仮面ライダーリバイス 悪魔と伝説の狂想曲   作:BREAKERZ

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今回、途中おふざけをいれます。


プリキュアランキング

ーオルテカsideー

 

〈デッドマンズ〉の本拠地の『ギフの間』にて、キリヤの身体に取り憑いたカゲロウが、オルテカから『ギフジュニアスタンプ』と『新しいバイスタンプ』を渡された。

 

「ギフ様の為に『生け贄』を捧げて貰いましょう」

 

「はっ・・・・それで、お前らは満足するのか?」

 

「何だと?」

 

鼻で笑うカゲロウにフリオが怒るが、カゲロウは無視して部屋を出ていった。

それを見送ってから、アギレラが吐き捨てるように口を開いた。

 

「ホ~ント、超ガッカリ。アイツ口だけなんだもん」

 

「アギレラ様、スマ~イル♪」

 

ブスッとした顔のアギレラに、フリオがぎこちない笑みを浮かべる。

 

「カゲロウに挽回の機会を与えました」

 

「マジ!? 甘くない?」

 

オルテカの言葉に、アギレラは不満そうな声を上げた。

 

「まあまあ。ちょうど、『彼』も新しいスタンプに馴れたようですし」

 

《ーーーーぬぉおおおおおおおおおおっ!!》

 

オルテカがタブレットを操作すると、数十体のギフジュニアを一瞬で凪ぎ払う、『牛のデッドマン』が映し出されていた。

 

 

 

 

 

 

 

ーカゲロウsideー

 

カゲロウは昼の町を歩いていて、ふと、ショーウィンドウに映る自分を見ると、苦しんでいるキリヤの姿が映し出されていた。

 

≪ーーーーはぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ・・・・!≫

 

「苦しそうだなぁキリヤ? まぁ楽しみにしてろよ。リバイスに始末したら、次はプリキュア達を全滅させて、最後にお前の大事なキュアホワイトの死に様を見せてやるからなぁ」

 

≪ーーーーお前は、一体、何者だ・・・・? カゲロウ・・・・!≫

 

「・・・・ふっ、俺は『バットバイスタンプ』に宿る悪魔。それ以上でも、それ以下でもない」

 

『バットバイスタンプ』を取り出して、何処か自嘲気味に笑みを浮かべるカゲロウに、キリヤは苦しみながらも声を上げる。

 

≪違う・・・・! 『バイスタンプ』に、ただのアイテムであるそれに、悪魔が宿るとは思えない・・・・! お前はーーーー“誰の心から生まれた悪魔なんだ”!?≫

 

「・・・・・・・・・・・・」

 

≪・・・・あぁっ!≫

 

カゲロウはキリヤの言葉に一瞬目を伏せるが、すぐにキリヤの影を消した。

するとーーーー以前から手頃な『駒』として目を付けていた、三人の大学生達を見つけると、リーダー格らしき人物の肩にわざとぶつかった。

 

「いって! おいガキっ! てめえ何しやがるっ!?」

 

「ーーーーすみませんねぇ。あまりのアホ面に目を奪われて、注意散漫になっていましたよ」

 

「あ?」

 

リーダー格の男は方眉をあげ、カゲロウの胸ぐらを掴もうとするが、カゲロウはヒラリとその手を避け、

 

ーーーードウッ!!

 

「ごほっ!?」

 

男の腹に膝蹴りを叩きつけた。

 

「お、おい!」

 

「この野郎!」

 

他の二人がカゲロウを捕まえようと迫るが、カゲロウはヒラリヒラリと回避し、さらに足を引っかけて、男達を転倒させた。

 

「「うわぁぁぁぁっ!?」」

 

もつれ合うように倒れる男達。それを見て、嘲笑うように笑みを浮かべるカゲロウが路地裏へと走る。

 

「ほら、ここまでおいで、木偶の坊さん達♪」

 

「こ、このガキっ! ぶっ殺してやるっ!」

 

顔を真っ赤にしたリーダーの男が立ち上がり、他の二人も顔を真っ赤にし、カゲロウの後を追っていった。

その先には・・・・地獄が待ち構えているとも知らずにーーーー。

 

 

 

 

 

 

ーなぎさsideー

 

『入澤キリヤ』が仮面ライダーエビルであり、カゲロウに取り憑かれている事が分かった翌日。

 

「美墨さん」

 

「ふ、藤P先輩っ!?/////」

 

