〔通常形式版〕 孫悟飯は五つ子の家庭教師をするそうです   作:Miurand

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界王様の、前回のあらすじコーナー!
CV:(既に亡くなった)北の界王様


人造人間セルを倒した孫悟飯は、数年後に旭高校に通うことになった。

悟飯は自分と同じく学年1位の成績を誇る上杉風太郎と友人関係になり、学業を含めて学生生活は充実していた。

だが、悟飯は中野マルオという人物に相場の5倍の給料で家庭教師をしてくれないかと頼まれた。

悟飯はそれを了承し、早速家庭教師をしに生徒の家へと向かうのだが…。


「って、何で界王のワシがこんなことしなきゃいけないんだ!」

「いいじゃねえか?いつもやってんだしよ?」

「こら悟空!メタ発言は自重しろ〜ッ!!」

「いつも言ってるみてえに、原作カップリング以外が苦手な人と、クロス系が苦手なやつはブラウザバックをしてくれよな!」
「…ところで、飯ビー?台本形式?クロス?ぶらうざばっく?どういう意味なんだこれ?」

「話が進まんからスルーさせてもらうぞ」



第2話 五つ子は全員赤点候補生

「今頃悟飯ちゃんは家庭教師のお仕事を頑張ってるだな〜…。」

 

そう呟きながらチチは卵を割った。

 

「おっ?珍しいこともあるもんだべな…」

 

なんと、黄身が五つもある卵だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「五つ子…?」

 

『そうだ。娘達は正真正銘の一卵性の五つ子だ』

 

「凄い珍しいこともあるんですね…」

 

『そうだね。三つ子でさえも世界的に珍しいと言われるくらいだからね。ちゃんと5人分は払う。5人の娘達を卒業に導いてほしい』

 

ハッキリ言って僕1人だったら断念していたかもしれない。でも、上杉くんもいるから5人を卒業させることが条件なら、なんとかなりそうだな…。

 

「分かりました。任せて下さい!」

 

『期待してるよ。ところで、娘達はそこにいるのかい?』

 

シーン…

 

い、いないんだけど…。少なくとも五月さんはやる気があるように見えたんだけど…。

 

「え、ええ!今ちょっといいところなので、そろそろ失礼させてもらってもよろしいでしょうか?」

 

『そうだったかい。では、引き続きよろしく頼むよ』

 

「は、はーい…」

 

咄嗟に嘘をついてしまった…。

 

「てか、アイツらどこに行ったんだ…?」

 

「さ、さあ…」

 

「みんなは自分の部屋に戻りましたよ」

 

2人にそう話しかけてきたのは、頭のリボンがトレンドマークの四葉だった。

 

「お前は…。四葉だっけ?0点の」

 

「えへへ…」

 

れ、0点!?逆に凄いな…。それって選択肢の問題も全部外したってことだよね…?ちゃんと回答してるとしたらある意味奇跡じゃないか…?

 

「お父さんとは話せましたか?」

 

「ああ。お前らが本当に…。なあ四葉、眉間にシワを寄せてみてくれ」

 

「へっ?こ、こうですか?」ムーッ

 

おお…。こうして見ると五月さんに似ている…。僕の場合は『気』で判別できるから、誰が誰だかは気と名前が結びつくようになれば分かるようになるだろう。

 

「てか、何でお前は逃げないの?」

 

「心外です!お二人の授業を受けるために決まってるじゃないですか!怖い先生が来るかと思ってドキドキしてましたけど、同級生の上杉さんと孫さんで良かったです!」

 

四葉さんも真面目でいい子なのかな?少なくとも僕達を歓迎しているように見える。

 

「四葉、抱きしめていいか?」

 

「上杉くん、それセクハラ…」

 

「流石に冗談だ」

 

「さ、さあ!他のみんなも呼びに行きましょう!!」

 

「遅くなりました〜!」

 

そう駆け足気味でリビングに来たのは五月さんだ。

 

「ただ今用意が終わりました!これからよろしくお願いしますね!孫くん!」

 

「うん。よろしく!」

 

