仮面ライダーリバイス 悪魔と伝説の狂想曲   作:BREAKERZ

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漸く、全プリキュアと出会いました。
原作リバイス、大二は以前から鎧武の光実っぽかったけど、本当にそうなっちゃいましたね。


ドキドキと魔法使い

ーはなsideー

 

「ここがなのはさん達の地球での拠点なんだね!」

 

「えっと、『なみもり民宿』?」

 

はな達といちか達は、自分達の住む町から離れた、『並森町』にある『なみもり民宿』に住もうとしているなのは達、機動六課に会いに来た。

と、ソコで私服姿のなのはが出迎えた。

 

「あ、はなちゃん達、来たんだね」

 

「なのはさん!」

 

「ここが拠点なんですか?」

 

「確か、なのはさん達のご実家は隣街の『海鳴市』ですよね?」

 

「わざわざこっちの方を拠点にしたんですか?」

 

民宿に入った一同は廊下を歩いていると、ひまりとさあやとほまれがそう言い、なのはは笑みを浮かべて答える。

 

「確かに私の実家があるけど、こっちの方が色々と都合が良いんだ。ここは五年前まで、フェイトちゃんの旦那様と友達の皆さんが住んでいたの。最近、都市開発の為に管理人のおばさんが民宿を手離す事になりそうになったをフェイトちゃんの旦那様達が買い取ったから、ここを拠点として使って良いって言われたの」

 

説明している途中、客間を通り掛かると、年配のおばさんが私服姿のフェイトの手を取って話をしていた。

 

「フェイトちゃん。すっかり大きく、綺麗になったねぇ。また会えて嬉しいよ」

 

「おばさん。私もまた会えて嬉しいです」

 

「『ーーー』くんと結婚したのかい?」

 

「籍は入れたんですけど、式が少し後になっちゃって・・・・」

 

などと話に花を咲かせている二人を通りすぎ、エリオを除いたFW陣がプリキュア達を出迎えた。

 

「あ、はなちゃん達!」

 

「いらっしゃい」

 

「(ペコッ)」

 

「スバルちゃん! ティアナちゃん! キャロちゃん!」

 

「あれ? エリオくんは?」

 

「エリオくんはザフィーラと一緒に別の場所で寝泊まりする予定だから、すぐにこっちに来ると思います」

 

「えっ? ザフィーラとエリオは別の場所かよ」

 

「そう言わないのあおい。エリオくんも男の子何だから、女の人達ばかりの所にいたんじゃ落ち着けないよ」

 

「あおいがもしも、男の人達ばかりの空間に自分だけだとしたらどうする?」

 

「・・・・・・・・息が詰まるな」

 

あきらとゆかりの言葉に、あおいは納得したようにゲンナリとした顔になり頷いた。

 

「それで、アンタ達の仲間の先輩プリキュア達はいつ来るの?」

 

「ほぼ全員来るそうです。でも私達を入れても50人以上はいますけど・・・・」

 

「そんなにっ!?」

 

「私達が地球を離れている間に、そんなに大勢の女の子達が地球を守っていたなんて・・・・」

 

ティアナの問いにさあやが答え、スバルが驚き、なのはも苦笑いを浮かべた。

 

「でも8人ほど、今日は来られないって言ってたっけ?」

 

「『真琴ちゃん』が仕事があって、『マナちゃん』達はそれに付いていって、『みらいちゃん』達は『魔法界』に行っているんだ」

 

そして、玄関から女の子達の声が聞こえて、向かって見ると、先輩プリキュア達がやって来ていた。

 

 

 

 

ー輝二sideー

 

「えっ? 『剣崎真琴』さんのボディーガード?」

 

と、その頃、嵐山輝二は生前父が営んでいた『便利屋』の仕事の依頼に若干驚いていた。

父が存命していた頃から、仕事の手伝いをしていた輝二だが、回される仕事は犬の散歩だったり、迷い猫の捜索だったり、果てはホームヘルパーの依頼ばかりである。

父が亡くなってからは、ある上流階級の学園に通う、大手造船会社会長の娘である女子高生から、病院の院長の息子である彼氏の浮気調査(と言うよりも、女友達と遊んでいた風だったが)や、部下を過労死まで追い詰めたパワハラ上司の粗捜しの調査をしていた。

