仮面ライダーリバイス 悪魔と伝説の狂想曲   作:BREAKERZ

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悪魔に支配された未来へ!

ー輝二sideー

 

そしてその夜。

空を飛んでいるスカイベースにやって来た一同は、狩崎やツナ達やなのは達を交えて話し合いが始まった。

 

「悪魔に支配された未来を変える為には、ディアブロが『完全体』になるのを阻止しないといけない」

 

「成る程。話は分かった」

 

ホワイトボードに時系列を書いてこれまでの話をした輝二。その話に、狩崎は理解したように頷いた。

 

「ディアブロを止める為にやるべき事は『四つ』、だね」

 

「先ず、奴らが作っている『星』を作らせない事」

 

「次に、未来の〈仮面ライダーセンチュリー〉誕生の為に、百瀬親子を仲直りさせる」

 

「えっ? たつおさんとセンチュリーにはなったよ?」

 

「あれは『完全な仮面ライダーセンチュリー』じゃない。『極めて完全に近い仮面ライダーセンチュリーブレイク』だ。あれじゃ不完全だ」

 

狩崎の言葉に、綱吉が応え、次に炎真が応えると、ピーチが首を傾げるが、吉宗が首を横に振り、炎華が口を開く。

 

「そしてその間、私達の未来の世界にいる百瀬龍之介の身体を守るって事ね」

 

「いやいやいや待って待って! どうやって未来に行くの?」

 

「少し前に、『八年前の炎真達』が来たように、タイムマシンみたいなものがあるの?」

 

「確かに、『ハイパーゼクター』や『デンライナー』に『ゼロライナー』、『タイムマジーン』でも無ければ不可能だが、方法はあるのか、百瀬龍之介?」

 

「・・・・ああ」

 

「えっ? ホンマに?」

 

なのはとフェイトに未来に行く方法があるのか不安に思い、リボーンが知り得る限りの方法を検討するが、百瀬龍之介に聞くと、方法があると言い、はやてが目を点にした。

 

「このサイクロトロンドライバーの力を応用すれば、数時間だけだが、未来にコチラの人間の『精神体』を送り込む事ができる」

 

《うわあ! 未来に行けるの? 俺っち、未来に行きたい! 行きたい♪ 行きたい♪ 行きたい♪・・・・》

 

「・・・・・・・・」

 

《ええ〜っ・・・・》

 

はしゃぐバイスだが、輝二の「黙ってろ」と言わんばかりの視線に口を閉ざした。

すると、狩崎腰を落としてサイクロトロンドライバーをジッと見据えると。

 

「・・・・結構危険な賭けだね。未来から戻るには、〈仮面ライダーセンチュリー〉が完成した際の出力を利用する必要があるだろう」

 

「つまり、現代‹こっち›で負けたら、未来に行った奴らは置き去りになるという事だぞ」

 

狩崎とリボーンの言葉に、一同は沈黙してしまう。ヘタをすれば片道切符のタイムトラベル、それも『悪魔に支配された世界』に行くのだ。躊躇うのも当然でたあろう。

しかし、そんな沈黙を破ったのはーーーー。

 

「志願させて下さい」「俺を行かせて下さい」「私を行かせて下さい」

 

キリヤと誠司、そしてゆいが手を上げてそう言った、

 

「キリヤくん!」

 

「せいじ!」

 

「ゆいちゃん!」

 

ホワイトとラブリーとフローラが声を上げた。

 

「・・・・お前ら、分かっていると思うが・・・・」

 

「大丈夫です。戦力的に、プリキュアの皆さんは現代‹こっち›に残っていた方が良いと判断しただけです」

 

「本当はプリキュアの皆も行きたそうだったけど、その様だし、こっちで百瀬親子の方が気になるんだろ?」

 

「それに私達は信じているから、皆ならきっと勝つって」

 

「・・・・・・・・」

 

三人の真剣な眼差しを見て、と輝二はフッと小さく笑みを浮かべる。

 

「・・・・分かった。しかし、いくら『便利屋』としてベビーシッターもやった俺でも、プリキュア五十二人のおもりなんてキツ過ぎるからな。絶対にお前らが戻ってこれるように、勝ってやるさ」

 

『おもりがひつようでわるかったですね!!』

 

