フェアリーフェンサーエフ~元ドルファ四天王の旅~ 作:ゆるポメラ
今回から女神編のビューイの谷のフューリー回になります。今回は向日葵荘での会話イベント回です。
それではどうぞ。
定食屋から帰ってきた一同は、向日葵荘で休息をとっていた。
「あー、いい風呂だった。旅の疲れが吹き飛んだぜ。体中の
「何をおっさんくさい事を言ってるのよ。髪ぐらい乾かしなさい、風邪ひいても知らないからね!」
「そういうお前も、羽がシワシワでふやけてるぞ?」
「う、それぐらい見逃しなさいよ」
全くデリカシーがないわねとファングに言うアリン。
「ほら、2人共、さっさと支度しなさい。ロロさんが情報を仕入れたから、来てって、さっき電話がありましたわよ」
「えー、お風呂上がりぐらい、ゆっくりさせてよー」
タイミングがいいのか悪いのか、ティアラの言葉に対して愚痴るアリン。
「ハーラーさんも、下着姿で出歩かないでくださいまし」
「殿方もいるのだから、着替えなさいよ……」
「んー、分かったー」
ティアラとマリアノに注意されるハーラー。当人は何かおかしいか?という表情をしながら返事をしているが。
「おい、ハーラー、そんな格好で出歩くな。というか、なんで下だけ履いてないんだ、お前は」
「な……破廉恥な」
またかとバハスは呆れ、アポローネスは顔を赤くしていた。
「うっひょー、
「はしたない! おやめなさい!!」
「ぐはっ……な、なんで、ワイだけが……でもええ右やで……ぐふ」
そしてガルドの反応にティアラが彼の顔面を右手で殴った。謎の言葉を残しながらガルドはその場に倒れて気絶した。
「…ふぅ、とりあえず鈍ってなくて良かった……って、マリー? 何してんの? 前が見えないんだけど……」
「レイは見なくていいの」
今度はレイルが入ってくるなり、マリアノに視界を塞がれた。しかも秒速で。
「どうしたの? あ、なるほど。そういう事……」
「確かにこれは私達でも反応できないわね。レイ、ハーラーちゃんがまた着替えてなかったわよ」
「また? だからマリーに視界を塞がれたのか。納得……」
遅れて彼の後から来たティルアとシャルが、マリアノの行動を見て察したのか、ナイスとサムズアップした。そして何故レイルの視界を塞いだのかを彼に話すと、レイルも納得したのであった。
◇
そしてロロが居る噴水広場にやってきたレイル達。
「やっほー、お兄ちゃん、いらっしゃーい! 今日の情報はこのお値段だよ!」
そう言って、今回の情報料金を見せるロロ。
「……えっと、7980
「レイルよ。端数分ならば私も出そう」
「私も出すわ」
細かい端数分のお金が足りない事にレイルが悩んでると、アポローネスとマリアノが足りない分を出してくれた。
「ありがと2人共。ロロちゃん、これでちょうどだと思うんだけど、確認してもらえる?」
「はあーい♪ あ、領収書とかいる?」
「お願いします」
そして手慣れた感じで、領収書をレイルに渡すロロ。
「えへへっ、まいどありぃー! 今度のフューリーはビューイの谷だよ。気を付けてね!」
「ビューイの谷だね。早速行ってみるよ」
「それじゃーね!」
そして上機嫌で去っていくロロ。
「……ビューイの谷か。場所が場所だから、少し急ぎで行った方がいいかもね」
「その方がいいだろうね。ビューイの谷は風の強さによって行動が地味に制限されるからね」
「ならば、必要な物も買っていったほうがいいだろう。あそこは野営する場所も限られてた筈だからな」
「それもそうね」
「「……((なんか見てて、頼もしいな(わね)))」」
レイルにハーラー、アポローネスとマリアノの4人は次の目的地であるビューイの谷で行動する際の会議をし始め、その光景を見たファングとアリンは頼もしいなと思った。
読んでいただきありがとうございます。
この回は2話か3話くらいに分けようかなと思ってます。
次回も頑張りますので、よろしくお願いします。
本日はありがとうございました。