「おお!五月も来てくれたか!これであと3人だな!」

 

「勘違いしないで下さい。私はあくまで『孫さんの授業』を受けに来たんです。あなたのではありません!」

 

態度の落差が凄い…。

 

「ま、まあどっちのにしろ授業を受けてくれるならそれでいいさ」

 

「じゃあみんなを呼びに行きましょう!」

 

「……いや、待て。悟飯が行ってくれないか?」

 

「へっ?」

 

「お前の方が愛想がいいから、お前が呼びに行った方が授業を受けにくる確率が上がると思うんだ」

 

「自覚はあったんですね。じゃあ私と孫くんで行きましょう」

 

「えっ?いいよ五月!私が案内するから!」

 

「いえ、上杉くんの授業は受けるつもりはないので。四葉が先に始めてて下さい」

 

上杉くん…。この前の一件で相当嫌われちゃったみたいだなぁ…。あはは……。

できれば仲良くしてほしいんだけど…。

 

「えっとですね…。手前から順に、私、四葉、三玖、二乃、一花の順です」

 

なるほど。部屋は手前から見て降順と覚えれば分かりやすいかな?

 

「私と四葉はいるので、まずは三玖からですね!」

 

「そうだね!」

 

それで三玖さんの部屋に行ったんだけど…。

 

「嫌。そもそも何で家庭教師が同級生なの?この町にはマトモな家庭教師はいないの?」

 

清々しいくらいに歓迎されてないみたいでちょっと傷付くかも…。

 

「そ、そう言わずに!孫さんの授業は分かりやすいですよ!一回受けてみれば三玖も分かるはずです!」

 

「とにかく嫌」

 

 

 

 

「僕、嫌われてるのかなぁ…」

 

「ま、まあ5人いれば1人はああなりますよ!次は二乃ですね。二乃は人付き合いが上手ですし、すぐに仲良くなれるかと!」

 

「……部屋にすらいないんだけど?」

 

「あ、あれ〜…?じゃ、じゃあ次は一花ですね!一花は……………」

 

・・・・・・・・

 

「えっ?なにその間は…?」

 

「お、驚かないで下さいね?」

 

五月さんは扉を開けると…。

 

「な、なんだこれ…」

 

なんというか、服とかバックとかそういう物によって床が覆い隠されていた。ここって人が寝泊まりする部屋なんだよね…??

 

「ふぁぁ……人の部屋を未開の地扱いしてほしくないなぁ…」

 

「いや、こんな状態じゃそう思われても仕方ないと思うけど….」

 

「君、意外とグサッと来ること言うね………」

 

「事実です!この前四葉に片付けてもらったばかりなのにどういうことですか!!」

 

「うーん…。気がつくとそうなっちゃうんだよね〜…。困ったなぁ…」

 

「と、とにかく、そろそろ授業を始めるから……」

 

「えー?お姉さんまだ服着てないから時間かかるよー?」

 

「……何で服着ないの…?」

 

「寝る時の癖で脱いじゃうんだよ」

 

そんな癖なんてあるんだ…。

 

「ねえ、同級生の女の子の部屋に来て勉強勉強って…。それでいいの?」

 

「………??」

 

それでいいって、僕は家庭教師としてこの家に来ているわけだから、それ以外にやることなんてなくない…?

 

「えっ?他に何かある?って顔してるけど、流石に嘘でしょ…?」

 

「言ってる意味がよく分からないけど、家庭教師として来てる以上は勉強を教える以外にやることはないと思うけど……」

 

「マジかぁ…。君は世界1安全な男の子かもね」

 

それどういう意味?まさか、僕がセルを倒せるくらいの実力があることを知っていて、僕の近くにいれば大丈夫って意味…??

 

って、流石にそんなわけないよな…。

 

「はわっ!」

 

「んー?どうしたの五月ちゃん?」

 

「い、一花ってこんなものを着てるんですね…」

 

「五月ちゃんも同じ顔なんだし、似合うんじゃない?五月は四葉みたいなお子様下着じゃないけど、もうちょっと攻めてもいいと思うなぁ」

 

それ、遠回しに自分を褒めてるんじゃ…?

