ちなみにカヲル君とシンジ君は二人の力で楽々と破いたリリスへの壁はどうやって破るのか!
目をかっぴらいてご覧ください!
NERV本部
ゲンドウ「…完成したか」
冬月「ようやくな。人が減ったせいで完成にかなりの時間が必要だったが」
ゲンドウ「構わん。その時間でシンジを使えるようになった」
冬月「…」
シンジ君の部屋
シンジ「…息を合わせる」
カヲル「そうさ。息を合わせるんだ。阿吽の呼吸、と言うものがあるだろう?」
シンジ「…他人の動きに合わせるのは得意だぞ。だが、息か…」
カヲル「そう難しくはないさ。要は、二人で一人になれば良いんだ」
シンジ「二人で一人に…どうするよ。フュージョンするか?」
カヲル「リリンにそれが出来たらエヴァはいらないさ」
シンジ「それもそうだな」
…ん?リリンに?ちょっと待て、リリンって何?英語の授業で急に進出単語出てきた気分なんですけど?て言うか何、文脈から考察するにリリンってのは人…だと思う。が、14年後なので新しく言葉が出来ててもおかしくはない…か。
シンジ「…あ、チェロある?」
カヲル「チェロ…少し待っていてくれ」
綾波「…何故、私まで?」
シンジ「あの渚ってやつがホモだったらお前を置いて逃げる予定だった」
綾波「ホモ…」
シンジ「ホモ is 同性愛者」
綾波「…?」
シンジ「これがわからんか〜…じゃあどうやって…」
カヲル「ちょっと待って今不名誉な言葉が聞こえたんだけど?」ガチャッ
さて、それは置いといてだ。結局、息を合わせるのなら身近にある物で、全員が一応はできる程度の物。というわけで楽器が選ばれたわけだが。綾波、お前なんかできるの?と疑問に思う。が、これまた意外。お前なんでタンバリン…?
カヲル「彼女は、僕たちのサポート役だからね」
シンジ「…はぁ。」
そっから数日後 ヴンダー
青葉「信号来ました。新型エヴァ、確認!」
ミサト「…」
NERV本部(多分セントラルドグマ)
カヲル「もうすぐでリリスの結界だ。これを突破するためにこの13号機は存在しているんだ」
シンジ「おい。聞いて良いか?」
カヲル「なんだい?急に口調が荒くなって」
シンジ「…この新型、初号機のパワーの何倍出せる?」
カヲル「え」
シンジ「行くぞ13号機…これが世界の正義、秩序!パワー!!!」ゴンッ
カヲル「エヴァの拳ではリリスの結界は…!?」パラパラ…
リリスの結界とやらは破れた。残念だったな。世界の理、それ即ち拳。力なのだよ。どのような不可侵条約があろうと力が有れば破れるのだ。力を有する、それがこの世の正義。冬月が初号機の中に綾波が碇ユイが、と言っていたがこれが初号機じゃなければ関係ないね。
シンジ「…っと」
カヲル「む、無茶苦茶だ…!」
シンジ「で、お前さんの目的は確かあの白い奴の背中に刺さってる槍二本だな?」
カヲル「あ、ああ…それなんだけど…」
シンジ「けど?」
カヲル「おかしい…二つとも形が同じだ…」
シンジ「ああ?知らんわ…つーことは、あの二つの槍、元は片方が違う槍だってことぉ!?」
カヲル「!?」
シンジ「チッキショー…誰だやりやがったのはぁ!?」ガギーンッ
アスカ「…!!」
シンジ「なるほど弍号機…!合点が行ったぜ…必要とされることばっか望んでたメンヘラ気質の猿がまだ生きてる理由が…!」
アスカ「はぁ!?アンタサクラ少尉に言われたのにまだエヴァに乗ってんの!?」
シンジ「あ…やっぱ猿か。シャアザク並みにわかりやすい」
アスカ「褒めてんのか褒めてないのかよくわかんないわね!とにかく降りろ!」
綾波「っ!」ブンッ
アスカ「がっ!?」
シンジ「おい」ガシッ
綾波「何?」
シンジ「お前何やってんだ!?」ゴォンッ
綾波「!?」ゴッバァン
シンジ「…ここは俺の独占場だ。14年も寝てたんだ…寝起きの運動は過酷じゃなきゃな」
アスカ「寝起きの運動気分…!」
さて、漫画によく出てくるラスボス…又は強キャラ感覚を醸し出して見るが、やはり格好がつかない。せめて、こう、初号機だったら、ありがちな感じの展開だったというのに。仕方がないっちゃ仕方ないか…隣の渚が考えの結論を出すまではウォーミングアップだな。