それが今度は、日本処か世界の歌姫でもある『剣崎真琴』のボディーガードだなんて、最近、一介の高校生に依頼する事では無い依頼が多すぎると少し霹靂していた。

輝二は『便利屋・事務所』の自分が座るソファーの向かいに座る剣崎真琴とそのマネージャー。後、剣崎真琴のお友達の四人の女の子達、三人は剣崎真琴と同い年の中学生位の少女達。一人は小学生の女の子とその女の子が、赤ん坊を抱いていた。

 

「はい。是非あなたに依頼したいのですが」

 

真琴のマネージャーの女性がそう言ってきた。

 

「しかし、一介の高校生にボディーガードを頼むのは・・・・」

 

「ですが、御社はその節の仕事の方達からはかなりの有名です。それに、あまり仰々しいガードを付けると、他の人達に不安を与えるし、マスコミがあらぬ事を書き立てる可能性もあるので」

 

ーーーー世界の歌姫が何者かに狙われている。

確かに、そんなネタを剣崎真琴を目障りと思っている同業の人達や会社、そしてマスコミが放っておく筈がない。

最悪、剣崎真琴のでっち上げの記事を書かれて、彼女のアイドル生命が危険に晒される可能性は十分ある。

輝二は小さくため息を吐いて肩を落としてから、口を開いた。

 

「依頼をお受けします。いつからが宜しいでしょうか?」

 

「ありがとうございます。では、早速これから」

 

「これからって、今からですか!?」

 

「はい。これから真琴が、水着を着た新しいCMの仕事がありますので、これから『並森』にあるスタジオに行きます」

 

そう言って、マネージャーが輝二の手を取ると連れ出し、外で止めているピンク色の高級車に『剣崎真琴』や友達の女の子達も乗り込み、撮影会場へと向かった。

 

≪なぁなぁ輝二! これってさぁ、明らかに輝二を無理矢理連れてきたって事だよなぁ?≫

 

「(ああ。何しろ、ここにいる女の子全員、“プリキュアだからな”)」

 

「改めて、はじめまして! 私、『相田マナ』! 大貝第一中学校二年生! 生徒会長をしているんだ! 今日は友達のまこぴーのお仕事を見学させてもらえるの! あ、他の皆も紹介するね!」

 

「はじめまして、『菱川六花』です。マナと同じ大貝第一中学校で生徒会書記をしています」

 

「『四葉ありす』です。マナちゃん達と違う、七ツ橋学園に通っています。因みに車を運転しているのは、私の執事の『セバスチャン』ですわ」

 

「(ペコッ)」

 

「『円亜久里』。小学四年生ですわ。真琴の為にボディーガードを引き受けてくれて、ありがとうございますわ」

 

「いや、こっちも仕事ですから」

 

素っ気なく答えながら、輝二は窓の景色を眺めながら、チラッとマナ達の様子を窺う。

 

「(『相田マナ』。『菱川六花』。『四葉ありす』『円亜久里』。そして『剣崎真琴』。プリキュアオールスターズの中でもハイスペックなメンバーで更正された『ドキドキチーム』か)」

 

≪俺っち的には、まこぴーと亜久里ちゃんが美味しそうだけどね~!≫

 

既に〈フェニックス〉のデータで知っている少女達を見て、何か思惑があるのではないかと、輝二は考えていた。

 

 

 

ーマナsideー

そして、輝二から少し距離を開けて、マナ達がコッソリと会話をする。

 

「(本当にあの人が、みゆき達やめぐみ達が出会った『仮面ライダーリバイス』なの?)」

 

「(四葉財閥の情報網で見つけたと言いましたけど・・・・)」

 

「(ええ。表だった情報は政府機関の〈フェニックス〉に揉み消されていましたけど、いちかさん達やはなさん達が遭遇したショッピングモール。咲さん達とラブさん達と響さん達が遭遇したホテルの裏口。なぎささん達につぼみさん達にめぐみさん達が遭遇した広場。のぞみさん達とみゆきさん達とはるかさん達が遭遇したノーブル学園。そこらの街頭監視カメラから事件の前に、あのお方の姿がありましたわ。流石に高校生が中学校のノーブル学園にまで姿を現すのは不自然ですもの)」