大半のプリキュアが頭に血管を浮かばせて怒鳴る。その緊張感に欠ける光景を、なのは達は苦笑し、綱吉達はフッと笑みを浮かべてから、綱吉と炎真が口を開く。

 

「ーーーー未来には、俺も行く」

 

「ーーーー保護者代わりで、僕も行くよ」

 

「っ! ツナさん!」

 

「エンマ!」

 

「んゆっ!?」

 

夫達の言葉に、なのはとフェイト、そして愛娘のヴィヴィオが声を上げた。綱吉と炎真は、妻達を落ち着かせるように頭を撫でる。どうやら本気のようだ。

 

「沢田綱吉さん、古里炎真さん、良いんですか?」

 

二人の『もう一つの顔』を知っている輝二が問いかけると、綱吉と炎真はコクリと頷いた。

 

「輝二は必ず、ディアブロの狙いを阻止してくれ」

 

「僕達は未来で、龍之介さんの身体を守り切る」

 

「ーーーーツナパパ・・・・! エンマパパ・・・・!」

 

ヴィヴィオが二人のパパの服の袖をそれぞれ掴んで、不安そうに見上げると、二人のパパ達は腰を落として、ヴィヴィオをギュ~ッと優しく抱き締めた。

 

「大丈夫だよヴィヴィオ。パパ達は必ず帰ってくるから」

 

「うぅ〜っ・・・・!」

「ヴィヴィオ。パパ達を信じて。必ず帰ってきて、ママ達と一緒に遊園地に行ったりしよう」

 

「・・・・本当?」

 

「「本当。約束だよ」」

 

「・・・・〜〜〜〜!! うん!」

 

ヴィヴィオが不安そうに言うと、綱吉と炎真は力強く頷いた。ソレを見て、ヴィヴィオは二人のパパをギュウ〜っと抱き締めてから、笑顔で頷いた。

そして綱吉は輝二の方に目を向けた。

 

「嵐山輝二くん。未来‹むこう›は俺達に任せてくれ。現代‹こっち›は任せたよ」

 

「ええ。『約束』、ですね?」

 

「ああ。『約束』、だ」

 

そう言って、お互いに笑みを浮かべて頷いた。

 

「さて、残る最後はーーーー『ミデン』を倒し、奴に奪われたプリキュアオールスターズの力を取り戻し、『プリキュアオールスターズを元の姿に戻す事』、だね?」

 

「ああ。俺は現代‹こっち›でミデンをぶっ倒して、奴の中にあるプリキュア達の力を取り戻す!」

 

『よろしくお願いします』

 

輝二の言葉に、プリキュアオールスターズはペコリと頭を下げた。

その時ーーーー。

 

「新たな悪魔が出現しました。今度はーーーー『シベリア』です!」

 

 

 

 

 

 

 

ーシベリアー

 

夜のシベリアの市街地は、突然現れた怪物によって、多くの人達が逃げ惑い、その中をイースター島で獄寺と山本が遭遇した『レオニダス・クリスパー』が闊歩していた。

 

『ヤーッ!』

 

レオニダス・クリスパーが棍棒を振り上げると、市民は悲鳴を上げて逃げ惑うのであった。

 

 

 

 

 

ー輝二sideー

 

空中ディスプレイに表示された地図にあるシベリアの位置、ソレこそ、『星』を形成する地点である事が表示されていた。

 

「いそいでいかないと!」

 

「ほんだなをつかえばまだーーーー」

 

「ウェイト! ハッピーガール&ハートガール! もう遅い。ここは一旦捨てて、次に先回りすべきだ」

 

本棚の転移を使ってシベリアに行こうとするが、狩崎は既に手遅れであると告げた。

 

 

 

 

 

ーシベリアー

 

そしてシベリアでは、レオニダス・クリスパーが紋章を手に浮かばせて。

 

『ーーーーヤーッ!!』

 

地面に叩きつけると、光の柱が伸びて夜空に巨大な紋章を浮かばせた。

 

『残るは後一か所だ。楽勝だなぁ!』

 

自分達の勝利を確信しているように、レオニダス・クリスパーは意気揚々とその場から立ち去った。

 

 

 

 

 

ー輝二sideー

 

「ーーーーコレまで、敵が現れたポイントを結ぶと・・・・」

 

狩崎がコレまで現れた光の柱のポイントを線で繋げていくとーーーー『逆さまになった星』の形へとなった。

 

「ほしができました!」

 

