仮面ライダーリバイス 悪魔と伝説の狂想曲   作:BREAKERZ

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これでTV未登場のゲノムが片付きます。
そしてあの二人も参戦し、プリキュア達が・・・・。


天地の炎と定めのヘッジホッグ

ーアギレラsideー

 

「アギレラ様。どうやらボンゴレとシモンがこちらに戻っているようです」

 

「ウッザ。確かアイツらって、『ミッドチルダ』にいたんじゃなかったの?」

 

オルテカの話を聞いて、アギレラは舌打ち交じりに言った。

 

「ええ。ですが、どうやら一時帰還してきたようです。“プリキュアの封印は滞りなく進んでいます”が、彼らに動かれるのはかなり厄介になります」

 

「どうするんだよ? オルテカ?」

 

「・・・・簡単さ。こっちも手駒を使うまでだ。ーーーー行ってくれるね?」

 

オルテカの言葉に応じるように、暗闇から『鹿のバイスタンプ』を持ったデッドマンズ信者と、『虎のバイスタンプ』を持ったデッドマンズ信者が現れた。

 

[ディア!]

 

[タイガー!]

 

二人の信者はバイスタンプを起動させると、自分に押印したーーーー。

 

 

 

 

 

ーリバイスsideー

 

「間に合って良かったよ。元気そうだね、〈仮面ライダーリバイス〉。それに、はじめまして。〈プリキュア〉の皆さん」

 

「久しぶりの家族水入らずの団欒に、とんだ無粋な相手だね」

 

突然現れたのは、世界最強のマフィア〈ネオボンゴレファミリー〉の初代ボス、沢田綱吉。

さらに現れたのは、十年前からその勢力を大きくしていった〈シモンファミリー〉のボス、古里炎真。

以前、成り行きで共に戦った人間達である。

 

「沢田綱吉? 古里炎真?」

 

「あのなのはさん、フェイトさん。あの男の人達って・・・・」

 

ブラックとホワイトが、なのはとフェイトの苗字と同じ二人を指差すと。

 

「「えっ? 私達の旦那様だよ」」

 

『・・・・・・・・えぇぇぇぇぇぇぇ!!??』

 

「何っ!?」

 

「うっそー!?」

 

プリキュア達は驚き、リバイも目を向けて驚き、バイスに至ってはシェーなポーズを取っていた。

 

「「うぅぅ、ヤーッ!!」」

 

センチュリーブレイクは、突如現れたこの二人の方を脅威と考えたのか、雄叫びを上げて粒子加速をすると、沢田綱吉の顔面に向けて拳をぶつけようとした。

がーーーー。

 

「・・・・・・・・」

 

「「ッッ!!??」」

 

なんと、沢田綱吉は、センチュリーブレイクの拳を片手で難なく止めてしまうと、もう片方の手で殴り飛ばすが、センチュリーブレイクは難なく着地した。

 

「暴走形態か。・・・・行くぞーーーーエンマ」

 

「ーーーーうん」

 

すると、不思議な事が起こり、始めて見るプリキュア達は目を見開いた。

沢田綱吉の手に額にオレンジ色の色鮮やかな炎が燃え上がると、両手に赤くゴツいグローブが装備され、その瞳は全てを見透かすように透き通っていた。

古里炎真も、額に色鮮やかな赤い炎が、角のような形で燃え上がり、その瞳から、紋章のようなものが浮かび上がってきて、更に沢田綱吉と同じようにゴツいグローブを装備していた。

 

「「っ!」」

 

二人は手の甲をガツンとぶつけ合うと、一瞬でその場から消えた。

 

『えっ!?』

 

ーーーードゴォォォンン!!

