東方Project ~異形の玄武が幻想入り~ リメイク 作:フジパンホンジコミ
気がつくと俺はカプセルの中にいた。
そこになんでいたのかは俺は知らない。
でも長い間この中にいた気がする。
俺はカプセルの外が気になりカプセルのガラスに手を当てホンの少し力を入れたらガラスが粉々に砕け俺は外に出られた。
「う・・・あ・・・」
しかし言葉をうまく発することができない、それに両手両足に力が入らない。
俺はなんとか這いずりながら、移動をしているとカプセルに書かれている文字を見た。
俺は見たことがない文字にもかかわらず、それを理解した。
ギューフ・アンスール・マン・エオー・ラド・アンスール―――ガメラ。
それが俺の名なのだろうか?じゃあこの亀山 玄武という頭の隅っこに浮かぶものはなんなんだ?
まあこれは後で考えるとしてまずは今の状況をどうにかすることだ。
まずは自力で歩けるようにすることと、喋れるようにすることからだ。
それから早1万年の時が流れた。
人気のない場所でひとりの男と怪鳥が戦っていた。
既に怪鳥はボロボロであったが男は気を緩めずに攻勢に出る。
「はああああ破岩掌!!!」
「ギャグア!!!」
「まだまだ金剛掌。」
「ギュアアアア!?」
「金剛双破掌!!!」
「ギエエエエエ!!!」
「最後はプラズマ火球!!!」
「ギャガアアアア!!!!」
20mもある大きな怪鳥――ギャオスが攻撃を喰らい爆散した。
「よしこの辺りのギャオスは概ね駆逐し終えたようだな。それじゃあ帰るとするか。」
俺は寝座にしているアトランティスに帰ってきた。
俺はちょっと仮眠を取るために移動せていると俺は懐かしい部屋を見つけた。
俺が眠っていたカプセルのある部屋だった。
俺部屋に入り自分が入っていたカプセルを見ていた。
「俺がここで目覚めてからもう1万年にもなるんだな。」
あれから俺は色々なことを知った。
自分が人間たちに作られた生物兵器であること。
俺と同じように作られた存在ギャオスを倒すために生み出されたこと。
そしてもう一つの姿があることを。
俺はギャオスと戦うために生み出されたが俺はまだまだ弱いことを自覚し自身を鍛えることにした。
そのおかげか30m位のギャオスならば素手で倒せるくらいになった。
あと俺は熱と大地を操れることがわかったため戦闘の幅を広げるため俺はこの能力をまず理解することから始め、50年後には完璧に操れるようにまでなった。
それから俺の生まれた地アトランティスの技術という技術をモノにし、ついにオリハルコンの生成を成し遂げた。
「ほんといろんなことがあったな。今になってはいい思い出だ。」
そう言って俺は部屋を出ていった。
それから更に4万年の時が流れた。
一通り自分の領域内に存在していたギャオスを葬った俺は生まれ故郷であるアトランティスを離れ世界中を旅して回っている。
ムー大陸、パンゲア大陸、パシフィス大陸などのいろいろな大陸を渡り歩いた。
その時に3人の少年を俺は引き取った。
そして今もその3人を連れて旅を続けていた。
「なあ師匠、今度はどこに行くんだ。」
蒼炎の不死鳥王カイザーフェニアスの二つ名を持つ青髪の少年――鳳 飛鳥か頭の後ろで手を組みながら聞いてきた。
「そうだな。」
「師父、私は東に行ってみたいです。」
水氷の虎王ラオウの二つ名を持つ白髪の少年――李 王虎(リー ワンフー)が顔を嬉しそうにしながら提案してきた。(渾名はフー)
「俺も行ってみたいです先生。」
大嵐の龍王アマツの二つ名を持つ灰色髪の少年――風間 竜也もフーに賛同する。
「そうだな。俺も気になっていたからな東の方は――じゃあ行ってみるか。」
「「「はい!!!」」」」
俺たちは東の地に向かって歩き始めた。
そこでかつてにないほどの戦いが起こることも知らずに。
――――――――――
――――――
―――
「これはどういうことだ、なぜこんなにもギャオスがこの地に巣食っているのだ!?」
「フー今はそんなこと言っている場合じゃあない、早くこの人達を安全なところへ運ぶんだ。」
「わかりました師父。」
俺は飛鳥たちにここにいる人たちを逃がすように命じ俺は空に目を向ける。
上空には夥しいほどのギャオスが飛んでいた。
その中心には人の形をしたギャオス変異体――邪神イリスと体色がほかのギャオスとは違う――アルビノギャオスが浮かんでいた。
「あいつらがリーダー格か。他のギャオスどもと白い方はどうにかなるとはあいつら3人でもどうにかなるがあっちの人型の方はやばい。」
俺でも勝てるかどうか・・・だがやるしかないっ!?とそう思いながら玄武は力を開放した。
玄武は姿を人型から80mもあえう巨大な二足歩行の黒い大亀―――ガメラの姿になった。
渾身のプラズマ火球を二体に向けて放つがイリスは方から飛び出している触手で払い、アルビノギャオスは己の翼を振動させ無力化していた。
『これが通用しないだと!?』
ガメラは驚愕し上空の二匹を睨みつける。
するとイリスがゆっくりと地上に降りてきた。アルビノギャオスと他のギャオス達は飛鳥たちの方へと飛んでいった。
ガメラとイリスは互いに睨み合い、そして動き出した。
――――――――――
――――――
―――
飛鳥達に逃がしてもらった人達は上空を見上げていた。
