仮面ライダーリバイス 悪魔と伝説の狂想曲 作:BREAKERZ
ー現代・輝二sideー
息子である秀夫と対面する百瀬龍之介は、静かに口を開いた。
「・・・・秀夫、すまなかった。本当は、この時代でお前と再会した時に、一番に言わなければならない言葉だったのに、俺は『世界の危機』を言い訳にして、その事から目を逸らしてしまっていた・・・・!」
「・・・・・・・・」
百瀬龍之介の言葉を、秀夫は黙って聞いていた。
「俺は、科学者としての願望を満たす為に・・・・お前や母さんを捨て、罪の無い人々に改造手術を施して、悪事の片棒を担いでいた」
ーーーーバチバチッ・・・・!
「ぐっ!」
サイクロトロンドライバーがまた火花を散らせ、百瀬龍之介の身体が消えそうになる。
『龍之介さん!』
プリキュアオールスターズが声を上げるが、百瀬龍之介は声を絞り出す。
「そもそも・・・・〈ショッカー〉なんて組織に手を貸したのが間違いだったんだ」
「今更言い訳ですか? 散々大勢の人々を心無い怪物に変え、多くの人々の命を踏み躙ってきた片棒を担いできた事への?」
秀夫の冷たい言葉に、ハートとかラブリーと言ったプリキュア達が声を上げようとしたその時、輝二のガンデフォンから着信音(『EASY GO』)が響いて、輝二が出た。
「ーーーーアラスカに〈デッドマンズ〉が!?」
ーなのはsideー
「くっ・・・・! ううっ・・・・!」
アラスカで〈デッドマンズ〉の幹部達と交戦していたなのは達機動六課隊長陣は、突如として現れた謎のデッドマンによって窮地に立たされていた。
昆虫系の悪魔がベースとされ、両肩に小さいがデッドマン共通の髑髏の仮面が埋め込まれており、歯を見せて笑ったような人間の顔の上に、カメレオンを模した深緑色の仮面を被り、三つの大きな目が浮かび上がった悍ましい姿をしている。顔と両肩にはカメレオンの舌を思わせる赤い装飾があしらわれ、素体部分は皮が剥がされ筋肉が剥き出しになった様な外見が、更にグロテスクさを掻き立てている『カメレオン・デッドマン』であった。
『・・・・・・・・』
カメレオンの特性である保護色で姿を消し、ダイオウイカ・デッドマン達と善戦していたなのは達に奇襲をかけ、なのはを首を掴んで持ち上げるカメレオン・デッドマンは、なのはを殴ろうとする。
[プロテクション!]
レイジングハートがギリギリ防御魔法でガードしてくれたが、すぐに砕かれその拳の風圧になのはは先に倒れていたフェイト達の側まで吹き飛ばされた。
『ハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!!』
地面に倒れるなのは達を見て、ダイオウイカ・デッドマン達は高笑いを上げていた。
「へぇ〜、本気出せば結構やるじゃんお姉さん達。ウチのデッドマン二人を撃破とはねぇ」
アギレラの視線の先には、なのは達によって倒されたディア・デッドマンとタイガー・デッドマンの契約者であったらしい、女子高生の二人が目を回して倒れていた。
「ぬ~ん・・・・鹿で全国制覇の夢が・・・・」
「〈デッドマンズ〉を利用してアイドルデビューして金持ちになる夢が・・・・」
何やらキュアプリンセスとキュアマカロンと似た声をしているが、今はそれを気にしている者はこの場にいない。
『ハハッ、ちったぁ楽しませてもらったよ!』
『フゥ・・・・助かりましたよ』
『ふん・・・・』
ウルフ・デッドマンが笑い、ダイオウイカ・デッドマンがカメレオン・デッドマンに礼を言うが、鼻で笑って返した。
「ーーーー良く頑張りました。魔導師のお姉さん達♪ パチパチパチパチ☆」
『くっ!!』
アギレラの何の感情も籠もっていない賞賛の声と拍手に、なのは達は歯噛みするが、ソレに全く構わず、アギレラはスタンプが押印された右手を見せる。
「ーーーーご褒美にスタンプ、押して上げるよ」
「駄目だよ!」
「やめてぇ!」
なのはとフェイトが必死に制止の声を上げるが、アギレラは冷笑を浮かべて、右手を地面に叩きつけた。
