仮面ライダーリバイス 悪魔と伝説の狂想曲 作:BREAKERZ
後書きにて、敵キャラ達のモデルとなったアニメキャラを書きます。
ー輝二sideー
あの戦いから2日ほど経った日。
「やぁ輝二くん」
「・・・・リベンジボーイじゃなくなったのか?」
輝二は〈フェニックス〉の〈スカイ・ベース〉にある、狩崎の研究室にやって来た。
「ま。気にしないでくれたまえ。それよりも、はい。今回の報酬金だよ」
狩崎が、いつもよりかなり分厚い茶封筒を輝二に渡すと、輝二は中身を確認すると、報酬金に頷き懐にしまった。
「いや~、今回は『クジャクバイスタンプ』、『クロコダイルバイスタンプ』に『カマキリバイスタンプ』に『ジャッカルバイスタンプ』、『メガロドンバイスタンプ』に『コブラバイスタンプ』。そしてーーーー『トリケラバイスタンプ』と、一気に七個もバイスタンプを回収するとは、ここ数日の激戦も無駄ではなかったって事だね。・・・・所で、ミランダ・フォーミュとミハエル・フォーミュはもう行ったのかね?」
「・・・・ああ」
話は、数時間前に遡る。
* * *
「輝二・・・・」
「・・・・・・・・」
輝二は郵便受けに入っていた手紙にミラ達がこの場所に行く事を教えられ、横浜の外国人墓地に来ていた。おそらく、ボンゴレの差し金だろう。
そして、レンタルバイクで墓地に着き歩いていると、車椅子に座ったミハエルと共にミラが、『ケビン・ヴァージル』と『メディア・ヴァージル』と『メノア・ヴァージル』と掘られた三つのお墓の隣に、『ノノ』と『ケイ』と掘られた二つのお墓に花束を添えていた。
輝二はなにも言わず、五人のお墓に花を置いて手を合わせた。
「姉さん、彼が?」
「・・・・ええ、そうよ」
「・・・・行くのか?」
輝二の言葉に、ミラはコクリと頷いた。
「ボンゴレファミリーが、私とミハエルを〈財団X〉が追ってこれない場所に連れていくって言ってくれたわ。ソコでミハエルを療養させて、追っ手が収まるのを待つわ」
「そうか。学校の皆は、“お前がいた記憶を消されていた”。ボンゴレが幻術による催眠術でも使って、手を回したんだろう」
「ええ」
「・・・・生きるのか?」
「そのつもりよ。メノア達との、約束でもあるし」
輝二とミラの脳裏に、あの戦いの後の記憶が過った。
* * *
バット・デッドマンを倒し、ミラに駆け寄った輝二は、出血多量で息を引き取ったヴァージル教授の遺体と、母親のメディア・ヴァージルの遺体が、バット・デッドマンとの戦いにより、過剰なダメージを受け、もはや命は風前の灯火となったメノア・ヴァージルの左右に横たわっていた。
【・・・・・・・・私も、もう終わりね】
息も絶え絶えの状態、本人に生きる気力もなく、死を悟ったように、それが訪れるのを待っている様だった。
【・・・・メノア・・・・】
【・・・・ミランダ、分かっていたのよ。お母様が死んだあの時に、私達の戦いに、意味なんて無いって・・・・でも、それじゃ私達のやって来た事は、何だったの?】
メノアが、自分達の苦しみを吐き出すように絞り出すように言った。
【幼い頃から、お父様がお母様の病を治そうと苦心していたのを間近に見続けていた。天才と呼ばれた私でも治せず、その為に〈財団X〉に入団までした。本当に一緒に人生を歩もうと思っていた婚約者を殺した。私自身も実験体になった。多くの人達の命を奪っていった。ノノも、権力者達のくだらない内戦で家族を失い、ダンサーになる夢を失った。ケイも、誰かの希望になれる立派なエージェントになりたいって夢も、悪辣な上層部に踏みにじられた。私達にはーーーーこの道しか無かったのよ・・・・!! ごふっ!】
涙を流しながら独白するメノアが口から血を吐いた。
【メノア!】
