試作品の短編集【ISクロスオーバー】   作:アイン・クロニクル

2 / 5
試作シリーズ第2話はアクセルワールドとのコラボです。敵は別作品の奴らを使用しています。


黒き加速者

ISが普及したこの世界には2つの伝説があった。

 

1つ目は多数のミサイルを1機で迎撃しISの名を世界に知らしめた【白騎士事件】そして2つ目はドイツの首都ベルリンを1夜で半分を火の海にした機械竜を1騎で食い止めた【黒騎士事件】

 

それから数年後

 

少年は夢を見ていた、燃え盛る町、悲鳴と爆発音が鳴り響くなか双剣を持った騎士が巨大な竜と戦う光景を・・・・そしてその2つの存在が消え辺りが静かになるとこちらに近づく人影。

 

「・・・・・・・・・・・・・」

 

その人影は何かを言ってるが少年は聞き取ることが出来ない、次第に頭痛がし目眩がしてきた・・・

 

「一夏・・・一夏・・・一夏!!!」

 

「はっ!?千冬姉・・・」

 

少年は目を覚ました。

 

一夏という少年の目の前には自分の名を呼んでいた姉が立っており次の瞬間少年は頭を出席簿で叩かれた。

 

「痛っ」

 

「織斑先生と呼べ。私の授業中に居眠りとはいい度胸だな、お前は放課後補修だ!」

 

「えっ待って」

 

「異論は認めん、いいな?」

 

「はい・・・」

 

一夏は姉からの圧に負け首を縦に振ることしか出来なかった。

 

授業が終わると一夏は先程の夢のことを考えていた。

 

「(アレはいったいなんなんだ?最近あの夢ばかり見る、あの人影は何を俺に言っていたんだ・・・)」

 

一夏が考えていると彼と親しい幼馴染みの篠ノ之箒と友人となったセシリア・オルコットがやってきた。

 

「一夏、お前最近変だぞ?千冬さんの授業で居眠りしたらどうなるかお前が1番知っているだろ?」

 

「そうですわ、一夏さんわたくし達に何か出来ることがあれば何なりと言って下さい。」

 

2人の心配に一夏は「気持ちはありがとう」と言い夢のことを話さなかった。

 

 

それから数日後中国から転校がやってきた名を凰鈴音と言い、一夏の幼馴染みの1人だった。鈴は一夏に会い一夏の鈍感差に腹をたてクラス代表戦での勝負を布告した。

 

そして迎えたクラス代表戦、一夏と鈴の試合が始まった。最初こそ一夏は鈴の甲龍の第3世代兵装【衝撃砲】を避けれず被弾していたが鈴の 弱点を見つけると一夏は攻勢にでた。

 

2人が激しい戦いを繰り広げるなかアリーナを覆うシールドが破壊されてゴリラのようなISが現れた。千冬はすぐさま避難指示を出したが扉がロックされてしまい一夏達は避難の時間を稼ぐため謎のISと戦闘を開始した。

 

戦闘で謎の機体が無人機だとわかり一夏が白式の単一使用能力【零落白夜】で無人機を攻撃しようとした時だった。

 

【!!!!!

 

突如再び謎の機影がアリーナに落ちてきた。

 

一夏達は無人機の増援かと構えていると砂煙がなくなりそこから無人機とは違う機械でできた竜が現れた。

 

「!!!!!」

 

「なんなんだアイツは!?」

 

一夏は突如現れた機械竜に視線を寄せていると機械竜は銃のような形をした腕を一夏達に向けると撃ち放った。

 

「鈴!避けろ!」

 

「きゃあ!?」

 

一夏の呼び掛けで鈴はなんとか避けれたが最初に現れたゴリラ型の無人機は巨体ゆえに避けれず放たれたエネルギー弾を次々とくらい爆散した。

 

「なんて、威力だ・・・」

 

一夏達は機械竜の攻撃力に驚愕していると機械竜は一夏達に再びエネルギー弾を連射した。

 

 

--------------------------

 

【管制室】

 

千冬達は突如現れた機械竜を見て驚いていた。

 

「摩耶、あの機械竜をデータを照合してくれ。」

 

千冬の指示に摩耶は「あっはい」と答えすぐさま照合を始めた。千冬は考えられる最悪の可能性ではないことを祈るが摩耶の言葉が千冬を絶望させた。

 

「織斑先生!照合結果出ました、あの機械竜は98%数年前にドイツの首都ベルリンを火の海にしたコードネーム【ワイバーン】です!!!」

 

「やはりか・・・」

 

千冬の中で当時の記憶が甦る、ワイバーンを食い止める為ドイツ軍や駆けつけたIS部隊と戦ったがまるで歯が立たなかったことを。

 