学校が終わり、なぎさも掃除当番を終えて、すぐにほのかとひかりと合流して、〈スカイベース〉に向かおうとすると、なぎさの憧れ『藤P先輩』こと『藤村省吾』に話しかけられ、なぎさは顔を赤くした。

 

「今日、何か思い詰めていたようだったけど、大丈夫かい?」

 

「は、はい。ちょっと、やらなくちゃいけない事ができたんです・・・・」

 

「・・・・僕が力になれるか分からないけど、相談の相手はできるから、無理はしないでね」

 

「はい! ありがとうございます!」

 

キリヤの事があり、少し気負っているようだったなぎさだが、気分が少し晴れ、すぐにほのかとひかりとの待ち合わせ場所へと向かった。

 

 

 

 

 

 

「はぁい遅かったね。ブラックガールにホワイトガールにルミナスガール。プリンセスチーム以外のガールズ達はとっくに集まってるよ」

 

ほのかとひかりと合流したなぎさは、その足で〈スカイベース〉に行くと、はるか達以外のプリキュアが集まっていた。

 

「皆・・・・!」

 

「力を貸してくれるの?」

 

「勿論!」

 

「なぎさちゃんとほのかちゃんの大事な友達なんだもん!」

 

「ここで協力しなきゃ女が廃る!」

 

ラブとはなと響がそう言うと他の皆、特に同じく初めは敵対していたが、今は仲間になったせつなとエレンとルールーはキリヤに通じる物があったのか、かなり力強く頷く。ここにトワがいれば彼女も頷いただろうが。

 

「はるかちゃん達は・・・・」

 

「彼女達はまだアギレラの毒の影響が残っていて本調子ではない。それと、七瀬ゆいくんのガードとメンタルケア役も兼ねて、今回は参加を遠慮してもらったよ」

 

あの騒動のすぐ後、狩崎が連絡した〈スカイベース〉がやって来て、全員を回収して家に帰された。

が、アギレラの毒を受けたはるか達とFW陣は特に重傷であり、ルミナスによって解毒されたが、それでも体力やら毒の後遺症が残っており、はるか達はゆいと共にノーブル学園の寮に、はるか達より長く毒を受けていたFW陣はスカイベースの治療室で療養中であった。

 

「ゆりさん。ゆいちゃんの方は・・・・」

 

「・・・・今は気持ちの整理をする時間が必要みたい」

 

アギレラから、輝二と兄妹であると告げられ、さらに父親と上の兄が殺されたと知り、ゆいはかなり気落ちしていた。ゆりがフォローしてくれたが、それでも今は気持ちを整理したいようだ。

話を戻そうと狩崎が状況を説明する。

 

「現在はヒトミと誠司くん、後ミス・沢田達がカゲロウの捜索に当たってくれているが、残念ながら未だに発見できていない」

 

「・・・・ドクター、輝二さんは?」

 

いちかが聞くと、周りの皆も悲痛な顔になる。巻き込まれないように細心の注意をはらっていたゆいに、とうとう兄であると知られてしまい、輝二はずっと無言のままになっていた。

 

「カンデフォンのGPSを見ると、事務所にいるね」

 

「カゲロウと、仮面ライダーエビルと戦うには、多分、輝二さんとバイスの力が必要だと思うわ」

 

「それじゃ! 私達で呼ぼう! リコ! はーちゃん!」

 

「ええ!」

 

「うん!」

 

ほのかは、リバイスを倒すのを目的としているようなカゲロウを誘き出す為、輝二が必要と言い、みらいとリコとことはが杖を構える。

 

「「「キュアップ・ラパパ! 輝二さん! バイス! ここに来て!」」」

 

三人が魔法を使うと、三人の前にボワン、と煙が出て晴れるとソコにはーーーー。

 

「さぁバイス! さっさと決めろ! HUGっとチームは誰だっ!? 二人しか選べられないぞ!」

 

「うーん! うーん! うーん!・・・・決めたっ! はなちゃんと! さあやちゃん!!」

 

『・・・・・・・・・・・・え?』

 

何故か落ち込んでいると思っていると輝二が、実体化したバイスと騒いでいた。

 

 

 

 

 

 

 

ー輝二sideー

 

みらい達に魔法で呼び出された輝二と実体化したバイスは、プリキュアオールスターズと狩崎の存在に気づかず、はな達HUGっとチームの名前が記された紙を輝二が持って、バイスの眼前に突き出した。

 

「さぁバイス! さっさと決めろ! HUGっとチームは誰だっ!? 二人しか選べられないぞ!」

 

「うーん! うーん! うーん!・・・・決めたっ! はなちゃんと! さあやちゃん!!」

 