 

「「ぐぁぁぁぉっ!!」」

 

『えっ? うっそぉ!?』

 

消えた二人に目をパチクリさせたプリキュア達だが、打撃音に目を向けると、消えた二人がいつの間にか、センチュリーブレイクの眼前に立ち、左右からセンチュリーブレイクの腹部に拳を叩き込んでいた。

センチュリーブレイクは後方に回転しながら吹き飛んでいき、地面に盛大に倒れた。

 

「ーーーー久しぶりですね、沢田綱吉。古里炎真」

 

「ーーーーやあ、〈仮面ライダーリバイス〉」

 

「ーーーーまた会えるとは思わなかったよ」

 

リバイスが綱吉と炎真に近づいて挨拶すると、綱吉と炎真も応じた。

 

「えっ!? 輝二さん、なのはさんとフェイトさんの旦那さん知ってたの?」

 

「ツナさん達、輝二くんの事知ってたの?」

 

「ああ、お前らと会う少し前にな」

 

「その時に色々とあったんだ」

 

「それでリバイス。どういう状況?」

 

「ズコーッ!」

 

炎真が聞くと、バイスは大袈裟にズッコケた。

 

「説明は難しいんだが・・・・。取り敢えず、暴走している奴らを止めなければならないんだ」

 

「「うがっ! ううっ・・・・!!」」

 

リバイが指すと、センチュリーブレイクは苦しげに頭を押さえた。

 

「分かった。行くぞエンマ」

 

「うん!」

 

「「うおおおおーっ!!」」

 

センチュリーブレイクが歯車を生み出すと、それをこの中で最も危険な相手、綱吉と炎真を向けて放った。

 

「っ!」

 

が、炎真が向かってくる歯車を一瞥すると、歯車は空中でピタリと止まり、そのまま何かとてつもない『力』で押し潰されてしまった。

 

「えぇーっ!? 何あれ!?」

 

「エンマの能力『重力操作』で、歯車を潰したんだよ」

 

「『重力操作』って、フェイトさんの旦那様って一体!?」

 

ルージュが目を見開いて驚き、フェイトが説明するとアクアが驚愕した。

 

「っ!」

 

「「っ!?」」

 

「軽めの、『XBURNER』!』」

 

ーーーーボォォォォ!!

 

「「ぬぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」」

 

綱吉からはオレンジ色の炎の奔流が放射され、センチュリーブレイクはゴロゴロと地面に倒れる。

 

「すげーっ!」

 

「ぶっちゃけ、滅茶苦茶強いんですけどー!?」

 

「なのはさん、あの炎って何なんですか?」

 

バイスとブラックが目を見開いて驚き、ホワイトが綱吉と炎真よ炎を指差してなのはに問う。

 

「あれはね、旦那様達が使う力で、『死ぬ気の炎』って言うんだよ」

 

「し、『死ぬ気の炎』?」

 

なのはの言った、何処か間抜けそうな名前に、ルミナスは目を丸くした。

 

「「・・・・・・・・」」

 

しかし、ブレイブとジャスティスは、綱吉と炎真に何やら真っ直ぐに見つめると、一瞬だけなのはとフェイトを一瞥した。

 

「ねぇ輝二? アイツら前会った時とは完全に別次元に強いじゃん!?」

 

「だな。あの時は手加減していたのか?」

 

正確に言うと、その前に起こった戦いで、かなり消耗していてパワーダウンしていたのだ。

 

「もうあの二人に任せておけばいんじゃね?」

 

「アホ言ってないで、これで行くぞ!」

 

「よっしゃ! 悪魔ナメんなよ! 悪魔なのは俺っちだけど! ハハッ!」

 

[ヘッジホッグ!]

 

「ハァッーーーーフッ!」

 

リバイは『ヘッジホッグバイスタンプ』を起動させ息を吹き掛ける。

 

[Come on! ヘ・ヘッジホッグ! Come on! ヘ・ヘッジホッグ! Come on! ヘ・ヘッジホッグ! Come on! ヘ・ヘッジホッグ!]

 

ーーーーまさかまたあの人達と共闘か・・・・。

 

ーーーーしかも、なのはちゃんとフェイトちゃんの旦那様だったとはね!

 

ーーーー世間って以外と狭いのね〜ー

 

ーーーーだからと言って、あの連中への不審感は拭わねぇよ。

 

ーーーーま、それはそれとして、またまたニューゲノムだ! これで本編未登場ゲノムはクリアかな?