《うわっ、そういうこと! 本当だ、星になってる!》

 

ルミナスの言葉に、バイスも驚いたような声を上げる。

 

「『逆五芒星』か・・・・」

 

「『ぎゃくごぼうせい』・・・・?」

 

輝二の言葉に、マシュリが首を傾げると、狩崎が説明した。

 

「『逆五芒星』は悪魔のマークとも言われている。恐らくディアブロの『目的』は、この『逆五芒星』によって増幅されたエネルギーを我が物にする事」

 

「ソレじゃ、『星』を形成する最後の箇所は・・・・」

 

はやてが地図に表示された一点に目を向けると、狩崎が指をパチンッと指を鳴らして、その地点を指差した。

 

「ここだ。ーーーー『アラスカ』」

 

アメリカ合衆国の最北端に位置する州、『アラスカ』であった。

 

「(・・・・ん?)」

 

と、ソコで、輝二は『逆五芒星』の『ある地点』を訝しそうに見据えていた。

 

「「「・・・・・・・・・・・・」」」

 

否、輝二だけでなく、綱吉と炎真、そしてリボーンも、その『地点』を静かに見据えていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、明日の朝に作戦を決行する事にし、百瀬龍之介と辰夫、そして巫女三人は狩崎にサイクロトロンドライバーの調整の為にスカイベースに残る。護衛として吉宗と炎華、綱吉達となのは達が残った。

そして、輝二達は明日に備えての『決起集会』としてーーーーラーメン屋に来ていた。

 

「『けっきしゅうかい』がラーメンヤって、しまらんはなしやなぁ!」

 

「せめてオスシヤさんとかヤキニクヤさんとかにしてほしかったなぁ!」

 

「やかましい! こんな大人数で、んな贅沢なメシを一介の高校生(休学中)がご馳走できる訳ねぇだろうが!!」

 

文句を言うサニーとジェラートに、輝二は頭に血管を浮かべて怒鳴った。

結構大きなラーメン屋で赤ちゃん化したプリキュアオールスターズと妖精達とゆいは座敷に座り、輝二とキリヤと誠司はカウンター席に座っていた。

 

「悪いねぇお嬢ちゃん達、こんなしけたラーメン屋じゃぁね」

 

「ああいえいえ! ラーメンとっても美味しいですから!」

 

頭を下げる店長の親父が言うと、ショコラがフォローする。

輝二が『決起集会』として選んだのは、『うまい軒』というラーメン屋であった。二十年前までは店長一人で運営する屋台のラーメン屋であったが、今ではすっかり一軒屋のラーメン屋となり、美味いのもあって繁盛している。父と兄が生きていた頃、良く来ていた店なので、今回は『貸し切り』にしてもらっているのだ。

 

「所で、なのはさん達と綱吉さん達、スカイベースに残って貰ってて良かったのか?」

 

「察してあげなよ誠司。明日には戻って来れるか分からない戦いに挑むんだ。家族団欒を過ごさせてやろう」

 

「ヴィヴィオって子も、スカイベースに大はしゃぎだったしな」

 

「はやてはどうしたんだろうね? 急いで地上に戻って、リィンとザフィーラを連れて何処かに行ったけど」

 

「強力な助っ人を呼んでくる、と言っていたがな」

 

誠司とキリヤ、シローがそう話していると、ココとナッツがそう話していた。

 

「・・・・何か込み入った状況みたいだね?」

 

「ああ。明日はかなり面倒な事が起きるみたいなんですよ」

 

「ふ~ん、どれどれ・・・・」

 

すると、店長の親父が輝二のラーメンにのったナルトをジッと見つめる。

 

「何してるんスか?」

 

「これは、店長の『ナルト占い』だ」

 

『『ナルト占い』?』

 

「店長はな。客に出したナルトを見て、その人の人格や運勢を占う事ができるんだよ。この店の名物みたいなものだね」

 

《意外と当たるって評判なのよ♪》

 

「それって本当に当たるんですか?」

 

「私に言わせりゃあね、ナルトは曼荼羅とおんなじなんですよ」

 

訝しそうな顔をするキリヤに、店長の親父がそう応えた。

 

「へぇ~、ナルトってそうなんだってルージュ」

 

「うらないにつかえるみたいですよルージュ」

 

「ルージュもやってみる? ナルトうらない」

 

