仮面ライダーリバイス 悪魔と伝説の狂想曲 作:BREAKERZ
ードキドキsideー
『ーーーーハァ!!』
[ブラスト ナウ!]
〈仮面ライダーソーサラー〉が自分の周囲に幾つもの魔法陣を展開すると、魔法陣から衝撃波が放たれ、ドキドキチームに襲い来る。
「「「「「ハァっ!!」」」」」
が、ドキドキチームは回避した。
『!』
ソーサラーは長大な斧『ディースハルバード』を持ち、一瞬でハートW‹ワイルド›に肉薄すると、その刃を振り下ろす。
「っ!」
が、ハートWも2本1組の鎌型の武器『ワイルドスラッシャー』を交差させて受け止める。
「「「「ハート!」」」」
『ふん!』
[デュープ ナウ!]
仲間達がハートWの救援に向かおうとするが、ソーサラー自分の隣に4つの魔法陣を展開させると・・・・『4体のソーサラー』が現れた。
『『『『!!』』』』
「「「「!?」」」」
4体のソーサラーはダイヤモンドK‹キング›、ロゼッタK‹キング›、ソードK‹キング›、エースI‹インフィニティ›に襲い来るが、ダイヤモンドKはライフル銃型の、ロゼッタKは先端が円型の刃が4枚となった錫杖の、ソードKは大剣型の『キングラウザー』で応戦し、エースIもドラゴンの形をした斧『アックスカリバー・アックスモード』で応戦した。
『『『『『フンンン! ハァァァァ!!』』』』』
「「「「「たぁぁぁぁ!!」」」」」
5対5となった双方の激しい激戦を繰り広げる。
『『『『『ディアブロ様が支配する未来、ソレこそがこの世界の行く末だ』』』』』
「そんな事させないよ! 希望に溢れた未来が待っているんだから!」
『『『『『愚かな』』』』』
ソーサラー達はハートWの『希望に溢れた未来』を否定するように言った。
『『『『『貴様らが目指す『希望が溢れている未来』と言うのは、『絶望が溢れている世界』でもあるのだ』』』』』
「何ですって・・・・?」
ダイヤモンドKが問い返すと、ソーサラー達は『ジョーカーの絵柄のトランプ』を見せながら、リレーするように話す。
『希望と絶望はカードの表と裏のように存在する・・・・』
『どちらか一方しか存在する事はあり得ない・・・・』
『つまり未来に希望が溢れていると言う事は・・・・』
『未来には絶望も溢れていると言う事だ・・・・』
『人間は所詮、希望と絶望の間で右往左往するしかない哀れな生き物だ』
『『『『『そんな不確定な未来に縋るよりも、我ら悪魔が統治してやれば良いのだ』』』』』
「悪魔に支配されるだなんて。そんなの、お断りよ!」
「確かに未来は不確定、希望と絶望が待っているのかも知れませんわ」
「明るい未来ばかりじゃないのかも知れない・・・・けど!」
「わたくし達は悪魔に支配されず、自分達の力でブラボーな未来を掴んで見せます!」
「私達の愛で皆を幸せな未来を届けるんだ! 愛を知らない悲しい悪魔さん! このキュアハートが、アナタにドキドキを教えてあげる!」
『『『『『・・・・ドキドキ? 愛? そんなの理解したいとは欠片も思わん。私はただ、己の役割をこなす。つまり、貴様らの排除だ!』』』』』
[[[[[エクスプロージョン ナウ!]]]]]
5体のソーサラーはドキドキチームと鍔迫り合いをすると、リングを読み込ませ、魔法陣から爆炎を放射した。
「「「「「きゃぁぁぁぁっ!!?」」」」」
ドキドキチームが吹き飛ばされる。
「・・・・まだ、まだ・・・・!」
ハートWは起き上がり、ワイルドスラッシャーを折り畳んで合体させ『醒弓カリスアロー』を召喚し、ジョイントさせると全身が光り輝き、2枚のカードを生み出し、ワイルドスラッシャーに読み込ませた。
[WILD! DOKIDOKI]
すると、緑と桃色の風が集まり、カリスアローに竜巻の弓が生み出された。
『ーーーーコレで終わりだ!!』
[バニッシュストライク ナウ!]