 

「あ、あの…。孫さんがすぐそこにいるんですけど……///」

 

「……とにかく、出来るだけ早めに降りてきてね〜」

 

「あの、ちょっと待ってください!」

 

「うん?」

 

「……これ、似合いますでしょうか?」

 

そう言うと五月さんは制服の上から一花さんの黒い下着をつけるような感じで持って僕に見せてきた。

 

「……あの、僕に聞くよりも一花さんに聞いた方がいいと思う…。それじゃまた後で!」

 

「あっ!ちょっと!」

 

「良かったね五月ちゃん。あれは照れてるよ。脈ありじゃない?」

 

「別にそういうのじゃないですから!!」

 

 

 

…っと、魔境を出たところに三玖さんがいた。

 

「どうしたの?」

 

「悟飯に聞きたいことがあるの。私の体操服がなくなったの。赤のジャージ」

 

「あっ、そうなの…。僕は見てないよ?」

 

「さっきまではあったの。悟飯が来るまでは。まさか、盗った?」

 

「……?何で僕が三玖さんのジャージを盗るの?」

 

「それは、……なんでだろうね?」

 

「えぇ………」

 

三玖さんはちょっと不思議な子かもしれない…。

 

「えっ、孫くんはそんな人じゃないと思ってたのに……」

 

なんか五月さん誤解してない…?

 

「いや、盗ってないって…」

 

「だとすると、まさかフータロー…?」

 

「いや、上杉くんはずっと下にいるし…」

 

「じゃあやっぱり悟飯だ」

 

「だから盗ってないよ!」

 

「んー?前の学校のジャージでいいんじゃない?」

 

「あっ!そうか!それでもいいじゃん?」

 

「前の学校のジャージは捨てた」

 

「えっ…?捨てちゃったの?ちょっと勿体無いなぁ…」

 

「うん。前の学校であんなことがあったから…………」

 

「あ、あ〜…。確かに……」

 

……あれ?なんか触れちゃいけないところに触れちゃったかな…?

 

「と、とにかく…」

 

「ちょっとー!そこで何やってんのよ」

 

「…あれ?二乃さんいつの間に…」

 

「クッキー作りすぎちゃったんだけど、食べる?」

 

「食べます食べます〜!!」

 

…ん?あの赤いジャージ、よく見ると、『中野三』って書いてあるけど…。

 

「……見つけた」

 

 

 

とにかく問題は解決したので、ようやく授業を始められる。

 

「よーし、これで全員集まったな!まずは実力を把握する為にテストを実施する!!」

 

「「「「「「いただきまーす!!」」」」」」

 

「……おい家庭教師。お前も何ちゃっかり食ってんだ?」

 

「いや、食べていいよって言われちゃったからつい……」

 

「やる気あんのかお前!?」

 

「大丈夫ですよ上杉さん!私はもう始めてます!」

 

「うん!!名前しか書けてないけどなッ!!」

 

「ふぁ〜…。食べたら眠たくなってきちゃった…」

 

「さっきまで寝てたでしょ…。三玖さんもジャージが見つかったことだし…」

 

「勉強するなんて一言も言ってない」

 

た、確かに…。

 

「ねー?折角の土曜日なんだし、どこか遊びに行かない?」

 

「ダメ絶対ッ!!」

 

「……クッキー嫌い?」

 

「いや、そういう気分じゃ…」

 

二乃さんって実は優しい子なのかな?こうしてクッキーをご馳走してくれてるし…。

 

「警戒しなくても、クッキーに毒なんて盛ってないから。食べてくれたら勉強してもいいよ?」

 

「……よし、食うか!」

 

乗り気じゃなかった風太郎くんも流石に食べることにしたそうだ。

 

でも、わざわざ毒なんて盛らないなんて言うだろうか…?普通はそんなこと言わないと思うけどなぁ…。

 

「わっ!モリモリ減ってる!嬉しいなぁ!あ、そだ。パパとどんな約束したの?」

 

「!……特に何も」

 

「うっそ〜!君ってそんなことするキャラじゃないでしょ?あっちの子はともかく」

 

あっちの子って僕のことか…?

