仮面ライダーリバイス 悪魔と伝説の狂想曲 作:BREAKERZ
ー輝二sideー
「さて、と・・・・剣崎真琴さん」
「え、はい?」
輝二に話しかけられ、真琴が首を傾げると、真琴の眼前に輝二は一枚の紙を差し出した。真琴がそれを持つと。
「えっ?・・・・依頼請求書??」
「今回の依頼の請求書。マネージャーの妖精にもちゃんと言っておいてくれよ」
「は、はぁ・・・・」
〈フェニックス〉の一室にて。
真琴に依頼料の請求をする輝二。バイスに絡まれて怯えているお化けが苦手なプリキュア達。そのバイスを叩くプリキュア達。狩崎からリバイスドライバーやバイスタンプについてさらに詳しく説明を聞いているプリキュア達。〈スカイベース〉を案内して貰えないかと雄二郎司令官とヒトミに頼むプリキュア達と、結構交流を深めていた。
〈時空管理局〉側は、いつの間にか部屋の隅っこにて、体育座りで落ち込むなのはとフェイトを必死に慰めていた。
「それじゃ、俺は少し席を外す。行くぞバイス」
「あぁんっ! そんな殺生な!!」
輝二が部屋を出ようとすると、バイスが引っ張られるように輝二の身体に戻る。
「あ、嵐山さん」
つぼみが呼び止めようとするが、輝二は構わず出ていく。が、少し待って、みなみに話しかけた。
「海藤みなみさん」
「え? は、はい?」
「会わせたい人がいる。ちょっとついて来てくれ」
「え、ええ」
みなみはは輝二とバイスについていき、はるかときららとトワ、犬の妖精の『パフ』と小鳥の妖精『アロマ』もついていった。
残された一同はなのはとフェイトを慰めたり、さらに狩崎から、〈デッドマンズ〉について詳しく聞いていた。
◇
そして、輝二はリバイスに変身すると、〈スカイベース〉に収容されているバイスタンプを使用した人間を収容した独房の中にいる、『スコーピオン・デッドマン』となったノーベル学園の三年生の先輩が入っている独房の前に着いた。
「よお」
「・・・・仮面、ライダーさん・・・・」
その先輩を独房の隅で体育座りで踞っていたが、リバイを見て顔をあげた。
「少しは、頭が冷えたかい?」
「・・・・笑いに来たの? 生徒会長に選ばれなかったってだけで、あんな事をした私を?」
先輩は自嘲するように言うが、リバイは呆れたように答える。
「何言ってんだか。いつまでも独房に引き込もっているから出ていって欲しいだけなんだけどな」
「・・・・・・・・」
「アンタが取り調べに素直に応じて、更正施設に入る気になれば釈放されるんだぞ。いつまで蹲っているつもりだ」
「・・・・ほっといてよ」
素っ気なく答える先輩に、リバイは言葉を続ける。
「正直いつまでもそうしてられるのって、〈フェニックス〉としても迷惑なんだよ。アンタみたいに独房に住み着かれると、新しいヤツらが来ても収容できないからさぁ。ここは監獄じゃなんだぞ」
「ほっといてって言ってるでしょうっ!!」
リバイの言葉に、先輩は苛立たし気に声を荒げた。
しかし、リバイは平然としていた。
「・・・・何で出てこないのか、当ててやろうか? 会わせる顔が無いから、だろ?」
「っ!!」
リバイの言葉に、先輩はビクッ! と身体を揺らした。
「あんな風に暴れて、皆を恐がらせて、後輩を傷つけようとして、そんな自分がどの面下げて学校に戻れるって言うのかーーーーまぁそんな処か?」
「~~~~~~~!!」
「沈黙は肯定と受けとるけど?」
リバイがそう言うと、先輩は観念したかのように口を開いた。
「~~~!! ええそうよ。今さらどんな顔して戻れって言うのよ!? もう、戻れないのよ・・・・」
ほぼやけくそになって叫ぶ先輩に、リバイを声を発する。
「それを決めるのは、俺でもアンタでも無い」
「先輩」
「っ! 海藤、さん・・・・!」
リバイが独房から離れると、一緒に来たみなみが話しかけ、先輩は顔をあげた。
「・・・・・・・・」
「・・・・先輩。学校に、戻ってきて下さい。部活の後輩の皆も、先輩に戻ってきて欲しいって言ってます」
