スキル「レベルガチャ」   作:伊吹卿

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思いつきで書いた小説である


スキルの発現

 

『スキルを譲与しますーーーー』

 

 突然頭の中に聞こえたその音声。

 俺が長年求めてきたその言葉。

 

『ーースキル【レベルガチャ】を取得しました』

 

俺は買い物をしに街中にいたのにも関わらず、その場で感極まって叫んでしまった。

 

 

 

 

俺はエルト。

二十一歳で、一人暮らしをしている。力仕事をしてお金を稼ぎ、それで生活していく。そんな毎日を過ごしてきた。

 

「やった、やった......っ!」

 

すぐ買い物を終わらせて家に帰った俺は、すぐさま鑑定石を探し始めた。

鑑定石とは、自分や相手のステータスを見ることのできる魔道具のことだ。

 

「確かここに......あった!」

 

引き出しから透明の丸い石を取り出し、自分のステータスを確認する。

そこには今まで確認してもなかった文字が、しっかりと入っていた。

 

 

エルト レベル1

 

体力:4

攻撃力:3

防御力:2

速度力:2

知力:2

 

スキル

 レベルガチャ:1

 

 

「やっと...やっとスキルが...」

 

大抵の人のスキルの発現は14〜18歳だと言われている。

俺の友達や年下の子がどんどんスキルを発現していくのに対し、俺のスキルは全く発現しなかった。

スキルの発現は個体差があるとはいえ、俺は羨ましくて悔しくて仕方がなかった。

 

「くそ......もっと早く...発現してくれよ......っ」

 

俺は拳を握り締めながら、嬉しさと悔しさで涙を流した。

 

 

時間が経って、だんだん冷静になった頃。

俺は椅子に腰掛け、もう一度自分のスキルを確認した。

 

「レベルガチャ...まずガチャってなんだよ」

 

わからない単語だが、レベルと付いてるのでレベルに関係するスキルなのだろう。

 

「ってことは攻撃系のスキルではなさそうか」

 

攻撃系スキルとは、炎の球を発射したり、身体能力が上がるとかだ。

スキルの系統は主に3種類に分かれており、攻撃系スキル、支援系スキル、特殊系スキルになっている。

支援系は能力値を上げたり出来、特殊系は攻撃系と支援系以外のスキルだ。

 

「とりあえず...【レベルガチャ】」

 

ものは試し、ということでスキルを発動してみることにした。

しかし、あまり変化はない。

そして椅子から立ちあがろうとした時。

 

「......え? か、体が....上手く動かないぞ?」

 

立ち上がる、その単純な動作でさえうまく出来ない。何か違和感がある。

俺はもう一度椅子に腰掛けた。

 

「何が起こってんだ...? スキルの影響?」

 

訳がわからない。体を不自由にするスキルなのか?などと考えるが、それでも何か感覚が違う。

俺の体が、俺じゃないみたいだ。何か不自然で、噛み合っていない。

 

「そ、そうだ! 鑑定石!」

 

能力値に何か変化があるのかと思い、すぐ横に置いてあった鑑定石を手に取った。

 

 

エルト レベル7

 

体力:

攻撃力:

防御力:35905

速度力:34770

 

スキル

 レベルガチャ

 

 

結論から言うと......意味が分からなかった。




言い忘れてましたが、ちゃんとしたプロットできてません。
何せ思いつきで書いた小説ですし......エタる可能性十分にあり。
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