【はぁ、はぁ、はぁ・・・・ミ、ミラ・・・・ミハエルと、生きなさい・・・・約束、よ・・・・】
【・・・・うん】
ミラが頷くと、メノアは少し笑みを浮かべた。
【・・・・私、達は・・・・先に、地獄で、待ってる、わ・・・・】
【・・・・ええ。暫しの別れね】
【・・・・せめて・・・・お父様と、お母様と・・・・同じお墓、に・・・・】
そう最後に呟くと、メノア・ヴァージルは、ゆっくりと瞼を閉じ、その命の灯火が消えた。
ミラとミハエルの二人はそのまま、修理を終えたボンゴレの輸送飛行機に獄寺達がメノア達の遺体を袋に入れて運び出し、一緒に乗る。
その時ーーーー。
【〈仮面ライダーリバイス〉、嵐山輝二】
【ん?】
ツナが輝二の名前を呼ぶと、エンマが懐から、リボーンが帽子の中から、『バイスタンプ』を取りだし、輝二に投げ渡した。
川西美春が使っていた『クジャクバイスタンプ』と、ツナ達が所持していた『トリケラバイスタンプ』だ。
【これは・・・・】
【それはお前が使え】
【・・・・ああ。ありがたく使わせてもらう】
そしてツナ達も乗り込み、輸送飛行機は飛び去っていった。
【狩崎さん。今回の事・・・・】
【ああ。ボンゴレの事や彼女達の事は、〈フェニックス〉に報告しないでおこう】
* * *
そして、今に至る。
「ほとぼりが冷めたら、どうする?」
「旅に出るわ。巡礼の旅に、ね」
「旅、か・・・・」
「僕も姉さんも、何人もの人の命を奪ってきた。その罪は生きて償い続けなければならないと思うんです」
ミランダとミハエルの目には、哀しみの色が出ていた。
もうこちらが何を言っても、彼らは旅に出る決意を変えられないと、輝二は直感した。
「姉さん・・・・」
「ええ。輝二、少し良い?」
「・・・・ああ」
ミハエルから少し距離を置き、二人は並んで、少し歩きながら話を始める。
「・・・・輝二。私は、あなたの大切な人を巻き込んだ。どんなに謝罪しても、許される事じゃない」
「・・・・ゆいは無事だった。記憶の方も、ボンゴレの女幻術師が操作してくれている。今は、学園近くの病院に入院している。気にするなと言うつもりはないが、もう過ぎた事だ」
「そう・・・・。輝二。私ね、あなたと初めて会ったあの日、あなたに私と同じ『闇』があるって、思ったの」
「ーーーー俺もだ」
「本気だったのよ。任務とか抜きで、あなたと仲良くなりたいって、本気で思っていた」
「・・・・そうか」
一瞬、俺もだよ、と言いそうになったが、輝二はその言葉を呑み込んだ。その言葉を、ミラは望んでいないからだ。
「ねえ輝二。あなたは・・・・『神様』って、信じる?」
「生憎、俺は『神様』なんて信じちゃいない。いるとしても、ろくでもない『アホ神様』じゃないのか?」
輝二は鼻で笑うように言った。これをツナ達が聞いたら、青い髪に白ワイシャツを着用した優男の『青神様』を連想して、ウンウンと頷いていただろう。
余談だが、その『青神様』も、輝二がそう言った瞬間、大きなクシャミをしていた。
「私も、『神様』なんて信じられなくなった。だって、『神様』がいるんなら、どうして孤児院の皆を救ってくれなかったのよ!って、ひっぱたきたくなるから」
「だな」
「でもあの時、ミハエルを救ってくれた時、私思ったの。この世に『神様』なんていなかったけどーーーー『ヒーロー』はいるって」
「・・・・俺はそんか柄じゃない」
「ううん。私達にとって、あなたは『ヒーロー』よ。輝二」
「・・・・・・・・・」
≪照れとる照れとる。ヒケケケケケケ≫
そっぽを向いた輝二を、バイスがニヤニヤしたように指差す。バイスでうさを晴らそうかと考える輝二に、ミラは少し悲しそうな顔になって話す。