「さっきの聞いたでしょう。私に戻る資格なんて無いのよ」
「そんな事無いよ!」
先輩が突き放すように言おうとするが、はるかがそれを遮った。
「先輩は確かに悪い事したよ! でも、学校の皆は先輩の事を怒っていないよ!」
「えっ?」
「そりゃあんな滅茶苦茶やって、皆驚いたけどさ。先輩の事を心配している人の方が圧倒的に多かったよ」
「生徒会長の選挙で勝ちましたけど、私との差はほんの数票の差でした。それだけ、先輩の事を認めている人達がいっぱいいるんです!」
「わたくしも過ちを犯しましたわ。でも、そんなわたくしを皆は許してくれました。先輩。あなたも、自分を許してあげて良いと思いますわ」
「・・・・・・・・」
きららとみなみ、トワがそう言うと、先輩は少し顔を俯かせた。
「おいアンタ、『夢』は何だ?」
「えっ?」
突然のリバイの言葉に、先輩は一瞬唖然となる。
「あの学校に通っているんだ。アンタもアンタなりの『夢』があるんじゃないか?」
「・・・・弁護士」
「ん?」
「私は、将来弁護士になって、犯罪を犯した人達の罪を、少しでも減らして、彼らに寄り添える人間になりたかった・・・・でも」
こんな事をしでかした自分が、弁護士になるだなんて、と思ったが、リバイが声を発する。
「要は、考え方と捉え方次第だ」
「・・・・えっ?」
「アンタが目指している弁護士は、犯罪を犯した人達に寄り添える弁護士だろう。今回の事件は『器物損害』ってだけで実刑にはならない。まぁ執行猶予は付くがな。だが、この過ちも生きていけば、『経験』になる」
『『経験』・・・・?』
「どゆこと?」
先輩だけでなくはるか達も首を傾げ、バイスが聞いた。
「俺は捻くれた性格なんでな。何の過ちも犯していない清廉潔白な弁護士が、【罪を犯しても君はやり直せる】と言っても、何の説得力が無いように聞こえる。だが、【私も罪を犯した事があるけど、こうしてやり直して弁護士になったぞ】って人間の言葉の方が信じられるんでね。この一件を『経験』として受け入れれば、生かせる時が来るかも知れないだろう。そう考えれば良い」
「・・・・・・・・」
「後は捉え方次第だ。この『失敗と過ち』を『経験』として捉えて、アンタは『枷』にしてズルズルと引きずって一生俯いて下を見て歩いていくか。それともーーーーこの『経験』を『糧』にして、胸を張って前を向いて進む努力をするか。それはアンタがこの『過ち』と向き合って決めれば良い」
「『枷』にするか、『糧』にするか・・・・」
「少なくとも、『経験』にはなるだろうよ。まぁ、こんな『経験』なんて、一生に一度だけにするべきだろうがな」
リバイの言葉に、先輩は眼に少し力を宿して顔をあげた。
「・・・・やり直せるかな? 私も」
「それはアンタ次第だがな」
「私達も! 力になるから!」
「償っていきましょう」
「『糧』にした方が良いと思うけどね」
「人生七転び八起きだぜ!」
「・・・・海藤さん」
「先輩・・・・」
「改めてだけど、ごめんなさい・・・・!」
「待ってますから」
「うん・・・・じゃあね」
「はい」
漸く笑顔を見せてくれた先輩に笑みを浮かべて、一同はその場を去った。
「よし、変身解除」
「あっ! ちょっと待て! せめてみなみちゃんをもうちょっと恐がらせてから!」
バイスを無視して、輝二に戻った。
「嵐山さん」
「あん?」
「ありがとう」
「・・・・礼代わりがしたいなら、1つ頼みがある」
「えっ?」
「俺が〈仮面ライダーリバイス〉だって事、君達がプリキュアだと知っている人達にも、口外しないで欲しい」
「えっ? 何でよコウジン?」
「“コウジン”って・・・・。俺の正体を知るって事は、面倒事に巻き込む可能性があるって事だ。下手をすれば危害が及ぶ可能性も高い。アンタらが信頼できる人間でも、簡単に俺が〈仮面ライダーリバイス〉であると、他人に知られたくないんだよ」
「でも・・・・」