 

「ぶっちゃけ家庭教師なんていらないんだけどね〜……」

 

…あれ?やっぱり歓迎されてない…?

 

「なんてね、はいお水」

 

「お、おう。サンキュー…」

 

「ほら、あんたも水飲みなさい」

 

「あっ。ありがとう」

 

優しいのか優しくないのかよく分からないなぁ…。

 

「……」

 

……あれ?上杉くんなんかフラフラしてないか…?

 

「ばいばーい」ニヤッ

 

ガタッ

 

「えっ?上杉くん!?」

 

「……」

 

「あの〜……ちょっとー?」

 

「……zzz」

 

寝てるッ!?上杉くんやる気あるのッ!?

 

「………」ジーッ

 

「……?」

 

な、なんか二乃さんから思いっきり見られるんだけど…。

 

「ねえ、アンタも眠くならない?クッキー結構食べたでしょ?」

 

「いや、全然」

 

僕は夜更かしなんてしないで基本的に早寝早起きをするタイプだから、寝るということは殆どない。

 

「ふーん…。あっ、もうお水なくなってんじゃない。今度はお茶を淹れてあげる」

 

「うん?ありがとう…」

 

別にいいんだけど…、もう行っちゃったからいいか…。

 

「孫くん、ここが分からないんですけど…」

 

「あーここね。ここはこうして…」

 

「……あら、もうなくなってるじゃない?今度は紅茶を淹れてあげる」

 

「いや、もう…」

 

「飲んでくれたら勉強してもいいわよ」

 

「わ、分かったよ…」

 

紅茶を買いすぎたのかな…?賞味期限が切れる前に使い切りたいのかも…?

 

「上杉さん起きませんね…。あ、孫さん!この単語の意味はなんですか!」

 

「これは『ご飯』だね。ほら、カレーライスって言うでしょ?カレーライスとセットで覚えると覚えやすいよ?」

 

「なるほど!」

 

「もう覚えました!こうですね!」

 

「いや、lじゃなくてrから始まるんだけど……」

 

「おいッ!?何でアンタ寝ないのよッ!?!?」

 

「えっ…?僕は早寝早起きするタイプだし、そもそも人の家で、それも生徒の家で寝るなんて失礼だよ?」

 

「確かに…。って!!私が言いたいのはそういうことじゃないわよ!?睡眠薬全部使ったんだけど!?それなのに何で寝ないのよッ!?」

 

「…………えっ??」

 

「ちょ!何してるんですか二乃!?」

 

もしかして、あんなに飲み物を淹れてくれたのって……。

 

というか、睡眠薬って使い過ぎると死ぬこともあるんだけど…。勉強できないとその辺の知識もないのか…。これは危険だ!二乃さんに睡眠薬の危険性を教えないと!

 

※孫悟飯は純粋で人を疑うことをあまりしません。

 

「二乃さん!睡眠薬は使い過ぎると死んじゃうこともあるんだよ!気をつけないとダメだよ!」

 

「えー!?そうなんですかッ!?使うことないと思いますけど気をつけます!!」

 

ほら、やっぱり四葉さんは知らなかった。なら二乃さんも…。

 

「いや、それは流石に知ってる」

 

「知ってたんだッ!?」

 

へっ?知ってるの?

 

「そうじゃなくて、何でアンタは眠気すらも催さないのよ!?」

 

ど、どうしよう…。サイヤ人の血が混じってるからなのか、修行したからなのか、超サイヤ人になれるからなのかは分からないけど、全然薬を飲んでることに気付かなかったなぁ…。

 

「……や、やっぱり眠くなって来ちゃったかな〜…?」

 

「胡散くさッ!?」

 

やっぱり無理矢理感があるか…。

 

「あ、上杉くんは僕が送るよ」

 

「えー!?眠いのにそれは危険ですよ!!私が行きます!!」

 

「そ、それもそうだね…。よろしく…」

 

四葉さんは素直な人でちょっと助かるかな…?

