フェアリーフェンサーエフ~元ドルファ四天王の旅~   作:ゆるポメラ

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ゆるポメラです。
前回の続きになります。

それではどうぞ。


第65話 ルドケー溶鉱炉跡 

休憩を終えたアリン達はホロンのパートナー妖聖が封印されてる目的地、ルドケー溶鉱炉跡に辿り着いた。

 

「ここに、ホロンのパートナー妖聖が封印されてるの?」

「うん。ただ僕が最後にルドケー溶鉱炉跡に来たのは()()()()()()()()()()以来だから……波長の流れで捜す感じ」

「今、何か重要な事を言わなかった?」

 

しれっと言うホロンの言葉にアリンが突っ込む。

 

「……良かった。地形の場所は変わってないみたい。あっちに行くよ」

「え? あっちって……?」

「あっち」

 

ホロンが指さした方は完全に一面が溶岩だった。アリンが目をよく凝らしてホロンが指差した方を見ると、遠くに陸地らしきものが確認できた。

 

「もしかして溶岩を泳いで行くの?」

「それよりティルア、予備の服は持ってきてるの?」

「お姉様もお姉様で何を言ってるんですの!?」

「そっちもなんか違う!」

 

軽く準備運動をし始めながらぶっ飛んだ発言をするティルアとシャルを見て、ティアラとアリンが突っ込む。

 

「結局どうやって渡るの~?」

「泥船を使って渡るか、氷の魔法を使って橋を作るか……もしくはゴリ押しだね」

 

クララの問いにやんわりと答えるホロン。

 

「……なんか考えるのがめんどくさくなってきた。溶岩をぶった切りながら橋を作る」

 

溜息をつきながら考えるのを放棄したホロンは、その場で左手で軽く横薙ぎをした。

 

『え?』

 

一瞬の出来事にアリン達の目が点になる。先程まで溶岩だった部分は真っ二つに分かれ、代わりに()()()が出現していたのだから。

 

「やっぱり、ホロンもぶっ飛んでるよね」

「それティルアが言う? 相変わらずお手並み鮮やかね」

「…そりゃどーも。さ、氷の橋が溶けない内に早く渡っちゃおう」

 

ティルアとシャルの言葉に答えたホロンは、未だに唖然としてるアリン達を呼ぶのであった。

 

 

 

 

氷の橋を使って無事に陸地に渡り終えると、氷の橋は溶けてしまい再び一面が溶岩に戻ってしまった。

 

「橋……溶けちゃった……」

「私達が渡ってる時は溶ける様子はなかったのに……」

「みんなが無事に渡り終えられるくらいの強度を計算して作ったからね」

 

エフォールと果林の言葉にその辺はしょうがないし、帰りに自分がまた作るからと答える。

 

「ホロンさんのパートナー妖聖って、どのような方なんですか?」

 

ティアラがそんな事を言った。他の女性陣も気になるという反応だった。レイルとティルアとシャルは()()の事も知ってるし。どうせ聞かれるかもと思ってた質問にホロンはうーんと考えながら口を開く。

 

「努力家で博識、あと妹想いな()()()

「「しゅーん……」」

 

女の子のパートナー妖聖というホロンの言葉に、この世の終わりな表情をしながら落ち込むクララと果林。

 

「あら~、じゃあこの中だと誰に似てるの?」

「……そうですね。この中だとアリンちゃんですね。拗ねる時の仕草が特に」

「そ、そんなにあたしに似てるの……?」

 

マリサに聞かれたので、この中だとアリンに似てると答えるホロン。

 

「似てると思うよ。ねぇ、シャル?」

「そうね。雰囲気もそうだけど、仕草は完全に似てるわね」

「2人はその妖聖に会った事があるの?」

 

するとティルアとシャルも似てると言い出した。

その言い方に違和感を感じたマリアノが2人に訊く。まるでホロンのパートナー妖聖とも交流があるかのような感じだったから。

 

「あるよ。()()()()()()()でだけど」

「レイの精神世界に初めて来た私達に向かっての第一声が『紅茶飲む?』だものね」

「あー……そんな事もあったね」

 

なんでも2人はレイルの精神世界で会った事があるらしい。

シャル曰く、普段はホロンの中で眠っており、フェアリンク中はレイルの中で活動できるとの事。フェアリンクしなくてもレイルの精神世界に居る時もあるとか。

 

「……えっと次は……あっちか」

 

それぞれがホロンのパートナー妖聖は、どんな人物なのだろうか?とアリン達は想像してみるが、見当もつかないのであった。




読んでいただきありがとうございます。
次回も頑張りますので、よろしくお願いします。
本日はありがとうございました。
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