キレやすく実力もあるシンジ君   作:覚め

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シンジ君と使徒の戦闘しかやらないと結構短めな話になるからちょっとした小話の回!
シンジ君からした綾波はどうなのか?
綾波レイと父の関係を垣間見て援助交際の字が浮かんだシンジ君の新たな戦い(お金)が始まる!!


第3話

学校

 

トウジ「何やシンジ、綾波が気になるんか?」

 

シンジ「まー、父さんと援助交際してるのかなって」

 

ケンスケ「シンジのお父さんとぉ!?」

 

トウジ「あ、あありえん!!綾波がそないなこと、するわけ!!」

 

シンジ「でも、父さんにだけは表情がコロコロ変わるんだよね」

 

トウジ「そらまぁ…うーん…」

 

実の息子放って別の子供に良い顔するとは、それほど綾波のことが好きなのだろう。というより、実の父親の癖してコミュニケーションが一言日記以下の接触ってなんだよ。もうちょっとあるだろ。こう、久しぶりだな、とか。会って一言「エヴァに乗れ」なんだよ。父親か?あいつ

 

シンジ「そーれーに。あの父親、何を話すわけでもなく無理難題を突然押し付けて来る、おかしいだろーって」

 

ケンスケ「実の息子としては思うところがある、か…」

 

トウジ「…よーし!綾波に聞いてみるか!」

 

シンジ「そんなことしても返事はどーせ父さんと同じ一言日記だよ」

 

綾波「…」

 

トウジ「おぉ!?」

 

ケンスケ「うわぁっ!?」

 

シンジ「…何、綾波」

 

綾波「司令のこと、悪くいうのは良くないと思う」

 

シンジ「あの父さんの肩を持つなんて」パシンッ

 

綾波「…貴方のお父さんは悪い人じゃないわ」

 

トウジ「!?」

 

ケンスケ「あ、綾波!謝りなよ!」

 

綾波「なぜ?私は悪いことなんてしてないわ」

 

シンジ「やりやがったな!!」ゴンッ

 

綾波「いたっ…!」

 

父さんと親しい奴に『貴方のお父さんは悪い人ではないわ』なんて言われてもお前が親しいからそう言えるだけであってこっちからしたら全くわからんことだっつーの。実の息子放って息子と同い年の女子中学生にいい顔する親父なんてセクハラ親父なんだよ。

 

トウジ「ず、頭突き…」

 

ケンスケ「やっぱり…」

 

シンジ「こんのポーカーフェイスが…父さんの人形になってりゃテメーは一生金ヅル手に入れるからそう言えるんだろうな」

 

綾波「そうじゃないわ…」

 

シンジ「なんだと…!」

 

ケンスケ「シ、シンジ!抑えて!」

 

トウジ「せや!教室でやることちゃうで!」

 

シンジ「…っ」

 

ヒカリ(委員長)「ちょ、ちょっと…」

 

トウジ「!?あ、ああ!何もあらへん!あらへんで!」

 

ケンスケ「そ、そうだよ!シンジが転んで綾波にぶつかっちゃってさ!」

 

ヒカリ「そ、そう…?なら良いけど…」

 

トウジ「そ、そうやそうや!」

 

シンジ「…チッ」

 

自宅

 

ミサト「…シンジ君」

 

シンジ「なんですか」

 

ミサト「レイに頭突きしたそうね」

 

シンジ「…しましたね。なんか、よくわからない言い分で叩かれましたんで」

 

ミサト「言い訳は良いの。どうして仲良く出来ないの?」

 

シンジ「父親と仲良いんで嫉妬しちゃいました」

 

ミサト「…」

 

シンジ「それじゃ」

 

ここに来るまでの間に話していた天然酒樽(ミサトさん)の話から推測するに、父親を出せば何も言われないだろう。多分。まあ、一応言っておくと嫉妬は事実。だけどあんな父親の肩を持ったことに腹が立ったことが理由。よし、嘘はついてない。

 

翌日 屋上

 

シンジ「…」

 

綾波「昨日のこと」

 

シンジ「…何?」

 

ケンスケ「綾波、上手く謝ってくれるのかなぁ?」ヒソヒソ

 

トウジ「反抗期とか色々話に出したからイケるんちゃうか」ヒソヒソ

 

シンジ「…あ、頭突き悪かったな」

 

綾波「っ…私の方こそ、事情を知らないで…」

 