 

『ヘッジホッグバイスタンプ』をベルトに押印しスタンプを横に傾けた。

 

≪ガブッ!≫

 

スタンプを掲げたバイスが、輝二に向けてスタンプを振り下ろし、スタンプの中でリバイスの姿が変わる。

 

[バディアップ! チクチク! 鋭く! 針突き刺す! ヘッジホッグ! 尖っていくぜー!]

 

スタンプが砕けてそこから出てきたのは、つり上がった複眼は黄色。頭部にはジャック・オ・ランタンもモチーフに使用されているようで、両腕や両肩や右脚部分に、鋭いトゲが生えている姿、〈仮面ライダーリバイス・ヘッジホッグゲノム〉。

そしてその隣にはーーーー。

 

「ありゃぁっ!? また俺っちまたちっこくなってるぅ!?」

 

「バイス、お前ラブコフと同じサイズになってんぞ?」

 

ラブコフのような体型となり、ハリネズミのゆるキャラを被り、背中にはその和やかな衣装と対処的な、鋭く大きな針が伸びたバイスのヘッジホッグゲノムであった。

 

「まぁいいか! キバッちゃおうぜ!」

 

「ザクっとな!」

 

『あああぁぁぁ〜・・・・!!』

 

新しいゲノムを見て、何故か5GoGoチームーーーーいつもはボケ担当のドリームとレモネードまでも、「それ違うから!」と、ツッコミを入れたい衝動に苦しんでいた。

 

「(あれは・・・・〈仮面ライダーキバ〉?)」

 

「(渡さんの力か・・・・)」

 

綱吉と炎真は、共に戦った事がある〈仮面ライダー〉の面影があるゲノムを見ていた。

 

「これでどう戦うのよカリちゃん!?」

 

「・・・・ふむ。バイス、それで身体丸める事できるか?」

 

「えっ? はいはいっと! うわぁおっ! 身体がまん丸になったぁ!」

 

バイスが身体を丸めると、本物のハリネズミのように丸いボールのようになる。が、背中のハリが何やらジャキンっと更に鋭く伸びた気がした。

 

「ーーーーよし」

 

「えっ? 何がよしなの?」

 

「まぁ、見てな!」

 

「「おおっ!!」」

 

リバイが駆け出すと、炎を受けたせいか、全身から煙を上げるセンチュリーブレイクがリバイに迫る。

 

「「おぉっ! おぉっ! おぉっ!」」

 

「っ! っ! っ! おらっ!」

 

ダメージによって動きが僅かに鈍っているセンチュリーブレイクの攻撃を回避して、リバイは右脚で蹴りを繰り出し、トゲでセンチュリーブレイクを攻撃した。

 

「「ぐぁっ!」」

 

「まだまだぁ!!」

 

そこから、リバイは回転連続回し蹴りを繰り出し、センチュリーブレイクに右脚のトゲで攻撃する。

 

「「ぐぁっ!! ぐぅぅ!! ぐはぁっ!! ぐぉぉっ!! ぬぁあっ!!ーーーーうぉぉっ!!」」

 

「っ!」

 

執拗なトゲ付きの蹴りでダメージを受けるセンチュリーブレイクだが、蹴りを受けた瞬間、その右脚を両手で掴んで連続蹴りを止めた。

 

「「ーーーー!」」

 

センチュリーブレイクはそのまま、片足でリバイの唯一トゲが付いていない左脚を踏みつけようとした。

がーーーー。

 

「ーーーーだろうな。敵の弱点を衝くのは常識だからな。だが、バイス!」

 

「あいよ!」

 

リバイが叫ぶと、丸くなったバイスが左脚に引っ付くと踏みつけようとしたセンチュリーブレイクの足にトゲが刺さった。

 

「「ぐぁぁぁぁぁぁっっ!!」」

 

「おりゃぁぁぁぁぁ!!」

 

センチュリーブレイクが少し後退すると、バイスが離れ、リバイは右脚で蹴りを繰り出した。

 

