エロゲの竿役のキャラみてぇな男に憑依しました。 ....さて、どうしよう。   作:二番目の鈴木

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あけましておめでとうございます。これからもよろしくお願いします。


俺、人里に行く

幻想郷は8月になり本格的に暑くなり、打ち水をしたり、スイカを食べる人など様々だった。

それでも、人間の里は賑やかだった

 

そんな人間の里に見慣れない男が1人やってきた。

 

その男はとても目立っていた。

 

身長は180センチを超え、着物越しでも逞しい肉体がわかり、顔も一流の彫刻師が彫ったような勇ましく、整った顔立ちをしており、何より、男の放つ風格が武士のように堂々としていた。

 

そんな男が現れた事で周りの人間はヒソヒソと話し始める。

 

ヒソヒソ

誰だ?

ヒソヒソ

あんな男いたか?

ヒソヒソ

あの人かっこよくない?

 

などなど、様々だった。

 

その男は様々な店により、買い物をしている。

 

そして、とある店に着いた際に店員が男に話しかけた。

 

「お兄さん見ない顔だけど、どこから来たんだい?」

 

「いやぁ、一応、里の外で暮らしてる者なんですが、偶に里に来て買い物しないと手に入らないものもあるんで買い物をしてるんです。」

 

男は微笑みながら言った。

それを見て、若干警戒していた店員の表情が柔らかくなった。

 

「そうかい!この店の物を選んでくれるとは嬉しいね!!」

 

「久しぶりに里に来たのでどの店がいいか分からないので適当に店を選んだんですが、とても品揃えが良くて満足です。また来ます。」

 

「おう!また来いよ!!俺のことは気軽に旦那って呼んでくれ!!」

 

「わかりました。旦那さんまた会いましょう。」

 

「ああ!毎度あり!!」

 

里の人間はそんな男の様子を見て、怪しい人物ではないかもと思った。

 

男は次に園芸屋に行った。

この店は里の中で唯一の園芸屋であり、花や野菜などの苗や肥料などが売られている店だった。

 

男は店に入り、悩んでいた。

 

そんな男に声をかける人、いや、妖怪がいた。

 

 

「さっきから貴方ずっと悩んでるけど、どうしたの?」

 

俺が悩んでると後ろから女性の声が聞こえた

振り向くと緑髪のお姉さんがいた。

ドレスを着こなし、お洒落な傘を持ち、ほんのり花の良い匂いがする。紫さんの様な綺麗な女性だ。

 

周りを見てみるとヒソヒソと話をしている人が沢山いた。

俺の事を言ってるのか、それとも、このお姉さんは有名人なのか?

 

「ああ、ちょっと迷っててね、畑に植える野菜の種は選び終わったんだが、野菜だけじゃなくて、花も植えようかなと思ってたところだ。だけど、どれにしようか悩んでたんだ。」

 

するとお姉さんは

 

「今どき花を植える男なんて珍しいわね。なぜかしら?」

 

「俺は見てわかる通りむさ苦しい男だ。暮らしててどうしても男臭くなってしまう。だから花を植えて、もっと、家や庭の見栄えが良くなるようにしたいからね。それに、野菜だけじゃなくて、花も育ててみたいと思ったからさ。」

 

「フフフ...確かに貴方顔立ちは良い方だけど男臭いからね。

 

貴方、昨日何か収穫したのね。この時期だとジャガイモかしら?貴方相当頑張って野菜を育てたのね。貴方の手、荒れてるもの。」

 

「まぁ、生きていくためにも一生懸命育ててきたからね。」

 

「今はまだいいけど、寒くなってきたら気をつけなさい。あかぎれになりやすくなるから。」

 

農業の事を褒められるのは嬉しいが、俺の手を見てそこまでわかるのか。凄いな。

 

「おすすめはマリーゴールドね。日差しに強いし、色も明るくて綺麗だわ。初心者でも簡単に育つのもいいわ。」

 

「そうか。まずはマリーゴールドを育ててみようかな」

 

「そうしなさい。無理して育てて枯らすのが1番いけないわ。」

 

「わかった。肝に銘じるよ。」

 

「私は大体この時間帯にこの店にいる事が多いわ。また会いましょう。」

 

そう言ってお姉さんは去って行った。

 

 

 

さっきの男がこの前スキマ妖怪の言っていた博麗の巫女を襲った男なのね。はっきり言って人違いだと思う。私は彼と話しててとてもいい気分だった。植物を大切にしている所や私を妖怪だと恐れたり、逆に生意気な態度を取らず、平等に接していた。

あのスキマ妖怪もボケて来たのだろうか?私は1年前の事件をよく知らないが、彼があんな事をするわけがない。そろそろあの九尾の式神に介護してもらった方が良いのではないか?