ソーサラーは宙に浮かび上り、巨大な光球を生み出してハートWに向かって振り下ろした。
「!」
「「「「ハート!!」」」」
ハートWの前に仲間達が集まり、ダイヤモンドKとロゼッタKとソードKのアーマーから5枚のカードが飛び出し、ソレを各々のキングラウザーに装填する。
[♢10‹テン›! ♢J‹ジャック›、♢Q‹クイーン›、♢K‹キング›、♢A‹エース›! ロイヤルストレートフラッシュ!]
[♧10‹テン›! ♧J‹ジャック›、♧Q‹クイーン›、♧K‹キング›、♧A‹エース›! ロイヤルストレートフラッシュ!]
[♤10‹テン›! ♤J‹ジャック›、♤Q‹クイーン›、♤K‹キング›、♤A‹エース›! ロイヤルストレートフラッシュ!]
「「「ハァァァァ!!」」」
3人はそれぞれの5枚のカードが前面に縦列に展開されると、そのカードに向かって銃弾を撃ち、錫杖と大剣を突き立てると、極大のエネルギー砲撃と、エネルギー体となった錫杖と大剣の刃が伸びていき、光球とぶつかり、凄まじい押し合いを始めた。
そしてエースIは、嵌めていた指輪をアックスカリバーに読み込ませた。
「フィナーレですわ!」
[ハイタッチ! シャイニングストライク!! キラキラ! キラキラ! ]
「ハァァァァァ!!」
アックスカリバーん両手で持って頭上でグルグル回していくと、透明な魔法陣が展開され、アックスカリバーが巨大化していくと刃が輝き、エースIもアックスカリバー振り下ろすと、赤い光に包まれたドラゴンが飛び出し、ソードK達の攻撃と合わさり、光球と相殺した。
「「「「ハート!!」」」」
「行っけぇー! 『ワイルドスイートハートサイクロン』!!」
放たれた竜巻の矢がソーサラーの身体を貫こうとする。ソーサラーはディースハルバードで防ごうとするが、徐々に砕けていき、その身体を貫こうとする。
『・・・・成る程。ドキドキプリキュア、お前達はプリキュア達の中では人間にしては強く、優れた人材ばかりだ・・・・だが、だからこそ、貴様らは理解できないのだ・・・・!』
「! 何を?」
『ククククッ、いずれ、守るべき人間達から伝えられるだろうよ・・・・! ハッハハハハ・・・・』
ーーーーチュドォオオオオオオオオオオオオンン!!