「ーーーーふん!!」
その瞬間、地面に紋章が浮かび上がり大きく広がる。
「ふふっ。コレでディアブロ様は『本来の力』を取り戻す」
ほくそ笑むアギレラに睨む余裕も無く、なのは達は空を見上げる事しか出来なかった。
ー輝二sideー
「ーーーー了解。一旦戻る事にするよ」
輝二ガンでフォンの通信を切ると、百瀬龍之介と秀夫に向けて声を発する。
「すみません。俺は行きます。ーーーーついでにコイツらも」
輝二がプリキュアオールスターズを見やると、人間態となった妖精達がプリキュアを抱える。
「俺も行く!」
『ダメです!』
一緒に行こうとする百瀬龍之介に、輝二とプリキュアオールスターズの声がハモった。
「わっ! ハモった!?」
「・・・・アンタには、戦いよりも大事なものがあるだろう。ソレを片付けてからにしてくれ。炎華達には俺達の方から言っておく」
マリンが驚くのを無視して、輝二がそう言って親指で指すとソコには、辰夫と巫女さん三人娘が花束を抱えて歩いてきた。
「「辰夫・・・・」」
「親父。お祖母ちゃんと曾お祖父ちゃんと曾お祖母ちゃんの墓参りに行かねぇか? 祖父さんも一緒によ」
「っ! 幸子の、墓参り・・・・」
少し目を見開いた百瀬龍之介が、亡き妻の墓参りに少し躊躇った。
「・・・・良いだろう」
ソレを見て秀夫が了承した。
「それじゃ、俺らはスカイベースに行ってるから、しばらくの間はごゆっくり。行くぞお前ら」
『はい!/うん!』
そう言って、輝二達はその場を後にし、百瀬親子と巫女さん達が残った。
ー狩崎sideー
モニターに表示された逆五芒星をジーッと睨みつける狩崎。五つの地点の何処にもディアブロの姿が無いのだ。
「ーーーーディアブロはまだ見つからないの!?」
綱吉達の身体の警護をFW陣に任せ、リボーンと吉宗と炎華が狩崎の元に来ると、炎華が苛立ち混じりに声を上げた。
「こちらも探してはいるさ。しかし、五つのポイントが狙いではないのか?」
「・・・・あっ!」
狩崎が眉根を寄せていると、吉宗が声を上げた。
「なんか、この逆五芒星の形・・・・」
「何か気付いたのかい? ブレイブボーイ?」
「『ブレイブボーイ』って・・・・(こっちの時代でも同じ呼び名だな・・・・流石はドクターって所だな)」
と、『未来の狩崎』にも同じ名称で呼ばれていたのを思い出し、苦笑する吉宗は改めて唇を開く。
「いやさ。この逆五芒星ってーーーー“日本が中心に入ってるなぁって”・・・・」
「「・・・・!!!」」
吉宗の言葉を聞いて、リボーンと狩崎は地図を凝視した。
すると同時に、輝二達が戻ってきた。
「ーーーー何か進展は「ガッデム! 私とした事が・・・・してやられた!!」うぉっ!?」
『うわぁっ!?』
入室してきた輝二達は突然の狩崎の怒号に驚き、プリキュアオールスターズは思わずドミノ倒しのように倒れた。
「な、何があったんだ・・・・?」
「オレ達はどうやら、ディアブロ達にはめられたんだぞ。ディアブロは5箇所の地点にはいねぇ。この逆五芒星の中心、日本にいやがるんだぞ!」
『な、なんだってぇぇぇぇぇぇぇぇ!?』
起き上がったプリキュアオールスターズが仰天した。
「それで、詳しく説明してくれ」
「逆五芒星は単なる過程に過ぎなかったんだ! ヤツは、ディアブロは、エネルギーの最大出力に最も適した日本一の火山ーーーー『富士山』だ!」
輝二に努めて冷静であろうとする狩崎が説明するのと同時に、逆五芒星の五つの地点から、エネルギーが中心、日本の富士山に集まっていった。
ーディアブロsideー
そして、集まったエネルギーが富士山の上空で『紋章』を作り出して光り輝き、その真下にある火口に立つディアブロが見上げていた。
『時は来たれり、今こそ我が『真の力』を手に入れる!』
ディアブロがそう言うのと同時に、『紋章』からエネルギー状の『ディアブロスタンプ』が顕現し、富士山の頂上を押印した。
その瞬間ーーーー。
ーーーードゴォォォォォォォォ・・・・!!
