キレやすく実力もあるシンジ君   作:覚め

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碇シンジはほとんど素直に、文句を言いながらも仕事を手伝ってくれている。
そのためほとんど第三村にはほとんど用がない。
つまりさっさとヴィレ来いってことだ。


第17話

第三村

 

シンジ「おー、ここはペンペンがいるのか」

 

ケンスケ「懐かしいだろう?ペンペンはあの海洋生態系保存研究機構にいたペンギンをまとめてただろ?」

 

シンジ「…ん?ちょっと待て、ペンペン多くね?」

 

ケンスケ「まー、温泉ペンギンだけど、生き残れる場所で繁殖したんだろ。これも多分ヴィレのやったことだろうけどね」

 

シンジ「へー。」

 

綾波「ペンペン…」

 

シンジ「うおっびっくりした」

 

全く心臓に悪い。そう言えば先日こいつがケンスケの家を訪ねていた。サル…訂正、アスカと言い合っていた。綾波はいつどこで覚えていたのか、巴投げを喰らわせていたな。その後、飛んでいたアスカに対して両腕で飛んで、蹴りを喰らわしていた。あれは良い格闘家になる才能を持っていたな…いや、素晴らしい。つーか両腕で跳ぶって頭イカれてんのか。俺でもできねえぞあんなの。

 

ケンスケ「相変わらずびっくりさせるのが得意だね綾波は。さて、仕事は?」

 

綾波「今日はお休み。当番制で、スバメにも懐かれてるから特別」

 

シンジ「特別ね…」

 

綾波「それで、お別れ」

 

シンジ「ん?お別れ?」

 

ケンスケ「俺はここらへんで席を外すよ」

 

シンジ「おう」

 

綾波「私は、NERV以外じゃ生きれない」

 

シンジ「…言ってたな」

 

綾波「だから、さようなら。私も、碇くんと一緒にいたかった」

 

シンジ「何言ってんだお前」

 

綾波「赤い人が、羨まし」パシャッ

 

シンジ「…こりゃ、LCLだな…生きれない場所で生きたらLCLになるのか…L結界密度が高いとか猿が言ってたし、そこに長く居たら俺もLCLに…なるほど?」

 

ケンスケ「あらら…ちょっと、まずいか?」

 

そろそろ村に帰るか。帰ってさっさとヴィレを待つとするか。はー、ヴィレなんぞを待つなんて気分が悪い。いや、正確に言えばあのわがままボディをしていた(ここ重要)わがまま酒樽が艦長やってるヴンダーか。あの酒樽、俺が自由にやるの許可したくせに、度を超えたらこれだもんな。ざけんな酒樽、てめえの船13号機で潰しても良かったんだぞ。操作効かなかったけど。ダミープラグがまだあるとは思わないじゃんか。普通。残さねえからな。普通は。

 

帰路

 

ケンスケ「ミサトさんもさ、あの時に後悔したことがかなりあるんだよ」

 

シンジ「ほー?」

 

ケンスケ「…その一つはシンジ。お前だ。あの時に言ったことを後悔しているらしい」

 

シンジ「その後悔って、もしかしてとてつもなく小さい後悔じゃねーか?」

 

ケンスケ「その二つ目が、ここ。ヴィレの下位互換的な組織のキャンプ場にある。」

 

シンジ「まさかとは思うけどさ。ミサトさんと加持さんのご子息、だなんて言うなよ?」

 

ケンスケ「勘がいいな。一度会っておくといい」

 

キャンプ場

 

リョウジ「どうも、先生。そっちは新しい助手ですか?」

 

ケンスケ「そんなところだよ」

 

シンジ「よろしく。リョウジ君」

 

リョウジ「…なんだか、第一印象最悪って言われません?」

 

シンジ「君結構キツイこと言うね。スタンガン持ってたりしない?」

 

リョウジ「どうやら、僕も君も、何か嫌な関係らしい」

 