「やったじゃん輝二! んで、この後どうすんの?」

 

「あぁ・・・・」

 

リバイは頷くと、バイスの後ろに立ち、ヨロヨロと起き上がるセンチュリーブレイクを見据える。

 

「ま、まさか輝二さん・・・・!?」

 

「えっ? そうなの? そう言うゲノムなの?」

 

「まさか、まさかまさか!」

 

『・・・・!』

 

リバイと意図を察したのか、ホワイトとミントとアクアが口に手を当て、ブレイブとジャスティス、綱吉と炎真、なのはとフェイトも察したのか、顔を青くした。

分からないプリキュア達は首を傾げるが、構わずリバイは、トゲが付いた右脚を大きく振り上げてーーーー。

 

「行っけぇー! バイス!!」

 

「えっ?(ドガンッ)のへーっ!!」

 

『ええええぇぇぇぇぇぇぇぇっっ!!??』

 

何と、リバイはバイスを、サッカーボールよろしく蹴り飛ばし、センチュリーブレイクに当てた。

その光景を見て、プリキュア達と妖精達、なのはとフェイトは目をひん剥いて驚き、綱吉と炎真も苦笑する。

 

「「ぐわぁっ!!」」

 

「のわーっ!」

 

ぶつかった衝撃の反動で戻って来るバイス。

 

「輝二! 何すんのよーっ!?」

 

「バイス。痛みはあるか?」

 

「えっ?ーーーーありゃ? そう言えば全然ない! 輝二に思いっきり蹴られた感覚も、アイツにぶつかった感覚もあるけど、痛みは全くない! 例えると、サンドバッグ越しに素人のパンチを受けたかのような感覚と言うか! 全身をエアバッグに包まれているような感覚があるぜ!」

 

文句を言うバイスだが、リバイが聞くと本体はノーダメージだった。

 

「・・・・つまり、いくら俺が蹴りまくっても。相手にぶつけまくっても。バイス、お前には少しもダメージが無いんだな?」

 

「そうみたい! 俺っち最強の防護服で守られてるぜ! ・・・・はっ!?・・・・輝二? いや輝二さん? まさかと思うけどさ・・・・?」

 

嫌な予感がするバイスに構わず、リバイはドライバーの『ヘッジホッグバイスタンプ』を倒し、を起動させた。

 

[必殺! 決死で! エッジで! ヘッジホッグ!]

 

「死ぬ気で行くぜ、バイス!」

 

「いや決死になるのも死ぬ気になるのも俺っちだけじゃあないですかねぇ!?」

 

「うっしゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」

 

「どへぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ!!」

 

「「ぐぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」」

 

リバイが涙を流すバイスを盛大に蹴り、センチュリーブレイクに当てると、バイスは反動で跳ね返ってくると、またリバイが蹴る。まるでサッカーの壁打ちのように何度も叩きつける。

 

『・・・・・・・・・・・・・・・・』

 

その光景を見て、プリキュア達となのはとフェイトは同時に思った。

 

『(あれ? 輝ニさん(嵐山さん)とバイスって、どっちが悪魔だったっけ・・・・?)』

 

情け容赦無しにバイスを蹴ってセンチュリーブレイクを攻撃しまくっているリバイの方が、鬼か悪魔のように思えてしまっていた。

そして、リバイの動きは徐々に加速し、高速になっていき、跳ね返っていくバイスがまるで何十個にも見える残像を生み出し、最後にバイスが上空に飛ぶ。

 

「ーーーーはぁ!!」

 

が、リバイはそれを追うように飛ぶと、バイスタンプのエネルギーを纏った右脚で、オーバーヘッドキックを繰り出した。

 

「ぎょへぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇッッ!!」

 

「「っっ!!」」

 

そして、バイスタンプのエネルギーを纏ったバイスが回転しながらセンチュリーブレイクに向かうと、センチュリーブレイクは歯車で防御しようとした。

がーーーー。

 

「『プリキュア・ブレイブ・ライトニングフィスト』!」

 

「『プリキュア・ジャスティス・フレイムスラッシュ』!」

 

左右から、ブレイブとジャスティスが必殺技で歯車を破壊した。

 

「ーーーーおっさん、ここまでだ」

 

「こんな所でグズグズしてられないのよ」

 

「「っ! ぐぉぉぉぉ!!」」

 

バイスがセンチュリーブレイクの身体を地面に叩きつけられると。

 

ーーーーバゴンっ!!

