フェアリーフェンサーエフ~元ドルファ四天王の旅~   作:ゆるポメラ

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ゆるポメラです。
今回は噴水広場で発生する妖聖達とロロによるサブイベント編になります。

それではどうぞ。


第60話 妖聖同士の散歩

「まいどおーきにー。儲かってまっかー」

「ぼちぼちでんなー。って、何言わせんのよ」

 

噴水広場にて。ロロの言葉に思わず反射的に返してしまうアリン。

 

「ノリがいいですね」

「……(コクコク)」

「グルル」

「そうだね~」

 

果林の言葉に頷くホロン、セグロ、クララ。

 

「今日はどうしたの? 見慣れない組み合わせだけど」

「暇してたメンバーで、ちょいと散歩に出てきたんだ」

「そうなの。それでとりあえず街を回ってみようってなったのよ~」

「キュイキュイ!」

 

バハスとマリサ、キュイが答える。

暇してたメンバー……ホロン、アリン、果林、クララ、キュイ、マリサ、バハス、セグロの妖聖組はする事がなかったので、散歩に出てみたのである。

 

ちなみにティルアとシャル、ミュイはレイルの手伝いをする予定があるからと言ってたので、この場には居ない。

 

「じゃあ散歩ついでに、何か買っていかない?」

「強引に商売をねじ込んできたわね」

 

やれやれと呆れるアリン。

 

「あの、飴とかありますか?」

「もっちろん! 添加物不使用のじっくりことこと煮詰めた手作りべっこう飴を仕入れたばっかりだよ」

「じゃあ、それをください」

「まいどありー♪」

 

お金をロロに渡して、手作りべっこう飴を受け取る果林。

 

「あら。飴を買ってどうするの?」

「最近エフォールは、甘い物が好きになりました。皆さんの仲間にしてもらってから、エフォールが人間らしくなりました」

 

そのお陰で少しずつだが、自分から喋るようにもなったと付け足す果林。

 

「……(スッ)」

「ん? あたしにー?」

「……(コクコク)」

 

するとホロンが懐から紙を取り出しロロに手渡す。そして紙を受け取るロロ。

 

「ふむふむ。ソーイングセットで使う部品だね。ちょっと待っててねー?」

 

そしてロロはホロンが見やすいように、ソーイングセットの部品を地面に置いた。針類や布を切るはさみ類、各色の布類や糸類等、様々な種類があった。

 

「……(うーん)」

「グルル?」

「……(コクコク)」

 

セグロと何やら会話をしながら商品を真剣に見るホロン。軽く悩んだ末、2種類の針と各色の糸類1セットを購入した。

 

「まいどありー♪ 糸を収納出来る超小型ケースをおまけしといたからね」

「……(ウキウキ)」

「ねえそれ、何かに使うの?」

 

ロロから商品を受け取ったホロンにアリンが訊く。

 

「……(パタパタ)」

「みんなの服を繕うのに必要なんだよ。とホロンさんは申しております」

「……(パタパタ)」

「アリンちゃんも服が破れちゃったら遠慮なく言ってねだって~」

「へー。その時はお願いしようかしら」

 

ホロンの通訳をする果林とクララ。もし服が破れたりしたらお願いしてみようかなと思ったアリン。

 

「じゃ、そろそろ行くか」

「「そうね」」

「……(コクコク)」

「お仕事頑張ってください」

「グルル」

「またね~」

 

そして噴水広場を後にする妖聖一同。

 

「教えてあげた方がよかったかな。でも、知らない方が幸せな事もあるし……」

 

去っていくホロン達を見たロロがポツリと呟く。

 

「……セグロ、すごく目立ってる」

 

それはセグロについてだった。街の人達がドン引きしてると教えた方がよかったかなーとロロは悩みながら思っていたのだ。

 

「そもそも散歩って言っても、あんなおっきな妖聖を連れて歩いたら、みんな驚くに決まってるのに……」

 

常識人に見えても、お兄ちゃんの仲間ってやっぱりどっか非常識だわとロロは思うのであった。




読んでいただきありがとうございます。
次回も頑張りますので、よろしくお願いします。
本日はありがとうございました。
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