シンジ「どーせケンスケとトウジに謝れ謝れ言われたんでしょ」

 

綾波「…何故、わかったの?」

 

シンジ「お前はぜっっっったいに人に謝る人間ではないからだ!」

 

綾波「分からないわ。もしかしたら、街の買い物だと普通かも」

 

シンジ「ミサトさんの発言を見るにお前はコミュニケーションが全くと言って良いほど取れない!一言日記レベルの会話しかできない!!」

 

綾波「…当たり」

 

トウジ「よ、ようお二人さん!」

 

ケンスケ「な、仲直りは…」

 

綾波「ええ、ちゃんと」

 

シンジ「トウジ達に言われた通り」

 

ケンスケ「やっぱりバレてるじゃないか!」

 

トウジ「なんやてぇ!?」

 

いや、まぁ…普通に屋上の出入り口から出るの見えたし。昼休みになっても降りないし。どう考えてもトウジ達が見るために居たんでしょ。でもまぁ僕はとても美しい人間なので相手のお粗末なところは言わないでおくんだ!…多分

 

綾波「…碇君のお弁当、美味しそう」

 

トウジ「お、分かるかぁ?」

 

ケンスケ「シンジの料理の腕前はすごいんだぜ!」

 

綾波「何故、知っているの?」

 

シンジ「…前、あまりにも多く作りすぎて弁当三つに分けて食おうとした時に」

 

トウジ「それからはワシらも偶に頂いとるんや!」

 

ケンスケ「トウジは購買で買う金が浮くから、だろ?」

 

トウジ「うぐっ」

 

綾波「私も食べてみたいわ」

 

シンジ「嘘だろ」

 

綾波「これから、よろしく」

 

トウジ「進歩やな!」

 

ケンスケ「やはり、パイロット同士仲良くしなきゃ、だろ?」

 

シンジ「…いや、まあ良いけど…」

 

綾波「?」

 

シンジ「金が…」

 

綾波「何故?」

 

シンジ「何故って、そりゃお前…アレだろ」

 

綾波「お給料は、貰ってないの?」

 

シンジ「え?」

 

トウジ「シンジは世界を救うのってボランティアでやっとんたんか?」

 

ケンスケ「今からでも求めようと思えば求めれるんじゃないか?」

 

シンジ「…今日は早退する。裁判起こしてでも貰う」

 

綾波「そうすれば、お弁当が貰えるのね」

 

シンジ「給料の未払いは犯罪だから…証言は綾波に任せるぞ」

 

綾波「分かったわ」コク

 

…まさか、まさかだ。使徒よりも身近に、使徒よりも凶悪な敵が居たとは!驚きだ!!…さて、ゲンドウに問い詰めてみよう。ゲンドウに問い詰めても無理だったら綾波に頼もう。どうにかして泣き落としで…いや、副司令も使えるか…

 

NERV本部

 

シンジ「こんにちはー!」

 

ミサト「シンジ君!?学校はどうしたの!?」

 

シンジ「綾波が給料貰ってるって聞いたんですけどー!」

 

リツコ「?シンジ君も給料はもらってるでしょ?」

 

ミサト「…あっ」

 

リツコ「まさかミサト貴女」

 

ミサト「やっばぁ…!」

 

シンジ「払ってくれないと綾波の分の弁当が作れないんで、よろしくです」

 

ミサト「え!?仲直りしたの!?」

 

シンジ「お前給料の話からの逃げ道見つけたからって調子乗るなよ?」

 

ミサト「うぐっ…」

 

ゲンドウ「葛城二佐」

 

ミサト「え!?あ、ハッ!」ビシィッ

 

ゲンドウ「今の話は本当か?」

 

ミサト「あ、いや、それは…」

 

ゲンドウ「本当か?」

 

ミサト「う、嘘…で…」

 

ゲンドウ「…シンジ」

 

シンジ「何?」

 

ゲンドウ「これからは、お前に手渡しで渡そう」

 

シンジ「今までの分もお願いね」

 

 

 

 

 

 

 




レイから漏れた給料話!それを聞いてしまったシンジ君は突っ走ってNERV本部に問い詰める!
出てきたのはミサトの「あっ」という声。これにはゲンドウもキレた。ミサトは次の使徒戦で挽回しなければ塀の中へと行ってしまう!
大丈夫かミサト!頑張れミサト!!
次回、第6の使徒、襲撃。
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