そして、ソーサラーは爆散した。
ドキドキチームもすぐに他の皆の所に行きたかったが、力を使い果たしたのかその場に片膝をついてしまった。
ーハピネスチャージsideー
『フンンンンッ!!』
「「「「きゃぁああああっ!!」」」」
〈仮面ライダー邪武〉は『ダーク大橙丸・ナギナタモード』を振り回し、旋風を巻き起こしてハピネスチャージチームを薙ぎ払う。
「あぁ〜・・・・もう、デビルライダーって強いのばかり!」
「泣き言は後にしなさいプリンセス!」
邪武の攻撃に吹き飛ばされ、プリンセスB‹バロン›は文句を言うが、フォーチュンZ‹斬月›が立ち上がって『無双セイバー』と『メロンディフェンダー』を構える。
『『ブルー』と言う『役立たずの神』に選ばれたプリキュアか。つまらん戦いになりそうだ』
「アナタ達は、ブルーさんを知ってるの・・・・?」
邪武が言う『ブルー』とは、『地球のすべてを見守る神(一応)』の事であり、世界各地にいるハピネスチャージプリキュアと同系統のプリキュアは、この『ブルー』に選ばれた戦士達なのだ。
ハニーR‹龍玄›が問うと、邪武は淡々と応える。
『ディアブロ様から聞いた。貴様らプリキュアは未来で仮面ライダーリバイス達を犠牲にする事によって、本来の肉体年齢に戻った。しかし、犠牲になった仮面ライダー達の仇討ちをするプリキュアと、人間達を守る事に専念するプリキュアの間で亀裂が生まれ分断された。ブルーは『神』であるにも関わらず、分断しそうになったプリキュア達を諌める事も抑える事もできず、多くのプリキュア達を無駄死にさせただけでなく、ディアブロ様に一発殴られて始末された『無能な神』だ』
どうやら『ディアブロが支配する未来』では、ブルーは既に命を落としてしまったようだ。
「・・・・聞きたい事があるの」
『なんだ』
ラブリーGK‹鎧武カチドキ›が問い掛けると、邪武は律儀に応じる。
「アナタ達は仮面ライダーを、誠司達を・・・・殺したんだよね?」
『その通りだ』
「・・・・んで・・・・」
『ん?』
「何で誠司達を殺したの!?」
『奴等はミデンの他にディアブロ様も倒そうとしていたのだ。ソレを返り討ちにして始末しただけだ』
「命を奪う事もない筈でしょう!?」
『殺らねば殺られる、殺られる前に殺るのは戦いの常識だ。お前達は襲い掛かってくるチョイアークやサイアークに、無抵抗に無防備に挑むのか?』
「〜〜〜〜! 他に、やり方があったかも・・・・」
『そんな甘い考え方で今までお前達は戦ってきたのか? 良かったなぁプリキュア? 綺麗事が通じる甘ちゃんな敵ばかりで』
「〜〜〜〜!!」
ラブリーGKは邪武の言葉にマトモに反論できず、ぐうの音も出ない顔になる。
『くだらない論争に付き合う気はない。ーーーーとっとと終わらせる』
[ダークネススカッシュ!]
邪武が腰に巻いてある『戦極ドライバー』のカッティングブレードを動かし、『黒のリンゴロックシード』を切る様に動かして必殺技を発動させると、ダーク大橙丸・ナギナタモードを振るうと、幾つものリンゴ型光弾をハピネスチャージチームへと射出した。
『きゃぁああああっ!!』
凄まじい爆裂により、ハピネスチャージチームは呑み込まれてしまった。
『ーーーーコレで終わりだな・・・・むっ!』
始末したと思った邪武は他のプリキュア達を始末しようかと思ったが、爆裂の煙の中から、メロンディフェンダーを前面に構えたフォーチュンZが飛び出し、その後ろにハニーRが『ブドウ龍砲』を邪武に向けて撃ちながら突進してきた。
『特攻か! ならば諸共消し去るのみ!!』
[ダークネススカッシュ!]
「ハニー!」
「任せて!!」
[ブドウスカッシュ!]
再び『ダークネススカッシュ』の『リンゴ弾』を射出する邪武。フォーチュンZはメロンディフェンダーを構えたまま走り、ハニーRはブドウ龍砲を連射して少しでもリンゴ弾の数を減らしながら突き進む。
『しつこい!』
[バナナスパーキング!]
『っ!!?』
更に攻撃しようとする邪武の足元の地面から、突如として『バナナ型エネルギー』が飛び出し、邪武の身体を拘束した。
「ハァ、ハァ、ハァ、ハァ・・・・」
フォーチュンZとハニーRが飛び出した場所の爆煙が晴れると、『バナスピアー』を地面に突き刺したプリンセスBが必殺技の『バナナスパーキング』を発動していた。
『グゥオオオオオオオオオ!!!』
が、邪武は『バナナスパーキング』の拘束を打ち破り、カッティングブレードを動かす。
[ダークネスオーレ!]