「いや、なんであたしにいうの?」

 

何故かルージュにナルトをすすめるドリームとブロッサムとフェリーチェに、ルージュは半眼で訝しそうに問うた。

 

「さて改めて、どれどれ・・・・」

 

そして店長の親父が、輝二のラーメンのナルトを覗くと。

 

「ーーーーあっ、こりゃ駄目だ。兄ちゃん。君、『女難の相』が出てるよ。かなり濃い目の」

 

「なぬ・・・・?」

 

「しかもコレだとね、君ーーーー“腐れ縁で結ばれてしまった年下の女の子達に振り回されて、かなりの面倒に巻き込まれる事になるね”」

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・』

 

ソレを聞いて、目元に影が指した輝二は思わず手に持っていた割り箸を落とし、“年下の女の子達”に目を向ける。

ーーーー否、輝二だけでなく、ゆいとキリヤと誠司、更に妖精達まで“年下の女の子達”、プリキュアオールスターズの方に目を向けた。

 

「・・・・なぁ、輝二。お前の誕生日は何時だ?」

 

「・・・・5月5日」

 

「つまり、5月19日のゆりや、6月11日のゆかりや、9月24日あきらよりも、早く生まれた年上っちゅう事か・・・・」

 

シローが聞くと輝二は応え、ハリーが同い年の高校生プリキュアよりも早く生まれた事を告げると、プリキュアオールスターズ以外が、半眼となって憐憫の眼差しを輝二に向けて苦笑し、中にはポンッと肩や背中に手を当て、同情に染まりきった声を発した。

 

『ーーーー強く、生きろよ・・・・』

 

「ーーーーディアブロに勝っても負けても、俺の未来・・・・お先真っ暗だ・・・・!」

 

『ソレどういういみっ!?』

 

カクンと頭を垂らした輝二に、頭に血管を浮かべたプリキュアオールスターズの大半が怒鳴り声を上げた。

 

「ーーーーあっ、でも、年下の女の子“だけ”じゃないね」

 

すると、店長が輝二のラーメンにのったナルトをよく見てからそう言うと、輝二は顔を上げる。

 

「年下だけじゃないのかよ・・・・」

 

「うん。コレはね、年上の女の人達にも注意が必要だね。ーーーー“年上の女の人達がやらかす面倒事の、尻拭いをやらされるね”」

 

ーーーー“年上の女の人達”。

輝二の周りでそんな人達は、なのは達機動六課の隊長陣なのだが、プリキュアオールスターズはどういう事なのかと首を傾げる。嫌、ムーンライトとマカロン、ベリーとパッションは何か思い当たるものがあるのか、難しい顔を浮かべた。

 

「まぁ、俺の将来がお先真っ暗なのは確定として・・・・」

 

『なんで『かくてい』になったの!?』

 

「気になるのはーーーー吉宗と炎華、特に炎華だな」

 

『!』

 

プリキュアオールスターズがピクリと反応を示した。ディアブロを倒す事に異様に固執しているように見える炎華の事が気になっているのだ。

 

「なんかえんかちゃんって、りゅうのすけさんにたいしても、つめたいたいどだよね?」

 

「いとしていなくても、ディアブロをうみだしたのは、りゅうのすけさんだから、そのことでりゅうのすけさんにつめたいのかとおもったけど・・・・」

 

「それとはべつのなにかがあるようにおもえますね」

 

ドリームの指摘に、ミントがそう推察するが、ロゼッタはそれだけではなそうだと言った。

そして、輝二が口を開く。

 

「ありゃぁ怨恨とか怒りとかそんな感情だな。『ディアブロさえ倒せれば何がどうなろうが構わない』って気迫を感じたな」

 

《なぁんかさ、死に物狂いで戦おうとしてるように見えるのよねぇ》

 

『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・』

 

「ーーーーまぁ、それもこれも、明日に判明するだろうよ。今は明日に備えて、食うぞ!」

 

『はい!』

 

そう言って、全員がラーメンを食べるのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、運命の日。

狩崎と百瀬龍之介と辰夫が立っているスカイベースの甲板にやって来た一同。

仮面ライダーチーム。プリキュアオールスターズ。機動六課。ネオボンゴレファミリーとシモンファミリーボス。

 

《いよぉし! やるぞ! ウフフ! 行ってみよー!》

 

「なんか、赤ちゃんプリキュアのせいで妙にシリアスになりきれねぇな」

 

