バトルスピリッツ AI REINCARNATE   作:オトナシ

5 / 12
第四話「裏と表、二つの世界」

あの熱いバトルからも丸一日が過ぎた、あれはホントに熱いバトルだった。

 

結局黒鉄の奴はそのまま姿を消し、八神さんも’フィールド’っていう物を解除して、時間の流れを戻されて、なんとかこのピンチを凌いだ。

 

当然、俺は質問がいっぱいだが、八神さんは”明日で全部教える”っと言って、そっちもなんか瞬間移動で消えた。八神さん、君は一体何者なんだ?

 

まだまだ半年くらいの付き合い、もちろん友たちとしてね、俺たちはまだお互いの事を全部知っていないのは当然だけど…

 

どう考えてもあれは普通じゃないだな、昨日のあれ。冷静に考えたら分からない事が山ほどある。

 

【フィールド】とか【契約】とか、【あの方】とか、訳分からない事が一杯いる、さすがにこのようなホビーアニメてんこ盛り世界でもさすがに意味不明すぎる。

 

きっと八神さんはなんか壮絶なストーリーが経験した事があるっと違いないだろ、なんか異世界へ旅したりとか…きっと色々あるだろ。

 

まあ、八神さんは約束をちゃんと守るタイプだし、明日は土曜日だし、きっと教えてくれるだろ。

 

そう考えた俺は昨日はバイトから戻ったあと、珍しく早寝した、そして今の朝は…

 

「おはよう」

 

このざまだよ、何この意味不明な状況。

 

なんか目が覚めたら八神さんが俺の目の前に居る、一体どういうことだってばよ!?

 

「なんで俺の部屋に居るの!?! 居、朝9時だぞ!?ってかどうやって入った!?」

 

「いったでしょう、今日で全部教えるって。」

 

「いや確かにそうだけど、でもどうやって入った?まさか窓とかーー」

 

「お姉ちゃんと話したら、許可を取って入った、”弟はよろしく”って。」

 

姉貴ィィィー!? なにやってんだ!ダメだろ、普通にこんな展開はダメだろ!寝る間で突然美少女が入るのはダメだろ!

 

ってか何、”弟をよろしく”って、絶対勘違いしただろあの自由人。(怒)

 

「おお、目が覚めたか弟くん!いやほんとにびっくりした、まさかもうかわいい彼女さんが出来たなんって~」

 

「ふぁ?! かかかか彼女!? ただの友たちだよ!」

 

「いやだ~この奴、デレしちゃって、早く着替えしな、ほら八神ちゃん。」

 

「うん、分かった、じゃまだあとで。」

 

なんかこの二人、もう仲良しになっている気がする、何この雰囲気?もう朝から超疲れた気がする…せっかくの休みの日なのに。

 

「と、とりあえず、服を替えよ…」

 

まさか朝からこのような展開なんで、ホントに予想不可能、もう、今日は過労死する気しかしね…

 

 

「いってらっしゃい~!デートを楽しんでね~」

 

「ありがとう、行ってきます」

 

「い、行ってきます…ってかデートじゃないから!八神さんもそう言わないで!」

 

服を着替えして、一緒に朝ごはんを食べたあと、俺は八神さんと一緒にお出掛けする事になった。

 

いや、確かにありがたいだけど、早め来るのは助かるけど、さっきのようなダイナミック・エントリーはマジでやめてほしい。色々な意味で心臓に悪い。

 

あともし一歩間違いだったら俺は社会的に死ぬかもしれない、ガチで。

 

『ふぅ~やっと喋る出来るようになったぜ!悪いな和人、まだ八神が世話になったな。』

 

八神さんのツインテールから出した相方、やっぱり今回も付いているのか。

 

「分かるのか相方さん!」

 

『止めようとしたけど、力不足だった、悪い。』

 

よかった…俺は狂っているではないた、ちゃんと常識人がいるんだ!ネズミだけど。

 

「でも八神さん、どうして突然こっちに来る?やっぱり昨日の話に関して?」

 

「うん、説明のために来た。早めに説明しないとダメなので。」

 

確かにうちの姉と同じ自由人だけど、やっぱり彼女は約束を守るタイプだ。

 

土曜日の朝で一緒に歩く二人の中学生、町は静かて、車はほぼいない。どう見てもギャルゲーのシチュエーションだろこれ。

 

