例に漏れずシンジ君は墓参りに行き遅れます。
アスカの口から出る言葉は原作通り。
さて、その先は一体どうなるのか…!?
墓場
シンジ「…」
ゲンドウ「久しぶりだな。2人でここにくるのは」
シンジ「母さんも苦しいだろうね。親父がこんなクソ野郎だったなんて」
ゲンドウ「…ユイの目の前だ。少しは取り繕わんか」
シンジ「父さんはいっつもそんな感じなのに?」
ゲンドウ「ユイは、嘘を吐かれるのが嫌だったからな」
シンジ「お前嘘ばっかついてるのに?」
ゲンドウ「給料の件については嘘ではなかっただろう」
シンジ「チッ」
帰り道
…あの親父、母さんの前でもずーっとあんな感じだったかな。母さん苦労して死んだんだろうな…これだからゲンドウは…全く。母さんの旧姓を自分につけたい気分だ。ただ、調べる余地がないんだよな、これが。全く、ゲンドウのやつは用意周到がすぎるぜ
ミサト「どうだった?会っちゃえばどうとでもなったでしょ?」
シンジ「相変わらずのクソっぷりで安心しました」
ミサト「あ、あはは…」
シンジ「て言うか、なんです、あのクソでかい建物。ありました?海上に」
ミサト「え?って、使徒じゃないのアレ!?」
シンジ「マジかよってォ!?」
ミサト「こちら葛城ミサト、今第3の少年を輸送中!」
シンジ「今ここで連絡すんのかよ!?」
その後、頭文字D並みに荒い運転をした挙句、新型のエヴァが飛来し、使徒を見事倒し、僕の出番はなかったとさ。つーか、普通にあんな運転するかよ…頭ぶつけたっての…
戦闘後、エヴァが運ばれてる場所
ミサト「説明するわ。ユーロ空軍エースパイロット。第二の少女、式波・アスカ・ラングレーよ」
トウジ(いたよね?)「2号機って赤いんやなぁ」
シンジ「うわっいつの間に!?」
ケンスケ(いたよね?)「ひどいなシンジ…」
シンジ「うおっ!?」
アスカ「あれが、えこひいきで選ばれた最初のパイロットってわけね」
ミサト「そうよ。久しぶりね〜アスカ」
アスカ「久しぶりねミサト〜!クビになりかけたって聞いたけど」
ミサト「うぐっ…そこまで情報が回っていたとは」
シンジ「よー分からん人間だな」
トウジ「ありゃシンジとは絶対合わん性格やで」
ケンスケ「シンジとぶつかることがないと良いんだけどなぁ…」
アスカ「で、親の七光りで選ばれた第3の少年は?」
ミサト「えーっと…」
シンジ「こいつ」
トウジ「うおっ!?な、なんでワイが!?」
アスカ「あんた?フンっ!あんたばかぁ!?」
トウジ「な、なんやてぇ!?」
ケンスケ「完全にとばっちりだよ…」
シンジ「ま、手が出たらなんとかなるでしょ」
アスカ「エヴァに乗れず、戦えなかったことを恥じることすらないなんて!エヴァのパイロット失格ね!」
トウジ「な、なんかよーわからんがワイやないでぇ!」
アスカ「じゃー誰だってのよ!」
トウジ「シンジや!あの、カメラ構えてる奴の隣!」
あ、トウジのやつ裏切りやがった。仕方ない。どうにかして逃げ切るか。いや、まずこれ逃げ切れるのか?完全にキレてるよ。こいつやばいよ。こうしてる間にもすごい罵詈雑言浴びせてくるし。ただし僕は紳士だ。堪えろ、堪えろ…
アスカ「おまけに!」スッ
シンジ「!?」ドンッ
アスカ「無警戒!あんた本当にパイロットなんでしょうねぇ!?」
シンジ「はぁ…」
アスカ「ため息吐いたの!?信じらんない!」
トウジ「あ、ちょ、待てい!」