『ほっといてください』

 

とてもシリアスな場面なのに、赤ちゃんプリキュア達とバイスのせいで緊張感が欠けている事をリボーンが指摘すると、プリキュアオールスターズの大半が半眼で吐き捨てた。

すると、綱吉が代表して声を上げる。

 

「ーーーー皆、危険な旅になるけど、覚悟はいい?」

 

綱吉の言葉に、全員が迷いなく頷き、炎真とキリヤが声を上げた。

 

「僕達は世界を守る、と言うよりも、大事な人達を守る為なら、どんな危険だって覚悟の上だよ」

 

「僕達で、必ず龍之介さんの身体を守りきってみせます」

 

《ーーーー待って! 俺っちも行く! 絶対未来に行く!》

 

と、ソコでバイスが声を張り上げた。

 

「お前は俺と一緒に現代‹こっち›に残るんだ」

 

《アアッ! ヤダヤダヤダヤダヤダヤダ!! 俺っちも未来見てみた〜い! お願い! ねぇワンチャン、ワンチャンない?》

 

必死に懇願するバイスに、輝二は大きくため息を吐いてから話す。

 

「ーーーー『絶対に誰も喰わない』。『沢田さん達の足を引っ張らない』。『迷惑をかけない』。これを『約束』できるなら良いぞ?」

 

《おおっ、お・・・・ホホッ・・・・俺っちが、『約束』を破るように見えるか?》

 

輝二の出した『条件』、『約束』を聞いて、バイスが若干声を上擦らせながら答える。

 

「かなり見えるが・・・・たまには信じてやるよ」

 

《クウゥ! フフフフフフフフ!》

 

すると、輝二は『レックスバイスタンプ』を自分に押印すると、バイスが飛び出してきた。

 

『よっしゃ!未来楽しみ! ハハハハハハ! ヤバい、ワクワクもんだぁ!』

 

『あっ! バイス!!』

 

バイスの登場に、プリキュアオールスターズと六課は目を見開き、綱吉達は少し警戒し、狩崎はやれやれと肩を落とした。

 

「バイス、絶対死ぬなよ」

 

『フフッ・・・・輝二も死ぬなよ。俺っちも死んじゃうからな。ハハハハハハッ!』

 

そう言うと、二人はいつもの腕タッチをした。

ソレを見届けると、狩崎がパンパンと手を叩いた。

 

「そろそろ準備は良いかい? 諸君?」

 

そう言うと、守護者達は『死ぬ気の炎』を放出すると、大気圏外にある『超炎リング転送システム・ボンゴレVer.』の光に守護者達と六課隊長陣は包まれ、各々の戦場へと向かった。

 

「龍之介さん、お願いします」

 

「・・・・分かった」

 

[Ready!]

 

キリヤに龍之介は応えると、サイクロトロンドライバーを起動させ、ドライバーの中央が逆時計回りに光り出すと、赤い粒子が放出され、キリヤと誠司とゆい、綱吉と炎真とバイスの身体を包み込むと、バイスはそのまま、五人の身体から『精神体』が飛び出し、サイクロトロンドライバーに吸収された。

 

『ウォーッ!!』

 

「へい妖精達&FWチーム。彼らを運ぶよ」

 

『はい!』

 

人間態となった妖精達とFW陣が、綱吉達の肉体をスカイベースの中へと運んだ。

 

「みんな、おねがいね・・・・」

 

「ーーーーさて、俺等も行きますか。百瀬龍之介さん」

 

「(コクリ)」

 

輝二の言葉に、龍之介は静かに頷いた。

今、未来をかけた戦いが始まるーーーー。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ー辰夫sideー

 

「・・・・・・・・・・・・」

 

辰夫はコッソリと、自分の胸元に手を置いて、狩崎に言われた言葉を思い出していた。

 

【いいかい。百瀬辰夫くん。君と百瀬龍之介氏は確かに祖父と孫だ。しかし、一世代違うだけでリンクが弱く、君の身体への負担もかなり大きい。次にセンチュリーブレイクに変身しても、長時間は戦えないだろう。無理に長時間戦えばーーーー死ぬよ】

 

狩崎の言葉を思い返しながら、辰夫は祖父と共に歩き出した。




ナルト占い。知る人ぞ知る、仮面ライダーアギトのネタです。
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