炎と熱を吸収して、黄金の翼を持つ赤い龍が俺の目の前に現れた。
『ウォォォオー!!!』
「嘘だろおい…」
本物だ、俺には分かる、これは絶対偽物なんかじゃない、本物のスピリットだ。
あの馬神弾のキースピリットの一つ;本物の太陽神龍ライジング・アポロドラゴンが俺の目も前に居る。太陽と重ねたあの姿、なんという美しいさ。
確かに感動的だが…どう見てもやばい展開だよね、これ!?
「やれ。」
『ウォォォオー!!!』
黒鉄の一言で、空に居るライジングアポロが動きだした。翼を開いてこっちに向けている。
「’やれ’ってそういう意味なの!?バトスピカード持っているならちゃんとバトスピしろ!」
目が反応できないほどのスピード、まさの赤い彗星、やばいな、このスピードだと逃げるのも無理、隠れん坊もあっちは空飛んでいるので無理…あれ積んだじゃねえ?
「させないよ。」
『!?』
空に飛んでいるライジングアポロが突如地面現れた白いリボーンが捕まえて、そのまま地へ落ち、そのままカードの姿へ戻って、黒鉄の所へ戻った。
「ネオ・ドリームリボン…八神皇雅、なるほど、このフィールドを展開したのは君だったか。」
「久しぶり、確か天馬だっけ?」
え?何この宿敵と再会したみたいな雰囲気?八神さんの知り合いだったの、この人?いや、そんな事より…
「どっから出てきたんだよ八神さん、いや助かったけど、ホントどこから出てきた?」
「あとで話すよ…和人くんには指一本触れさせないよ、ターゲット。」
八神さんが俺に前に立って、そしてポケットから何か虹色に輝くものを出した。それはデッキだ、間違いない、バトスピのデッキだ。
「なるほど、バトスピで決めるか、上等。今度こそ勝って、元の世界を戻す方法を話す。俺が勝ったらあのガキをもらう、そして元の世界へ戻す方法も教えてもらうろ、もし俺が負けたらここに大人しく去く。」
「わかった。」
いや俺の意志は、本人である俺の意志は!?無視されたのか俺!?あとどう見ても条件全然対等してないですけど。
『いや君の意志なんかこの場ではなんの関係もないだろ、あと慣れろ、ここから君もこの世界の一員だ。』
どこから来たこのネズミ!? ってか喋ったぞ!?
「「ゲートオープン、解放!」」
誰か…これについて全部説明してください、お願いします(白目)
バトルは長くなるので次回へお預けです。
ちょっと展開が早いかもしないけど…まだまだ慣れていないので、ほんとにすみません…
まだ次回で会いましょう!次回、初バトル!(なお主人公ぽバトルしません)
2024/11/24 ハピエンすこすこ侍さんから誤字報告を受けました、ありがとうございます!