「輝二。あなたは凄い人よ。どんな暗闇の中でも、あなたは『目的』を果たす為なら、躊躇なく、諦めずに進んでいく強さがある。ーーーーでも、私は一緒にいられそうにない」
「・・・・・・・・」
「仮に私があなたと一緒になったとしても、私はあなたと同じ暗闇に行けると思う。でも、それじゃダメなんだと思うの」
「・・・・と言うと?」
「輝二ーーーーあなたには、『一緒に暗闇に行ってくれる人』じゃなくて、『光へと導いてくれる人』が、ふさわしいわ」
「『光へと導いてくれる人』・・・・」
「あなたは強い人だけど、あなたに必要な人は、あなたがどんなに暗い世界に行っても、その手を掴んで、あなたが嫌がってもその手を引っ張って、『明るい世界』に連れていってくれる、そんな人があなたに必要なんだと思う」
「・・・・『明るい世界』、ね」
「あなたの事も、少し調べさせて貰ったわ。あなたは、〈デッドマンズ〉を壊滅させるまで、戦いを続けるつもりなのでしょう?」
ミラがそう言っと、輝二は頷いた。
「ああ。誰が何を言おうとも、俺はこれだけは譲れない。この『クソッたれな運命』と決着を着けると誓ったんだ。そうしない限り俺は・・・・前に進めないんだ」
その瞳には、確固たる覚悟と決意に満ちた輝きを放ち、ミラもそれ以上言わなかった。
「・・・・輝二。あなたの『運命』に、『幸福』が訪れるのを祈ってるわ」
「・・・・ああ。お前らにも、な。ミラ」
「っ・・・・うん」
久しぶりに愛称で呼んでくれて、ミラは涙を流しそうになったが、それを我慢して笑みを作り、お互いに握手した。
そして、ミラから手を離し、背を向けてミハエルの元に行くと、車椅子に座ったミハエルが輝二に頭を下げ、二人はそのまま墓地の入口にいた。獄寺と山本の二人に車に乗せられ、そのままその場から去っていった。
「・・・・さようなら、ミラ。多分ーーーー『初恋』だったのかも知れない」
輝二も、その頬に一筋の涙を垂らしながら、小さく呟いた。
≪グスン・・・・皆、『初恋』って、甘いけど苦くて切ない気分になるんだねぇ?≫
* * *
「それは何とも、切ない話だね」
「・・・・それはそうと、俺を呼び出した訳は?」
「うん。“『依頼』の追加を頼みたくてね”」
狩崎がそう言うと、輝二は仕事の顔になる。
「追加? 『バイスタンプの回収』の?」
「まぁね。君も見かけたと思うけど、私が『リバイスドライバー』の他に製作していた『ドライバー』の1つが、先日のストゥラオ・モスカの襲撃で、私が君と共にあの戦場に赴いて、〈フェニックス〉もゴタゴタしている隙を突かれてしまってね。“何者かに盗まれてしまったんだ”」
≪ええっ!? 盗まれちゃったの!?≫
「っ、〈デッドマンズ〉か?」
「その可能性が一番高いね。今回の事件に、彼らの思惑も少し絡んでいたとしたら、〈デッドマンズ〉は、『ドライバー』を盗むのが目的だったのかも知れない」
「(何故『ドライバー』の存在を奴らが知っていた? 一応〈フェニックス〉のーーーー恐らく伯父さん達のような上の人達しか知らない情報の筈。いや、今はそれよりも)・・・・まさか、あのバイスタンプも」
「ああ。今なお〈フェニックス〉隊員達が捜索しているが見つからないーーーー『バットバイスタンプ』も関係しているだろうね」
そう、ミラの弟のミハエルが使っていた『バットバイスタンプ』。リバイスとボンゴレによってバット・デッドマンは撃破されたが、そのバイスタンプだけは見つからず、〈フェニックス〉の隊員達が今も探しているのだ。
盗まれた『ドライバー』。見つからない『バイスタンプ』。これらに〈デッドマンズ〉の思惑が絡んでいるとなると、繋がっているように思えた。
輝二は頷くと、狩崎に向かって口を開いた。
「分かった。『盗まれた『ドライバー』の回収』。その『依頼』引き受けよう。『ドライバー』の名前と形状は?」
