knights & magic ~odic theory~ 作:Drac
エルネスティとフィーネがこそこそと何かを企んでいる中、銀凰騎士団に一つの依頼が舞い込んできた。それは王族のアンブロシウスとエムリスの専用機作成であった。
騎士団の仕事といえば通常、魔獣の間引きであったり、珍しいが商隊等馬車の護衛であったりだ。しかし、銀凰騎士団はエルネスティの突飛なアイデアを現実にするために設立された側面がある。そのため、―
ちなみに、国王のみが騎乗することが許される国王機、レーデス・オル・ヴィーラが存在している。アンブロシウスはつい最近までこれに騎乗することが出来たが今は出来ない。カルディトーレの完成を機に、時代が移り変わったと王位を息子のリオタムスへ譲ったのだ。そのため、今まで王族機をウォートシリーズで代用していたこともあって金型となる機体を銀凰騎士団へと依頼したのだ。それを偶然耳にした孫であり、隣国のクシェペルカから帰ってきたばかりのエムリスが俺の分もついでに造ってくれとアンブロシウスに付いてきたのである。
なお、エルネスティが機体の要望を二人に聞いた際、アンブロシウスはエムリスへと譲り、エムリスは1にパワー、2にパワー3,4が無くて、5にパワーと言わんばかりにパワーばかり発言していた。それを聞いていたエルネスティはメモを一度
膂力に秀でた機体を造ろうとした際、頭によぎる機体が存在する。ディスクゴード公爵直属の朱兎騎士団団長機ハイマウォートだ。何事にもいえるが前例という物があるのなら真似をしない手はない。古今東西あらゆる場所で言われているのが、新技術を支えるのが古い技術である。
実際、銀凰騎士団産の技術はカルディトーレ開発の際に
例えば、将来的な話だがハイマウォートの後継機は
閑話休題
思い立ったが吉日と、エルネスティは早々にクヌートを頼ってハイマウォートの設計図を見せてもらった。なお、このときアンブロシウス達の話も出したためクヌートは「またか」といわんばかりの苦い顔を見せていた。
そんなこんなで王族からの依頼ということでもらった設計図を元に二人の専用機を王族ということで防御力にも秀でた形で設計を始めていた。そんななか、エルネスティのいつもの悪癖が飛び出してきた。
今回もそのひょんな思いつきを
今回の思いつきとは、複数の
なお、一番の被害を被ったのは
連動実験として、はじめは火力といえば初めに思いつく火系統の
よくよく考えてみれば当然のことで
連動起動は生成、投射を行う
そういったそれなりに時間をかけた実験から
なお、後の世において脳筋なエムリスは度々この機能を使用しているが、長年の経験から堅実に行くことも頭にあるアンブロシウスは滅多にこの機能を使用しなかった。
ちなみに、アンブロシウスの異名からとって獅子と対をなしそうな虎、二つと言えばで金銀とわけて、ゴルドリーオ、ジルバティーガと命名された。
お披露目の際には、二人共がゴルドリーオを指名したために決闘騒ぎとなり、エムリスが意地を見せたことで勝利した。結果ゴルドリーオはエムリスの乗機となり、ジルバティーガはアンブロシウスの乗機となった。