おちんちんハンター花月   作:名も無き二次創作家

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あーBLEACHのオリ主二次創作読みてーなー!!!(クソデか大声)
と、検索をして漁ってたんです。
そしたらなんか見覚えのあるタイトルが目に飛び込んできたではありませんか。
誰だこんな下品な作品書いた奴。しかも二話でエタってるし。
作者出てこい! はい私です! ……マジか。(絶望)
そんなこんなでいつの間にかバーが赤くなってるし、書きかけの三話がPCに眠ってたのでちょちょいと書き足して投稿。
ついでに更新再開……出来ると良いな。
冬獅郎の話とか書きたいし、山爺、白夜、駒村、一角、マユリなどなど楽しそうな人材が多すぎる。


ちょっとしたすれ違い

「お目にかかれるだけでも光栄ですのに、夕()までご一緒して下さるなんて……。他の女性隊士に知られたら、帰りの夜道までご一緒して頂かなければならなくなりますね。背中が怖くてとても一人では歩けません」

 

「はは、突然行方不明になった元部下が戻ってきたんだ。ゆっくり話したくなってしまってね。僕の都合で時間を割かせてすまない。勿論帰りは送らせて欲しい」

 

場所は瀞霊廷のとあるお高い料理店。

貴族御用達のこの店は、ランクの高い料理屋にありがちな一見さんお断り制度を設けている。

一応花月も上級貴族たる京楽家の者であるため入店は出来る。

しかし、三席としてのお給料だけで利用すれば日常生活に差し支えが出てしまう。

そのため花月(かげつ)もこのお店を利用するのは初めてだった。

 

「五番隊にいたのもほんの十年くらいですのに、覚えていて下さったのですね。嬉しいです」

 

「君は優秀だったからね。実は注目していたんだよ。……それなのに、すまないね。まさかあんな事件に巻き込まれてしまっていたなんて。部下を護るのも上司の役目だというのに、本当に申し訳ない」

 

「そんな、頭をお上げください!藍染隊長がそんなことをする必要はありません!」

 

花月にとっても藍染は憧れの対象だ。

彼女がまだ被検体として攫われる前、五番隊平隊士だった頃に自らの隊の頂天だった死神。

確かな実力と優雅な物腰。

さらには爽やかなイケメンフェイスと「耳が孕む」と一部女性死神に評判の甘い声色。

完璧超人にして殆どの護廷隊士の憧れの的。

それが花月にとっての藍染惣右介という死神である。

そんな、ある種好きな芸能人みたいな相手に頭を下げられては逆に申し訳なくなってくるものだ。

 

仲居さんに案内してもらった掘り炬燵の個室に両者は腰を下ろす。

 

「……」

 

「……?」

 

「あの、京楽くん」

 

「はい、なんでしょうか。藍染隊長」

 

心底不思議そうな顔でそう返す花月だが、藍染かすればこちらのほうが不思議でならないだろう。

何故なら────

 

「どうして僕の横に腰を下ろしているんだい?」

 

二人でテーブルに着く場合、基本的に向かい合う形になる。

だが、そのセオリーを無視してどういうわけか花月は藍染と肩を並べる形で掘り炬燵に着席していた。

いけませんか? と瞳で問いかける花月。

かまわないよ、と懐の広さを見せる藍染。

 

掘り炬燵は胡座をかいてもいいし普通に座ってもいい。

なかなか便利なものであるのだが、実は掘り炬燵には隠れた致命的弱点がある。

 

掘り炬燵は床と机との距離が短いため、対面に座ると相手の股ぐらが絶対に見えないのだ。

 

普通の机であれば床と机の間はかなり幅があり、箸を落としたフリでもすれば簡単にしゃがんで相手のおちんちんに視線を向けることが出来る。

だが、掘り炬燵は床に腰を下ろして食事する関係上必ず床と机の距離が近くなる。

大体上半身の半分くらいの高さになるため、机の下を覗くのは容易ではない。

どうしても覗きたくば掘り炬燵の真下、足下の方の床に潜り込まなければならない。

だが、机という板の真下にカトラリーを落とすには座布団や自身の太腿などによるイレギュラーなバウンドを期待しなければならないため、通常の「箸を落として拾う」を使うにも多少の運が絡む。

また、普通の机の下に潜るより大仰で、はしたない。

上級貴族の娘となった京楽花月には簡単に取れる手段では無い。

 

故に、そのための横並びなのだ。

花月の目は既に藍染のおちんちんを完全にロックオンしていた。

 

 

 

◇◇

 

 

 

そのまま談笑を交えた食事を取り、花月の緊張も解れていった。

藍染の言動は常に優雅且つ紳士的で、性欲・知識欲含めておよそ乙女とは言いがたくなっている花月を持ってしてもかなり惹かれていた。

人間的に尊敬できる者とは、きっとこういう方のことを言うのだろう。

少女はそう思った。

 