そこには七色の尾羽を持った青い鳥、蒼い斑模様のある白い虎、白灰色の羽衣を纏う黒い龍がギャオス達と戦っていた。
青い炎を繰り出し相手を燃え散らす、氷で相手の動きを封じ爪で砕く、風を体に纏わせ相手を切り刻む。その姿は地上にいる人々から見ればとても神々しかった。
ほとんどのギャオスは倒され残るはアルビノギャオスのみとなった。
3匹はそれぞれ火炎、水流、竜巻をアルビノギャオスに放つが、先ほどガメラのプラズマ火球を無力化した方法で3匹の技も無力化してみせた。
その光景を見て驚愕する3匹。
アルビノギャオスは翼を振動させたあと勢いよく翼と羽ばたいた。すると3匹は見えない何かによって吹き飛ばされ地面へと叩きつけられた。
『なんだ今の攻撃はっ!?』
『おそらくは衝撃波だろう』
『ああ間違いねえ。』
『どうする、攻撃しようにもアレを使われては意味がねえぞ。』
『心配いらんもう手は打ってある。』
アマツが上空を見上げると空が急に曇り始めた。
そして雷が鳴り響き、雨が降り始めた。
『今だ飛鳥!?あいつに炎をめいいっぱい浴びせろっ!?』
『なんだかよくわからんがわかったスウウウぅぅぅッ』
フェニアスは空気をめいいっぱい吸い込み始めた。
しかしこれから来る攻撃をアルビノギャオスは防ごうと翼を振動させようとするが突如翼が凍りつき始めた。
後ろから冷気が感じられたためアルビノギャオスは後ろを振り向くとラオウの口から白い煙みたいなものが吐かれていた。
『ブリザードブレス・・・これでその翼は使えまい。』
『サンキュー!これで終いだっ!?蒼炎波!!!」
フェニアスの口から青い炎が吐き出され、アルビノギャオスに命中した。
その炎を受け苦しむアルビノギャオス。だがそれだけでは倒すまでにはいかなかった。
しかし――
『それで終わりじゃあないんだなこれがっ!!!くらいやがれ!?』
突如アマツの二本の角めがけて落雷が落ちる。アマツはそれを自分の力で操りはなった。
『これが奥の手――サンダーブレイクっ!!!』
二本の角から強大なイカヅチが放たれた。
さすがのアルビノギャオスも3方向から攻撃には耐え切れずに消滅した。
フェニアス達はガメラの方を手伝いに行こうと向かおうとした。するとそれほど遠くない場所から壮大な音がした。
フェニアス達はこれを確かめに向かうとそこには槍のようなもので腹を刺し貫かれたガメラが山に叩きつけられている光景だった。
3匹はそれを見てまずいと感じ人型の何かに攻撃しようとしたが3匹とも触手につかまり地面に叩きつけられ身動きが取れなくされてしまった。
止めを指そうとイリスはもう片方の腕の槍を振りかぶった。
しかしそれはガメラの腕に弾かれ山を貫くだけであった。
その瞬間を狙いガメラはその槍に向かってプラズマ火球を放った。
プラズマ火球は見事命中し、相手の腕を吹き飛ばした。
片腕をプラズマ火球によって吹き飛ばされた相手はピギイイイイという悲鳴のような声を上げてガメラを突いているもう片方の腕を腹から引き抜き後退した。
ガメラはそれがチャンスだと思い左手にエネルギーを集中させ、左腕を炎で包んだ。
そして突進しながらその左腕を相手の胸に叩き込んだ。
『おおおおっバニシング・フィストっ!?』
『~~~~~っ!?』
もはや悲鳴にならない声を上げ苦しみ出すイリス。
しかしガメラは左腕のエネルギーを相手の体の中に送り込みそれを解放した。
すると相手は破裂するように爆炎を撒き散らしで吹き飛んだ。
爆煙が晴れ、戦いが終わったことを知った人間たちは大いに喜んだ。
しかし突如ガメラが地面に倒れこんでしまった。
その光景を見たフェニアスたちは人型へと戻り触手の拘束を抜け出し、ガメラのもとへ飛んでいった。
人間たちは彼らに俺を言おうと彼らの元にやってきたがそこには既に誰もいなかった。
お礼を言うことができなかった人間たちは感謝の気持ちを込めて石碑と社と彼らを模した銅像を建てた。
一方飛鳥たちは負傷した玄武を連れてアトランティスに戻ってきていた。
「師匠大丈夫か?」
「これが大丈夫に見えるか?」
穴のあいた腹を指差す玄武。
「師父あまり動かないでください。傷に触りますよ。」
「ああ。」
「先生はこれからどうすんだ?」
「眠る。」
「それほどにまで力を消費していたのですか!?」
「ああそのせいで傷の治りも遅いだから、力の回復と治癒のために眠ることにした。」
「そう・・・ですか。いつ目覚めることに。」
「それはわからん。だが言えるならばアイツ等が再び目覚めた時俺もまた目覚めるだろう。」
「わかりました。」
「済まんなお前たちにはまだ教えたいことがたくさんあったのに・・・」
「いいよまた会えるんだからそうだろう師匠。」
「そうか、ならお前たちに頼みごとがある。」
「頼みごと?先生それはなんですか?」
「あの東の地のことを調べて欲しいんだ。」
「あそこを?」
「あの地は少し異常だ、あれだけマナが濃ゆい地は初めてだ。」
「確かにあの地はおかしかったですね。わかりましたその使命我らが成し遂げてみせます。」
「頼んだぞ・・・」
そう言って玄武は深い眠りについた。
飛鳥たちは今一度東の地に再び向かいそこで暮らしながらこの地のことを調べていった。
そして時は現代へと移り進む。
前作の部分から大幅に話の内容を変えました。