キレやすく実力もあるシンジ君   作:覚め

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この調子だと大体18か21日に終わりそうだね。
…え、マジ?


第21話

 

ヴンダー甲板

 

リツコ「碇ゲンドウが向かったガフの扉の向こうはヴンダーには手出しできないマイナス宇宙。残念ながらヴィレには補完計画を止める術はない…万事休すね。」

 

シンジ「おい酒…ミサト。俺がエヴァに乗る」

 

ミサト「え…?」

 

シンジ「つーかまってマリって奴が乗ってるエヴァなんか食ってない?」

 

ミサト「え!?」

 

ヴンダー横腹

 

マリ「らぁぁぁぁぁ!!!」ガブッ

 

エヴァオップファータイプ「!?」

 

マリ「よし、腕移植完了!」

 

甲板上

 

シンジ「えーと…お前が親父の世迷言を止めるって言うんだったら、俺も親父の世迷言を止めるために動く…ダメ?」

 

ミサト「そのためには、碇ゲンドウと戦うことになるわよ。」

 

シンジ「俺は俺でやりたい」

 

ミサト「そう…これを着けてくれる?」

 

シンジ「うっわまたこれか」カチッ

 

北上「ちょっとやめてよ!冗談じゃない!まさかエヴァに乗せるつもりじゃないですよね?」

 

シンジ「ちょ、ちょっとミサトさん?これはあんまりじゃないですか?」

 

北上「こんなことになるんじゃないかと思ってた…館長。この状況なら無許可発砲許可でしたよね。疫病神!あんたの起こしたニアサーのせいで、私たちの人生めちゃくちゃよ!全ての元凶、あんたら親子だけは絶対に許さない!」バンッ

 

シンジ「ふぉっ!?ちょっとガチで殺しに来てません??後何で俺とゲンドウを同一視しちゃってんの?気狂いか??」

 

ってちょっと待て、今撃ったの誰だ?あの気狂いピンク髪じゃなかった。銀色金色桃色の桃色じゃなかった。誰だ、今誰が撃った?と言うより、何で撃った??艦長こっちにいるんだぞ?艦長盾にすることだってできるのに何で今撃った??気狂いか?少なくとも正気じゃねえよな??おい、今撃った奴誰だ。素直に出てきたら俺の正拳突きで許してやる。出てこい。何でセリフよりも先に拳銃が出てくるんだ。

 

サクラ「碇シンジはエヴァには乗りません…碇さんはエヴァに乗って、みんなを不幸にして…自分自身も不幸になったんや。だからもう、碇さんはエヴァには乗らんのです」

 

シンジ「何だこいつ解釈違いが起こった古のオタクみてーな反応すんな。だが残念俺はエヴァに」

 

サクラ「無茶言わんといて!碇さん怪我したら、もう乗らんで済みます。痛いですけどエヴァに乗るよりはマシですから我慢してください!」バンッ

 

シンジ「んのっ!?」シュンッ

 

北上「避けた…!?」

 

シンジ「あっぶなてめー…俺の将来のためを思ってのことだろうがな、お前そんなことしたら皆んなの将来潰れんだぞわかって」バンッ

 

ミサト「ぐっ!」

 

シンジ「ちょっと待て何で今撃った??」

 

リツコ「ミサト!!」

 

シンジ「おい大丈夫か!?洒落にならんぞ今の!!」

 

ミサト「いいのよシンジ君。14年前、あなたがエヴァ初号機に乗らなかったら、私たちはその時すでに滅んでいた。だから感謝しているの。その結果、ニアサーが起こされたとしても。シンジ君のとった行動の責任は全て私にあります。」

 

シンジ「お前いい奴すぎないか?すまん今まで酒樽だなんて言ってて。本当にごめんなさい」

 

ミサト「現在も碇シンジは私、葛城ミサトの管理下にあり、これからの彼の行動の責任を私が負うと言うことです。私は、今のシンジ君に全てを託してみたい。」

 

サクラ「…っそうや!碇さんは私らを救ってくれた恩人や!けどうちらのお父ちゃんもニアサーで消えてもうたんやぞ!碇さんは恩人で敵なんや!もうこうするしかないんや!」バンッ

 

シンジ「こわっ!?…いやいつあんなメンヘラ手に入れたんですか艦長」

 

ミサト「キツイわね…」

 

北上「もういい!もういいよサクラ」

 

…え、何がもういい?何も良くないよね?どれくらい良くないかって言うと、お前今自分がやろうとしたことを他人に取られた上、それを止めるって言うクソ嫌な役回りなのにもういい?全然良くないよな??こわっ、人間の思考回路怖っ。こりゃ碇ゲンドウもコミュ障になるわ…いや、あいつはアレだ。会話1行日記が神様になったことでちょっと悪化したのに少し長く喋れるようになっただけだ。むしろタチが悪い。

 

北上「もう、明日生きて行くことだけを考えよう」

 

