フェアリーフェンサーエフ~元ドルファ四天王の旅~   作:ゆるポメラ

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ゆるポメラです。
今回から女神編のビューイの谷のフューリー回になります。今回は向日葵荘での会話イベント回です。

それではどうぞ。



第56話 休息と次のフューリー

定食屋から帰ってきた一同は、向日葵荘で休息をとっていた。

 

「あー、いい風呂だった。旅の疲れが吹き飛んだぜ。体中の(しわ)が伸びまくりで気持ちがいいしな」

「何をおっさんくさい事を言ってるのよ。髪ぐらい乾かしなさい、風邪ひいても知らないからね!」

「そういうお前も、羽がシワシワでふやけてるぞ?」

「う、それぐらい見逃しなさいよ」

 

全くデリカシーがないわねとファングに言うアリン。

 

「ほら、2人共、さっさと支度しなさい。ロロさんが情報を仕入れたから、来てって、さっき電話がありましたわよ」

「えー、お風呂上がりぐらい、ゆっくりさせてよー」

 

タイミングがいいのか悪いのか、ティアラの言葉に対して愚痴るアリン。

 

「ハーラーさんも、下着姿で出歩かないでくださいまし」

「殿方もいるのだから、着替えなさいよ……」

「んー、分かったー」

 

ティアラとマリアノに注意されるハーラー。当人は何かおかしいか?という表情をしながら返事をしているが。

 

「おい、ハーラー、そんな格好で出歩くな。というか、なんで下だけ履いてないんだ、お前は」

「な……破廉恥な」

 

またかとバハスは呆れ、アポローネスは顔を赤くしていた。

 

「うっひょー、(ねえ)さん、ええ身体してまんなー!」

「はしたない! おやめなさい!!」

「ぐはっ……な、なんで、ワイだけが……でもええ右やで……ぐふ」

 

そしてガルドの反応にティアラが彼の顔面を右手で殴った。謎の言葉を残しながらガルドはその場に倒れて気絶した。

 

「…ふぅ、とりあえず鈍ってなくて良かった……って、マリー? 何してんの? 前が見えないんだけど……」

「レイは見なくていいの」

 

今度はレイルが入ってくるなり、マリアノに視界を塞がれた。しかも秒速で。

 

「どうしたの? あ、なるほど。そういう事……」

「確かにこれは私達でも反応できないわね。レイ、ハーラーちゃんがまた着替えてなかったわよ」

「また? だからマリーに視界を塞がれたのか。納得……」

 

遅れて彼の後から来たティルアとシャルが、マリアノの行動を見て察したのか、ナイスとサムズアップした。そして何故レイルの視界を塞いだのかを彼に話すと、レイルも納得したのであった。

 

 

 

 

そしてロロが居る噴水広場にやってきたレイル達。

 

「やっほー、お兄ちゃん、いらっしゃーい! 今日の情報はこのお値段だよ!」

 

そう言って、今回の情報料金を見せるロロ。

 

「……えっと、7980Gold(ゴルド)か。えっと、端数分のお金は……うわ、240Gold足りないし……」

「レイルよ。端数分ならば私も出そう」

「私も出すわ」

 

細かい端数分のお金が足りない事にレイルが悩んでると、アポローネスとマリアノが足りない分を出してくれた。

 

「ありがと2人共。ロロちゃん、これでちょうどだと思うんだけど、確認してもらえる?」

「はあーい♪ あ、領収書とかいる?」

「お願いします」

 

そして手慣れた感じで、領収書をレイルに渡すロロ。

 

「えへへっ、まいどありぃー! 今度のフューリーはビューイの谷だよ。気を付けてね!」

「ビューイの谷だね。早速行ってみるよ」

「それじゃーね!」

 

そして上機嫌で去っていくロロ。

 

「……ビューイの谷か。場所が場所だから、少し急ぎで行った方がいいかもね」

「その方がいいだろうね。ビューイの谷は風の強さによって行動が地味に制限されるからね」

「ならば、必要な物も買っていったほうがいいだろう。あそこは野営する場所も限られてた筈だからな」

「それもそうね」

「「……((なんか見てて、頼もしいな(わね)))」」

 

レイルにハーラー、アポローネスとマリアノの4人は次の目的地であるビューイの谷で行動する際の会議をし始め、その光景を見たファングとアリンは頼もしいなと思った。




読んでいただきありがとうございます。
この回は2話か3話くらいに分けようかなと思ってます。
次回も頑張りますので、よろしくお願いします。
本日はありがとうございました。
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