そして俺の傍に一緒に歩いている八神さん、こうして近くて見るとやっぱり美人だな、学校の人気者だけある。

 

…やばい、このままだと勘違いするから、話を進まないと

 

「でもそのまま散歩しながら説明していいのか?」

 

『それは大丈夫だ、転生者以外の奴はバトスピ関しての話は聞くことすらできないないぜ、八神の奴は不器用だからな、歩くながら俺が説明するぜ。』

 

「なるほど、じゃお願いします。」

 

まさかネズミから説明する日は来るなんって、人生ってやっぱり未知な物ばっかりな。

 

『じゃ一つずつ説明するぜ、まずこれははっきりさせてもらうぜ、八神は君と同じ転生者だ、前に出会ったあの黒鉄という奴も同じで、この世界には色々な転生者がいる。パターンとかはまだ見つからないが、唯一確定できることは’バトスピと接触した事があう’だけだ。』

 

「マジか…予想はしたけど、まさかほんとに他の転生者がいるとは…八神さん、どうして前で言っていないだ?あとバトスピ触らないと転生できなってマジ鬼畜じゃねえか。」

 

「言えない方がいい。」

 

え? それってどういう事?

 

『転生者でも組織があるんだ、二つの組織はそれぞれの目的のために敵対しているんだ。最近でやっと拮抗状態になったが。両方も人数が足りないだ。』

 

「もし言ったら、面倒くさい事が起きる、そっちは私たちと違い、強引だから。」

 

うわ、こっちも滅茶苦茶厄介状態じゃねえか。

 

 

まさかの正義と悪の対決みたいな感じか…ってかまさか黒鉄の奴、俺を襲ったのはそのため!?俺のバトスピ布教活動は逆効果出たの!?

 

「うん?それじゃ八神さんはまさか俺と接触するためにーー」

 

「それもある、けどただの偶然だったよ、同じ学校とは思えなかったし。」

 

どうやらこっちはただの偶然らしいが…あっちはそんなに強引なのか?

 

『…あいつらは闇の帰還者(ダーク・リターナー)、とある目的のために行動している奴だ、強引より無茶苦茶な奴が多いだ。黒鉄のような奴も結構多いだ。俺たち新星の守護者(ノヴァ・ガーディアンズ)のやり方は大違いだぜ、せめて個人の尊重くらいしろよ。』

 

「何その滅茶苦茶中二病ぽい名!?もしかして組織の名前?」

 

『まあ、ただの呼び方だ、気にしていないでくれ。彼らの話になると長くなるだから、ここは一旦放置。ここからは一気に解説するぞ、ちゃんと聞けよ、一度だけの説明だからな。』

 

相方さんの顔と声から真剣さを感じる、実際考えれば確かに、町中で散歩しながら説明すると割と危ないしな、もし黒鉄…確かに闇の帰還者(ダーク・リターナー)ったけ?

 

あの人達と出会ってしまったらまだ昨日と同じ状況なったら…うん、厄介だね。

 

「わかった、頼む。」

 

『うむ、分かったらよし、じゃ説明を始めるぜ。君も察したかもしれないが、この世界のバトスピはただのゲームではない、この’表の世界’と’裏の世界’を守る【力】なんだ。』

 

力?二つの世界?それは一体どういう意味?

 

『文字道理の意味だ、この世界は’表の世界’、人々が生きて、日常を過ごす世界だ。そして裏の世界こそ真の戦場…スピリットやアルティメット達が住んでいる世界が’裏の世界’だ。』

 

「スピリットが住む…まさか、グラン・ロロ?」

 

グラン・ロロ、6つの異界によって作られた大陸、カードの背景ストーリーでもバトスピのアニメ【異界見聞録】シリーズでも登場する超大事の場所、まさかこの世界もいるなんて…

 

『それに近いな、まあ君もきっといつかあっちに行くだろ、もし君が契約カードを手に入れたいなら。君は他の人と違い、バトスピと繋がった存在:転生者だからな。』

 

「転生者が…戦士?この世界の人々は?彼らは戦う事が出来ないのか?」

 

『昔は出来たけどな、けどたる戦いのせいでこの世界はバトスピの事を忘れってしまい、戦士の素質を失った。』

 

「嘘だろ…」

 