「やめましょうはるか。人にはそれぞれ事情があるのですから」
「他の皆には、私達から話しておきますね」
はるかは何か言いたげだったが、トワが抑え、みなみがそう言うと、輝二は小さく会釈する。
「助かる」
そして、元の場所に戻ると、プロジェクターに先ほどまでの輝二達のやり取りが映し出されていた。
ちなみに、なのはとフェイトも漸く立ち直ったようだ。
「何だこれは?」
「やあ輝二くんお帰り! プリキュアガールズが君が何をするのか気になるって言うからねぇ。監視カメラで少々見させてもらったよ。いやぁ中々為になる説教だったねぇ」
「・・・・・・・・」
「輝二さん!」
「あ?」
狩崎が悪びれなく言うと、輝二は一発殴ろうかと思ったが、はなが話しかけてきた。
「感動したよ! 【この『経験』を『糧』にして、胸を張って前を向いて進む努力をするか。それはアンタがこの『過ち』と向き合って決めれば良い】って!」
「あっそ。じゃ俺はこの辺で帰る。狩崎さん、報酬は後日にーーーー」
「ストーーーーップ!」
毒気を抜かれ、帰ろうとする輝二の腕をマナが掴んで引き留めた。
「せっかく何だから! もっとお話しようよ!」
「そうだよ! これから一緒に戦うんだから!」
続いてみらいがもう片方の手を掴んだ。
「いやあのな・・・・」
「輝二くん。実はここに近場の健康ランドの無料券があるのだけど? しかも期限は今日まで」
「(ピクッ)」
狩崎の出したチケットを見て、輝二の肩が揺れた。
「この時間帯だと客足も少なくて、静かにお風呂を楽しめるけど?」
「(ピクピクッ!)」
『??』
輝二の様子に、プリキュア組も魔導師組も首を傾げるが、狩崎がタブレットで『嵐山輝二は、お風呂と温泉とサウナ。後コーヒー(ブラック)とコーヒー牛乳が好き』と、書かれた画面を見せて全員が納得した。
「・・・・・・・・少しだけなら」
ちょっと懊脳しつつ輝二がそう言うと、一同は笑みを浮かべた。
《・・・・【『失敗と過ち』を『経験』として捉えて、アンタは『枷』にしてズルズルと引きずって一生俯いて下を見て歩いていくか】、か》
《耳の痛い、言葉やな・・・・》
《そう、だね・・・・》
なのはとはやてとフェイトは、念話で輝二の言った言葉を反復した。自分達は、『失敗』を『枷』にしてしまったせいで、限界を迎えてしまったから・・・・。
ー男湯sideー
健康ランドに着くと狩崎の言うとおり人は少なかった。しかし、見目麗しい女性陣に、従業員達が目を奪われたのは言うまでもなかったが。
そして輝二は、人間体となった精霊『小々田コージ』と『ナツ』、『甘井シロー』、そして『ハリー』。そして魔導師組のザフィーラとエリオ。付いてきた狩崎も交えてゆっくり風呂に浸かっていた。
男湯に別れる際、キャロがエリオも一緒に女湯に入ろうと言ったが、エリオが全力で断り、プリキュアも何人かが却下と言って、男湯に来ていた、
≪なぁなぁ輝二! 俺っちもお風呂入りたい!≫
「お前は駄目だ~」
≪なんでよっ!?≫
「お風呂が汚れる~」
≪酷いっ!≫
「めっちゃ堪能しとるな」
「オッサンになったら絶対サウナにドハマリするぞコイツ」
「安心したまえ、既に手遅れだ」
ハリーとシローが半眼で呆れ、狩崎がそう言っていた。
ー女湯sideー
「うわ~~・・・・!」
「どうしましたえりか?」
そして女湯では、お風呂に浸かっているえりかが身体を洗っているなのは達を見て、驚嘆したような声を漏らし、同じようにお風呂に浸かっているつぼみが聞いてくる。
「見なさいつぼみ。なのはさん達って本当にスゴいわよ・・・・!」
「えっ?・・・・う、うわぁぁぁ・・・・!」
つぼみも視線を向けると目を見開き、驚嘆した声を漏らす。
自分と声質が似ているフェイトに、ルールーと声質が似てるなのは、はやてにアインス、シグナムにシャマル、ティアナにスバル。全員まさに、ボンッ! キュッ! ボンッ! と、擬音が聞こえてしまいそうな、女の自分ですら見惚れてしまうナイスバディをしているのだ。彼女達を見ると、自分はまだまだ中学生のお子ちゃまなのだと思い知らされる。
