仮面ライダーリバイス 悪魔と伝説の狂想曲   作:BREAKERZ

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暴走カゲロウ! プリキュア奮闘!

ー輝二sideー

 

「ーーーー所で狩崎さん。この間捕まえた〈デッドマンズ〉の連中は?」

 

輝二が問いかけたのは、ホテルで戦った三人のデッドマンの契約者達の事であった。

 

「信者だったのは、女性スタッフだけだったよ。後の厨房スタッフの男性と清掃のおばさんはそれぞれ、ギャンブルの借金に病気の夫の入院費と治療費を肩代わりさせて貰った恩で雇われていただけだったようだ。女性スタッフは兎も角、他の二人は精神鑑定等を行われてから、問題が無ければすぐに釈放される事になったよ。ーーーーまぁ、今はそれよりも先ほどカメラの映像で、見つけたのだが・・・・」

 

狩崎がタブレットを操作すると、街頭カメラの監視映像から、キリヤ<カゲロウ>が三人の大学生くらいの男達に追いかけられている姿が映し出された。

 

「キリヤくん、嫌、カゲロウ?」

 

「(コイツら、確か大学のサークルで虐めをやって自殺者を生んだ連中・・・・)」

 

「どうやら、この三人が新しい悪魔の契約者のようだ」

 

狩崎がそう言うと、嵐山雄二郎司令も口を開く。

 

「ーーーー我々〈フェニックス〉は、〈仮面ライダーエビル〉、カゲロウこと、入澤キリヤの殲滅を決定した」

 

「待って下さい! カゲロウの寄り代にされているだけで、キリヤくんは何もしていないんです!」

 

「殲滅なんて、そんなのぶっちゃけあり得ないよ!」

 

ほのかとなぎさがその命令に反対し、他のプリキュア達も同意するように頷いた。

 

「ーーーー叔父さん」

 

「・・・・・・・・」

 

「頼むよ叔父さん。殲滅は、少しだけ待ってくれ」

 

輝二は嵐山司令に頭を下げた。

 

「駄目だよ輝二さん! 司令さんをおじさん呼ばわりしたら!」

 

「あれ? 知らなかったかいドリームガール。嵐山司令は輝二くんのお父さんの弟さん。つまり、輝二くんの叔父なんだよ」

 

「ええええええええええっ!?」

 

「そうだったんですかっ!?」

 

「いや、名字で分かるでしょうがっ!?」

 

のぞみとうららが驚き、りんがすかさずツッコミをいれた。

 

「うそっ!?」

 

「全然気づかなかったよ!」

 

「驚きもんだぁ!」

 

「めちょっく!」

 

「って、アンタらもかいっ!」

 

ラブ、みゆき、みらい、はなも驚き、他にも何人かのプリキュアが気づいていなかったのか、目を見開いており、りんが全方位にツッコミをいれた。

 

≪わぉっ! さっすがりんちゃん! プリキュア最強のツッコミ担当ッ!≫

 

ーーーーブー! ブー! ブー! ブー!・・・・。

 

『っ!』

 

とソコで、〈デッドマンズ〉発見の警報が、けたたましく鳴り響くと、一同が近くにあったPCの液晶を見ると、人々が逃げる姿が、PCのスピーカーから人々の悲鳴が響き、その人達を追うギフジュニア達と、『ブラキオサウルスの姿をした〈デッドマン(第一フェーズ)〉』と、キリヤの姿をしたカゲロウがいた。

 

「キリヤくん!」

 

「『ブラキオ』! 『ブラキオ』だっ! あれ回収してきて!」

 

「彼を助けたければ急げ!」

 

「ーーーー了解。行くぞお前ら」

 

『はい!/うん!/ええ!』

 

≪おっ楽しみの時間でーすっ!≫

 

「おっとその前に、持って行きたまえ!」

 

狩崎が調整を済ませた『バイスタンプ』を輝二に投げ渡すと、輝二はそれをキャッチし、プリキュア達と現場に向かった。

 

≪いやっほぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!≫

 

 

 

 

 

ー狩崎sideー

 

「・・・・・・・・・・・・」

 

輝二達を見送ると、狩崎がスッと顔を引き締め、カゲロウの方にカメラをズームアップさせた。

 

「私の作った『ツーサイドライバー』。この間のホテルの戦いで彼の適合率を調べたら、“適合率96%”と、かなりの高さだったんだけどねぇ」

 

