見た目がNTR漫画によくいる竿役みたいな見た目の奴がファンタジー的なやつに巻き込まれて最強(?)になるまでの話   作:松田駅

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めちゃくちゃパロる予定


2話美味しい料理を食べにいこう(1)

「最近バ、バス? パズってる? 美味しいイタリアン料理店……レストラン! に行きます!」

 

ことの発端は推華の一言である。

 

いつも通り推華の部屋で幼馴染同士3人で自由に過ごしていた時ベッドで仰向けになり足を組みながらスマホをいじってなんか操作していた推華が急にベッドの上に立ち上がり、スマホを片手で握りしめ宣言した。

 

 

「おー、行ってらー。食ったら感想よろー」

 

「りょうかーい」

 

俺らは推華を一瞥した後、すぐにスマホに向き直る。

こういう時必ず面倒なことに巻き込まれるので、厄介この上ない。

その証拠に灯が一瞬すごい嫌そうな表情をしたのを、俺は見逃さなかった。

 

 

「あなた達も来るんじゃい! このぼけ!」

 

「筋トレでそんな暇ない」

 

「絶対面倒くさいことになるから嫌かな?」

 

「来なければ2人の黒歴史を学校とバイト先にばら撒いて潔く散ります」

 

「何一つ潔くねーじゃねーか! 明らかに悪意ばら撒く気満々じゃねーか! 」

 

「ただの悪質なテロリストじゃん! どんだけあたし達と行きたいの? 怖いんだけど?」

 

 

「黙りなさい、そして行きましょう。私達は幼馴染、言わば運命共同体よ。」

 

 

呪いかな?

ベッドに座り直した推華はうんうんと頷いた後興奮しながら「ここよ、ここ!」と俺らにスマホを見せてくるのだった。

 

まあ、あれだ。

俺らは溜息を吐きながら了承する。

いつもの流れで、茶番みたいなやつだ。

俺はその雰囲気がなんかわからないが嫌いじゃなく、つい微笑んでしまう。

いつかはお互い彼女彼氏が出来、疎遠になったとしてもたまに集まりたいなと、思う。

 

集まってこういう話をして肴にして笑い合いたいなと、言わないけど。

 

 

なんだかんだその後帰るのだるいなーってなってからのお泊まりにしますかとなりお互い家族に了承を得た後、いつも通り過ごして次の日の昼頃に帰宅するのだった。

 

 

 

 

****

 

 

 

気付くと夕方だった。

そーいやー帰って速攻自室で寝たんだわーと今日寝れっかなーと一人心配になりながら自室のドアを開けてからリビングに向かう。

 

リビングでは、ねーちゃんと二人の妹、景奈と春奈がソファーに座りながらテレビを見ながら笑っていた。

春奈は携帯ゲームしてるけど。

 

 

「おかえりー」

 

 

 

足音とリビングのドアを開ける音で俺に気づいた姉妹達は俺に挨拶した後テレビにまた視線を向けた。

 

 

俺はただいまーと返しながら、マグカップを取りながら冷蔵庫にある最近ねーちゃんがハマって作り置きしているコーン茶なる物を右手にあるマグカップに注ぎ一気飲みする。

 

仄かな甘味があるとか言ってたけど、俺にはよーわからんなーと思うのだった。

 

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