ダーク大橙丸・ナギナタモードを天に掲げると、巨大なリンゴ型の光弾『ダークネスオーレ』を生み出すと、フォーチュンZとハニーRに向けて放つ。
『フンンっ!!』
「「!!」」
ーーーードガァァァァンンッ!!
ソレをメロンディフェンダーで受け止めると、フォーチュンZとハニーRは同時に吹き飛ぶーーーーその瞬間。
「ーーーーはぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
何と、2人の背後からラブリーGKが『火縄大橙DJ銃』と無双セイバーを合体させた『大剣モード』を持って飛びだし、『カチドキロックシード』を装填した。
[イチ!! ジュウ!! ヒャク!! セン!! マン!! オク!! チョウ!! 無量大数!!]
「『プリキュア 火縄大橙無双斬』!!」
様々な果実型エネルギーを内包した極彩色の巨大な光刃で邪武に斬りかかる。
『くぅっ!!』
[メロンスカッシュ!]
「はあぁっ!!」
『(ガキンッ)ぬぁっ!?』
ダーク大橙丸・ナギナタモードで防御しようとするが、フォーチュンZが投擲した無双セイバーを受けて手放してしまった。
「たぁぁぁぁっ!!」
『ぐぅおおっ!!??』
そして、ラブリーGKが刃を邪武の左肩に叩きつけると、そのまま振り下ろそうとしていたが、邪武もその光刃を両手で掴んで引き抜こうと抗う。
「やぁぁっ!!」
「えぇいっ!!」
『ぐっ!!』
が、次はプリンセスBとハニーRがバナスピアーを投擲し、ブドウ型光弾で邪武の腕を攻撃し、邪武の腕を弾く。
「この世界は、私達のステージだぁぁっ!!!」
ーーーー斬!!!!
その僅か一瞬の隙を突いて、ラブリーGKが火縄大橙DJ銃・大剣モードを振り下ろし抜き、邪武の身体を切り裂いた。
『・・・・ふっ、フフフフ・・・・プリキュア・・・・貴様らの『独善的な愛』が、何処までこの世界に通用する、かな・・・・』
ーーーーチュドォオオオオオオオオオオオオンン!!
邪武は仰向けに倒れて爆散すると、精根尽き果てたように、ハピネスチャージチームはその場で腰を落とした。
ーGoプリンセスsideー
『!!』
「「「「はぁっ!!」」」」
〈仮面ライダーダークドライブ〉が加速すると、フローラT‹トライドロン›とマーメイドM‹マッハ›とトゥインクルC‹チェイサー›とスカーレットMC‹魔進チェイサー›も加速し、フェイトの『真・ソニックフォーム』クラスの加速で戦っていた。
『ーーーーーーーー』
すると、フローラT達と戦っていたダークドライブのアイマスクから二進法の数式の映像が流れると、瞬時にソレが消え、フローラT達の攻撃を、まるでドッジボールの玉を避ける。
「攻撃がまるで当たらない!?」
「まさか、私達の動きを見切っているの!?」
『お前達の動きを計測するなど造作もない。人間が悪魔より優れているのは、いくら潰してもしぶとく生きる生命力くらいだからな』
トゥインクルCとマーメイドMが言うと、コレまで機械のように無機質に戦っていたダークドライブが初めて声を発し、スカーレットMCが問い掛けた。
「アナタ達は、ディアブロの支配する世界が正しいと思っているのですか?」
『生物界の頂点が『人間』から『悪魔』に代わるだけ。今の貴様らの世界と変わらないだけだ』
「ダークドライブ! アナタには『夢』が無いの!?」
『『夢』? そんな『呪い』も持つ事の意味が分からないな』
「『夢』が・・・・『呪い』?」
ダークドライブの言った言葉の意味が分からず、聞き返してしまうフローラT。
『『夢』を信奉するお前達に教えてやろう。『夢』と言うのは 『呪い』と同じなのだ。『呪い』を解くには『夢』を叶えるしかない。しかし、途中で『夢を挫折した者は一生呪われたままになる』。貴様らが盲信する『夢』とは、人間の生き方を縛り付け、檻のように閉じ込めて、人間を苦しめ壊していく『呪い』なのだ』