…どうにも、父親と同じく暴れてたらスタンガンなど使う可能性はないらしい。まあ、俺自身あんなのもう二度とゴメンだが。あいつはネルフの人間よりも覆面強盗の方が似合う。罵る意味は全くないけどな。馬鹿にする意味もないが、とにかく気に入らないと言う意気込みはある。

 

シンジ「…お前の父親と同じく、お前も真っ当な道進まなさそうだな」

 

リョウジ「なんです?それ…僕の父親を知っているんですか?」

 

シンジ「知るか、ばーか」

 

リョウジ「…やっぱり、最悪な人ですね」

 

ケンスケ「さ、シンジ。帰るぞ」

 

シンジ「お、待ってました」

 

リョウジ「…はぁ…どう見ても14歳だよな…?」

 

数日後 第三村

 

ケンスケ「…離艦者が多い…とうとう決戦か」

 

シンジ「しっかし、最近ひどいぜ。日常パートがない」

 

アスカ「あんたバカァ?こんな事態中に日常パートなんて挟めるわけないでしょ!?」

 

シンジ「バカ!?てめえサルバカって言ったか!?言語能力だけがあるサルが!?」

 

アスカ「はぁ!?」

 

ケンスケ「やめろ二人とも。シンジ、お前は別に残ってもいいんだぞ」

 

シンジ「バカを言え。そこのサルじゃ戦力に不安があるだろ。ゲンドウの狙いはな、恐らく…レイ。それも初号機の中にいるかも知れん」

 

アスカ「あんた、それ知ってたの!?」

 

シンジ「いや、知らん!憶測だ。」

 

あの時、綾波を引き摺り出して使徒を元に戻した時にいたあの瞬間、周りのことは何一つとして覚えてない、が。あの時いたあの空間が、エヴァの中であれば。引き摺り出した時の綾波は使徒からエヴァ初号機に移ったはずだ。て言うか、そういうのは科学で分析しろよ。全く嫌な奴らだ。あの時に俺しか出てこなかったのも納得がいかない。が、エヴァ初号機は今S2機関…永久機関としてヴンダーの中にある。どうにかしてこれに乗らなければな…

 

アスカ「で、アンタ結局来るんだ」

 

シンジ「おう」

 

アスカ「それじゃ、これ規則だから」プシュッ

 

シンジ「危なっ!」

 

アスカ「その為の2本目よ!」プシュッ

 

シンジ「あぎっ!」ガギィッ

 

アスカ「噛んで止めるって無茶するわね…」

 

シンジ「ご…歯が…ぎ…」

 

アスカ「…それじゃ、三度目の正直ってことで」プシュッ

 

ヴンダー内

 

シンジ「ぐぁっ!」

 

サクラ「ようやく起きた〜!!」

 

アスカ「うるさっ」

 

シンジ「…心配させたか…」

 

サクラ「心配云々よりも、なんでまたエヴァに乗ったんですか〜」

 

シンジ「うるさい、泣きながら20超えた娘が腹に顔擦り付けるんじゃない。年齢的にまずいぞ」

 

アスカ「もしかして私に喧嘩売ってる?」

 

シンジ「お前はいいだろ実質不老だし」

 

アスカ「はぁ!?」

 

サクラ「と、とりあえず…良かった〜」

 

シンジ「おまそこはっっっ!!!」ガッドガッドンッ

 

アスカ「…こいつ、内股に手を当てると魚みたいに飛び跳ねるから、気をつけなさいよ」

 

サクラ「ずびばぜん…」

 

 

 

 




次回!いよいよ最終決戦だと心躍らせるアスカ!ニアフォースを起こされてもっと後悔しているミサト!!何故かシンジが帰ってきて一番泣いていてすごくシンジを困惑させるサクラ少尉!
それにキレるギャル。船員の印象は最悪の中、最終決戦には臨めるのか!?舞台はセカンドインパクト爆心地への移る!!
移るついでに表れるヴンダーの高性能っぷりも、サービスサービス!!
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