プリキュアチームの中でも、特にバストが大きくスタイルの良い女の子が揃っているラブ達フレッシュチームの四人でも太刀打ちできない。
「た、確かに、凄いです・・・・!」
「う、うん、凄いわ・・・・!」
つぼみに同意するのはひめだった。よく見ると、他のプリキュアチームの何人かが、なのは達に視線を向けていた。
そして魔導師組では。
「いや~、プリキュアちゃん達も中々将来性豊かな子が多いなぁ。特にフレッシュの皆が凄いわぁ~。美希ちゃんはティアナ位あるし、ラブちゃんとせつなちゃんはティアナとスバルの中間やな。祈里ちゃんなんてスバル位やなぁ。てか、せつなちゃんって着痩せするタイプやったんやなぁ。響ちゃんに奏ちゃんにエレンちゃん、みなみちゃんにきららちゃんにトワちゃんと中々のサイズや。ゆう子ちゃんにみらいちゃんにさあやちゃんは隠れ巨乳やし。高校生組も粒ぞろいやなぁ。もう堪らんわぁ~♪」
「クソっ、アイツら本当に中学生かよ・・・・!」
と、おっぱいソムリエのはやても口から涎を一筋垂らしながら、プリキュアチームにギラギラとした欲情の視線を、ヴィータは発育の良いフレッシュチームとスイートチーム(アコは除く)とプリンセスチームに嫉妬の視線を向けていた。
「主。TPOを弁えてください」
「そない固い事言わんとアインス~。ここは柔らかいのに~」
「ち、ちょっと主!」
諫めようとするアインスの大きく、形も整った美巨乳をツンとつつくはやて。このままセクハラを始めたら、年頃の女の子達の教育に悪すぎる。どうすればとアインスが考えているとーーーー。
「はやてさん・・・・」
湯船に浸かっていたゆりがチラリ、とはやてを見据えるて名を呼んだ。
「(ビクッ!)」
少し離れているのに、何故か良く聞こえてしまったはやてはアインスから手を引っ込め、座ったまま気をつけした。
「あまり皆に悪影響を与える事はしないでください」
「はい・・・・」
ゆりに言われ、顔を青くしながらはやてはイタズラを止めて、身体を洗う事に戻った。
「スゴッ・・・・! ゆりさんって実は最強?」
「そう言えば、なのはさん達も何かゆりさんには逆らえないって感じだったわね」
スバルとティアナは、はやてを大人しくさせたゆりに半眼で苦笑いしながら驚嘆した。はやてがゆりに逆らえないのは、『フェイトの養母』と声質が似ているからであろう。
余談だが、なのは達隊長陣も、ゆりには精神的に頭が上がらなくなっている。
と、ソコでーーーー。
「ん? んん?」
「どうしましたアコ?」
アコが周りを見回りしながら訝しそうな顔をしているので、亜久里が聞いた。
「・・・・ねぇ、キャロ、何処に行ったの・・・・?」
『えっ?』
それを聞いた一同も周りを見るが、確かに、キャロの姿が無かった。
「キャロちゃん・・・・何処に行ったのです?」
「っ! ま、まさかっ!?」
えみるが首を傾げ、アコが嫌な予感がして、耳をすませるとーーーー。
ーーーーうわぁあああああああああああああああああああああああああああっっっ!!!!×2
男湯の方から、エリオとシローの悲鳴が聞こえ、プリキュア組も魔導師組もビクッ! となった。
「やっぱり! キャローーーーーーーー!!」
アコがバスタオルを巻いて身体を隠すと、凄い勢いで走りだし、男湯へと向かった。
「あ、アコ! 私も行きます!」
亜久里も身体にバスタオルを巻いて男湯に駆け出した。
「私も行くです!」
えみるも続こうとする。
「えみる。11歳は入れませんよ」
ルールーが駆け出そうとするえみるの肩を掴んで止めた。【男湯では10歳以上の女性の入浴はご遠慮ください】と書かれており、9歳のキャロとアコ、10歳の亜久里(ギリギリだが)しか入れないからだ。
ーーーーあ、アコちゃん。亜久里さん。
ーーーー何やってんのキャロ!!