マリ「…アダムスの器ちゃんも面倒だけど…ワンコくん、君が一番だにゃ♪」バンッ
シンジ「タイマンが一番だな」バァァァンッ
アスカ「!?」
マリ「にゃ、にゃに〜〜〜っ!?」
シンジ「…おい、綾波」
綾波「酷い…手は出さない?」
シンジ「上にいる卑怯者引き摺り下ろして来い」
アスカ「会話しながらなんて余裕ね!」ゲシッ
シンジ「甘い!」ブンッ
アスカ「グッ!…身体能力じゃ敵わないわね…!」
シンジ「使徒になった方が良かったな」
アスカ「そう!」ゴバァンッ
シンジ「髑髏で目隠し…しかし無駄である!」
アスカ「ふんっ!」ゴンッ
シンジ「ほがぁっ!?」
アスカ「そっちが14年間寝てた間に、こっちは戦闘経験積んでんの!負けるわけが」
シンジ「行け、空飛ぶ物体ども!」ヒュンヒュン
アスカ「これくらい!」
マリ「あれー…なんかこっち来てにゃい?…ま、タイマンに割り込み失礼!」バンッ
シンジ「うおっ!?」
空飛ぶ物体が壊された!?なんて奴!なんて奴って言うか、そもそもあんな飛び回るモンを撃てるか!?上にいる狙撃手、馬鹿強い…多分あのミョウバンみてーな形した使徒と戦ったら一発で勝てそうだぜ…あれくらい厄介だな
アスカ「おりゃあ!どぉぅっせい!ふんぬぁ!」ゴンッバンッガンッ
シンジ「…やめろ猿。見苦しい」
アスカ「じゃあ!この!壁を!無くせ!」バンッバンッ
シンジ「そうだなー…」
カヲル「そうかつまり…ここで打つ手は…!」
シンジ「なんか出たか?」
マリ「アダムスの器さん…さらばにゃっ♪」バンッ
綾波「あぶっ」スッ
マリ「私の狙いを外した!?」
シンジ「で、どうすんだ!引っこ抜くのか!?」
カヲル「いや、それは」
アスカ「ふんっ!」バァンッ
シンジ「喝っ!!」キュィィィィィ
マリ「まさか…第十の使徒みたいにATフィールドが展開できるの!?姫、逃げて!」
アスカ「はぁ!?」バァァァァンッッッ
マリ「あ、あちゃー!…そこから抜けな、ゼーレのパイロットさん」
綾波「…それは、私?私なら、それは出来ない。命令に、ないから」
マリ「オリジナルなら特攻覚悟で好きな人に尽くすんだけどなー…堅物にゃっ」
綾波「オリジナル…」
シンジ「…要するに、あの槍は引っこ抜くな、ヴィレに入れってことか?」
カヲル「ああ、そう言うこと…!?シンジ君、操作が…」
シンジ「操作ぁ?んなモンこっちは…あれ?」カシュッカシュッ
カヲル「…そうか…ダミーシステム…!!」
シンジ「取ってつけたように単語をさらけ出していくな!」
クソッ!エヴァが動かねえ!どうなってんだ!?ダミーシステムって…おい、それじゃあ俺達いるだけじゃねえか!?例えば、ジャンケンでクラス一の美少女とクラス一のブスがジャンケンしてデザートを争ってブスが勝ち取ったとしても、結局は周りからの蔑みの目と悪口から結果的に取りにくくなってしまうようなアレか!?形式上存在してるってだけなのか!?
シンジ「ちょ、おま!抜くな!槍を抜くな!嘘っ!?抜きやがったよこいつ!」
カヲル「クッ!」
アスカ「やりやがったわね…!!」
マリ「まずい…!」
綾波「一体、何が…」
アスカ「こんの!」ガンッ
シンジ「痛っ!ちょっ、待てよ!ダミーシステムで動いてんのになんで痛みまで来んのさ!」
カヲル「…!使徒だ!使徒だよシンジ君!」
シンジ「嘘だろ!?」
エヴァmark6「ぐぎゅ…」
アスカ「〜!なんとしても、サードインパクトの続きが起こる前にあいつを片付ける!」
綾波「っ!」ブンッ
シンジ「総力戦…とはいかんなぁ!」
マリ「無駄にゃ〜…全身がコアで、どうにもならないにゃ」
エヴァmark6「ぐゅぎゅりゅ」
綾波「…これは…私…私は…何…」
シンジ「くそッ!また!またやられたぞゲンドウに!」
カヲル「まさか第一使徒の僕が最後の使徒に堕とされるとは…!さすがはシンジ君の父親、リリンの王だ…!!」
マリ「DSSチョーカーもパターン青…ゲンドウ君の狙いはそれか!」
全部だ!全部!やりやがったなゲンドウ!この恨みは高くつくぞ!結果論で言えば、俺はずーっとゲンドウの良いようにされてたってわけだなオイ!どうすりゃあこれを突破できる…これをどうやって外す…!?