「・・・・食えない男だな」

 

嵐山司令はそう言い残し、狩崎のラボから離れた。

 

 

 

ー輝二sideー

 

「おらっ!」

 

「やぁっ!」

 

「ふっ!」

 

「はぁっ!」

 

「たぁっ!」

 

人々を襲うギフジュニア達に、輝二と〈フェニックス〉隊員達、いつきにゆり、アリスにいおなと言った生身でも戦える武闘派プリキュア達が応戦し、他のプリキュア達は避難誘導をする。

 

「キリヤくん! 何処なのっ!? キリヤくーん!!」

 

が、ほのかはキリヤを探して辺りに向けて声を発していた。

 

『ギフゥッ!』

 

そんな無防備にしていて、後ろからギフジュニアが襲い来る。

 

「ほのか―っ!」

 

「おりゃぁぁぁっ!!」

 

「往生せいやー!」

 

「てやぁぁぁぁっ!!」

 

『ギフゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥッ!!』

 

が、なぎさと咲、あかねとなおがドロップキックを繰り出し、ギフジュニアが蹴り飛ばした。

 

『ギフッ! ギフッ! ギフッ!』

 

『ギィィィィィィィッ!!』

 

が、所々からギフジュニアが溢れるように、次から次へと出てきた。

 

「うわっ! まだ出たナリっ!」

 

「まるでアクションホラー映画に出てくるゾンビのようね・・・・!」

 

「止めてよこまちさん! ちょっとそう思ってたんだから!」

 

咲がゲンナリしたように言うと、こまちが神妙な顔で呟き、りんが怯えた顔でそう言った。

 

「お前ら! 行くぞ!」

 

「ほのか! しっかりして! 変身よ!」

 

「え、ええ!」

 

なぎさに声をかけられ、ほのかも頷く。

そして、ギフジュニアの一体殴った輝二も、リバイスドライバーを巻いた。

 

[レックス!]

 

「変身!!」

 

[バディアップ! オーイング! ショーニング! ローリング! ゴーイング! 仮面ライダー! リバイ! バイス! リバイス!]

 

「はっ!」

 

「ヤッホー!」

 

オーインバスター50・アックスモードを持ったリバイと、オストデルハンマー50を持ったバイスが、ギフジュニアを倒しながらブラキオ・デッドマンと交戦する。

 

「「デュアル・オーロラウェーブ!!」」

 

「ルミナス・シャイニング・ストリーム!」

 

「光の使者 キュアブラック!」

 

「光の使者 キュアホワイト!」

 

「輝く命! シャイニールミナス!」

 

変身したMHチームがギフジュニアを蹴散らしながら飛び出し。

 

「「デュアル・スピリチュアル・パワー」」

 

「花開け、大地に!」

 

「羽ばたけ、空に!」

 

「輝く金の花! キュアブルーム!」

 

「きらめく銀の翼! キュアイーグレット!」

 

飛翔しながらギフジュニアを倒すSSチーム。

 

「「「「「プリキュア・メタモルフォーゼ!」」」」」

 

「スカイローズ! トランスレイト!」

 

「大いなる希望の力! キュアドリーム!」

 

「情熱の赤い炎! キュアルージュ!」

 

「弾けるレモンの香り! キュアレモネード!」

 

「安らぎの緑の大地! キュアミント!」

 

「知性の青き泉! キュアアクア!」

 

「青い薔薇は秘密の印! ミルキィローズ!」

 

5GoGoがそれぞれのフルーレでギフジュニアを切り、ローズが一体殴ると、他のギフジュニアを十数体巻き込んで吹き飛んだ。

 

「「「「チェインジ・プリキュア! ビートアップ!」」」」

 

「ピンクのハートは愛あるしるし!もぎたてフレッシュ!キュアピーチ!」

 

「ブルーのハートは希望のしるし!つみたてフレッシュ!キュアベリー!」

 

「イエローハートは祈りのしるし!とれたてフレッシュ!キュアパイン!」

 

「真っ赤なハートは幸せのあかし!うれたてフレッシュ!キュアパッション !」

 

フレッシュチームが人々を襲うギフジュニアを倒す。

 

「「「「プリキュア! オープンマイハート!」」」」

 

「大地に咲く一輪の花! キュアブロッサム!」

 