それにしても、あのような男は久しぶりに見た。今度会ったらもっと話しかけよう。私だって異性の友達が欲しいのだ。

 

風見幽香は歩きながらそう考えていた。

 

 

 

 

 

さて、何を食べようかな?

 

俺こと毒島健は里での買い物を終え、うどん屋に立ち寄った。

俺が幻想郷に来てから初めての外食でワクワクしている。

 

「すみません、きつねうどん下さい。」

 

俺は店員に注文した。

 

店員のお兄さんは「かしこまりました」と言い、厨房に戻っていた。

 

さて、初めて人間の里に来てみたが結構賑わってて良いところだな。

一応お金は家にある程度あったのでなんとかなった。

まるで昔見た大河ドラマの街みたいだ。そして、殆どの人が和服を着ているから、タイムスリップしたみたいだ。

あと、俺の事を見た事が無いからか、ヒソヒソと話をしている人が多かったな。自分で言うのもなんだが、前の毒島からは考えられないくらい姿が変わってるからわからないんだろうな。実際、俺が毒島健だってバレてないと思う。

そして、あの緑髪のお姉さんは凄いと思った。俺の手を見るだけでそこまで分かるとは。また会って色んな事を聞きたいな。

 

俺がそんな事を考えてると店員のお兄さんがやってきた。

おっ!うどんが来たか!

と、思ったがお兄さんは何も持たずに俺の席に来たので違うのだろう。なんだろう?

 

「すみません、お客様、只今お昼時で混んでいるので相席をお願いしたいのですがよろしいでしょうか?」

 

お兄さんは俺にそう言ってきたので俺は

 

「大丈夫ですよ。」

 

と一言返した。

 

「すみませんありがとうございます。あと少しで料理が出来上がるのでしばらくお待ち下さい。」

 

と言い、店員のお兄さんは戻って行った。

 

しばらくして

 

「こちらです。」

 

「あぁ!わかったぜ!!」

 

俺の目の前の席にThe 魔法少女みたいな格好をした金髪の女の子が座った。

 

 

この娘キャラ濃すぎでしょ。

和服の人が多い里で1人だけ世界観の違う格好してるよこの娘。

 

「お兄さん、今噂になってる人だろ?」

 

「俺の事噂になってるのかい?」

 

「そうだぜ!お兄さん自覚ないかもしれないけど、かなりのイケメンだぜ。いや、イケメンって言うか昔の侍みたいでカッコいいって噂になってるんだ。幻想郷は男よりも女の方が強いからな。あんたみたいな男は初めて見たぜ。」

 

「へぇ、そう言って貰えると嬉しいよ。」

 

「へへ、あんたみたいなカッコいい男と喋るとこっちも楽しいぜ。」

 

そして、俺のうどんも来て、嬢ちゃんもうどんを注文した。

客も空いたのか嬢ちゃんのうどんはすぐに来た。

 

ズズズ

「美味いな...このうどん」

ズズズ

「そうだろ、ここは里の中でも有名なうどん屋なんだ。今度は天ぷらも頼んでみろよ。ここの天ぷら美味しいぜ。」

ズズズ

「そうか、また来るとしよう。」

俺はうどんを食い終わった後も嬢ちゃんと話をしていた。

 

「いやぁ美味しかった。」

 

「ここだけじゃないぜ。ここら辺の店は美味い店が多いからな。また来てみるといいぜ!」

 

「へぇ、今度は向かいの店に行ってみるかな。」

 

「そうするといいぜ!そう言えば名前を言ってなかったな。

私は霧雨魔理沙。魔法使いだ!あんたの名前は?」

 

「俺の名前は毒島健だ。」

 

そう言うと、目の前の少女、魔理沙の顔が歪んだ。

 

それだけでなく、今の言葉を聞いた通行人全員が立ち止まり、こちらを向いていた。

 

 




ゆうかりんに認められるって凄い事だと思う。もし、ゆうかりんに恋人がいたらその男絶対農家だと思う。
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