バイスがはなとさあや、それぞれの名前が記された紙を手に取った。

 

「よぉし! これでチーム選抜は終わったな! たくっ、二時間も悩み続けやがって!」

 

「だって! しょうがないじゃない!」

 

「さて次は選抜メンバーからランクを作るかーーーー」

 

「・・・・何してんの?」

 

「「ん?」」

 

と、盛り上がっていた二人が周りを見回すと、何故かスカイベースの狩崎のラボにおり、さらにプリキュアオールスターズに囲まれており、なぎさが代表して声を発した。

 

「何だお前ら、人の事呼び出しやがって」

 

「一体何してんのよ?」

 

「そのセリフ、そのままバットで打ち返すわよ。何してんの二人とも・・・・」

 

輝二とバイスの言葉に、なぎさが聞き返すと、輝二達は淡々と説明した。

 

「いやな。前からバイスがプリキュア達の事を気に入ってるようだから、どのプリキュアが一番お、魅力的なのか聞いたんだけどな。かなり迷ってたから、各チームごとに選抜しようと思った訳だ」

 

「そう! 俺っちが厳選する! 『プリキュアちゃんランキング』!」

 

バイスがくす玉を取り出すてそれをポンっと、開けると、垂れ幕が下りそこに文字が書かれており、ルールーがそれを読む。

 

「ーーーー『悪魔バイスが選ぶ、美味しそうなプリキュアちゃんランキング』、と書かれています」

 

『・・・・え”?』

 

ルールーの話を聞いて、プリキュアオールスターズがサッと顔を青ざめた。

前に、悪魔は人間を捕食すると聞いていたが。どうやらバイスは自分達もターゲットにしたようだ。それに構わず輝二が平静に説明する。

 

「プリキュアは数が多いからな。各チームの四人までのチームからは一人、四人より多いチームから二人選ぶと言う選抜方法だ」

 

「ほう、ホントに厳選だね。興味がある。選抜されたガールズ達を教えてくれたまえ」

 

『何でドクターも興味持つのっ!?』

 

先程までのシリアスが一気に消滅し、おちゃらけな空気が流れ始めた。

 

「人数の少ないチームなら即決したり数十分悩んだりしたが、人数が多い方は二時間は悩んだりしたな」

 

「だって! 皆美味しそうなんだもん!」

 

『美味しそうとか言わないで!』

 

「ではまずブラックガール達から聞こうではないか」

 

狩崎が言うと、バイスは奇妙な冒険キャラのようなスタイリッシュなポーズを取り。

 

「では、MHチームからは! すぐに決まってーーーーダララララララララ・・・・ひかりちゃん!」

 

「えぇっ!? 私ですかぁっ!?」

 

バイスに指差されたひかりが驚愕する。

 

「次にS☆Sチームからは! 三十分も悩んでーーーーダララララララララ・・・・咲ちゃん!」

 

「わ、私ぃっ!? 舞じゃなくてっ!?」

 

「ビジュアル的には舞ちゃんが好みだけど、咲ちゃんからは焼きたてのパンみたいな美味しそうな臭いがしているの!」

 

「ーーーーあぁ言われて見れば・・・・確かに咲って美味しそうな臭いがしてるわ」

 

「ちょっと舞!」

 

バイスが咲の臭いを嗅ぐと、舞も一緒に嗅いでみた。

 

「次に5GoGoチームからは! 一時間も悩んでーーーーダララララララララ・・・・りんちゃんとかれんちゃん!」

 

「「えぇっ!?」」

 

「えっ? ミルクとか美味しそうだと思うよ?」

 

「ちょっとのぞみ!」

 

りんとかれんがうららとこまちの背中に隠れ、のぞみが首を傾げて言うと、ミルクことくるみが怒鳴るが。

 

「なぁんかくるみちゃんってさ。食べた瞬間お腹の中を食い破って出てきそうな感じなんだよねぇ」

 

「私はSFホラーの宇宙生命体かっ!?」

 

『あぁ・・・・』

 

「何で皆納得してるのよっ!?」

 

納得したような皆の反応に、くるみがまた怒鳴った。

 

「次にフレッシュチームからは! 一時間も悩んでーーーーダララララララララ・・・・せつなちゃん!」

 

「えっ?」

 

せつなが目をパチクリさせ、ラブ達は苦笑する。

 

「次にハートキャッチからは! 一時間悩んでーーーーダララララララララ・・・・いつきちゃん!」

 

「ぼ、ボク・・・・!?」

 