 

六花と亜久里が訝しそうに視線を細めて輝二を見ていると、ありすがそう答えた。

輝二の予想通り、プリキュア達は日本でも有数の財閥、四葉財閥のご令嬢にして、経営にも携わっているありすが、『先輩プリキュア』達や『後輩プリキュア』達から〈仮面ライダーリバイス〉の事を知り、あらゆる情報から輝二の存在を見つけ、身辺調査をし彼が『便利屋』を営んでいるのも分かり、ちょうど真琴の方でもトラブルが起こったので、彼の人となりの調査も兼ねて、真琴のマネージャーでもある精霊の『ダビィ』にボディーガードの依頼をさせたのである。

 

「(大丈夫かしら? ありすが調べた結果、『便利屋』としてはソコソコ売れているけど、あくまでお父さんの方だし、彼が敵なのか分からないし・・・・)」

 

「(大丈夫だよ! 先輩や後輩の皆と一緒に戦ってくれたりしてくれたんだもん! 絶対イイ人だよ!)」

 

真琴が渋面を作るが、疑い知らずのマナがそう言うと、ありすはにこやかな笑みを浮かべ、六花と亜久里と真琴は眉根を少し寄せていた。

 

「お嬢様。間もなく目的地に到着致します」

 

セバスチャンがそう言うと、『並森』の撮影スタジオに到着した。

一同が車から降りるとーーーー。

 

「あっ、マナちゃん!」

 

「え? あっ、『みらい』ちゃん! 『リコ』ちゃん! 『はーちゃん』!」

 

車から降りた一同に話しかけたのは、中学生くらいの女の子3人だった。

 

「(『朝比奈みらい』。『十六夜リコ』。『花海ことは』。津成木第一中学校に在籍する。魔法を使うプリキュア達か)」

 

≪うわっはぁ! またもや可愛娘ちゃん達登場! ことはちゃんが一番美味しそう!!≫

 

「(マジで五月蝿いぞバイス)」

 

新たに現れた少女達に、バイスが大はしゃぎすると、輝二の紹介もした。

 

「この人は! 今日まこぴーのボディーガードをしてくれる事になった、嵐山輝二さん!」

 

「嵐山だ。初めまして」

 

「初めまして! 私、『朝比奈みらい』です」

 

「・・・・『十六夜リコ』よ」

 

「『花海ことは』です! はーちゃんって呼んでも良いよ」

 

「・・・・よろしく。朝比奈さん、十六夜さん、花海さん」

 

ことはの言葉を無視して、会釈する。

 

「これからまこぴーのお仕事を見学するんだけど、みらいちゃん達も一緒に行く?」

 

「えっ? いいの!?」

 

「良いよねまこぴー?」

 

「えっ、で、でも、水着姿を、マナ達以外に見られるのは・・・・//////」

 

真琴が顔を赤くしてモジモジする。

がーーーー。

 

「わ、分かった・・・・//////」

 

先輩として、後輩達に仕事をしている姿を見せたい気持ちが勝ったのか、顔を赤くしながら首肯した。

 

「よし! それじゃ一緒に行こう! けってーい!」

 

「マナ。それ違うでしょ」

 

マナのボケに六花がツッコミをいれた。

そして一同は撮影スタジオに入り、楽屋に到着すると、先ずは輝二が先に扉を開け、室内に盗聴機や隠しカメラ、不審物や不審な人物がいないか調べ終えると、真琴達を入室させた。

 

「不審な人や物等はいないようですが、気を付けてください。俺は外で見張っていますから」

 

「はい。よろしくお願いします」

 

輝二がドアの正面で警備に当たっていると、

 

「・・・・っ」

 

横をチラッと見た瞬間、通路の角でこちらの様子を伺っている人影がいるのを見つけた。

 

「っ!」

 

輝二がその人影に向かって走ると、人影が慌てて逃げ出し、輝二はそれを追いかけて角を曲がった瞬間、先ほどの人影は姿を消していた。

 