エヴァ13号機「グギァ…!」
シンジ「…!?」
リリス「あんぎゃ、んぎゃぁ…!」
エヴァ13号機「ガギッ」バクッ
アスカ「擬似進化形態を超えている!」
マリ「覚醒したから…!?」
シンジ「急な高度上昇はGが掛かるからって…!?なんじゃこの景色…!?」
カヲル「…今の、世界だよ。シンジ君…」
シンジ「今の世界…!?せめて今の俺が知ってるやらかしでこうなってて欲しいんだが…」
カヲル「フォースインパクト。その始まりの儀式がこれさ…」ボワァン
シンジ「お、おい…アンタ、首輪…!?」
あの首輪って首チョンパで一撃必殺なアレだよな!やべーぞこいつ!死ぬ間際だってのに!クソッ!このまま別れと出会の物語〜なんて言ったらあの世まで行って殴り殺してやる!おい、てめーこれどうやって落とし前つけんだよって後ろからなんかきた!?
ミサト「…ATフィールド展開!主砲斉射用意!このままエヴァを!なんとしてもフォースを止まらせるわよ!」
日向「主砲直撃!ですが!アダムスの生き残りが…っ!」
ミサト「落ちる…!!」
綾波「何…リンクが…この模様は…!?」
ミサト「…っ!ヴンダーにゼーレの奴らが侵入してきたわね…」
アスカ「クッ…!コネメガネはシンジの方を!」
マリ「理解!」
アスカ「というわけで死ねオラぁぁぁぁぁ!!!!」バンッバンッバンッ
エヴァ零号機似「…?」カッ
アスカ「ずっるー!ゼーレのやりそうなことね…時間もない!取り憑いて自爆する!」
ミサト「修理代が…」
リツコ「そういうこと言えないわ」
カヲル「上のは僕が止めるさ…」
シンジ「そういう言葉は信用ならねえって一応学んでんだよ!どうすりゃ良い…!!」
カヲル「君は安らぎの場所を見つけてくれればいいんだ…」チュドンッ
シンジ「ぐなっ!?」
マリ「消えない…ゼーレの保険か!クソッ!どりゃっ!」バンッ
シンジ「チッ…!脱出機能はないのか!?俺の責任で世界滅亡とか洒落にならん!」
マリ「言うな!それを言うなら姫を助けろ!第九の使徒とは何もかもが違うんだ!今度は助けられるんだ!!」
シンジ「知るかよ!てめーみてーな見た目詐欺は黙ってろ!」
マリ「な、何を…!これか!」バンッ
シンジ「出れるか!?」バシュゥゥゥゥ
マリ「よしっ!私は私で逃げ切らなきゃ!」
シンジ「無事に地面に落ちてくれよ頼むぞ…!!」
…いや、待てよ。さっき見た限りだとどう考えても瓦礫にぶち当たって首ごしゃっ死亡!しか見えんが。た、助けて!そうだ、綾波!あのクッソ似てる綾波は!?…いや、ダメだ!あいつもNERV側だった!やっべ!!
数分後
シンジ「ふごっが!?」バゴンガゴンッ
シンジ「…内側からどうやって出んのこれ…」
アスカ「ふんっ!」バギッ
シンジ「おお!助かったって猿かよ…」
アスカ「…何よ!文句あるわけ!?」
シンジ「どーせならここで蓋が開いて、夢オチだったらなー!って考えてただけだ」
アスカ「それ、本気で言ってる?」
シンジ「父親に父親してもらいたいくらいには、本気で」
アスカ「要するに大体諦めてるってわけ。アンタにしては思い切りが良いじゃない」
シンジ「お前が絡むと大体諦めがつけるからな。綾波はー…おった。すまんなー巻き込んで〜」
綾波「大丈夫、碇君は?」
シンジ「…お前俺が知ってる綾波とは違うのに答えがほとんど一緒なのが逆に怖い…」
綾波「怖い?何故」
シンジ「検索にかける時みたいな言い方は似てないな」
アスカ「そうかしらぁ?って…ここじゃL結界濃度が強すぎるわね。リリンが来れる場所まで移動するわよ」
シンジ「リリン…人間のことか」
綾波「…L結界濃度…?」
次回予告!
急ぐアスカと走るシンジと歩く綾波!
歩き、走り、散歩をし続け、相対的に少なく見える綾波の体力が尽き掛けた時、3人を拾う、旧友が居た…!!
次回!はもう少し先になります!すいません…