「そう! つぼみちゃんも選抜しようとしたら輝二が怒るし」

 

「薫子さんのお孫さんを狙うな」

 

「それで、いつきちゃんかゆりちゃんのどっちかを選ぼうか悩んでいて、ゆりちゃんは少し栄養不足感があるので、いつきちゃんを選びました!」

 

「ちょっと! 何であたしは入ってないの!」

 

えりかが憤懣の顔でツッコンだ。

 

「だって~、えりかちゃん食べたらーーーー頭に悪そうだし~」

 

「頭に悪いって、どういう意味よ!」

 

「「まぁまぁえりか・・・・!」」

 

えりかがキシャー! と、バイスに飛び掛かろうとするが、つぼみといつきが押さえた。

 

「次にスイートチームからは! 一時間悩んでーーーーダララララララララ・・・・エレンちゃん!」

 

「いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」

 

エレンが涙目になって破顔し、口の中に猫のセイレーンがこんにちはしたように見えたが、すぐに苦笑している響と奏の背中に隠れ、アコは呆れ目だった。

 

「次にスマイルチームからは! 一時間悩んでーーーーダララララララララ・・・・あかねちゃんとやよいちゃん!」

 

「う、うちかいな!?」

 

「わ、私!?」

 

「あかねちゃんは、美味しそうな臭いがしてるよ! やよいちゃんは食べやすそう感があったから!」

 

あかねとやよいが青ざめ、やよいはみゆきの、あかねはれいかの背中に隠れたが、同じようにれいかの背中に隠れていたなおと押し合いを始める。

 

「ドキドキチームからは! 皆美味しそうだったけど、二時間悩んでーーーーダララララララララ・・・・マナちゃんとまこP!」

 

『あ、やっぱりですか?』

 

マナとまことが選ばれた事に妙に納得する六花達。選ばれたマナとまことは苦笑していたが。

 

「ハピネスチャージチームからは! 一時間悩んでーーーーダララララララララ・・・・ゆう子ちゃん!」

 

「わっ、食べるのは大好きな私が、食べられる立場になっちゃったわ!」

 

「「「あぁ・・・・」」」

 

ゆう子は楽しそうな笑みを浮かべ、確かにゆう子は美味しそうに見えるなぁ、と、めぐみ達は妙な納得をした。

 

「プリンセスチームちゃんからは!ーーーー輝二がゆいちゃんの友達を狙うなっ、て言って選びませんでした・・・・」

 

「当たり前だろう」

 

「あの、輝二さん・・・・ゆいちゃんの事は・・・・」

 

めぐみが聞くと、輝二はやれやれと肩を落としながら答える。

 

「ーーーーバレてしまったら仕方ないだろう。グチャグチャ考えていたって何かが変わる訳じゃねぇんだ。今俺がやるべき事は、ゆいの事じゃなくて、カゲロウとの決着<ケリ>を着ける事だ。ゆいの事はその後だ」

 

「・・・・輝二さんって、結構クールと言うかドライな所あるよねぇ?」

 

「ああいうのをプロと言うのだろうか・・・・」

 

ひめといおなは輝二の割り切った考えに苦笑する。

 

「魔法使いチームからは! 三十分悩んでーーーーダララララララララ・・・・ことはちゃん!」

 

「はー?」

 

「ちょっ! バイス!」

 

「はーちゃんは食べさせないわよ!」

 

ことはを守るようにみらいとリコがガードする。

 

「ちっ・・・・では次はアラモードチームからは! 二時間も悩んでーーーーダララララララララ・・・・いちかちゃんとシエルちゃん!」

 

「えぇっ!? 私とシエル!?」

 

「Tu te moques de moi(嘘でしょ)!?」

 

「あら、私は美味しそうじゃないのかしらバイス?」

 

「何で対抗心を燃やしてるのゆかり?」

 

いちかが声をあげ、思わずフランス語で驚くシエル。ゆかりが謎の対抗心を燃やすのを半眼で呆れるあきら。

 

「いやね。ゆかりちゃんって、食べたら後が恐い感覚があってさぁ~」

 

「「あぁ、納得」」

 

「どういう意味? あおい? ひまり?」

 

「「い、いえ、別に・・・・」」

 

「まぁまぁ」

 

あおいとひまりが納得したように手をポンと打つが、恐いオーラを出すゆかりが迫り、冷や汗を垂らしながらあらぬ方向を見て、あきらがゆかりを宥めた。

 

「そしてそして最後に選ばれたのが! はなちゃんとさあやちゃんでーーーーす!」

 