『多分何かの呪いだろ、だからこの世界の人はバトスピの事を接触すらできないのだ、素質を失ったよ、君なら分かるだろ?』

 

相方さんからの答えは思ったより重い物だった、過去はいつもそうだよな、例えあの時でベストやったとしても、きっと過去に何かの影響が生まれる。

 

それがいい影響でも、悪い影響でも誰も分からない、分かっている人は未来で生まれた新世代のみ…か

 

やれやれ、どんな世界でも結局同じじゃねえか。

 

…結局俺の理論は正解だった…か、でもまさかこのような理由があるなんってそれじゃ、まさかあのフィールドなんかのも?」

 

『ああ、戦士としての基本スキルの一つだ、色々な効果があるぞ、スピリットの現実への召喚や時間止め、この世界へのダメージを最低程に調整などなど、色々な物があるだ。』

 

「なるほど…」

 

『なら説明は一旦以上だ、他のは口で説明するの難しいから、目的地に到着したあとで話すよ。』

 

相方は八神さんの頭の上から跳んで、肩に着地。

 

『じゃ八神、彼にあれをあげようか。』

 

「うん、じゃあ、これ」

 

全部の説明が終わったあと、八神さんはカバンから一枚のカードを出して、俺に渡した。それは間違いなくバトスピカードだが…

 

「バトスピカード? けど…真っ白?」

 

白一面、なんの文字もイラストもない、ただの白紙。けどなぜだろ、このカードから何かの温度を感じる、いい感じだ。

 

『それはガイドカード、君はどんな色のカードと相性がいいのかを検察するの…って泣いた!?』

 

「あ、ヤバイ、昔に記憶を思いだしたよ…泣きたい。」

 

『いやもう泣いたよ!泣くな!?キャラぶれぶれじゃねえ、この人!?カード触るだけだろ!』

 

うるせ!久しぶりのバトスピカードだ!君は分からないだろ、子供時代でアニメを見たあの時の気持ち、初めてバトスピカードを手に入れたあの感動…これが俺の瞬瞬必生だぁ!

 

「とりあえず、集中して、カードに。」

 

「お…済まない、えっと集中だよな、分かった。」

 

なぜそう要求するのか分からないが、とりあえずやればいい、理由はあとで聞いても遅くはない。

 

俺は目を閉じて集中モードに入った、できるだけ雑念を捨てて、集中力を今手の中に居るカードに集中する。

 

そしてこの瞬間、不思議なお事が起こった。

 

『おお、凄い…!そしてあのシンボルは紫!紫のコアの光主!』

 

そう、光だ、あの白いカードから出たわけではなく、何かが突然光を始めた、まるで夜11時で突然に電気がつながったが電灯のように、光り輝いている。

 

けど不思議だ、何も不快な気持ちも何もない、逆に気持ちいい…なんだろこの気分は。

 

…え?光っている?マジで?まさか物理的に光っている!?

 

「え? コアの光主?光ってる?それアニメの設定ではないのかーーうわ何か出た!?ガチで光ってる!?」

 

俺は目を開いたら、目の前に居るのは俺の胸くらいの所で空に浮かんでいるアメジスト、間違いない、これはバトスピの紫シンボルだ。

 

まさかこっちは昔見たアニメと同じ、コアの光主の設定があるとは…けどあっちは異世界が選んだ者、こっちはどうなるだろ?

 

「カードが紫の色に…」

 

知らないうちに俺の手の中に居るあの白いカードがいつもの間にか紫一色に染まれている、あのアメシストも消えた。これは一体どうなるだろ、訳が分からない…答え所が謎が増えた気がする。

 

でもなぜだろ、光とアメシストは消えたとは言え、あの熱い感じが消えていない。

 

「いいね…ここは面白いバトルが出来そうだ。」

 

え、八神さん、何その表情、滅茶怖いですけど…ブレイブ初期の弾さんみたな顔しているけど。

 

「あの八神さん、これって…」

 

「後で話す、まずは来て」

 

「え?」

 

八神さんは俺の服の襟を握り、それを精一杯で引っ張った、そして俺はその力に対抗出来ず、そのまま引っ張れしまった。

 

「ちょ、引っ張るなって! いや力強よ!?いやってかどこへ連れるつもり?」

 

「着いたら分かる。」

 

「いやそんな事よりまず手を放してくれませんか…ちゃんと歩くから」

 

『我慢しな、自業自得だ。八神はバトルマニアだ、強い相手を見たら戦いたくなるタイプだ。』

 

嘘だろ、八神さんバトル狂人だったのか…いやでもまだチャンスがある!

