東方Project ~異形の玄武が幻想入り~ リメイク 作:フジパンホンジコミ
ドドドドドッ・・・
「ええーい、地下に行く階段はどこにあるんだああああぁぁぁ!」
かれこれ20分くらい走り回っているが階段が見当たらない。
「くそっ早く地下に降りて魔理沙と合流しないといけないのに、こんなとこで迷っている場合じゃない。」
そう思っていたら、頭に声が響いてきた。
《玄武さん、聞こえますか?聞こえていたら返事をしてください。》
この声はさとりか?
《ああ、聞こえているぞ。それよりどうしたんだ?なにか問題でも起きたのか》
《いえそうではなくてですね。その・・・今どうしてるのかなと思って。》
そういうことね。
《今異変を起こした奴のとこに乗り込んでるとこだ。》
《どんなとこなんですか?》
《もう目が痛くてしょうがないよ。》
《目が痛いというのはどうしてなんですか。》
《館全体が真っ赤だった上に、館の中も真っ赤なんだよ。》
《・・・それは目にキツイですね。玄武さんにとっては。》
なんだか哀れみを感じるのは気のせいか?
っと今は話し込んでいる場合じゃない。
《済まない今急いでるところだから、話はまたあとにしてくれるか。》
《何かあったんですか。》
《実はな、ここに来る途中で二人組の女の子と合ってな。一人は竜也が祭神をやっているとこの巫女、もう一人は人間の魔法使いだ》
《・・・二人組の女の子とですか・・・それで?・・・》
あれ?
なんか雰囲気が変わったように感じるのはなぜだ。
《えっと、その内の一人がな、地下に行っているんだが・・・》
なんだか話しかけづらい。
《・・・続けてください。》
こっわ!?
ちょっとマジで怖いんですけど。俺なにか悪いことした。
さとりを怒らせるようなことしたのか。
《玄武さん・・・続きは?》
《な、なんというかとてつもなくヤバイのが地下にいるのがわかったんだ。》
《それでいま助けに行こうとしている・・・ということですか。》
《その通りです。はい。》
《・・・・・・・・・》
なにか喋ってくれー!?
怖くてしょうがないんですけど。
ここは誤ったほうがいいな。
《えっと・・・その・・・済まない。》
《なんで謝るんですか?》
《え?いや俺が気に障るようなこと言って怒らせたのかなぁと思って誤ったんだが、違うのか?》
《へ?いえ・・・その・・・私の方もすいません。つい苛立ってしまって。》
《いや怒らせてしまった俺が悪いんだから。》
どうやら元に戻ったなよかったー。
《ところでさ。》
《はい、なんでしょう?》
《なんで怒ってたんだ?》
《・・・・・・・・・バカ(気づいてくれてもいいじゃないですか)》
《何かいった?》
《なんでもありません。それで今は地下に向かっている途中なんですね。》
《ああ、でも館の中は空間を弄ってあるから広いの何の階段が見つからなくて困っているんだ。》
《でしたら廊下の床をブチ抜けばいいんじゃないですか?》
《・・・その方法があったかっ!テンパリ過ぎてすっかり忘れてた!》
《ハァ(玄武さんってやっぱりどこか抜けてますね)・・・早くしたほうがいいんじゃないですか。》
そうだった!早く行かないと取り返しのつかないことになる。
《ありがとうなさとり。帰ったらうまいもの作るから。》
《デザート付きですよ。》
《了解。》
《・・・玄武さん。》
《なんだ?》
《頑張ってくださいね。帰りを待ってますから。》
《おう!》
こりゃ頑張らないとな!