ケンスケ「お、落ち着いてシンジ!今をやり過ごせばNERV本部以外では交流ないはずだろ!?」
シンジ「その通りだよケンスケ…だからこそ腹立つんだよ!」
アスカ「!?ふ、フンッ!何よ!自分が危なくなったら逆ギレって訳!?」
ケンスケ「ほ、ほら!抑えて抑えて!」
アスカ「掛かってきなさいよ!どーせ勝てっこないんだから!」
シンジ「だってさ、ケンスケ」
ケンスケ「…わ、わかったよ…」
トウジ「え、ええんか!?」
ケンスケ「仕方ないだろ?」
アスカ「さあ!やってみなさいよ!」
シンジ「調子に乗んなよ」ガシッ
ミサト「…!し、シンジ君!それまでに」
アスカ「髪掴まないでよ!」
シンジ「…もー知るかバーカ!!!!」ブチブチィッ
アスカ「いやぁっ!?」
ミサト「シンジ君!何をしてるか」
シンジ「うるせぇ!」ゲシィッ
ミサト「ふぎゃっ」
そこからはキレすぎてあまり記憶にないが、やりすぎたと言うのが妥当だと、その日の夕方に病院でトウジに言われた。その場に居合わせた加持とかいう人間がスタンガンで僕を気絶させたとか。やるな、加持…ちなみに式波は涙目になりながらも気絶した僕を蹴っていたらしい。
自宅
シンジ「たっだいまー」
アスカ「あら?ようやくお目覚めってワケ?」
シンジ「…段ボールだらけだな。すんげー汚い」
アスカ「分からないの?アンタはお払い箱ってことよ!」
シンジ「マジ!?やったー!」
アスカ「はぁ!?パイロットの座を惜しむ間も無く明け渡すっての!?」
シンジ「チッうっせえなお前ほんと」
ミサト「言い忘れてたわね。シンジ君とアスカは今日から一緒の家よ?」
アスカ「うそぉ!?」
シンジ「ま、ミサトさんが作れる料理と言ったらインスタントだけですもんね」
ミサト「ぐぬっ」
アスカ「えぇ!?」
そのあとしばらくアスカが奮起して「じゃあ私が作ってあげるからナナヒカリとは別の家ね!」と言い出して作り始めたが、あまりにも酷い有様になった。丸焦げのハンバーグ、全く味のない味噌汁によくわからない灰らしき物。仕方なくまた僕が作った。これじゃ猿のほうがまだましだな…
アスカ「この私が料理ができないなんて…いや、日本式のに慣れてないからよ!」
シンジ「じゃあ慣れたら出来るってことか」
アスカ「あぐっ」
シンジ「じゃあ、猿以下の式波さんは、今から猿よりマシになってもらうため。家で食べる料理は全部自分で作ってね」
アスカ「猿以下!?あのね!猿にはない知能ってもんが私には」
シンジ「あいつら自分で食材集めて食うんだよ?わかる?お前何?取り柄は何?ユーロ空軍エースだったね。それで、エヴァに乗れたね。それだけだね」
アスカ「何よ!十分すごいでしょーが!」
シンジ「お前、ずっとインスタント料理食ってくの?」
アスカ「はぁ!?」
シンジ「はぁーっ話にならん…」
ミサト「ちょっとシンジ君?言い過ぎじゃない?」
シンジ「元カレ見つけたからって照れ隠しにキレてる奴には何も言われたくねえんだがな」
ミサト「!?ち、違うわよ!って、どこでそんな情報」
シンジ「リツコから綾波に行って僕のところへ」
ミサト「リツコぉ!?」
アスカとは本当に険悪な仲になってしまったシンジ君!
次回は社会見学として海洋研究所に行くがどうなってしまうんだシンジ君!!
マリは次回、屋上で着床して来るぞ喜べ諸君!
しかしあんな人間にシンジ君はキレずにいられるのか!?
次回、海洋研究所で綾波の表情筋の耐久力が試される!