「!!」
その言葉に、フローラTは言葉を一瞬詰まらせた。フローラTこと春野はるかは幼い頃に、紅城トワの兄であり『ホープキングダム』の王子『カナタ』と出会い、『プリンセスになる』と言う『夢』を持って頑張ってきた。しかし、その『夢』は大き過ぎて、叶えるのが難しい『理想』であり、記憶喪失であったカナタ自身から、「プリンセスになるな!」と言われ、深い絶望の檻に閉じ込められた事があった。
後に記憶を取り戻したカナタ王子から「プリンセスになれるさ」と言われて立ち直ったが、もしソレが無かったら、自分はこの場にいなかったであろう。
『『夢』と言う『呪い』の言葉を周囲に蒔き散らかす貴様らプリキュアの方が、我ら悪魔よりも邪悪であるかもな』
「・・・・違うよ。確かに、『夢』が人を苦しめて、冷たい檻に閉じ込めてしまう事もある・・・・でも! 自分で決めた『夢』だから! 痛いのも苦しいのも、全部受け止めて、前に進むんだ! 私が証明してみせる! 『夢』は『呪い』なんかじゃなくて『未来への道』だって・・・・! 私の心は、トップギアだよ! お覚悟は、よろしくて・・・・?」
そう言って、フローラTは左腕に装備した『シフトトライドロン』の『超高速マテリアル生成装置起動用スイッチ』を押した。
[カモン! フレア! スパイク! シャドー!]
すると、3つのタイヤが召喚され、シフトトライドロンを操作すると、フローラTの左腕に3つのタイヤが装備され回転する。
[タイヤ! カキマゼール! アタック1.2.3!]
3つのタイヤが重なると、フローラTの左肩のタイヤに3つのタイヤが混ざったようなタイヤが装備された。
「私も!」
[ブレイクガンナー!]
「トリプルチューン!」
拳銃型のガジェット『ブレイクガンナー』を手にしたスカーレットMCは3つの銀色よミニカー『バイラルコア』を使うと、右腕に蜘蛛を模したクロー型の超硬化金属の武器『ファングスパイディー』と、コブラを模して作られ特殊な液体金属たムチ型の武器『テイルウィッパー』と、蝙蝠を模した弓型の武器『ウィングスナイパー』を背中に装備して、翼のように広げる。
「はぁっ!!」
『!』
スカーレットMCは飛翔するとテイルウィッパーを伸ばしてダークドライブの片腕を拘束し、後ろに飛んでその場に抑えつける。
「今ですわ!」
「ナイススカーレット! 私も行くよ!」
[シンゴウアックス! ヒッサーツ! マッテローヨ!]
「はぁっ!? 何これ!?」
トゥインクルCが押しボタン式信号機をモチーフにした斧『シンゴウアックス』に『シグナルバイク』を装填して、信号機の押しボタンを押すと、『待て』と言われた。しかも、信号機はご丁寧に赤の止まれ状態で。
「・・・・この武器を作った人、かなり遊び心がある人のようね・・・・」
[シグナルバイク! シグナルコウカーン! カクサーン!]
[アタック1.2.3!]
「えぇいっ!!」
マーメイドMは苦笑しながら『ゼンリンシューター』を手に持ち、ベルトの『マッハドライバー』に『シグナルバイク』を入れてボタンを押してから、ゼンリンシューターから何発もの弾丸を撃ち出す。
フローラTは何と、4人に分身してダークドライブを4方から囲み、緑色の針を発射して攻撃した。
『!』
[カクサーン!]
ダークドライブがブレイクガンナーに大きな刃が付いた『ブレイドガンナー』で応戦しようとするが、マーメイドMはマッハドライバーのボタンを押すと、全ての弾丸が散弾銃のように拡散して、ダークドライブに弾丸の雨を落とし、緑色の針が向かう。
『ーーーーフン!』
[NEXT!]