 

しかし、困ったなぁ…。下手すると二乃さんに僕がセルゲームに参加していたメンバーのうちの1人だとバレかねない…。

 

普通はそんなことないと思うけど、睡眠薬が効かない→常人じゃない→あれ?顔なんかテレビで見た人に似てる→もしかして、髪を黒く染めた金髪のあの人じゃッ!?

 

……なんてことになる可能性はないと言い切れないので、今日は睡眠薬が効いてきたフリをして帰ろう…。そうしないと嘘を吐くのが苦手な僕はどんどんヘマをしてしまうだろう…。

 

「あ!明日も来るからみんなを集めておいてね〜…」

 

ばたん…。

 

「……なんなのアイツ…?睡眠薬を飲まされてたのに怒らないの…?」

 

「ふぁぁ…。あれ?2人とも帰ったの?」

 

「ええ」

 

「そっか〜…」

 

(てかアイツ、私が追い出したくて睡眠薬を飲まされたって考えてないでしょ…)

 

※実際、悟飯的にとっては悟天の悪戯と同じような認識です。

 

 

 

さて、今日はあるものを作ってきた。それはテストだ。学校の定期テストを元に作り出したものだ。

 

五月さんと四葉さんはともかく、他の3人は極度に勉強が嫌いだと感じた。でも目標は5人の卒業。なら、卒業できるだけの成績を取れるなら、わざわざ嫌がっている人に無理矢理勉強を教える必要がなくなるのだ。

 

「よーし!今日は集まってくれてありがとう!!」

 

「まあ、私達の家ですし…」

 

「まだ諦めてなかったんだ…」

 

「友達と遊ぶ予定だったんだけど?」

 

と言いつつ来れてるから、なんだかんだ言って二乃さんもいい人なのかな?

 

「というか、家庭教師なんていらないって言わなかった?」

 

「だったらそれを証明してくれ。ここに学校の定期試験を元に作られたテストがある。合格ラインを超えた者には今後一切近付かないことを約束しよう!」

 

意外だったのか、4人ともこの提案に驚いている様子だ。もう1人は寝てるけど…。なんか寝るの大好きだね…。

 

「合格ラインを超えた者は勝手に卒業して行ってくれ」

 

「なんでそんな面倒なことをしなきゃいけないのよ」

 

「……いいでしょう」

 

「ちょ、五月!?」

 

「合格すればいいんですよ。これであなたの顔を見なくて済みます」

 

「そういうことならやりますかぁ…」

 

「みんな頑張ろう!」

 

「合格ラインは?」

 

「60…いや、50あればいい」

 

「いや、40点で十分だと思う」

 

「えっ?それは流石に低すぎないか?」

 

「このテストは定期試験を元に作ったテストだから。定期テストの赤点回避ラインは30点以上…。だから少し余裕をもったとしても40点で十分だと思う」

 

「……ということだ」

 

「……本当は受ける義理なんてないけど、私達をあまり侮らないでもらえる?」

 

おや?二乃さんって実は勉強できるのかな?睡眠薬の危険性についても知っていたし…。

 

※それは関係ありません(多分)

 

一花さんと三玖さんも実は勉強できたりして……。

 

 

 

テスト終了。

 

「凄えな!100点だ!!」

 

うん。みんなよく頑張ったと思う。時間ギリギリまで粘ってたもんね。

 

「全部合わせてなッ!!」

 

……みんな頑張っていたとは思うよ…?

 

「お前ら、まさか…」

 

「逃げろ!!」

 

その声に反応して5人は一斉に逃げる。

 

「なんで四葉さんと五月さんも逃げてるのッ!?」

 

「あはは…。前の学校を思い出すね…」

 

「厳しいとこだったもんねー」

 

「思い出したくもない」

 

「おかしい…。孫くんに教えてもらったはずなのに……。自分で勉強もしたのに……」

 

「あいつら知ってんのかな?私達5人が落第しかけて転校したってこと…」

 

……………

 

どうやら、僕の生徒は全員赤点候補生だったようです……。

 




もしも本編中でどこか台本形式になっている部分があったら誤字脱字報告お願いします…。
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