 

なんと、地面に『ヘッジホッグ』の紋章が刻まれ、そしてーーーー。

 

ーーーードガァァァァァァァァァンンッ!!

 

爆発したのであった。

 

「フッ!」

 

「こ、輝二の、人でなし〜・・・・」

 

着地したリバイの近くに、バイスがコロコロと転がってきた。

それを見て、プリキュア達となのはとフェイトは、バイスに半眼を作りながら憐憫の視線を向けて苦笑していた。

しかし、ブレイブとジャスティス、綱吉と炎真は、センチュリーブレイクの爆心地に向けて視線を向けていた。

 

「「うぅっ・・・・うううっ・・・・!!」」

 

ヨロヨロになりながらも、センチュリーブレイクが立ち上がってきた。

 

「うわあっ! 俺っちが体張りまくった攻撃が効かないなんて、聞いてないよ!」

 

「いや・・・・終わっているぜ、バイス」

 

リバイがそう呟いた瞬間ーーーー。

 

ーーーーバチッ! バチッ! バチバチッ!

 

センチュリーブレイクの腰に巻き付けたサイクロトロンドライバーが火花を上げて点滅すると。

 

「「あっ・・・・ううっ・・・・!」」

 

センチュリーブレイクの身体が赤い粒子を散らせると、変身が解除され、青年と和尚さんに別れた。

 

「ハァハァハァハァ・・・・」

 

「ハァハァハァハァ・・・・」

 

和尚さんと青年は息切れしながらお互いを見据える。

 

「ええっ!? えっ? はぁ・・・・助かったぁ!」

 

バイスが盛大に息を吐いた。

 

「「「和尚さまぁっ!!」」」

 

すると、三人の巫女さん達が漸く追いついてきて、ここまで全力で走ってきたのか、激しく息を切らし、金髪の巫女さんと紫髪の巫女さんの豊かな胸元が揺れ、小柄な巫女さんが苦々しく見つめていた。

そして、和尚さんが青年に話しかける。

 

「あなたは、一体誰なのですかな・・・・?」

 

「ハァ・・・・“自分の父親の顔も忘れたのか”?」

 

「っ!?」

 

青年の言葉に和尚さんは目を見開いた。

リバイスが変身を解除し、なのはとフェイトがBJを解除し、綱吉と炎真も元に戻る。プリキュア達は変身したままだが。

 

「父親?」

 

《えっ? ちょ・・・・どう言う事? えっ!?》

 

二人の様子を見て、全員が閉口して見据える中、輝二はーーーー。

 

「(・・・・はぁ、なんかまた面倒な事が始まった気がする)」

 

これからの展開に霹靂とした気分になっていた。

 

「ーーーーツナパパー! エンマパパー! なのはママー! フェイトママー!」

 

と、その時、ヴィヴィオがリボーンの手を引きながら、こちらに近づいて来た。

 

「ヴィヴィオ・・・・っ!」

 

綱吉達がヴィヴィオに向けて手を振ろうとしたその瞬間、ヴィヴィオとリボーンの後ろから『巨大な影』が現れた。

 

「ヴィヴィオ!」

 

「リボーン!」

 

「ーーーー慌てんな」

 

なのはと綱吉が叫び声を上げ、炎真とフェイトと同時に駆け出すと、リボーンの帽子に乗っていたカメレオンが拳銃に変化すると、リボーンは躊躇なく後ろの『巨大な『影』』に向けて弾丸を発射した。

が、その『影』は上空に飛んで弾丸を回避すると、リボーンとヴィヴィオ、綱吉達を飛び越えて、プリキュア達の方へと向かい、その眼前に現れた。

 