富士山の頂上から『亀裂』が生まれ、まるで富士山を覆い尽くさんばりに広がっていく。
『・・・・ダーッ! ヤーッ!』
そしてディアブロが活動を始めた富士山の火口へと飛び込んでいった。
ー輝二sideー
本に入って富士山へと急行した輝二(リバイスドライバー装着)と吉宗と炎華、そしてプリキュアオールスターズと妖精達が見たのはーーーー大きな亀裂まみれになった富士山と、その上空で渦を巻いて広がる漆黒の暗雲であった。
ーーーードォオオオオオオオオオオオオオオオ!!!
と、一同が愕然となったのとほぼ同時に、富士山から漆黒のエネルギーがまるでマグマのように噴火口や亀裂から噴き出してきたのだ。
「富士山が、噴火した・・・・!?」
「・・・・ぶっちゃけ、ありえない」
「しんじ、られない・・・・」
「めちょっくだよ・・・・」
輝二の言葉に、ブラックにホワイトにエール。他の皆も似たりよったりの顔色であった。
『ウォーッ!』
「ディアブロ・・・・!」
突然の声に目を向けると、噴火口から飛び出し、エネルギーに全身を満たしたディアブロこ降り立った。
『世界を滅ぼすに相応しき我が力。とくと味わえ』
「・・・・・・・・燃えてきたぜぇ!!」
[レックス!]
「あの地獄の未来を、造らせたりしない! レポルン!!」
「レポ!」
「何としてでも、お前を斃す! クポルン!!」
「クポ!」
輝二が『レックスバイスタンプ』を取り出して起動させ、吉宗と炎華は『スタンプコミューン』を起動させ、パートナーが入った。
「はぁ・・・・」
レックスバイスタンプに息を吐くと、そのままドライバーにスタンプを押し込む。
[Come On!レ・レ・レ・レックス! Come On! レ・レ・レ・レックス!]
「お前ら、今は避難しておけ!」
『はい!』
プリキュアオールスターズが妖精達と避難する。
「変身!」
[バディアップ! オーイング! ショーニング! ローリング! ゴーイング! 仮面ライダー! リバイ! バイス! リバイス!]
輝二はそのままスタンプをベルトに挿入し、スタンプを横に傾けると、巨大なスタンプに押し潰されるように、スタンプの中に入り、輝二の姿が徐々に変わっていきーーーー仮面ライダーリバイとなる。
「『キュアリースタンプ』!」
《スタンプオン! ブ・レ・イ・ブ!》
《スタンプオン! ジャ・ス・ティ・ス!》
折り畳んだ『スタンプコミューン』の液晶に『キュアリースタンプ』を押印すると、オレンジ色のマークと桃色のチームのマークが点滅し、さらに折り畳まれていたスマホが開いて、ソコから光と炎が溢れる。
「「プリキュア! スタンピングアップ!!」」
吉宗の全身がオレンジ色の光に包まれ、髪の色が桃色となり、髪が伸びて後ろで結わえられ、瞳もオレンジ色へと変わり、その衣装もオレンジ色の貴公子のような服装へと変わる。
炎華お全身がピンク色の炎に包まれ、ライトグリーンの髪が金髪となって伸びていき、縦ロールサイドテールとなると、瞳はピンク色となる。
そして、変身が完了された二人はリバイの両隣に立つ。
「輝く勇気の光! キュアブレイブ!」
「燃え上がる正義の炎! キュアジャスティス!」
「「ふたりはプリキュア!!」」
「死ぬ気で、行くぜ!」
『フフッ・・・・来い』
「おおおおおおおおおお!!」
「「はぁああああああああ!!」」
亀裂からエネルギーを噴き出す富士山の麓で、ディアブロとリバイとブレイブとジャスティスの激戦が繰り広げられた。
「はぁ! とぉっ! うりゃぁ!!」
「やぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
繰り出されるリバイが拳を、ブレイブが蹴りを繰り出すが、ディアブロの前に強固なバリアが展開され、二人の攻撃を寄せ付けなかった。
『ハハハハハハハハ!』
ディアブロが両手に黒い火炎球を生み出すと、リバイとブレイブに向けて放った。
「「ぐわぁぁぁぁっ!!」」
リバイとブレイブが地面を削って吹き飛ぶと、
