エロゲの竿役のキャラみてぇな男に憑依しました。 ....さて、どうしよう。   作:二番目の鈴木

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主人公は善人と設定にある通り、良い人であり、映姫ちゃんが太鼓判を押して白と言うくらいの善人です。

今回はちょっと筆者の個人的な趣味が入っています。分からない方は申し訳ございません。一応わからなくても大丈夫のはずです。


俺、歌う

さて、まずは自分の状況を確認しよう。まずはこの毒島についてまとめてみよう。

 

⚪︎1人暮らし

⚪︎デブであるが、ハゲでもないし、チビでもない。比較的身長も大きい。

⚪︎洗脳する程度の能力を持っている。

⚪︎ひどい顔だが、そんなにブサイクじゃない。多分痩せればそこそこいい顔になると思う。

 

こんな感じでまとめてみたが、案外頑張れば普通の容姿にはなると思うし、結構大きいから力仕事もできると思う。

 

次に周りの情報の整理をしよう。

 

⚪︎洗脳する程度の能力を使って博麗の巫女を襲ったが、スキマ妖怪にやられてしまい、結界を張られてしまい、隔離された。

⚪︎周りには小屋や森、川、山もあり人間以外の生物がいるので採取すれば生きていけそう。

⚪︎さらに小屋を調べると、鍬やジョウロ、野菜の種もあり農作物を作ることができる。

⚪︎森に囲まれているので木がたくさんある。小屋がボロいので改修したい。

 

こうまとめると、案外なんとかなりそうだ。

 

逆に考えればこれ某ジャニーズの人達が開拓するDA○H島とかDA○H村みたいな感じでワクワクしてきた。ジョースター卿だって言うでしょ、逆に考えるんだ。って、よくネタにされるけど。

 

とりあえずは食物の確保をしよう。近くの森に行き、食べられるものを採ろう。こう見えても、俺は食べられる植物がわかる。山育ちだからこういうことは得意だ。

 

一方その頃...

 

幻想郷の管理人である八雲紫は怒っていた。それもかなり。こんなに怒っているのは見たことがない。隣にいた九尾の妖怪の八雲藍はそう思った。

しかし、無理はない。幻想郷にとって最も重要な人物である博麗霊夢が襲われたのである。藍もこの事件に怒りを覚えた。他にも紫や藍だけではなく、幻想郷中の有力者が怒っていた。

中でも親友の霧雨魔理沙は「その男をだせ!私が殺してやる‼︎」と普段温厚な彼女から考えられないほどの怒りを表した。

紫は霊夢を我が子同然に可愛がり、霊夢も紫のことを口ではからかいながらも家族のように思っている。

 

そんな霊夢を汚らしい男が洗脳をする程度の能力という能力を使い襲われたのだ。

 

殺してやる

 

紫はこの感情が一番最初に現れた。こんなにも殺意が湧くのは久しぶり、いや、初めてかもしれない。

しかし、毒島健の洗脳する程度の能力は油断を見せたら洗脳されて終わりだ。なので、スキマを使い、誰もいない土地へと隔離し、結界を何重にも施し、絶対にこれ以上の犠牲者を出さないようにした。

 

「紫様……お気持ちはわかりますが..そろそろ休んでください。」

「藍、少し黙ってて」

「ッッッ‼︎」

 

普段藍をからかう優しい自分の主人は隈のできた不健康な顔で言った。それも不機嫌そうに。

 

「あの男は絶対に隔離しなければダメだわ。もう霊夢のような怖い思いは誰にもさせない‼︎そのためにも結界を丁寧に確認しているの。」

 

自分の主人は幻想郷のために頑張っている。

 

ならば、式神である私が頑張らなければどうする!

 

藍は心の中で思い、自分の仕事に取り掛かった。

 

もう、あんな汚らしい男が幻想郷で悪事を働かないためにも‼︎

 

 

 

 

 

と、このように幻想郷のトップである2人が毒島に殺意を向ける中、毒島はなにをしているかと言うと、

 

ただいまの毒島選手の点数は‼︎ 98点‼︎

 

小屋の整理をしながら1人でカラオケのようななにかをしていた。

 

 

 

ふぅ、ブルーハーツは一通り歌い終わった。

えるしってるかカイジのOPはブルーハーツの歌なんだぜ。

 

こうして、歌を歌っているのにも訳がある。

 

それは声を良くするためだ。

 

毒島の声はひどい。それも音痴とか変わった声とかでなく、ごもごもしていて、小さい声。わかりやすくいうとキモオタである。

良くアニメなどで登場するキモオタみたいな声をしている。

 

だから、はっきりとわかりやすい声を出せるように大きな声を出してマシになるようにしている。

 

「あー あー うん、大分マシになったな。もっと難しい言葉をはっきりとした声を出せるようにしよう。そのためにはどんな歌を歌おう...うーむ...」

 

次に歌う歌を何にしようか迷う毒島。はたから見れば、怪しい男が独り言を言っていて、頭がイカれているように見えるが、幸い、この隔離された空間には人は愚か、妖怪すらいない。いるのは兎などの小動物くらいであり、ある意味この空間は安全である。

 

「あ‼︎ 小林製薬 ....じゃなくて、難しい歌詞であって、幻想郷にあってるバンドがあるじゃぁないか‼︎人間椅子があるじゃん‼︎」

 

人間椅子はいいぞ。古き良きヘヴィメタルのサウンドと日本独特の歌詞を合わせた、これぞまさに音楽の和洋折衷!

幻想郷の言葉にぴったりだ!

 

そう言って毒島は小屋の整理に戻った。

 

「〜♪」

 

小屋に毒島の声が響く。

 

 

 

所変わって八雲紫の住居

八雲紫とその式である藍は真剣な話をしていた。

 

「あの男の能力は最凶最悪の能力よ。洗脳されてしまえば最後、私も操られてしまうわ。」

この言葉を聞いた藍は寒気が走った。

それと同時に怒りが湧いてきた。

自分の主人である八雲紫は最強クラスの妖怪。紫があの男の能力によって操られてしまったら、もう幻想郷は無茶苦茶になってしまう。

何より、自分を可愛がってくれる大切な主人が男の汚い欲望によって汚されるところを想像すると、腹がたってくる。

 

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「藍、貴女の考えてることはわかるわ。でも、冷静になりなさい。私は大丈夫よ。さっき休んだから。」

「紫様....」

「さて、本題に入るわ。私があの男の周りに貼った結界なんだけど、 強力だけど、一年で効果が切れてしまうわ。あの男は人里でも、怠け者で有名だったから、自給自足で一年も生きていけるとは思わないけど、もし…あの男がなんらかの理由で再び幻想郷の人々を襲うようなことがあったら…

 

 

 

 

あの男を殺すわ。

 

紫自身の綺麗な声からそんな言葉が出た。

 

 

 

 




ちょっとした解説というか、紹介

人間椅子
1987年に結成されたバンド。当時テレビでやっていた三宅裕司のいかすバンド天国、通称イカ天という番組で有名になる。長らく知る人ぞ知るバンドだったが、YouTubeなどの動画プラットフォームの登場によって、日本のみならず、海外でも高い評価を得る。現に、ミュージカルビデオの動画のコメント欄は英語ばっかである。メンバーも文豪や破戒僧のような格好をしていて、下手なV系バンドよりもヴィジュアルが良いと思う。
自分は人間椅子の明治〜大正の雰囲気がとても幻想郷にあってると思うので、興味がわいたら聞いてみて下さい。
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