「(逃げられたか・・・・ん?)」

 

輝二は、天井からヒラヒラと線みたいな物が光り、揺れているのに気づき、それを手にする。

 

「(コレは、蜘蛛の糸?)」

 

天井から蜘蛛の糸が伸びている事を不審に感じる輝二は、とりあえず控え室に戻ると。

丁度、剣崎真琴が身体を大きめのカーディガンで隠した剣崎真琴と、相田マナ達と朝比奈みらい達が出てきた。

 

「どうかなさいましたか?」

 

「どうやら、不審な人物がいるのは本当のようですね」

 

『えっ?』

 

「とりあえず、剣崎さん。お仕事の方を頑張って下さい。ガードはちゃんとやりますから」

 

 

 

ー???sideー

 

「ま、まこぴー・・・・! 君は変わってしまった・・・・! 僕がファンになったのは、今の君じゃないのに・・・・!」

 

「大丈夫ですか?」

 

スタジオの人気の無い通路で、一人の男性がそう呟いていると、緑色のキラキラしたメキシカンスーツを着た青年と、紫色のキラキラメキシカンスーツを着た青年と、赤いドレスを着た中学生位の女の子が伸びている話しかけた。

 

「あっ、皆様・・・・!」

 

「大丈夫です。我々が力を貸します。頑張って下さい」

 

「は、はい!」

 

男性は『蜘蛛の刻印がされたバイスタンプ』を持って、撮影場に向かった。

 

「ちょっと『オルテカ』。わざわざ私達が来る必要があったの?」

 

「いえ、最近〈仮面ライダー〉だけではなく、〈プリキュア〉達まで邪魔になってきましたからね。剣崎真琴達がプリキュアなのは分かっています。少々ご挨拶も兼ねて、我々の存在を分からせてやりましょう」

 

「ふーん」

 

「『アギレラ』様。スマ~イル!」

 

「ありがとう『フリオ』」

 

『アギレラ』様と呼ばれた少女が、『フリオ』と呼んだ青年にお礼を言い、『オルテカ』と呼ばれた青年は笑みを浮かべていた。

 

 

 

 

ー輝二sideー

 

そして一同は、スタジオに向かい入ると、水着姿の真琴が新作ドリンクの紹介をする撮影が行われた。

撮影は滞りなく進行していく中、輝二は壁に寄りかかり、スタジオ内の人間達を見回していた。

 

「お疲れ様です」

 

「朝比奈さん」

 

みらい達が輝二に話しかけた。

 

「アンタ、よくボディーガードを引き受けたわよね? こう言うのって普通おまわりさんに任せる事じゃないの?」

 

「まぁそうだけど、一度引き受けてしまった以上、やり遂げるのが、『便利屋』って物・・・・っ!」

 

と、そこで輝二が視線を鋭くした。丁度真琴の真上にある証明ライトが不自然に揺れ、そのライトに、糸が絡まっていたからだ。

 

「まさか・・・・まずい!」

 

「「「えっ? あっ!」」」

 

輝二は突然走り出すと、写真撮影されている真琴の真上にある証明が、バキッ、と音を出して落下してきた。

 

「くっ!」

 

「えっ? きゃっ!?」

 

輝二は真琴に覆い被さるように抱き締め、証明ライトから逃れると、ガシャァァァァンッ!! と、盛大な音を出して、ライトが潰れ、辺りに部品が四散した。

ほんの少しでも遅れていたら、真琴が潰れていた。

 

「まこぴー!!」

 

『真琴(さん/ちゃん)!!』

 

「止まれ!!!」

 

マナ達とみらい達が、二人に駆け寄ろうとした瞬間、ガバッと起き上がった輝二が駆け寄ろうとした人達に向かって大声を発した。

それに驚き、全員が身体を止める。

 

「・・・・・・・・ソコだっ!!」

 

ガンデフォンを構えた輝二は、ライトにくくられた糸を辿り、さらに持ち前の直感力で、銃口をある方向に向けて放つと、スタッフの男性の足元に光弾が弾けた。

 

「う、うわっ!!」

 

