フェアリーフェンサーエフ~元ドルファ四天王の旅~ 作:ゆるポメラ
今回からザワザ平野のフューリー回になります。
それではどうぞ。
フューリーの情報を貰おうとロロがいると思われる噴水広場にやってきたレイル達。
「あ、お兄ちゃん達だー! ひっさしぶりー♪ 今日もとびきり美味しいこのお値段の情報があるよ。どかーんと、買ってかない?」
案の定、彼女は居た。レイル達に今回の情報料金を見せる。
「……ふむふむ、2200
「はあーい♪ 800Goldのお釣りになりまーす」
「…ん。確かに。……端数分のお金、後で調節しておかなきゃ」
ロロからお釣りの800Goldのお釣りを受け取りながら、愚痴るレイル。
「今日の情報はね、実は結構急がないとゲットできないかも」
その言葉を聞いて、首を傾げるレイル達。急がないとゲットできないとはどういう意味なのだろうか?
「場所はザワザ平野にあるんだけどー、実は
「あのドルファが? それは本当ですの?」
「……(うん、なんとなく察してはいたけどさ……)」
ティアラは驚き、レイルはソルオール村の一件の時に、ザンクとパイガがそんな話をしてたのを聞いてた為、なんとなく察していた。
「そだよー。しかも
「なんやて! ……あのアポローネスが?」
「……っ!」
ロロの言葉を聞いたガルドが驚きの声を上げ、レイルはその人物の名前を聞くとピクッと反応した。
「知ってるのか、ガルド?」
「アポローネスは、ザンクと同じ、
「ザンクとそいつが、そこの四天王だって?」
そういや前にパーティを開いてた会社がそんな名前だったなと言うファング。
「ドルファホールディングスは一部上場の総合企業なんだよ。孤児院とか慈善事業にも力を注いでいて……地域密着型のとっても良い企業みたい」
コネクションの幅もとっても広いんだよ!とファングに説明するロロ。
「確かに、地元民が就職したい企業トップ3に数えられている大企業ですわ」
「その辺は4年前と変わらない評価ね。尤もあくまで地元民が就職したい企業という意味での評価だけど」
「……(ティルアの場合、皮肉も込めてると思うけど)」
ティアラとティルアが言った。一方でシャルはティルアの言葉には、別の意味も含まれてるのを察していた。
「あの噂は本当だったんだな。フューリー集めに、資金と人材をつぎ込んでいるって」
「その噂って、いつからなの? ハーラーちゃん」
「ドルファ主催のパーティがあった時期にそんな噂が流れ始めたのが最初だね。でも、もしかしたら、その噂はもっと前からだったのかもしれないけど……」
ハーラーの言葉を聞いたレイルは、マジで今のドルファはどうなってるんだ?と疑いたくなってきた。
「しかしドルファが競争相手となると、面倒な事になるかもしれないな」
「…ほんとだね。はぁ……」
フューリー集めにまさかドルファが関わっている事に溜息を吐くレイル。
「その通りや。しかもドルファ四天王、アポローネスが出てくるとなると、これは相当手強いで!」
「ガルドさん、ご存知ですの?」
ティアラがガルドに訊ねる。
「ワイは直接、会った事はあらへんが、アポローネスと言えば、ドルファの武闘派ナンバー1フェンサーや」
「武闘派フェンサーねぇ……相変わらずな評価だなぁ……」
「? レイルはん、アポローネスの事、知っとるんかいな?」
「だって僕、4年前まで、ドルファで働いてたし、アポロとは元仕事仲間で同僚だもの」
「「「「「ええええぇぇぇっ!?」」」」」
レイルがそう暴露すると全員が驚きの声を上げた。
「あの、お姉様から聞いたのですが、お義兄様がドルファで働いてた時から、そのフェンサーは変わってないんですの?」
しかし前にティルアが言ってた事を思い出したのか、ティアラはレイルにアポローネスについて訊く。
「どうだろ? アポロの事だし……変わってないんじゃない? 多分だけど。ね、ホロン?」
「……(コクコク)」
レイルの言葉にホロンも頷く。
……ちなみにファングが辺境の地下牢で脱出をする際にアポローネスの隙を作ったのを手伝った事は言わないでおく事にした。
「さて。フューリーの場所も教えてもらった事だし、ザワザ平野に行こっか。ロロちゃん、情報ありがと。早速行ってみるよ」
「頑張ってねー♪」
それもそうだと思いながら、ロロにお礼を言った後、一同はザワザ平野に向けて出発するのであった。
読んでいただきありがとうございます。
この回は2話か3話、もしくは4話くらいに分けようかなと思ってます。
次回も頑張りますので、よろしくお願いします。
本日はありがとうございました。