「海風に揺れる一輪の花! キュアマリン!」

 

「陽の光浴びる一輪の花! キュアサンシャイン!」

 

「月光に冴える一輪の花! キュアムーンライト!」

 

ハートキャッチチームが自分達を覆うように迫ってきたギフジュニア達を、ダイナマイトで吹き飛ばす。

 

「「「「レッツプレイ! プリキュア・モジュレーション!」」」」

 

「爪弾くは荒ぶる調べ! キュアメロディ!」

 

「爪弾くはたおやかな調べ! キュアリズム!」

 

「爪弾くは魂の調べ! キュアビート!」

 

「爪弾くは女神の調べ! キュアミューズ!」

 

スイートチームが五線譜と音符を撒き散らしながらギフジュニア達を凪ぎ払う。

 

[[[[レディー]]]]]

 

「「「「「プリキュア! スマイルチャージ!」」」」」

 

「キラキラ輝く未来の光! キュアハッピー!」

 

「太陽サンサン熱血パワー! キュアサニー!」

 

「ピカピカぴかりん、じゃんけんポン♪ キュアピース!」

 

「勇気リンリン直球勝負! キュアマーチ!」

 

「しんしんと降り積もる清き心! キュアビューティ!」

 

スマイルチームが変身すると、光と火と雷と風と氷でギフジュニアを倒す。 

 

「「「「プリキュア・ラブリンク!」」」」

 

「プリキュア・ドレスアップ!!」

 

[[[[LOVE]]]]]

 

「みなぎる愛! キュアハート!」

 

「英知の光! キュアダイヤモンド!」

 

「ひだまりポカポカ! キュアロゼッタ!」

 

「勇気の刃! キュアソード!」

 

「愛の切り札! キュアエース!」

 

トランプのマークを撒き散らしながら、ドキドキチームもギフジュニアを倒していく。

 

[[[[かわルンルン!]]]]

 

「「「プリキュア! くるりんミラーチェンジ!」」」

 

「プリキュア! きらりんスターシンフォニー!」

 

「世界に広がるビッグな愛! キュアラブリー!」

 

「天空に舞う蒼き風! キュアプリンセス!」

 

「大地に実る命の光! キュアハニー!」

 

「夜空にきらめく希望の星! キュアフォーチュン!」

 

次々と現れるギフジュニア達に、踊るように倒していくハピネスチャージチーム。

 

「「「キュアップ・ラパパ!」」」

 

「「ダイヤ!」」

 

「「ミラクル・マジカル・ジュエリーレ!!」」

 

「エメラルド! フェリーチェファンファン・フラワーレ!」

 

「ふたりの奇跡!キュアミラクル!!」

 

「ふたりの魔法!キュアマジカル!!」

 

「あまねく命に祝福を、キュアフェリーチェ!」

 

箒に乗って、高い所にいるギフジュニア達を相手取る魔法使いチーム。

 

「「「「「「キュアアラモード! デコレーション!」」」」」」

 

「ショートケーキ! 元気と笑顔を! レッツ・ラ・まぜまぜ! キュアホイップ、できあがり!」

 

「プリン! 知性と勇気を! レッツ・ラ・まぜまぜ! キュアカスタード、できあがり!」

 

「アイス! 自由と情熱を! レッツ・ラ・まぜまぜ! キュアジェラート、できあがり!」

 

「マカロン! 美しさとトキメキを! レッツ・ラ・まぜまぜ! キュアマカロン、できあがり!」

 

「チョコレート! 強さと愛を! レッツ・ラ・まぜまぜ! キュアショコラ、できあがり!」

 

「パルフェ! 夢と希望を! レッツ・ラ・まぜまぜ! キュアパルフェ、できあがり!」

 

アラモードチームはそれぞれのスイーツにギフジュニア達をデコレーションして倒していく。

 

「「「「「ミライクリスタル! ハート、キラっと!」」」」」

 

「輝くミライを抱きしめて!! みんなを応援! 元気のプリキュア! キュアエール!」

 

「みんなを癒す! 知恵のプリキュア! キュアアンジュ!」

 

「みんな輝け! 力のプリキュア! キュアエトワール!」

 

「「みんな大好き! 愛のプリキュア!」」

 

「キュアマシュリ!」

 

「キュアアムール!」

 