「名前は、『ツーサイドライバー』。形状は今スマホに送る」
スマホに送られた写真を見ると、黒と緑色のカラーに、二つの顔のエンブレムがついたドライバーが映されていた。
「了解。これの捜索もしておく」
「うん。よろしく頼むよ。ついでに、もう使えるように調整しておいた。使ってくれたまえ」
狩崎が『イーグルバイスタンプ』と『メガロドンバイスタンプ』を渡すと、輝二は頷いて、その場を去った。
「・・・・さて、こちらのドライバーは廃棄するとして」
狩崎は、『コブラバイスタンプ』と適合する『ドライバー』のデータを破棄しようと考え、もう1つのドライバーの調整を始めた。
◇
〈スカイ・ベース〉を出た輝二はレンタルバイクでやって来たのは、ゆいが入院している病院の個室。
ゆいはあの戦いがあった山の入口付近の公園のベンチで眠っていたのを警察が保護した、と言う事で入院していた。丁度学校側も、ゆいの捜索願いが出ていたところであった。
病室から、ゆいの声と友達四人との会話が聞こえる。所々で、変な語尾をつけた別の女の子の声と男の子の声が聞こえたが、廊下側から病室の扉越しに聞いていた輝二はあまり気にしないでいた。
「ゆい・・・・お前はこっちに来なくて良い」
輝二はそう呟くと、病室から去っていった。
ーゆいsideー
ゆいは友達の皆と会話しながら、ふと気を失っていた時に、僅かに意識が戻った時の事を思い出していた。
ほんの数秒位の時間だったが、何処か懐かしい温かな感覚があった。
「(あれは、何だったんだろう?)」
ー輝二sideー
≪なぁなぁ輝二。やっぱりさ。『バットバイスタンプ』のアイツって≫
バイクに乗り、ヘルメットを被ろうとする輝二に、バイスが話しかけ、輝二は視線を鋭くして肯定するように頷いた。
「ああ。奴はまたーーーー必ず現れる」
輝二は、リバイスレックスで止めを差す瞬間、バット・デッドマンが言っていた言葉を思い返していた。
【ぐぁあああああああっ!! 忘れ、るな、嵐山、輝二・・・・!! 俺は必ず戻ってくる・・・・! お前を殺す為に! 必ずな!! 俺を覚えておけ! 俺の名を!!ーーーー『カゲロウ』の名をなぁっ!!】
「・・・・『カゲロウ』、か」
輝二はふとポケットを探ると、ミラから借りたままのハンカチがあった。
「あーーーー」
そして、風が吹くと、ハンカチは風に飛ばされ、空の彼方に飛んでいった。
「ーーーーさようなら、ミラ」
輝二は小さく笑みを浮かべ、バイクを走らせた。
ーツナsideー
そしてツナ達は、ミラとミハエルを連れて、ボンゴレ所有の次元航行船に乗り、『ミッドチルダ』へと向かっていた。いくら〈財団X〉と言えど、下級の戦闘隊員二人を消す為に、わざわざ次元を越えるなんてコストも手間を使わないだろうと踏んだからだ。
「おいツナ。〈デッドマンズ〉の方は大丈夫か?」
「あぁ。『彼ら』がいる。だからきっと、大丈夫だ」
リボーンの言葉にツナは確信を込めて頷き、エンマもリボーンも笑みを浮かべるであった。
「(頼んだぞ。〈仮面ライダーリバイス〉)」
ツナは、新たな〈仮面ライダー〉に地球を託し、次元を渡っていったのであった。
ー輝二sideー
「・・・・・・・・」
バイクを止めた輝二は、ツナの声が聞こえたのか、ヘルメットのバイザーを上げ空を見上げると、少しして、バイザーを下ろしてから、再びバイクのエンジンを吹かせて走り出した。
明日ーーーー新しく出来たショッピングモールに現れる、情報屋を捕らえようと考えていた。
そして輝二とバイスは出会う、自分達の戦いに関わってくる、『お節介な伝説の戦士達』とーーーー。
~ED・『liveDevil』~
ー『仮面ライダーリバイス クロスフィアンマ』・完ー