「ディアブロー!!!」
ジャスティスは桃色の炎を纏った蹴り技をディアブロに叩き込む。
『ーーーーふん』
しかしその蹴りもディアブロのバリアに阻まれ、全くダメージを受けた様子が無かった。
「くっ! 『プリキュア ジャスティスフレイムスラッシュ』!!」
ジャスティスは炎の蹴りの斬撃を連続で放ち、自身の身体を上回る程に巨大な炎の刃がディアブロを襲う。
『フン・・・・』
しかし、ディアブロのバリアにその炎も阻まれる。
「くぅ、うあぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
しかし、ジャスティスは攻撃を緩めず、炎の刃を放ち続け、当たった炎がディアブロの身体を見えなくしてしまう。
『フン』
そしてディアブロの掌から生まれた黒い炎が、爆炎の中からジャスティスに襲い掛かる。
「っっ!!??」
「っジャスティス!!」
ブレイブが飛び出し、ジャスティスを守るようにディアブロの炎を受けた。
「ぐわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
「ブレイブ! ディアブロ!!」
ブレイブが炎に焼かれながら、プリキュアオールスターズが隠れている場所に倒れ、ジャスティスがディアブロに向かい攻撃するが、やはりバリアに阻まれる。
「ぐぅぅぅぅ!!」
『ブレイブ!!』
「まずい! 早く消そう!」
プリキュアオールスターズが叫び、ココ達が人間態となって、上着で叩いて炎を消す。
「く、そ・・・・!」
「だいじょうぶなのブレイブ!?」
「ああ・・・・! こんなの何ともないさ!」
「どうしたのよジャスティスは?」
「なかまなのに、ブレイブよりもディアブロのことしかみていないみたいね」
炎に少し焼かれた身体の汚れを払うブレイブにエールが話しかけ、ブルームとイーグレットがジャスティスの様子を訝しそうに見る。
「・・・・そろそろ言った方が良いな。未来のプリキュアの敵、『デビルプリキュア』の事を」
『『デビルプリキュア』・・・・?』
ブレイブの口にした名前に、先輩プリキュア達は首を傾げた。
ー未来・誠司sideー
『!!』
「このぉ!!」
ガタック‹誠司›は自分に振り下ろされるデュークのソニックアローを『ガタックダブルカリバー』で挟み込むように受け止めた。
「『ライダーカッティング』!」
[Rider Cutting!]
「うぉらぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
ガタック‹誠司›が気合を込めて挟み込むと、ソニックアローを破壊した。
『っ!?』
[One Two Three]
「ライダーキック!」
[RIDER KICK!]
ベルトの『ガタックゼクター』のボタンを三度押してからクワガタの牙を直して再び開くと、足にエネルギーが充満し、デュークに向けてボレーキックを叩きつける。
ーゆいsideー
[ウェイクアップ!]
「(えっ? トワちゃん?)」
キバーラ‹ゆい›は専用武器『キバーラサーベル』を腰のキバーラに近づけると、キバーラが刀身にキスをする。その時に聞こえた声がトワに似ていたが、すぐに切り替える。
キバーラ‹ゆい›は背中に紫の翼が出現し、キバーラサーベルを逆手に持ってネガ電王を切り裂く。
「『ソニックスタップ』!」
『っ!?』
ーキリヤsideー
「・・・・・・・・」
『!!!』
デルタ‹キリヤ›は自分の周囲を高速で走る風魔に向けて、専用武器『デルタムーバー』を顔の近くに置いて、風魔の動きを見据える。
すると、風魔は風魔双斬刀を振るって、デルタ‹キリヤ›に斬りかかる。
「ーーーー見切った! ファイア!」
[Blaster Mode]
高速の動きに慣れたデルタ‹キリヤ›が、デルタムーバーをブラスターモードの銃口を風魔に向け、何発もの光弾を風魔の身体に撃ち込んだ。
『!!??』
光弾をマトモに受けた風魔はゴロゴロと倒れる。