ーーーー殿方の皆さん! 見てはいけませんわ!
男湯の方でキャロの声と、アコと亜久里の怒声が聞こえ、女性陣は苦笑いを浮かべるしかなかった。
この日から、アコと亜久里がキャロのお目付け役となったのであった。
ー輝二sideー
「全く、騒がしい風呂だったぜ・・・・。おい少年、牛乳でも奢ってやるよ」
「えっ、で、でも・・・・」
「子供が生意気に気を使うな。貰えるんなら少し遠慮しながらも貰っておくものだぞ。ほれ、そこの女の子達も」
「えっ? 良いんですか?」
「ありがとう」
「では遠慮なく」
「ありがとうございます!」
風呂から上がった輝二はほぼ同じ時に上がった女性陣と鉢合わせすると、エリオとキャロ、アコに亜久里、そしてえみるに牛乳を奢った。
「あの~嵐山さん。私達にも牛乳を奢って欲しいんですが?」
「自分で買え」
「冷たい!」
「折角暖まったのに寒くなったよ!」
「湯冷めしたなら風邪引かないようにな」
奢って貰おうとしたはなだが、輝二は冷淡に答え、えりかとひめが抗議するが、全く相手にしなかった。
「良いか少年。風呂上がりには牛乳を飲む時は、片手で牛乳を持ち、もう片方の手は腰に置き、グイッと勢い良く飲む!」
「は、はい!」
エリオは輝二の動きを真似し、グイッとコーヒー牛乳をイッキ飲みした。その模範的な風呂上がりの牛乳スタイルに、大半が半眼で苦笑いを浮かべる。
「これが風呂上がりのマナーだ」
「そうなんですか?」
『(いや、微妙に違う・・・・)』
輝二の言葉にエリオが首を傾げ、他の皆の大半が半眼を作りながら苦笑いを浮かべ、心の中でツッコむ。
「特にコーヒー牛乳を飲むのが鉄則だな」
「意義あり!」
と、輝二がコーヒー牛乳をエリオに勧めようとするが、ソコでえりかが挙手した。
「お風呂上がりはイチゴ牛乳だよ!」
「意義あり!」
今度はなぎさが挙手した。
「シンプルイズベスト! 普通の牛乳が一番!」
と言い出すと、他にも。
「私はフルーツ牛乳だね」
「いやいやバナナオレも美味しいよ」
「飲むヨーグルトもいけるわ」
「アイスが良いよ!」
「それ飲み物じゃないでしょ」
と、お風呂上がりの飲み物(&甘い物)の論争が起こったのであった。
◇
そして後日、輝二の家の下の階にある、〈便利屋 嵐〉ではーーーー。
「テメェら・・・・何で家の事務所に入り浸っていやがるんだっ!!」
≪それでもお茶は出すのね≫
プリキュアオールスターズの何チームかが、便利屋の事務所に入り浸り、輝二が烏龍茶を出しながら怒鳴るであった。
ここから、仮面ライダーリバイスとプリキュアオールスターズの奇妙な腐れ縁が始まった。