『オオオオオオォォォォォォォォォォッ!!!』

 

『『ミデン』っっ!?』

 

プリキュア達が驚愕の声を上げると同時に、『ミデン』と呼ばれた怪物は、口や腕のような部分から青い光を放った。

 

「くっ!」

 

「ちっ!」

 

ブレイブとジャスティスに変身していた二人は寸前で左右に飛んで回避するが、ブラック達とドリーム達は。

 

『きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?』

 

その光に包まれた。

 

「お前ら!」

 

《あぁっ!? プリキュアの皆ー!!》

 

輝二とバイスが声を張り上げ、周りの人達も目を見開く。

 

『オオオオオオオオオオオ・・・・』

 

「えっ?」

 

『ミデン』と呼ばれた怪物は、一瞬、和尚さんと変身した男性を一瞥してから、遥か上空へと飛び去ってしまった。

そして、プリキュア達はーーーー。

 

「ーーーーんん?」

 

「・・・・えっ?」

 

「もしかして・・・・」

 

「またなの・・・・」

 

「このすがたに・・・・」

 

「ウソ・・・・」

 

「これって・・・・」

 

「・・・・はいブラック、いつもの・・・・」

 

「わたしたち・・・あかちゃんになってるー!? ぶっちゃけありえなぁぁぁぁいっ!!」

 

ドリーム、ルージュ、レモネード、ミント、アクア、ローズ、ルミナス、ホワイト、そしてブラックの身体が、赤ちゃんとなってしまった。

 

《こ、輝二! これって一体全体どうなってんのよっ!?》

 

「・・・・悪夢だ・・・・」

 

綱吉達が目を見開いて見る中、バイスが慌てて聞くと、輝二は片手で顔を覆って呟くのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

ーキリヤsideー

 

そして、南極に到着し、ライブとデモンズ、プリキュアに変身した一同は、光の柱の前に立つ怪人と遭遇した。

 

「あれがドクターの言っていた柱と怪人か・・・・!?」

 

「ーーーーお前! 一体何者だ!?」

 

ライブがライブガンの銃口を向け、デモンズもガンデフォンの銃口を向けるが、怪人は笑うような仕草をする。

 

『ホホホホホホホ!! ワタシの名は『ヒミコ・クリスパー』!』

 

「クリスパー? デッドマンじゃないの?」

 

「何やら危険な雰囲気があります!」

 

『ヒミコ・クリスパー』と名乗った怪人にピースが首を傾げ、ビューティーが警戒する。

 

『ーーーーハァっ!!』

 

ヒミコ・クリスパーがライブ達に向けて手を伸ばすと、手の平から火炎が発射されると、まるで鞭のようにしなりながらライブ達を攻撃する。

 

「「うぉっ!」」

 

『きゃっ!』

 

ライブとデモンズが回避し、スマイルチームも回避し、氷の大地に当たると、ジュワァ〜っと音を立てて一部を溶かし蒸気が立った。

 

「炎の鞭のようなもので攻撃してきた!?」

 

「このキュアサニー様を相手に炎で攻撃やなんて、ええ度胸しとるやないかい!!」

 

マーチが鋭い視線を向け、サニーが悔しそうに拳を握りしめた。

 

「あの怪人さんが何か悪い事をしているなら、絶対に止めないと!」

 

「その通りだ。デモンズ! スマイルチーム! 相手は未知の相手だ! 油断せずに行こう!」

 

「ああ!」

 

『はい!』

 

ライブが言うと、デモンズとスマイルチームが応じ、ヒミコ・クリスパーとの戦闘を開始した。

 




〈仮面ライダーリバイス ヘッジホッグゲノム〉

リバイは仮面ライダーキバのような形状となるが、アーマーやショルダー、両手首と右脚に鋭いトゲがある。バイスはラブコフのような体格となり、ハリネズミの被り物をしており、リバイの弱点の左脚に張り付いて攻撃し、さらに身体を丸めてボールのように体当たりできる。バイスの防御力は全ゲノム1。
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