エロゲの竿役のキャラみてぇな男に憑依しました。 ....さて、どうしよう。   作:二番目の鈴木

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先日朝起きてハーメルンを開くと、評価のゲージに色がついていました。正直、はじめての投稿でこれほど多くの人に見てもらえるとは思っていませんでした。感想でも、色んなコメントがあって、私の励みになります。これからもよろしくお願いします。


俺、1年ぶりに人を見つける

残寒の残る3月から春の暖かさが出てくる4月になった。

 

幻想郷も4月になり、花見や春祭のお陰もあり、盛り上がりを見せていた。

 

「おーい!!霊夢ー‼︎いるかー‼︎」

 

博麗神社に元気な声が響く。

 

「そんなに大声で呼ばなくてもいるわよ。魔理沙。」

 

霊夢はくすりと笑いながら言った。

 

 

あの忌々しい事件から1年。

 

霊夢は魔理沙をはじめ、多くの人々の支えもあり、心身共に以前の博麗霊夢に戻っていた。

 

「フッフッフッ.....今日はこの優しい魔理沙様がお菓子を持ってきてやったぞ‼︎」

「今日はって...()()()でしょ。」

魔理沙は腰に手を当て、胸を張りながら言い、霊夢は呆れながらも笑みを浮かべて言った。

 

「おっ..おい‼︎そこはカッコつけさせろよぉ〜‼︎」

 

先程の自信満々な様子から一転、しょぼん...という擬音が聞こえてきそうなくらい魔理沙は落ち込んでいた。

なんともまぁ、喜怒哀楽が激しい少女である。

 

「ふふ、ありがとう魔理沙。」

 

微笑みながら、鈴を転がすような声で霊夢は言う。

 

「べっ....別に...そんなこと...言わられても嬉しくないだぜ!」

 

「いつもありがとね、魔理沙。」

 

「えへへ♪照れるぜ♪」

 

博麗神社の桜が舞い散る中、2人は菓子を食べながら駄弁り始めた。そこには博麗の巫女と魔法使いではなく、博麗霊夢と霧雨魔理沙という少女がいた。

 

 

 

所変わって、八雲紫の住居

 

「どうしましょう...紫様...,」

「......」

 

日の当たらない薄暗い部屋で紫と藍は毒島の話をしていた。

 

毒島を隔離していた結界は先程解けてしまった。もし、このまま毒島が能力を使って幻想郷の人々を襲ったら...

 

 

 

幻想郷は大変なことになってしまう。

 

「.....藍。..私は覚悟を決めたわ。」

「ゆ....紫様?もし...かし..て...」

私が直接毒島健に会ってくるわ。

「紫さ「藍‼︎これは私が決めたことよ‼︎」で..ですがぁ..」

 

藍は涙を浮かべ、紫は体が震えていた。

 

「...じゃあ...藍...行ってくるわ...」

 

紫はスキマを使い、毒島健の家へ転移した。

 

「紫様っ....!無事にっ...!無事にっ!帰ってきてくださいっ‼︎」

 

誰もいなくなった部屋に藍の嗚咽の混ざった声だけが響いた。

 

 

 

紫が毒島に直接会うという、選択をしたのは2つの理由がある。

 

一つ目の理由は、幻想郷を守るため。

 

洗脳する程度の能力。この能力は最凶最悪の能力であり、洗脳に成功すればどんな事だって命令出来てしまい。例えば、紫の友人である西行寺幽々子の洗脳に成功すれば、幽々子の死を操る程度の能力を自由自在に使うことができてしまう。そうなれば、幻想郷は壊滅してしまう。

 

幽々子だけでなく、幻想郷には強力な能力を持つ者が多い。

そのため、1人でも、毒島の能力によって操られてしまったら大変なことになってしまう。

 

そうなる前に紫は毒島を()()()()()()()()()()()

 

二つ目の理由、

 

それは

 

毒島に興味を持ったから

 

である。

 

前回、藍と2人で毒島を観察した際に、毒島はまるで別人のようになっていた。

 

また、その後も紫はスキマを使って毒島の観察を続けた。

 

紫が観察している間、毒島は規則正しく、健康的な生活をしており、

決まった時間に起き、決まった時間に畑仕事をし、決まった時間に床に就く、という、サイクルを毎日続けた。

 

家を見ても、家具や小物が整理整頓されていて、とても綺麗であった。

 

おかしい。

 

普通、恨みを持ったりして妖怪や怨霊にでもなったら、こんな生活をしない。まるで、人が変わったかのように毒島は生活している。

 

 

そして、紫が1番驚いたこと。

 

それは3月が終わる頃。つまり、最近に起こったことである。

 

 

紫はいつものように毒島を観察していた。

 

すると、毒島はそら豆やキャベツといった春野菜の収穫を始めた。

 

手際良く野菜を収穫しているが、そこそこ広い畑のため、時間がかかり、野菜の収穫が終わったのは日が暮れた頃だった。

 

その時、

 

結構採れたなぁ‼︎上手く育つか不安だったけど、こんなに採れて嬉しいなぁ‼︎

 

と、大声で笑いながら言った。

 

紫はこの時の無邪気で真っ直ぐな笑顔をしていた毒島の表情が忘れられなかった。

 

本当に悪い人なんだろうか?

 

この疑問が紫の頭から離れない。

 

だからこそ、自分の目で確認したいのだ。

 

紫は勇気と覚悟を持って一歩を踏み出した。

 

「こんにちは。毒島健さん,」

 

毒島は1年ぶりに自分以外の声を聞いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

皆さんに質問します。

 

あなたはコミュ障ですか?

 

私はコミュ障では()()()()です。

 

 

俺は色んな人と話を話すのが好きだ。

聞くのも好きだし、言うのも好きだ。

色んな人と呑むのも好きだ。

会話をする中で、新しい発見や、色んな人の体験や人生を知ることができて、ワクワクする。

 

そして、なにより楽しみからだ。

 

え?じゃあなんでコミュ障では()()()()だって?

 

まず、一つ目。

 

俺1年間ぼっちだったんだぜ?

 

誰とも話さないって結構キツイんだぜ?

 

1年間ずっと1人でしりとりとかジョジョなり切りごっことかやってたけど、結局1人だったから、上手く会話できるか怪しい。

 

そして、二つ目

 

すんごい美人のお姉さんが話しかけてきたから。

 

いや、ほんとに、マジで綺麗な人が目の前にいる。

ドアノブみてぇな帽子被ったり、和風なのか洋風なのかよく分からない服を着てて、そんじょそこらの人が着たらコスプレとか言われて馬鹿にされるかもしれないけど、この人の場合、この服装がものすごく似合う。

多分今まで見た中で1番綺麗な人かも知れない。

 

いくら俺が話すことが好きだとしても、これほどの美人相手だと緊張する。 

 

とにかく、相手に不快な思いをさせないようにしよう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




やっと、主人公が原作キャラと繋がった...
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