サクラ「もう…何やの…」

 

マリ「めんご!準備に手間取っちゃった。さあ、行こう。シンジ君」

 

リツコ「マヤ、艦長室に置いてあるプラグスーツを」

 

シンジ「何で置いてあんの?」

 

ミサト「…」

 

日向「確かに…」

 

 数分後

 

シンジ「全く、またこれを着ることになるとはな」

 

リツコ「最も、それを着ても起動しないと思うけれども、ね。」

 

サクラ「弾はすぐに溶けます。今応急処置をしてますから」

 

ミサト「大丈夫よ少尉…碇シンジ君。父親に、息子ができることは、肩を叩くか、殺してあげることだけよ。」

 

シンジ「実体験ですか?」

 

ミサト「加持の受け売りよ」

 

シンジ「そうだなー。リョウジ君はあのヒゲと違ってスタンガンとか持ってなさそうだし」

 

ミサト「…元気だった?」

 

シンジ「そりゃパワフルに。」

 

ミサト「そう…よかった。」

 

シンジ「まあ、あっちは俺のこと嫌いだろうけど、俺はあいつのことが断然親父より好きだな」

 

ミサト「ありがとう…必ずサポートする。頼むわ、シンジ君。後加持君に対して結構辛辣ね」

 

シンジ「そうですかね?ほいじゃ、行ってきます」

 

ミサト「行ってらっしゃい…では、仕事をしましょうか」

 

リツコ「艦はボロボロ、主機も補機も失ったまま。こうして浮いてるだけでも奇跡ね」

 

ミサト「それで結構。予備動力が尽きる前に更なる奇跡を起こすわよ」

 

マイナス宇宙

 

マリ「オーバーラッピング対応型の改8と、アダムスの器を取り込んだプラスフォーインワン状態のおかげで、この裏宇宙でも難なく進めてる。ありがたいことだにゃ」

 

シンジ「さて、俺がやることは。L結界をどうにかして浄化してコア化されずに済ませてる機械がぶっ壊れる前に親父のエヴァをぶっ壊して逆転ハッピーエンドにすればいいってわけね」

 

マリ「さすがシンジ君。しっかし、さすがはゲンドウ君。裏宇宙なのをいいことに、量子テレポートを繰り返してる。こりゃ捕まえるのに骨が折れそうだにゃ」

 

その辺は大丈夫。ご安心したまえよ。この俺が全てを解決する。裏宇宙ってのはアレだろ。なんかあんまり見たくない景色だけど、量子テレポートの原理も知らねーけど、初号機の中にはあの綾波レイさんがいるわけだ。あいつがなんとかしてくれるってばよ。裏宇宙はよく知らんが、碇ゲンドウがテレポートできるんだし、初号機に乗って色々とやって、俺だけを出しやがった綾波レイも同じようなことできるだろ。要はエヴァと一体化した奴勝ちなんだろ?分かってるって。

 

シンジ「…大丈夫だ。なんとかなる。出てこい綾波」

 

マリ「そうきたかニャ…第13号機の中に姫の魂が残置されてる可能性がある。だから姫…アスカをお願い!」

 

シンジ「やってやらぁ。」

 

マリ「君がどこにいても必ず迎えに行く。だから、絶対に…ウッソ今の瞬間で閉める!?あーもう分かってないにゃー綾波タイプは!」

 

…なんか、非難の声が聞こえるぞ…クソッテレポーテーションだと思ったら少し歩く必要があるのがすごい癪だ。そこら辺化学でなんとかしろってんだばーか!

 

ゲンドウ「もう良いのか?レイ」

 

シンジ「てめー、テレポートさせるなら歩く必要なくせってんだ。」

 

綾波「碇君。ごめんなさい。碇君をエヴァにのらせないで済むように出来なかった」

 

シンジ「謝罪そっち?…まあ良い、続きは俺がやる。退け」

 

綾波「うん。お願い。」

 

シンジ「さーやってやるぜ!」

 

ゲンドウ「ぐっ…初号機パイロットが覚醒したか…」

 

ヴンダー

 

マヤ「改8経由でマイナス宇宙から信号を受信!エヴァ初号機、再起動!」

 

北上「あり得ないっしょ!?疫病神のシンクロ率はゼロなのに!」

 

リツコ「まさかシンジ君の本当のシンクロ率はゼロではなくそれに最も近い数値?」

 

マヤ「はい。シンクロ率、無限大です」

 

北上「なにそれ?」

 

リツコ「分からないわ。ただ、今の彼…ものすごく強いわよ」

 

 

 

 

 

 

 

 




さあ次は場面転換親子喧嘩だ!
次回!
コミュ障にキレかけるシンジ、息子は面倒臭いなやっぱ嫌だったなと内心で愚痴るゲンドウ。
その頃ミサトたちは初号機パイロットを援護するための準備をしていた。
マイナス宇宙に行けないミサト達が行うマイナス宇宙への援護とは、一体!?
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