ところで花月は少女といえども死神である。

お酒だって飲める。

憧れの藍染に酒を注がれて気を良くした花月は、勧められるがままにかなりのペースでアルコールを摂取し続けていた。

もう夜も更けてきたというのに、デロンデロンに酔った若い女性と年上の男性が二人きり。

これでは多少の“何か”が起こっても不思議では無い。

 

実は、これこそが藍染の今回の目的である。

藍染は護廷入隊後から今までに様々な暗躍を繰り返してきた。

だが途中から自身を不審な目で見てくる存在が二人現れた。

一人は100年程前に既に尸魂界から追い出した元上司の平子真子。

もう一人は京楽春水。

 

どちらも戦闘力的には藍染の敵ではなかった。

だから平子は簡単に追放できた。

だが、京楽は策略方面である程度の能力があったために平子のように罠にかけるのが面倒くさそうだった。

藍染という圧倒的強者からしても京楽春水という男は「やりにくい」相手なのだ。

春水から長らく疑惑の眼差しを向けられてきた藍染。

それでも“尻尾を見せない“だけなら藍染にとって容易なことである。

だからこれまでわざわざ春水に仕掛けるようなことはなかった。

だが、ここにきて京楽春水に“義理の妹”が出来たでは無いか。

 

既に五番隊副隊長の雛森は籠絡済みの藍染だが、花月は花月で別の使い方が出来る。

そう、花月と仲良くすることは京楽春水に対する牽制となるのだ。

 

五番隊隊長で人格者と名高い藍染が、悲惨な事件に巻き込まれた元部下兼現八番隊三席(出世頭)を気にかけることはなんら不自然ではないため、自然に近づくことができる。

そういうことで、今日はどうせならとことん自分に心酔させてやろうと思った藍染。

事前の軽い調査で「京楽花月は酔っ払いやすくおかしな事を口走るも、後日記憶が残り自分の言動に恥じ入るタイプ」だと判断した彼は、偶然を装い彼女に接近。

そのまま二人で食事を取り酔わせたのだ。

 

「……なにか、僕にして欲しいことがありそうな目をしているね」

 

アルコールが回ってフラついた花月の腰に手を回して、抱き寄せる形で支える藍染。

目が合ったのでそのまま一気に仕掛ける。

事前調査で、花月は男性器に並々ならぬ興味があることは藍染も把握している。

そして先ほど出会ったときからこれまでの間、常に自分の股間を見られていることは彼も感じていた。

十中八九「見せて」というお願いになるだろうことは彼も理解している。

だが、それを上手く躱して丸め込み、なんだかんだでいい感じに持っていき高感度を稼ぐ自信……いや、実力が藍染にはあった。

別に藍染にとって有象無象の蟻に性器を晒すことに羞恥心は無いものの、だからといって見せてやるいわれもない。

案の定、彼の股間から目を離すどころかより一層その酔ってトロンとした彼女の双眸(そうぼう)が“ソレ”に向けられる。

 

「どうしたんだい? なんでも言ってごらん?」

 

 

 

 

 

ガタッ!!!

 

 

 

 

 

突如台パンと共に勢いよく立ち上がった花月。

流石の藍染もこれには驚愕。

肩がびくっ! と揺れた。

これは、常に泰然自若とした藍染を知る者にとっては驚愕の瞬間だっただろう。

彼の部下である市丸辺りなどは爆笑していたかもしれない。

この場に他の誰もいないことが悔やまれる。

 

「わらひがぁ、藍へんたいひょーにぃ……おねがいしらいことぉ?」

 

「そうだよ。ああ、そんなにフラつきながら立ち上がるのは危険だ。少し失礼するよ」

 

ぐらんぐらんとヘドバンする花月をすかさずお姫様抱っこで持ち上げ、座り直させる藍染。

好感度を上げる隙は逃さない。

 

「あまり口うるさくしたくはないけれど、淑女がこんなに無防備な姿を晒すものじゃない」

 

折角座り直させてもらったのにすぐに倒れた花月は、再び胡座をかいた藍染の股ぐらに頭を突っ込む寸前で受け止められる。

 

「興味を持つ年頃なのは分かるけど、君のような少女にはまだ早い」

 

「じゃあいつならいいんれすか~」

 

「その時が来ればいずれ分かるさ」

 

僕が尸魂界を裏切り、君の望みが永遠に叶わないということが。

そんな意味を含ませ独り言のつもりだった。

 

ここで1つ、藍染にとって予想外のことが起きていた。

だからどうしたと切って捨てられるほどの、どうでもいいほどしょうもない些細なすれ違いだが────まさか酔い潰れてロクに聞こえていなさそうな花月が今の発言をキッチリ聞いており、しかも“将来おちんちんを見せてもらえるという確約”だと解釈していたなんて、このときの藍染は考えもしていなかったのだ。

 

 

 

 

 

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