すかさず、ブラスターモードのデルタムーバーに、カードキー・ミッションメモリーを装填する。
[Ready]
「チェック!」
[Exceed Charge]
デルタ‹キリヤ›から流れるエネルギーがデルタムーバーにチャージされ、三角錐状の白いポインターを撃ち、ソレが起き上がった風魔の身体に突き刺さる。
「『ルシファーズハンマー』!」
デルタ‹キリヤ›は右足を突き出して飛び蹴りを放ち、ポインターと一体化するように重なると、ポインターがドリルのように回転して風魔の身体を突き破ると、デルタ‹キリヤ›は風魔の後ろに着地した。
ー炎真sideー
「ーーーーふん!」
J‹炎真›は一瞬力を込めると、身体を巨大化させ、自分に向かってミサイルを放ってくるファントムビルドに『Jパンチ』を叩き込む。
『!!??』
壁に凄まじい勢いで激突したファントムビルドは、そのまま力無く地面に倒れると、元のサイズに戻ったJ‹炎真›が構えを取ってから跳び、滑空するような軌道でキックを繰り出す。
「『Jキック』!」
『!!!!』
火花散る身体に必殺キックを受けて、ファントムビルドを大きく吹き飛んだ。
ーバイスsideー
『ぬぅぅぅぅぅぅ!!』
デンガッシャー・ソードモードでポセイドンのディーペストハープーンを受け止めて、押し合いを始める電王‹バイス›。
『ぬぬぬぬ! コレならーーーーどうだ!!』
[FULL CHARGE!!]
電王‹バイス›はライダーパスをデンオウバックルに読み込ませると、デンガッシャーの刀身が飛び出して回り込み、ポセイドンの背中を斬りつけた。
『!?』
『ぃよいしょー!!』
ポセイドンは思わぬ攻撃によろけると、電王‹バイス›は気合を入れて押し出すと、デンガッシャーを振り回して刀身を操作し、ポセイドンの身体を切り裂く。
『必殺! 俺っちの必殺技! 電王バージョン!!』
『!!!』
ー綱吉sideー
タジャドルコンボのオーズ‹綱吉›は、宙を飛びながら、冷気を放つレイと、緑色の電撃で攻撃するデビルプリキュアの猛攻をかわしていた。
「ーーーーはぁ!!」
背中に孔雀の羽を模した光弾『クジャクフェザー』を展開して発射し、二人の体勢を崩すと、『オースキャナー』でベルトの三枚のメダルを読み込む。
[スキャニングチャージ!]
「『プロミネンスドロップ』!!」
脚に燃え盛る猛禽類のようなツメを展開して、猛スピードで急降下した両足蹴りをデビルプリキュアに叩き込もうとしたが、寸前で回避されその後ろにいたレイに叩き込む。
『!!!???』
「っ!」
が、オーズ‹綱吉›は避けられる事は織り込み済みだったのか、すぐに急旋回しながら、胸のマークと同じマークをした手甲型の武器『タジャスピナー』を開くと、ドライバーのメダルを装填した。
[タカ! クジャク! コンドル! ギンギンギンギン ギガスキャン!!]
「『マグマブレイズ』!!」
メダルのエネルギーを収束し、不死鳥を模した炎を纏って、避けた時の体勢が立て直していないデビルプリキュアに突撃した。
『ぐぁああああああああああ!!』
デビルプリキュアは全身を炎に燃えながら壁をぶち破ってしまう。
すると、レイの側に他の所で必殺技を受けて吹き飛んできたり、ヨロヨロと後退してきたデビルライダー達が集まりそして・・・・。
ーーーーチュドォォォォォォォォンン!!
一斉に爆発した。
『やったぁ!!』
「いや、まだだ!」
ーーーードゴォォォォンン!!
はしゃぐ電王‹バイス›だが、全身を炎に燃やしたデビルプリキュアが、壁をぶち破って戻ってきた。
『ーーーー水のエレメント』
デビルプリキュアは手を上に突き出すと、大量の水を放水させ、身体の炎を消した。
『ーーーーふぅ』
デビルプリキュアはライオトルーパーやライドプレイヤーだけでなく、更に・・・・。
『ザケンナー!!』
『ウザイナー!!』
『ホシイナー!!』
『コワイナー!!』
ザケンナー達まで現れた。
『っ!!』
『あんもう! ホントに面倒くさい!!』
まだまだ現れる敵を見て、ライダー達は構え、電王‹バイス›が頭を抱える。