とある特殊工作兵見習いの日常   作:氷桜

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何か考えてたら主要女性陣がオペ(年上・同い年・年下)+戦闘員二人くらいになりそうでワロタ……ワロタ……。


宇佐美 栞-①

 

その日の授業も無事終了。

特に今日は部活動とかも無いし、と帰宅する準備をしていれば。

 

「鷹くん、今日暇?」

「?」

 

隣に座る栞さんが、此方に向けてそう問うてきた。

 

「昨日が朝からだったし、今日は特には。」

 

学生という身分も有り、そして同時に住んでいる場所が本部内というのも有り。

防衛任務のシフト程度……もう少し言い直すなら学業に支障が無い程度に仕事の量は抑えられている。

とは言っても臨時部隊みたいな余裕があるわけでもないので、2日に一度仕事――――その程度。

上の立場になってくると自主的に休日出勤してたりもするけど、それでも遊んだりする時間はあったりするのだし。

一番倒れられると困る人に限って休まないのは多分うちの組織の悪いところなんだろうなぁ。

 

「そっか~、じゃあちょっと時間あったりする?」

「別にいいけど……え、何用?」

 

少し怖いんだけど。

 

玉狛支部(うち)の訓練室の調子が悪くてね。 技術者目線で何か意見欲しいなぁ、って。」

「クローニンさんいるじゃん……。」

 

カナダ人とか言ってる人。

前に話をさせてもらった時は、トリガーに関しての知識が豊富で色々勉強にはなったんだけど。

()()()()()()()()()()()()()()()()()んだよな……アレは何だったんだろうか。

 

「今スカウトで県外なんだよねー……。 無理にとは言わないけど。」

「まあ玉狛は特に無いと困る、か……。 って言っても俺も触りしか分からないけど。」

「それでも良いよ、状態だけ調べたいんだけど取っ掛かりすら分からないと迷惑かけちゃうからさ。」

 

俺には良いのか、と考えなくもないが。

まあ時間もあるし……と思ったところで思い当たる。

 

(……昨日迅さんが言ってたのこれか?)

 

にしては早すぎるし、半々くらいになる確率がよくわからないんだけど。

壊れるか、持つかが半々だった――――ということなのだろうか。

 

「ま、前提が分かっててくれるなら良いよ。 久々に陽太郎にも会っておきたいし。」

 

懐かれていると言えば良いのか、遊ばれていると言えば良いのか。

本部に時折顔を出すちびっ子だが、目的の相手を待つ間は職員の誰かしらが面倒を見ていて。

例の……何だっけ、あの巨大な動物。 雷神丸って名前は覚えてるのに出てこない。

アレに跨った陽太郎と出会って、それなりに仲良くしてきたが此処暫くは忙しくて顔すら見れてない。

丁度いい機会といえばそんなタイミングだった所だ。

 

「良かった、助かる~。」

「……っていうか、何をしててそんな状態になったわけ?」

「えー、ちょっと趣味の調整をしてたら何だか姿がブレちゃってね……。」

「いや、栞さんのことだから無茶なことはしてないとは思うんだけども。」

 

玉狛関係者が破損させるとかは余り考えない。

ランク戦にこそ関われていないけれど、その理由も理由たる所以があり。

単独でチーム相当と定められる人員でさえ二人も抱えていることだし。

……やっぱり支部一つで一派閥形成できるのって何かおかしいよな、彼処。

 

「多分単純に配線系列の断線仕掛りとかだとは思うんだけどね、完全に姿が出なくなったわけじゃないんでしょ?」

「そうそう。」

「だったらまずは箇所の特定からかー……。」

 

まあ、あの中身を全て理解できているわけでもない。

それこそ鬼怒田さんみたいなド天才と、昔のボーダー関係者の知識。

後は”遠征”で得た内容の合わせ技みたいな部分は絶対あるんだろうし。

何をどうしたらトリオンの動きを再現できるんだろうか、未だに謎が深まる一方だ。

 

「私も勿論手伝うからね。」

「出来ればレイジさんとかの力も借りたいけどなー……。」

 

背後でヒソヒソ。

視線が幾つか背中に刺さる。

……唯のボーダー関係者同士の話程度だぞ、本当に。

噂されるようなことじゃない、と声を大にして言いたいが……聞いてくれないんだろうなぁ。

年上/オペレーターの中から。(※原作2014年2月時点で高校三年生以上を指す)

  • ダメ男育成員月見さん
  • 超ゲーマー国近さん
  • やや寸胴今さん
  • 姉御肌過ぎるののさん
  • 謎アイコン製作者橘高さん
  • 同い年だけど三上さん
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