HUGっとチームが〈フェニックス〉隊員達に襲い来るギフジュニアを蹴散らす。

 

「1チーム足りないけど!」

 

『プリキュアオールスターズ!』

 

ブラックがボソッと呟くが、プリキュアオールスターズが揃った。

さらに出てくるギフジュニアを蹴散らしていく。

 

「おいおい! こんなに沢山現れて! “キリヤ(切りが)無いよ”!」

 

「っ!」

 

バイスの一言に、ホワイトはピクッ、と肩を震わせる。

 

「だけど! 文句言わずに、“キリキリヤ(キリキリ)と退治しないとねぇ”!」

 

「っ!」

 

「でも! “キリヤ(切りの)良い所で終わらせない”と、俺っちの体力が、“キリキリヤ(ギリギリ)になっちゃう”!」

 

「っ!」

 

「“キリヤ(キリッ)ッと”! カッコ良く倒しちゃおう!! “キリヤキリヤキリヤキリヤキリヤキリヤ”!」

 

「ちょっとバイス!」

 

「(ガン!)あいたぁ!」

 

キリヤキリヤと喚くバイスの頭に、ブラックが拳骨を振り下ろすと、そのままコブラツイストを繰り出した。

 

「さっきからわざとそう言う事言ってんのっ!?」

 

「あっ分かっちゃう?」

 

「分かるわこの!」

 

「ぐぇぇぇぇぇっ!ーーーーってああああああ! キリヤ!」

 

「バイス、流石にこれ以上言うのは・・・・」

 

「違うってルミナスちゃん! あれあれ! あっち!!」

 

バイスが指差すと、キリヤ<カゲロウ>がソコにいた。

 

「っ!」

 

と、ホワイトがこちらに向けて嘲笑を浮かべているキリヤ<カゲロウ>に気づく。キリヤ<カゲロウ>は笑みを浮かべたまま、その場からソッと離れる。

 

「キリヤくん!」

 

「ホワイト!」

 

「ありゃっ!?」

 

「待って下さい!」

 

ホワイトがそれを追いかけ、バイスを離したブラックとルミナスが追いかける。

 

「おいお前ら!(ドンッ!)うおわっ!!」

 

ブラキオ・デッドマンと戦っていたリバイが、突然後ろから衝撃が走り、吹き飛んで転がる。

 

「輝二さん!」

 

「大丈夫!?」

 

ブルームとイーグレットが駆け寄り、リバイは頭を振りながら衝撃の先を見るとーーーー神話に出てくるミノタウロスのような容貌をした、“バッファローの姿をしたデッドマン”、それも、『第2フェーズ』に到達していた個体がいた。

 

『ーーーーヌォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオっ!!』

 

バッファロー・デッドマンは、雄叫びをあげ、片足でアスファルトを砕きながら擦ると、闘牛のような勢いで突撃してきた。

 

「離れろブルーム! イーグレット! ぬぉおっ!! のわぁああああああああああっ!!」

 

角を突き出して突撃してくるバッファロー・デッドマンの角を掴んで、リバイが止めようとするが、あまりのパワーにアスファルトをギャリギャリに砕きながら押し出される。

 

『フンッ!!』

 

「うおっと!」

 

バッファロー・デッドマンが頭を振り上げると、リバイを突き上げるが、リバイはヒラリと着地した。

 

「っと!ーーーーまた新しいデッドマンかよ・・・・!」

 

『・・・・久しいなぁ! 我が宿敵よ!』

 

「・・・・誰だお前?」

 

「・・・・その声、まさかオオムカデ・デッドマンのっ!?」

 

リバイは気づかなかったが、イーグレットは声で気づいたようだ。

 

『その通り! さぁ我と決着ーーーー』

 

「っと、こんなのどうでもいい。ブラック達を追うぞ」

 

『ーーーー僕を無視するなぁああああああああああああああああああっ!!』

 

完全に眼中に無いと言わんばかりのリバイの態度に、バッファロー・デッドマンは憤慨し、再び突撃してくる。がーーーー。

 

「「「「はぁぁぁぁっ!!」」」」

 

『ぐぉわっ!!』

 

フレッシュチームが蹴りを放ち、バッファロー・デッドマンズを転がす。

ブラキオ・デッドマンを押さえていたバイスが声を発する。

 

「ここは俺っち達に任せて! アイツらを追え!」

 