さて地下に行くとしますか。
そう言って俺は床に拳を振り下ろした。
図書館内(玄武が未だ1階で迷っている最中)
「へへー大量大量!」
魔理沙は大きな袋にいろいろな本を入れていっている。
「ちょ、ちょっとっ!?ここの本は持ち出し禁止よ!?」
パチュリーは魔理沙に怒鳴った。
「細かいこと気にすんなよパチュリー。」
「気にするわよ!?それに気安く名前で呼ばないで頂戴!?」
「そんなこと言うなよ、同じ魔法使いなんだから。」
「私は純粋の魔法使いだけどあなたはまだ人間でしょ!?」
「今はそうだけどいつか本物の魔「ドカーーーーーン!!」ってなんだよいいところで。」
図書館の一部の壁が吹き飛んでいた。
そして、その壁の向こうから黄色い髪に紅い瞳、赤を基調とした服を着た宝石のような結晶を付けた翼を持つ少女が飛び出してきて、パチュリーに話しかける。
「パチュリー私にも遊ばせてー。」
「フ、フラン!?」
魔理沙は今現れた少女のことをパチュリーに聞いてみた。
「なあ、パチュリーあいつ誰なんだ?」
「フランドール・スカーレット・・・ここの館の主の妹よ。種族は姉妹揃って吸血鬼だけどね。」
「よりによって吸血鬼かよ・・・マジでシャレにならないぜ。」
「それだけだったらいいわよ・・・問題はその能力と性格よ。」
パチュリーは真剣な顔つきでフランを見ていた。
「どんな能力なんだ?」
魔理沙はその能力がなんなのか聞く。
「【ありとあらゆるものを破壊する程度】の能力よ。」
「おいおいそれって・・・」
「ええ、その名の通り破壊に特化した能力よ。」
それを聞いて魔理沙は冷や汗を流さずにはいられなかった。
顔を引きつらせながら魔理沙はもう一つのほうを聞いた。
「じゃあ・・・性格の方は性格のほうは?」
「見たまんま、思考のほうも子供じみてるわ。けど・・・どこか狂っているのは確かよ。」
「うっわー。」
「それに今日は紅い満月のはずよ。」
「紅い満月ならどうなるんだよ。」
「力が強化され、おまけに見境がなくなって襲い掛かってくるわ。」
「やばい時に来ちまったってことかよ。ついてねぇ」
魔理沙がフランのほうを向くと、不機嫌な表情をしていた。
「パチュリーとお話してないで、私と遊ぼうよー。」
「えっとだな、ちょっと待っててもらえるとうれしいんだが。」
「遊んでくれなきゃやだ!」
駄々をこねるフラン。
「そういは言ってもなぁ…」
「遊んでくれないんだったら…壊れちゃえ!?」
フランは突如、掌を魔理沙に向ける。
その様子を見たパチュリーは魔理沙に言った。
「逃げなさい魔理沙!?」
「え?」
「きゅっとしてド「ドカーーーーン!!」っもうなによ。」
天井付近から音がしたので全員がそちらのほうに顔を向けると瓦礫とともに一人の男の姿が見えた。
「玄武!?」「あの男何者なのかしら」「あは♪もう一人増えた。」
魔理沙とパチュリーは現れた人物に驚き、フランは新しいおもちゃを見つけたように笑っていた。
「ここは図書館なのか?」
玄武は着地した周りを見渡した。
そこに魔理沙とパチュリーが駆け付ける。
「玄武、無事だったのか!?」
「よう魔理沙、元気だったか。」
「ようじゃねーよまったく…で門番は。」
「ふっ勝ってきたぞ。」
「門番って…ああ美鈴ね。」
「へぇーお兄ちゃん美鈴に勝ったんだ…でも勝ったって言っても弾幕ごっこでやったからでしょ。」
「うんにゃ、最後だけスぺルカードを使ってあとは素手で戦ってた。」
「「!?」」「あはっ!」
魔理沙とパチュリーは驚き、フランは笑っていた。。
「(マジかよ!?妖怪相手に素手で勝つって・・・)」
「(素手であの子に勝ったっていうの彼は!?)」
「(へぇ、素手で勝ったんだすごーい。)」
三人ともそれぞれこんなことを心の中で思っていた。
「ねぇ。」
フランは玄武に話しかけた。
「なんだ?」
「私と遊んでくれる?」
「ああ、お前さんの遊びに付き合ってやるよ。」
「ほんと!?じゃあ…あなたは壊れないでね。じゃないと楽しめないから。」
「はんっ!壊せるものなら壊してみろ。」
二人は笑いながら相手のことを見ていた。
紅霧異変中最大級の戦いが、今幕を開けようとしていた。
次回フランドール戦
乞うご期待。
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