「其処だー!」
「ちょっ、
目の前の光景をどこか遠くに見ながら、ふと思い返す。
彼女に対して”そう”思ったのはふとした切っ掛け。
入隊時に、サイドエフェクトで弾かれて。
その後に、トリオンの正負で苦手な相手が現れて。
色々な感情を内面に溜め込んでいた時期。
『ねえ、君。 今時間ある?』
『……へ?』
休日に食堂で一人食事を食べていた時の事。
新しいゲームを買ってきたらしい先輩が相手を探していて、それに捕まって。
それが改善の切っ掛け。
当時はまだA級に届いていなかった太刀川隊から縁が広がって。
あちこちに伝手も出来、礼をと言ってもそれを受け取らず。
『わたしはただゲーム出来る知り合いが欲しかっただけだから。』
と、小さくはにかみながらもそれだけを口にした。
それくらいからだったっけ、互いに下の名前で呼び出したのは。
今となってはそれが本心だというのも分かる。
一人でいたからこそ声を掛けてくれた、という事も少しだけは理解できる。
ただ、その時はそれに救われたような気がして――――気付けば、その感情が切り替わっていた。
小南にも、那須さんにも。
二人に対して見せられる感情の大本、始まりは彼女との出会いから。
絶対に誰にも言う気はないが、
だからこそ苦手で、同時にだからこそ頼れる人。
「鷹くーん、次から混じる?」
「鷹、この人止めるの手伝え! おれ一人じゃ無理だわ!」
ぼーっと画面を見ていれば、前方から飛ぶ声が2つ。
一人は購入者、ある意味で部屋の主の一人である柚宇さん。
もう一人はこれでも
槍バカ弾バカ罠バカ、と冗談めかして纏めて呼ばれたりするのでイラッとする。
そんな集まりの一人。
「いやぁ、そりゃぁ見てれば分かるけどさぁ……。」
「何だよ。」
「この人相当やり込んでるでしょ? 二人で対処できんの?」
今もほら、掛かってこいやー!みたいな顔してるし。
「少なくともおれ一人じゃ無理だわ!」
「まあうん、それも見てたら分かる。」
明らかに公平数人分くらい差が出来てたし。
っていうか置き弾系の
それを踏まえた上での二重罠。
「なら言ってねえで協力しろ!」
「全く操作も知らない人間を引き込もうとは……。」
「じゃあはいこれ、説明書。」
相変わらずだなこの人。
俺が何言うのか読んだ上で被せるように手渡してきたぞ。
「あっ、はい。」
「じゃあ出水君。 鷹くんがやってる間にもう一回。」
「柚宇さん、虐殺する気!?」
「頑張ればいけるって! 今日は寝かさないよー!」
…………。
説明書を見ているフリをして、冷めた目で二人を見た。
(勉強する気がマジで一切ない……。)
今さんに後で告げ口しとこう。
あの人なら多分叱ってくれるだろう。
効くかどうかは別として。
相変わらず色々な意味で問題児が多いなこの隊。
「じゃ、じゃあ次はこの突撃銃で……。」
「ならわたしは狙撃銃でも使おうかなー。」
「……狙い撃ちする気だこの人?」
「そんな事しないよ? 狙えるなら狙うけど。」
……まあ。
居心地は良いんだよな、この場所。
諏訪さんとことか荒船さんとこくらいには。
年上/オペレーターの中から。(※原作2014年2月時点で高校三年生以上を指す)
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ダメ男育成員月見さん
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超ゲーマー国近さん
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やや寸胴今さん
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姉御肌過ぎるののさん
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謎アイコン製作者橘高さん
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同い年だけど三上さん