男性が驚きふためくと、足元に『蜘蛛の刻印がされたバイスタンプ』『スパイダーバイスタンプ』を落とした。

 

「あれって・・・・?」

 

「アンタ、〈デッドマンズ〉だな!?」

 

輝二が男性に向かってガンデフォンの引き金を引き、光弾を放つが、その光弾を天井から現れた、蜘蛛の怪物、〈スパイダー・デッドマン〉が弾き飛ばした。

 

『シュルルルルルルルル・・・・!』

 

「ちっ!」

 

さらにガンデフォンを放つが、今度はスパイダー・デッドマンの両脇から、二体の怪物が現れ弾いた。

一体は、ウエスタンハットにカブトムシのような巨大な角を混ぜ合わせた頭部をし、茶色と黒を基調としたカウボーイあガンマンのような装甲と、燕尾服の上着を模した赤い裏地の白いコートを身に纏い、全身や頭部には鋭い牙が並ぶ口が至るところにあり、顔もよく見ると目の部分が口になっている、狼のような姿の異形、〈ウルフ・デッドマン〉。

もう一体は、全身に吸盤が付いており、レインコートの様な白フードを頭に被り、折り畳まれた傘のような金色の持ち手が特徴的な杖を持ち、まるで魔法使いの様な姿で、頭部と首元から計4本の角が生え、首元からイカのような触手が腕から脚の全身に渦巻き、指は鉤爪の様に尖っており、背中には蝙蝠のような翼を生やしている異形、〈ダイオウイカ・デッドマン〉だった。

そしてーーーーその二体の間に、赤いドレスを着用した少女が現れた。

 

「さ。あなたの望みを叶えなさい」

 

「くっ・・・・うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」

 

少女が男性にそう言うと、男性はバイスタンプを拾い、身体から白い契約書が現れ、それに押印した。

その瞬間、白い契約書は赤く染まり、スパイダー・デッドマンの身体が紙の束へと変わり、宙を舞いながら男性の身体に纏わりつき、男性の身体が大きく変貌した。

顔は蜘蛛の複眼に側頭部は蜘蛛の足が伸び、上半身は禍々しい毒蜘蛛のような青黒い姿で腕も蜘蛛の足のようになり、下半身は巨大な蜘蛛へと変貌した新たなスパイダー・デッドマンに。

それを満足そうに見た少女は、自分達に向いているカメラに向けて、こう叫んだ。

 

「世の人々よ! 我らを見よ! 畏れよ! 我らこそ!」

 

『『「グラシアス・デッドマンズ!!!」』』

 

『グガァアアアアアアアアアアアアッ!!!』

 

少女と共にウルフ・デッドマンとダイオウイカ・デッドマンが叫び、後ろからスパイダー・デッドマンが身体を大きく見せるように雄叫びをあげた。

 

ーーーーうわぁぁぁぁぁぁぁぁ!!

 

ーーーーきゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!!

 

それを見た他のスタッフが悲鳴を上げて逃げようとする。

 

「(幹部級が現れたか・・・・!)(シュルッ)っ! しまっーーーー」

 

『グァアアアアア!』

 

「うぉぉぉぉぉぉぉっ!!」

 

輝二がリバイスドライバーを出そうとしたが、胴にスパイダー・デッドマンが口から放った糸が絡み付き、壁に叩きつけられた。

 

「がっはぁッ!?」

 

盛大に叩きつけられ、輝二は気を失った。

 

「嵐山さんっ!!」

 

「まこぴー! 皆! 行くよ!」

 

『ええ!』

 

マナがそう言うと、ピンクの兎の精霊『シャルル』。青い犬の精霊『ラケル』。黄色の熊の精霊『ランス』。紫の猫の精霊『ダビィ』が、スマホのようなアイテムに変身し、マナ達が手に取る。

 

「「「「プリキュア・ラブリンク!」」」」

 

そう言って、『ラブリー・コミューン』の画面に指を置き。

 

[L・O・V・E]

 

すると、コミューンが輝きマナ達の体が光り輝き、マナの髪が金色のポニーテールに、六花とありす真琴も髪が長くなり、髪型が変わり、四人の衣装がそれぞれ、トランプのハート、ダイヤ、クラブ、スペードの意向がつけられていた。