ブレイドガンナーの刀身に青いのエネルギーを満たし、テイルウィッパーを斬り捨てると、青い斬撃波『イグナイトネクスト』で弾丸と針を斬り捨て、フローラTとマーメイドM、トゥインクルCとスカーレットMCに向けて斬撃を放つ。
「「「!!ーーーーきゃぁぁぁぁ!!」」」
トゥインクルCを守る様に3人は集まり、スカーレットMCがファングスパイディーを盾の様に構えるが、斬撃に耐えられず3人が倒れる。
「皆!」
「トゥインクル! 構わずお願い!!」
「!!」
トゥインクルCが皆に駆け寄ろうとするが、フローラTの叫びを聞いて一瞬動きを止めたその瞬間、シンゴウアックスから音声と音が聴こえる。
ーーーーピンポーン・・・・ピンポーン・・・・。
[イッテイイヨー!]
「ーーーーよしっ! そぉれぇっ!!」
シンゴウアックスの信号機は青に変わり、トゥインクルCはシンゴウアックスを両手で持ち上げて、大きく振り回した。
すると、ダークドライブの前に横断歩道の様な物が浮かび、ソコをシンゴウアックスの斬撃が走る『アクロスブレイカー』でダークドライブを切り捨てる。
『グゥゥゥゥ!!』
「皆! ひとっ走り付き合う?」
「「「ええ!」」」
[ヒッサーツ!! フルスロットル!! フローラトライドローン!!]
[ヒッサツ!! フルスロットル!! マーメイドマッハ!!]
[ヒッサツ!! フルスロットル!! トゥインクルチェイサー!!]
[エグゼキューション!! フルブレイク!! スカーレット魔進チェイサー!!]
「「「「はぁっ!!」」」」
ダークドライブが倒れたその瞬間に起き上がり、ドライブドライバーをフローラTが操作すると、フローラTが真っ赤に輝き、マーメイドMが青く輝き、トゥインクルCが紫色に輝き、スカーレットMCが金色に輝いて飛び上がり、キックの体制となると、ダークドライブに向かって一斉にキックを繰り出す。
「「「「『プリキュア ロイヤルトライドロップ』!!」」」」
[NEXT!]
『ーーーーフンンンッ!!!』
が、ダークドライブも『イグナイトネクスト』を最大出力にして、迫りくる4人に向かって振り下ろし、4人のキックとぶつかり合った。
ーーーーガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリ・・・・!!!
凄まじい火花が飛び散る。
しかしーーーー。
「「「「ーーーーはああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!」」」」
ーーーーバキンッ!・・・・ドゴォオオオオオオオオンン!!
『ぐぅっ!!!』
ブレイクガンナーの刀身が砕け、4人のキックがダークドライブに立ち込み、大きく後退させ片膝を突かせた。
『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・』
ダークドライブは全身から火花を散らせ、ギチギチと壊れた機械のように動きながら立ち上がる。
「「「「!!」」」」
Goプリンセスチームは再び構えるが、ダークドライブは静かに声を発する。
『おまえ、達の、未来の道が・・・・『絶望の檻』になるか・・・・あの世で見てや、る・・・・』
ーーーードゴォオオオオオオオオオオオオン!!
ダークドライブの身体が砕け、爆散した。
「「「うぅっ!!」」」
「大丈夫?」
片膝を突くフローラTとマーメイドMとスカーレットMCに、トゥインクルCが駆け寄る。
「うん・・・・大丈夫だよ。未来がどうなるかは、この戦い次第だけど・・・・」
「夢が『呪い』になるかは、コレからの私達次第ね」
「わたくし達は、諦めるつもりはありませんわ」
「だよね。叶えたい夢があるし・・・・(ソレに、『恋』とかまだ経験していないしね)」
トゥインクルCは、ディアブロと戦っているリバイスーーーー正確には、リバイを見て、心の中でそう呟いた。