たくさんかわいがってやるからなぁ(ねちょねちょ)
9/13 推敲完了
響だ。
警護任務を終えて今は帰投の途中、鎮守府近海という事で距離は近く、帰るための時間はさほどかからない。
「いなづまぁ〜!まだなの〜?」
レディーは疲れてしまったのかな?
「あと少しなのです」
「…暁は頑張ってたからね…背中くらいは貸すよ?」
まだ甘やかされたい年頃だろう、そう思いつつ暁を受け入れるために腰を折り屈む。
「いいわ…私はお姉ちゃんだもの…」
そう口では言いつつも体は正直にこちらへもたれかかってきている。
…うん。
思ったよりも…そう、だいぶ重いね…暁が重いって訳じゃない、艦装が重いんだ…きっと。
「電、あまり速度が出せないから少し落としてもらっていいかな…」
「あ、えぇ、はい!、なのです」
その後は何も無くゆっくりと穏やかな波の上を進み続けました。
少しすると
「…りっぱな…れでぃー…だもの」
レディーは一足先に休んでしまったようですね、人の背中の上で(重要)
レディーの寝言に少し笑うと、電から声をかけられました。
「そう言えば…響ちゃん。」
何か伝えたいことがあるようです。
「…なんだい?」
どうしたんでしょう。
「これ…ドロップ艦の…駆逐艦を倒した時に拾って…つまり!、私達に仲間が増えるのです!」
おや?それは私も持ってますね、つまり2隻GETってことでしょうか。
「…奇遇だね、後で言おうと思ってたけど、軽巡を撃破した時に同じものを拾っててね。」
「響ちゃんもですか!?」
「おうともさ。」
ドロップ艦が1隻では無いことを知って電は高揚しているようです、可愛いですね
「わぁ!凄いのです!どんな人が来るんでしょうね!」
こんな時は結構声が大きいんだね。
「少し声が大きいよ、暁が起きちゃうじゃないか…」
「可愛いねぇ…」
…誰だ貴様!?...提督か…いきなりロリコンムーヴはやめて欲しいね
「そう言えば…提督がいたね」
「そう言えばって何よー、傷つく!」
そんな談笑の内に鎮守府へ帰投しました
埠頭へ辿り着くとそこには、
「やっぽー!」
と提督、終始ニコニコしてる大淀さんがいました。
ちょっと怖い…
お出迎えしてくれたのでしょうか
「暁、起きてくれないか、ほらほら」
そうやって身体を揺らしてみますと、
「む…ぅん…あら?」
立派なレディーが目を擦って地に足をつけます。
「ぐっすりだったじゃないか…気分はどうかな?」
「あ、ええと、その…悪くは…なかったわ…」
それはなによりだ。
「とりあえず体を治してくるといい」
それもそうだね、身体中ボロボロだ。
「あっそうだ!」
「…まだなにかあるのかい…?」
そう私が聞くと、提督は楽しそうに大声で言います。
「入渠が終わったらさ!、建造!!、してみるから!、一緒に!、してみないか!!」
やかましい!!、それはそれとして、やはり建造か、私も同行しよう。
「…わかった、じゃあ修復次第執務室へ向かうよ。」
「ほらー!行くわよ!」
さっきまで寝てたくせに…
たったった、と三人早足でドックへと駆け込み、行儀は悪いですが浴槽へと飛び込みます。
「あ〜…」
疲労が抜けていく感覚に思わず声を出してしまいます。
この感触、この感覚を待っていた!…
「…ぷッ…響ちゃん…お年寄りみたいになってます…」
そう言って笑う電を横に、
「びゃぁ〜…」
と我関せずのとろけ顔で鳴いているレディー。
「…なんで私だけを笑うんだい?」
小声でそう呟いて、ただひたすら回復の時を3人で待つことにしました。
無いよ!(資)源無いよ!!!