 

「いやでも俺は強いわけがーー」

 

『コアの光主だぞ、強くないわけないだろ』

 

ですよね~!うわ、プレッシャーが感じる、これはしばらくの我慢するしかないな。

 

(今更だけど、土曜日の朝でほんとによかった、この町の土曜日は外では割と人少ないから…ホントに助かった…でもどこへ行くの?まさか秘密基地とか…)

 

「着いた。」

 

「はや!? ってかここは俺のバイト先じゃねか!」

 

俺たち二人がたどり着いた場所は俺のバイト先、ゲームショップ「Good Games(グッドゲームズ)」 、TRPGからカードゲーム、プラモデルなど全部やっているゲームショップ。ここに来て何か用でもあるのか?

 

いや、この流れだとちょっと分かった気がする、絶対どこかで隠し部屋とかーーー

 

「お邪魔します」

 

『邪魔するぜ~』

 

いやそのまま入るのかい!ってか相方そのまま喋るの大丈夫なのか!?

 

「おう、いらっしゃい、これは珍しいお客さんだな。」

 

『久しぶりのだな、店長のおっさん、悪いな、八神の奴学校で忙しいだ。』

 

相方と話しているのハゲおっさんは俺の上司ってこの店の店長さん、本名はまだ聞いていないが滅茶苦茶いい人で色々なゲームをやってるゲームマスターだ。

 

「うん? 和人じゃねえか、まさか八神と一緒に居るなんで、君も’覚醒’したのか。」

 

「うん、まぁ昨日は色々があって‥‥もしかして店長も前世持ち?って’覚醒’は何?」

 

突然知らない言葉出すのやめや!もう頭一杯だぞ!キーワード多すぎィ!

 

「文字道理の事だ、ごく一部のレアケース以外、俺たち転生者は最初は前世の記憶が持っていない方が多い。例えるなら1D100で1~80は記憶なしの状態だ」

 

「なるほど? だとしてらどうやって記憶を…」

 

「だから何かの刺激や他の転生者の出会い、そのような物で前世の記憶を思い出し、戦士としての素質を覚醒する、それが’覚醒’だ。」

 

なるほど、つまりあれだな、ニュータイプみたいなものか、分かりやすいな。

 

「え?でも俺は最初から前世の記憶を持っているけど…」

 

「君もまだそのレアケースの中の一人だろ、だから連れって来たのか、八神。」

 

「うん、ここに来る前にガイドカードでチェックした、コアの光主、色は紫。」

 

「マジか!? これでやっと二人目か!これはすごいな!早く皆に連れって行こうぜ。」

 

俺以外にもコアの光主でもあるのか…え?皆?まさかここで…

 

「うん、私たち新星の守護者(ノヴァ・ガーディアンズ)の本拠地の一つ」

 

ですよね!絶対この流れだよね!知ってた!なんで俺のバイト先が突然レベルアップしたの?!あかんでしょう!

 

『まあ、心配するな、変な人も結構多いけどきっと皆が優しく…「あのすみません相方さん、話の途中ですみませんけど、ちょっと質問してもいい?」うん?なんだ?』

 

「あの、このカード、店に入ったら滅茶苦茶光っているけど、何かアディアでもある?ってか俺も光っている!?」

 

『いやそんなわけーーいや光っている!?滅茶苦茶光っている?!まさかサポートなしで一人の力だけでゲートを開くことが出来るのか君!?嘘だろおいぃ!』

 

え?ゲート?まさかあのゲート!?異世界旅行用の奴!?

 

「…行ってらっしゃい。」

 

「いやそこは止めてください八神さー」

 

消えた。

 

話が終わる前で俺は店の中から姿を消えた、紫の流星のように。

 

一体ここからは、一体どうすればいいのだよ、俺。(白目)

 

 




というわけで解説回でした、もうこのような回は多分二度もやらん(白目)
ガチで超長いからホントにすみません、書くべき事、書きたい展開などはガチで多いから…未熟者の俺を許してください。(土下座)
次回は別キャラ視点なので、まだよろしくお願いします
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。