どす黒いウマ娘   作:星野林(旧ゆっくり霊沙)

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主人公が変わります


私の名前はガイアファースト

 私の名前はガイアファースト

 

 あ、ウマ娘としての名前ね! 

 

 本名は椎名星子

 

 なんでも私が産まれた日に大きな流れ星が落ちたんだとか

 

 ……私のお母さんの椎名桜は狂人であり、天才である

 

 私が産まれた経緯がぶっ飛んでいてね

 

 何でお爺ちゃんとお婆ちゃんの性行為中にコンドーム盗んで人工受精するかね……わけがわからないよ

 

 ただ、経済に関しては天才だ

 

 バブル崩壊をいち早く予言して資産を海外へ逃がして更に資金を増やしたり、インターネットビジネスに莫大な投資をして押しても引いても倒れないガイアグループを創設したりしている化物だ

 

 そんな彼女は社長の柳田勇(柳田のおじさん)と中学卒業後すぐに結婚

 

 子供を毎年のように産んでいる

 

 妊娠依存症なんじゃないかと思い私は軽蔑しているが、私に莫大なお金をかけて育てていただいた事実があり、それに答えるため12歳ながら飛び級で中央のトレセンに合格した

 

 いやー、千葉のシンボリグループみたいに自前の練習施設を揃えるために青森に採算度外視のウマ娘トレーニング施設を作るとは思わなかった

 

 歪んではいたものの愛情をたっぷり受けた私は桜を軽蔑しながらも尊敬する部分は尊敬し、お母さんに長女だしトレセンじゃなくて海外に飛んで経営学習おうかって言ったら滅茶苦茶怒られた

 

 そんなに怒らなくてもいいのに……

 

 まぁとにかく私はなぜかお母さんに異様に期待されている

 

 なんでもG1を取る器だとか……

 

 いや、取れる物なら取りたいし、マッサージ師を雇って毎日マッサージされてきたから脚も硝子の脚じゃなくなったけどさぁ……そんなに速いかな? 

 

 5歳下の妹の方が足速いよ? 

 

「その分お前さんは異次元のスタミナがある! 逃げに逃げろ! 大逃げで周りをバテさせればお前の勝ちなんだから」

 

「はい! 川道コーチ!」

 

 この川道満コーチは数年前までシンガポールで大活躍していたトレーナーだったんだけど、日本のマスコミにデマを書かれて裁判沙汰になってシンガポールでウマ娘達をトレーニングできなくなっていたところをお母さんが自費で最強弁護団を雇って裁判をして名誉毀損等で全面勝訴して約1億マスコミからむしり取ったらしい

 

 それ全部川道コーチにあげて青森のトレーニング施設の専属コーチになってほしいと依頼してデマで地元が誰も助けてくれない中、お母さんがシンガポールにいる川道さんのために奥さんやお子さんを資金援助や安全なマンションに引っ越させて守った恩義を返すために川道さんは専属コーチに就任したんだとか

 

 おかげで私は最先端な機材と川道さんっていう天才トレーナーに教育してもらったおかげでトレセンに飛び級で合格できたんだけどね

 

「いいかファースト、お前は頭が良いからわかってると思うが、無茶をするな、怪我をするな、病気になるな、着を拾え」

 

「着を拾う? 勝ちではなく?」

 

「勝つのが一番良いが、無理して勝ちにいけば選手生命は短くなる。取れるって思ったレースに集中しろ」

 

 これは川道さんがシンガポールで大活躍している時に中央で実績のあるとあるウマ娘から逆オファーが有ったのだが、その子は怪我をしてしまい、その話は無くなってしまったのだ

 

「それでも私は勝ちたいです! G1を勝って愛情を注いでくれたお母さんに勝利を届けたいです」

 

「能力的にはお前は上位に入る! 大丈夫だ! クラシックレースも勝てる器だ!」

 

「はい!!」

 

「よし東京に行ってこい!! 日本一になってお母さんを驚かせてやれ!!」

 

「はい!!」

 

 

 

 

 

 

 ガイアファースト

 

 調子 普通

 

 スピード 71

 

 スタミナ 80(MAX)

 

 パワー S

 

 勝負根性S+

 

 瞬発力 A

 

 柔軟性 S

 

 賢さ  S

 

 健康  B

 

 子だし 9

 

 スキル

 弧線のプロフェッサー

 勝利への執念

 逃亡者

 コンセントレーション

 ロケットスタート(スタート時速度が上がる)

 

 私は知らなかった

 

 同期にヤバイのがゴロゴロしているなんて……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 日本ウマ娘トレーニングセンター学園

 

 プール

 

 ジム

 

 スタジオに練習用野外ステージ

 

 実物大のコースを数種類揃えたグラウンド

 

 ウマ娘にとって必要な物、場所全てが揃っており、約2000名の生徒が在籍している

 

 あとドリームレースに出走する面々が自身のトレーニングをするためにここを活用してもいる

 

 それだけウマ娘にとってなんでも有る場所なのだが……

 

「スタジオと野外ステージ以外殆ど青森のトレーニング施設にある……」

 

 青森のトレーニング施設では地元のウマ娘達にも入場料を払えば利用して良いとお母さんが解放していたが、トレーナーは川道コースのみで効率的に扱えていたのは私達一族しかいない

 

「お母さんは私に最高の環境を整えてくれていた……だったら私は最高の結果を果たすしかないでしょ!!」

 

 うおおおお! と私は校門の前で叫んでいた

 

「なにあの子」

 

「小学生?」

 

「え? ちっちゃいのに迷い混んじゃったかな?」

 

 周りからこそこそと言われているが関係ない

 

 私は中央への第一歩を踏み入れた

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