「任せたバイス!」

 

「「任せたバイス!」」

 

リバイとブルームとイーグレットが、ブラックとホワイトとルミナスを追った。

 

 

 

 

 

 

ーバイスsideー

 

ブラキオ・デッドマンを殴ったバイスが、あらぬ方向に顔を向けて喋る。

 

「ハァッ! 全世界のバイスファンの皆様、お待たせ致しました! 遂にこの作品の真の主人公! 仮面ライダーバイスの出番です! 今から俺っちが、超カッコいい姿見せるから、SNSで拡散ヨロシク! ハッシュタグは、『#ナイスバイス』! ハハッ!」

 

「ーーーー誰に喋ってんのよ?」

 

ルージュがツッコムが、ブラキオ・デッドマンが迫ってくる。が、バイスはオーインバスター50・アックスモードを持って、ガンデフォンで自撮りする。

 

「いつ見てもイケメン。撮っちゃお。ウハハッ!」

 

ガンデフォンで撃ち、オーインバスターの刃をブラキオ・デッドマンに叩きつける。

 

「ハァッ! ハハッ、俺っちスーパースター!」

 

『グァアアアッ!!』

 

バイスの動きに、ブラキオ・デッドマンは翻弄され倒れると、次に近くの車に近づくと、オストデルハンマーを取り出す。

 

「お待たせしました。オストデルハンマー!」

 

[レッツイタダキ!]

 

バイスはオストデルハンマーを起動されると、車をポコン、と叩き、

 

[車!]

 

「イタダキ!」

 

車の能力を読み込んだオストデルハンマーを持って、その場で独楽のような大回転をしながら、ブラキオ・デッドマンとバッファロー・デッドマンを叩きつける。

 

『『グァアアアアアアアアアアアッ!!』』

 

[ドライブ印! オストデルクラッシュ!]

 

「スゴい!」

 

「やるやんけバイス!」

 

マーチとサニーが褒めると、バイスはリバイスラッシャーを持った。

 

[リバイススラッシャー!]

 

「最後はリバイスラッシャーで、トドメだ~!」

 

リバイスラッシャーの刀身が輝き、バイスはブラキオ・デッドマンとバッファロー・デッドマンを交互に切りつけていく。

 

[リバイバイスラッシュ!]

 

「スラッシュ! スラッシュ! スラッシュ!!」

 

『『ギャァァァァァァァァァァァァァァッ!!』』

 

「あっ決まった!!」

 

倒れる二体を見て、バイスは歌舞伎のような振り付けでポーズを決めた。

 

『ち、調子に(シュルン!)なっ!?』

 

起き上がるバッファロー・デッドマンの身体に蜘蛛の糸が絡み付いた。

 

「あっ、誠司!」

 

糸の先にいたのはデモンズであった。

 

「誠司! 来るの遅いよ!」

 

「悪い! なのはさん達と一緒に向かってたんだけど! 途中で別のデッドマンが襲い掛かってきて遅れた!」

 

「えっ? 別のデッドマン?」

 

「あぁ! 今はなのはさん達が相手をしている! 『クジラ』と『コヨーテ』と『ゾウ』に『アルマジロ』だ!」

 

 

 

 

ーなのはsideー

 

「アクセルシューター! シュート!」

 

「フォトンランサー!」

 

『っ!』

 

なのはとフェイトが魔力弾を『コヨーテ・デッドマン』に魔力弾を放つが、コヨーテ・デッドマンはフェイト並のスピードで回避していく。

 

『クゥオオオオオオオオッ!!』

 

「うわっ!」

 

「ふっ!」

 

はやてとアインスはクジラ・デッドマンの頭から噴射される凄まじい潮を回避すると、潮が当たった箇所が溶けていく。

 

『パォォォォォォォォッ!!』

 

『ヌゥゥゥゥゥゥゥゥッ!!』

 

『くっ!』

 

身体を丸めたアルマジロ・デッドマンを持って、ヴォルケンリッター達に投げつけるゾウ・デッドマン。

そのデッドマン達の近くでは、〈デッドマンズ〉の信者と思しきフードを被った四人の女性よ契約者達が、その場で笑みを浮かべていた。




オリジナルデッドマン。コヨーテ。クジラ。ゾウ。アルマジロ。オルテカが選んだ欲望が強い四人の女性により構成されている。
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