プルルルルルルルルルルルーッ!
と、猛スピードで走る原付バイク。
そう、かの有名な原付おばさんである。
「交通規則は関係ないざます。」
と、おばさんは言った。
「おどき、邪魔よ、そこを開けなさい。」
と、バイクは猛スピードで走りまわすのだ。
スーパーマーケット
「おっ、特売だ。」
と、言っておばさんは走り出した。
「とりゃー。」
と、買い荒らすのだ。
墨東署
「原付おばさん、ああ知ってる。」
「辻本、あいつ有名なのか。」
「ええ、ちょこちょこ危ない運転してるのよ。」
「なるほど。」
「よし、このおばさんマークしておこう。」
と、言って南は亀岡巡査部長と一緒に車両盗難の捜査をしていた。
「なんで原付おばさんを捕まえなきゃいけないんだよ、んなもん交通課に任しておけっての。」
「何言ってるんだ亀岡、バイクの捜査も刑事課の仕事た。」
「あっ、係長、あのバイク。」
「あれが原付おばさんだな。」
「係長、追いかけますか。」
「ああ。」
と、言って亀岡はマイクで停車を呼び掛けた。
「前のバイク、停車してください。」
と、おばさんのバイクは直に停車した。
「すいません、警察の物ですが。」
「何ざましょ。」
「すいませんがバイクを調べさせてください。」
「あのー、何か。」
「最近、原付による通り魔事件がありましてね、調べさせていただきませんか。」
「ええ。」
「違うな、このバイクではないな。」
「そうか。」
そこへ、無線が入った。
「はい、墨東5です、どうぞ。」
「通り魔事件発生、高校生がオートバイの男に襲われた模様。」
「了解、現場へ臨場します。」
南と亀岡は覆面に乗ってサイレンを鳴らし、現場に向かった。
「又襲われたか。」
「ええ。」
徳田警部は、事件の事を話をした。
「やはり、通り魔による犯行か。」
「ええ、その可能性があります。」
「そうか。」
そして、次の日通り魔は原付おばさんに近づいた。
「うわ、誰あんた。」
と、男は警棒を持っていた。
「そこまでだ。」
「やべぇ。」
そして、南と亀岡と岩田は通り魔を逮捕した。
「大丈夫ですか、けがはありませんか。」
「ええ、何とか。」
「よかった。」
南は徳田警部に報告した。
「そうか、犯人は借金による犯行か。」
「はい、彼はギャンブルをやって借金を作って犯行に及んだと自供しました。」
「なるほど、借金による犯行か。」
「ええ。」
そして、次の日、南 達仁警部補は本庁へ戻る事になった。
「徳田警部、お世話になりました。」
「本庁へ行っても、しっかりな。」
「はい。」
そして、南は、墨東署を去る日がやって来た。
「おっ、小早川、辻本。」
「そうか、今日で本庁へ戻るんですね。」
「はい、楽しかったよ、美幸と夏美と一緒に捜査が出来て。」
「いいのよ、これも仕事だから。」
と、夏美は言った。
「じゃあな。」
と、言って、南は墨東署を去った。
こうして、事件は解決した。