「さっき聞いたわ」

 

「私とさあやちゃんか・・・・」

 

「お二人は平均十三時間ほど、このランキングを作っていたのですか?」

 

ルールーの問いに、輝二は平然と答える。

 

「いや、昨日帰った後、バイスとこのランキングを作ってな。途中で寝たり休憩したりしながら今さっき出来上がったんだ」

 

「私達、ゆいさんの事で落ち込んでいると思っていたのですよ・・・・」

 

「それなのに輝二さん。バイスと何を遊んでいるの・・・・!」

 

えみるとほまれは半ば怒り交じりに言うが、輝二は平静だった。

 

「やる事はもう決まってんだろ? お前らは」

 

『えっ?』

 

「あのキリヤって少年を助ける。これがお前らではもう決定事項なんだろ?」

 

「うん! もうけってーい! してるよ?」

 

「俺はカゲロウと決着<ケリ>をつけたいし、以前から狩崎さんからの依頼でツーサイドライバーを回収したい。お前らはカゲロウからキリヤ少年を助けたい。お互いに利害は一致している」

 

「じゃぁ・・・・」

 

ほのかの問いに、輝二はニィッと笑みを浮かべて、ほのかに握手を求めるように、手を差し出す。

 

「協力しようじゃあねぇか」

 

「ーーーーはい!」

 

ほのかが輝二の手を握ると、その手になぎさとひかりが手を乗せ、全員が力強く頷いた。

 

「ーーーーなぁ輝二! ランキングは今日はここまで?」

 

「あぁ。暇つ、退屈しのぎはおしまいだ」

 

『退屈しのぎで恐いランキングをつけないでっ! て言うか、今、暇つぶしとも言おうとしました!?』

 

バイスと輝二の会話に、プリキュアオールスターズの大半が盛大にツッコミの声を上げた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーカゲロウsideー

 

とその頃、キリヤの身体を使い、カゲロウは小さな廃工場にてーーーー自分の足元でボロボロに痛め付けた三人の大学生達を冷酷な笑みを浮かべて見下していた。

 

「あ、あぁ・・・・!」

 

「た、助けてくれよぉ・・・・!」

 

「俺達が何したってんだよぉ・・・・!」

 

三人の大学生は顔が殴られ青アザだらけの痛々しい顔になり、歯も二~三本は折れ、鼻血や口から血を垂らし、身体もボロボロになり、見るも無惨な姿を晒していた。

 

「ふん」

 

「がぁっ!」

 

カゲロウはそんな彼らのリーダーの男性の頭を踏みつけ、グリグリと踏んでいく。

 

「何言ってんだ?ーーー“同じサークルの人間をイジメで自殺にまで追い込んだゴミ共が”」

 

「お、お前! あのクズ野郎の親戚か何かかっ!? お、俺らは何も悪い事してねぇよ! ただちょっと・・・・からかっただけなんだよ! 自殺なんて、あのクズ、イヤ、アイツが勝手にやったんだ! 俺らは悪くないっ!」

 

「そ、そうだ! 自殺なんてやったアイツが悪いんだ! 男だったら文句があるんだったら拳で勝負しろって話だ!」

 

「陰キャラのキモ男が同じ空間にいると、気持ち悪かったんだ! 俺達は大学の空気を良くしようとしただけだったんだ!」

 

イジメをして、人一人の命を自殺にまで追い込んでおきながら、罪悪感を抱く処か、自分達は悪くないと、何の正統性の無い言葉を喚き散らす大学生達。

そのあまりにも醜悪な姿に、カゲロウは歪んだ笑みを浮かべる。

 

「良いねえ、その腐ったジャガイモのような悪臭を放つ性根。お前らのその醜く穢れ爛れた魂がーーーー極上の悪魔を生み出すよ・・・・!」

 

[ブラキオ!]

 

カゲロウは『ブラキオザウルスが刻印されたバイスタンプ』、『ブラキオバイスタンプ』を取り出して起動させた。




ランキングは作者の偏見で作りました。
因みにGoプリンセスや後輩達では、
Goプリンセスーーーートワ(スカーレット)。
スタートゥインクルーーーーララ(ミルキー)とえれな(ソレイユ)。
ヒーリングっとーーーーのどか(グレース)。
トロピカルージューーーーさんご(コーラル)とみのり(パパイヤ)。
デリシャスパーティーーーーーここね(スパイシー)。
ひろがるスカイ!ーーーーましろ(プリズム)とあげは(バタフライ)。
です。
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