 

「プリキュア・ドレスアップ!!」

 

亜久里は、アイちゃんが出した『ラブアイズパレット』を使い、台座にラビーズをはめこみ、烈火に包まれると、その身体がマナ達と同い年にまで成長した。

そしてマナ達は5人は伝説の戦士、プリキュアへと変身すると、それぞれが両手でハート、ダイヤ、クラブ、スペード、エースの形を作る。

 

「みなぎる愛! キュアハート!」

 

「英知の光! キュアダイヤモンド!」

 

「ひだまりポカポカ! キュアロゼッタ!」

 

「勇気の刃! キュアソード!」

 

「愛の切り札! キュアエース!」

 

「「「「「響け! 愛の鼓動! ドキドキプリキュア!!」」」」」

 

「リコ! はーちゃん! 私達も!」

 

「「うん!」」

 

続いて、みらいとリコは互いに手を取って繋ぎ合う。

 

「「「キュアップ・ラパパ!」」」

 

繋ぎ合った手とは反対の手を天に掲げ叫ぶと、ぬいぐるみの『モフルン』が飛び出した。

 

「「ダイヤ!」」

 

すると、二つのペンダントが一つとなってモフルンへとセットされた。

 

「「ミラクル・マジカル・ジュエリーレ!!」」

 

呪文とともに光が二人を包み込み姿が見えなくなり、魔法陣が浮かび上がって中から二人が飛び出すと、髪が長くなり、髪型が変わり、衣装もそれぞれピンクと紫色に変わる。

 

「エメラルド! フェリーチェファンファン・フラワーレ!」

 

ことはがアイテム『リンクルスマホン』と『リンクルストーン・エメラルド』を使うと、髪が伸びて長い三つ編みとなり、緑色の衣装に変わる。

 

「ふたりの奇跡!キュアミラクル!!」

 

「ふたりの魔法!キュアマジカル!!」

 

「「魔法つかいプリキュア!!」」

 

「あまねく命に祝福を、キュアフェリーチェ!」

 

三人が変身を終えると、ハートが前に出る

 

「愛を忘れた悲しいデッドマンズさん! このキュアハートが、あなたのドキドキ取り戻して見せる!」

 

『ーーーー俺はとっくにドキドキしているよ。・・・・まこぴーを、この手にする事にね!!』

 

ハートがそう言うと、スパイダー・デッドマンがその巨体から想像できない俊敏な動きで壁や天井を走ると、ソードの眼前に現れた。

 

「っ!」

 

『まこぴー! 一緒に行こう!』

 

スパイダー・デッドマンは口から玉を吐き出すとその玉がまるで網のように広がり、ソードを拘束した。

 

「しまった!?」

 

『ハハハハハハハハハハハ!!!』

 

スパイダー・デッドマンはソードを連れて天井を破っていった。

 

「ソード!」

 

『プリキュア。あなた達の相手は、我々ですよ!』

 

ダイオウイカ・デッドマンとウルフ・デッドマンが『ギフジュニアスタンプ』を使用すると、大量のギフジュニアが現れ、プリキュア達に襲い掛かった。

 

「っ! 嵐山さんが・・・・」

 

ミラクルが輝二の方に視線を向けると、輝二の姿がいつの間にか消えていた。

 

 

 

 

ーはなsideー

 

先輩プリキュア達と魔導師達の自己紹介も終わり、テレビでもつけたその瞬間、

 

《きゃぁぁぁぁっ! 〈デッドマンズ〉よっ!!》

 

ニュースキャスターが慌てふためきながら画面から消えると、ギフジュニアがカメラに映り、カメラを横倒しにしたのか、画像が横になって倒れた。

そしてーーーー。

 

「あっ! ハートっ! ミラクルっ!」

 

いちかがそう言うと、キュアハート達とキュアミラクル達が、ギフジュニアと交戦していた。

 

「ここって、すぐ近くのテレビ局やな・・・・!」

 

はやてがそう言った瞬間、全員が行動を起こした。




次回、リバイスとプリキュアオールスターズ、そして六課が出会います。
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