ーデッドマンズsideー
ソコは、何処かのクラブかディスコのような場所。
その一室の赤い部屋に置かれた上座のソファに座るのは、悪魔崇拝組織〈デッドマンズ〉の首魁・アギレラとその後ろに控える幹部のフリオ。
アギレラが、部屋に入ってきた人物に声をかけた。
「おかえり、オルテカ」
「ただいま戻りました。アギレラ様」
フリオと同じ幹部のオルテカがアタッシュケースをもって入ってきた。
オルテカはアギレラの左隣のソファに座ると、〈仮面ライダーリバイス〉と〈財団X〉、そして〈ネオボンゴレファミリー〉の戦いを伝えた。
それを終えると、アギレラは少し残念そうに肩を落とした。
「そう。機械の力で『第三フェーズ』を人為的に作り出すのは、やっぱり不可能なのね」
「ええ。この計画が成功すれば、わざわざ育てるなんて非効率な事をせずに、『第三フェーズ』を生み出せる筈だったんですがねぇ。川西美春女史とも、良いビジネスパートナーになれると思ったのに。しかし、良いものも手に入りました」
オルテカは懐から、『バットバイスタンプ』を取りだし、テーブルの上に置いた。『バットバイスタンプ』から、弱々しくも、どす黒いオーラがユラユラと立ち上がる。
「これが、悪魔の宿ったバイスタンプ。でも、弱ってない?」
「ええ。“元々の宿主が死んでしまい”、新しい宿主となった少年を使って、〈仮面ライダーリバイス〉に挑んだようですが敗北し今やこの有り様です。爆発した後、少し離れた位置で見物していた私の目の前に飛んできた時は、まるですがり付いてきたように思えましたよ」
「それで、こんな死に損ない使えるのかよ?」
可笑しそうな顔をするオルテカに、フリオが訝しそうに聞いてくるが、オルテカはアタッシュケースをテーブルの上に置き、ケースを開け、その中にある“〈フェニックス〉から盗んだ『ドライバー』を見せた”。
「要は『新しい宿主』と『新しい力』を与えてやれば良い。宿主にする人間にこのバイスタンプを押印すれば、その中に宿る悪魔を喰らい、コイツは再び息を吹き返す」
「それで? この悪魔くんの『新しい宿主』にするのは、一体誰?」
「信者達を使いません。この前に捕らえた、我々〈デッドマンズ〉の事をコッソリ嗅ぎ回っていた“ネズミ”を使います」
オルテカがタブレットを操作すると画面に、牢屋に閉じ込められ、衣服が少しボロボロになった中学生くらいの少年が、両手に手枷を掛けられ、天井から吊るされた状態で無惨な姿を晒してる姿が表示されていた。
「この少年を使います。中々の力を持っていますし、使わない手は無いでしょう」
「うふふ。楽しみだわ。私達の新たな手駒が増えるのね」
「アギレラ様、スマ~イルですねぇ」
「ふふっ、全ては、『ギフ様』の為に」
アギレラは笑みを浮かべ、部屋の奥に置かれたーーーー『異形の怪物ミイラのような形をした石棺』にすり寄った。
ー???sideー
オルテカのタブレットに映し出された少年は、ボロボロになり、前髪が無造作に伸び目元を隠していたが、口元だけは見えており、か細い声で呟いたーーーー。
「・・・・の・・・・さ、ん・・・・」
そう呟いた後、少年は静かに意識を失った。
これにて終了。
そして、敵キャラ達のモデルとなったアニメキャラ紹介です。
ミランダ・フォーミュ:モデルキャラ 『可愛いだけじゃない式守さん』の『式守さん』
ミハエル・フォーミュ:モデルキャラ 『可愛いだけじゃない式守さん』の『和泉くん』
メノア・ヴァージル:モデルキャラ 『処刑少女の生きる道』の『メノウ』
ノノ:モデルキャラ 『無能なナナ』の『柊ナナ』
ケイ:モデルキャラ 『仮面ライダー555』の『ジェイ』
川西美春:モデルキャラ 『小悪魔教師サイコ』の『葛西心春』