『新入生の諸君歓迎しよう! 生徒会長のシンボリルドルフだ』
『諸君らはウマ娘として誰よりも速く美しく走り抜けて貰いたい』
『我が校のスクールモットーEclipse first, the rest nowhere.……唯一抜きん出て並ぶ者無し』
『他の匹儔を許すな! 我々の目指すべきは常に……頂点だ』
短い生徒会長の挨拶が終わりクラスに移動となる
クラスメイトを紹介しよう
「ふんふん、じつに興味深いウマ娘だねー、君は」
アグネスタキオン
「やめてください」
マンハッタンカフェ
「うぉぉぉぉぉ!! トレセンってスゲ!!」
ジャングルポケット
「煩い、黙れ」
クロフネ
「あ、あの皆……仲良くね」
ダンフツレーム
「うわ! マジ小学生いるじゃん! 飛び級の子がいるってマジだったんだ」
テイエムオーシャン
「仲良しこよしは他でやりなさいよ!! ここはトレセンなのよ!!」
レディパステル
「最後のメジロの名に懸けて」
メジロべイリー
「皆個性出過ぎでしょ!!」
ツルマルボーイ
後に花の01世代と呼ばれる強い世代である
なお00世代……昨年のダービーの世代は今はまだ残念ながら弱いとされており、後々変態が出てくるまで待たなければならない
じゃあ今学園最強は誰かというと
皐月賞勝ちウマ娘のテイエムオペラオー先輩か現役続行を表明したグラスワンダー先輩のどちらかだろう
グラスワンダー先輩はグランプリレース3連覇(有馬記念、宝塚記念、有馬記念)
テイエムオペラオー先輩はシルコレブロコレになっているが実力は確かだろう
まぁそんな先輩と当たるのは当分後だ
まず私はトレーナーを探さなければならない
トレーナーを見つけるには野良レースか選抜レースか選考レースのどれかで実力を見せつけるかコネか特殊な条件(未来ではあるがゴルシ等による拉致)のどれか入らなければならない
野良レースはその名の通り野良レース……ウマ娘が学園に事前に申請してグランドでレースをする事
これはほぼ毎日行われている
次に選抜レース
これはトレーナーやチームが主体となりレースで勝った子や素質のある子を選抜するためのレース
強いチームがよく行うやつだ
最後に選考レース
学園側が年に4回開くチーム未加入の子を学園が全面バックアップのもと行うレースである
このレースのために調整する子もいるので人材発掘の場としては優秀である
私ですか? 私は……
「おーいたいた桜から話は聞いてるよ」
「お兄さん……おじさんどっちだろう……」
「椎名トレーナーって呼んでくれよ。俺もようやく去年からサブトレーナーから普通のトレーナーになれたことだし」
私の血縁的には兄でもおじさんでもある椎名コーチに担当してもらいます
これは今年の正月に親戚一同が集まった時にお母さんが
「いよいよ今年星子ことガイアファーストからウマ娘ビジネスに参入する……星子のトレーナーはお兄さんよろしくお願いします」
「わかった何か要望はあるか?」
「G1を勝たせてください。なんでも良い……それだけの実力が有るから」
「わかった必ず立派なウマ娘に育てて見せる」
と親族でもう決まっていたので私のトレーナーは見知った椎名トレーナーに付いてもらう
椎名トレーナーはお母さんの評価的には普通らしい
天才の奈瀬トレーナーみたいな神がかった手腕は無いが堅実に腕を磨き、30代になるまでサブトレーナーとして色々なウマ娘育成に携わってきたから私から見れば普通というより優秀だと思っている
「早速練習をするが、まずはチームメイトの紹介をしないとな」
そういって部室に連れていかれた
「ハロー! おー! 椎名トレーナーが言っていた才女とはあなたでしたか!」
「へーちっこいなぁ飴ちゃんやろか!」
上がレパルスベイルノー先輩
下がバレンティー先輩だ
2人ともクラシック級の先輩で2人ともオープンクラスで並みのウマ娘よりは強い
「じゃあさっそく2人と走ってみようか、距離は……1200だな。いけるか」
「「「はい!」」」
「よっしゃ! 先輩としての威厳みせたるで!」
「負けませんよー!!」
「先輩方よろしくお願いします」
『でろー』
ガコン
「な!?」
「スタート上手すぎデース!!」
バビューンと好スタートした私は先輩達よりも先頭にでる
そのままハロンタイムを12を連続して叩き出す
「新入生の体内時計じゃないデース!!」
「あかんこのままだと逃げ切られる」
先輩方が私を捕らえようとコーナー終わり付近で抜きに来たが
「「な!?」」
私は更に加速する
先輩達を置き去りにしてゴール板を通過する
「1200メートルタイム1分8秒だと……重賞でも十分に通用するタイムだぞ!!」
「どうですか? トレーナー……ご期待には答えられそうですか?」
「あぁ! 期待以上だ! クラシック取れるぞ!!」
「必ずG1のタイトルを……長女の私が取れば妹達が楽になるから」
「……桜はそこまでG1にこってるのか?」
「異常ですよ。ただ……」
「ただなんだ?」
「トレーナーは必ず私で実績を残してください。じゃないと怪物を預けてもらえませんよ」
「怪物?」
「ぜーぜー、なんや怪物って」
「5歳下の次女が怪物なんですよ……2000メートルだと私より圧倒的に速いです」
「ちなみにファーストは適正距離は何なんデース?」
「2000から5000までいけます! 障害の練習もしたことがあるので」
「あれで適正外なのか……」
「よし! 7月にはデビューするぞ! 今年の目標はホープフルステークス!! ここを勝ってクラシックに殴り込むぞ!!」
「はい!!」
重賞は等は現代のグレードでやらせてもらいます