knights & magic ~odic theory~   作:Drac

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48話

 クシェペルカ側が攻勢に出てしばらく、序盤は優勢に事が進んでいた。東方様式(イースタン・モード)の本家本元による教授ということもあって、クシェペルカのレーヴァンティアは見よう見まねのティラントーに比べ完成度が高かった。レーヴァンティアが機動力に比重を置いるが、膂力に比重を置いたティラントーに対し少々の対抗が出来る程度だった。流石に正面からの力比べになれば力負けするが、東方様式(イースタン・モード)で互角まで戦力を引き上げることが出来た。

 

 また、意外なことにウォールローブを搭載したレスヴァント、レスヴァント・ヴィードも戦力として数えられた。設計思想としては籠城戦における運用が想定されており、手数において攻城部隊を押しとどめる弾幕を張ることを目的としている。しかし、それは攻城においても力を発揮することとなり、籠城している敵の攻撃を妨げる弾幕を形成することになった。また、一部ではあるがゴルドリーオの連動型魔導兵装(シルエットアームズ)技術を使用して広範囲攻撃を使用できるようになっていた。それなりの攻撃力を持つため破城鎚の代わりとしても利用され、繋ぎの役割出会ったはずのレスヴァント・ヴィードは一兵科になりつつあった。

 

 レスヴァント・ヴィードは魔法を駆使して戦うその様から、魔法を専門に扱う騎士の俗称であるウィザードの名で親しまれ始めていた。後年で正式名称として採用されることとなり、ウォールローブを搭載したものを代表とした遠距離型幻晶騎士(シルエットナイト)法撃戦仕様機(ウィザードスタイル)と呼称するようになった。また、区別するためにも旧来の近接戦を主体とする近距離型幻晶騎士(シルエットナイト)近接戦仕様機(ウォーリアスタイル)と呼称するようになった。

 このことから、これまでひとくくりにされて総合的な能力を求められてきた幻晶騎士(シルエットナイト)は騎士団長機などの特殊な機体以外でも特化した能力を求められるようになり、兵科が細かく分かれ始めることとなった。

 

閑話休題

 

 上手く事を運んでいたクシェペルカだったかが、戦争とはそう簡単な物ではない。ある時、攻勢に出てから負け無しであったクシェペルカに一つ凶報がはいる。敗戦しただけでなく部隊は全滅し、生き残ったのはごくわずかな人数であると。その生き残った騎操士(ナイトランナー)達によるとジャロウデクは恐ろしく大きな船に見えない飛空船(レビテートシップ)を用意してきており、魔導飛槍(ミッシレジャベリン)も通用しなかったという。

 その報を聞いたエルネスティは一つ、前世において廃れている物の根強い人気のある一つの言葉が思い浮かんでいた。それは“大艦巨砲主義”という、簡単に言えば一撃必殺になり得る強力な兵器を大量に積み込めばそれだけ強いという思想だった。




見切り発進、猪突猛進で来たからかアイデアが出てきづらくなってきました。

前に「これプロット?」と思ってから書き直した方が良いのでは?と思い始めたこともあります。
途中で投げ出すのも思うところがあるので、とりあえず大西域戦争は頑張ります。

その後はもしかしたら別枠で書き直すかもしれません。(独自設定を流用した全くの別物になりそうです)
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