--------------------------

 

一夏は鈴が思い出したワイバーンのことを聞き千冬でも勝てなかった存在に恐怖するがまだ観客の避難が完了していないからと鈴の静止を振り切りワイバーンに斬りかかった。

 

「はぁ!」

 

一夏はワイバーンに1撃を入れるが傷1つつかず2撃3撃と入れるがびくともせず4撃目を入れようとした時ワイバーンが尻尾を振り一夏はその攻撃で壁まで吹っ飛ばされた。

 

「がはっ!」

 

一夏は気を失った。

 

ワイバーンハ一夏に止めを指そうと銃と一体化した腕を一夏に向けて撃とうとした時だった。

 

「やらせないわ!」

 

水蒸気爆発『クリア・パッション』

 

突如現れた少女は指を鳴らしたすると大爆発が起こりワイバーンは一夏への攻撃を中断した。

 

「!!!!!!!」

 

鈴は一夏の元に駆けつけると一夏を助けた人物名に「あんたは?」と質問するとその少女は振り替えると笑みを浮かべた。

 

「初めまして凰鈴音ちゃん、長いから鈴ちゃんね、私の名前は更識楯無このIS学園の生徒会長よ。鈴ちゃん私が時間を稼ぐから一夏君を避難させて。」

 

楯無の指示に鈴は「私も戦う」と言うが楯無が「今の貴女じゃ力不足よ」と言われ鈴は楯無の指示を聞くしかなく一夏を担ぐと避難した。

 

「さて、アレが織斑先生でも歯が立たなかったワイバーンか・・・今の私がどこまでやれるなわからないけどやるしかないわね、ロシア国家代表の力見せてあげるわ!!!」

 

楯無は槍には水を纏いワイバーンに攻撃を開始した。

 

 

 

 

「起きてくれ・・・起きてくれ・・・起きてくれ」

 

「ん、ううん・・・」

 

一夏は自分に語りかけられるコエデ意識を取り戻した。

 

一夏が目を覚ますと鈴が心配し声をかけるが一夏は立ち上がるとアリーナの方へと足を進めた。

 

鈴は私では力不足だから行っても邪魔になるだけだと一夏を静止しようとするが一夏は「でも、あんな奴放っておいたら駄目だ、今やらないと・・・零落白夜さえ当てれば・・・」と言い鈴の静止を振りきるとアリーナに急いだ。

 

一夏がアリーナに着くとそこは地獄絵図だった。アリーナは完全に破壊されISを纏った教師達が無惨な姿で気を失っていた。

 

ワイバーンと今だ戦っているのは楯無と千冬摩耶の3人だけだった。3人とも呼吸が荒く武器,装甲ともボロボロだった。

 

「ハアハア,これ冗談じゃないですよね」

 

「これが冗談であればどれだけ幸せだろうな」

 

「もう、エネルギーも残弾もほとんどないですよ・・・」

 

「だが、ここで食い止めなければ!」

 

千冬達は武器を握りしめスラスターを吹かし攻撃を開始する。

 

千冬と楯無が刀と槍で肉薄し摩耶が銃を乱射する。ワイバーンは3人の攻撃を喰らうが相変わらずびくともせず翼のブレードで千冬と楯無を吹っ飛し、エネルギー弾を連射し摩耶を撃ち落とすと尻尾を振り摩耶を地面に叩きつけた。

 

「!!!!!!」

 

アリーナにワイバーンの雄叫びが響く。

 

ワイバーンは摩耶に止めを刺すため1歩1歩と近づき翼のブレードを振り下ろそうとした。

 

「摩耶!」

 

千冬が叫ぶと「やらせるか!!!」一夏が飛び出しワイバーンの頭部に1撃喰らわしワイバーンは動きを止めた。

 

「一夏!」

 

「テメェよくも千冬姉達を」

 

一夏は雪片二型を握り絞めると刀身が割れ白いエネルギーブレードが現れた。

 

「零落白夜」

 

一夏は自身のシールドエネルギーを犠牲に相手に大ダメージを与える単一使用能力【零落白夜】を使用しワイバーンに斬りかかった。

 

ワイバーンは一夏にエネルギー弾を乱射するが一夏はエネルギー弾を回避し、ワイバーンは翼のブレードを振り下ろすが一夏はギリギリで躱し懐にはいるとその必殺のブレードでワイバーンを斬り着けた。

 

刃はワイバーンに命中し一夏は勝ったと思ったがワイバーンはなにも反応しなかった。

 

「えっ!?」

 

零落白夜が効かないことに驚く一夏はワイバーンの攻撃に反応が遅れ翼のブレードで斬りつけられ壁まで吹っ飛ばされた。一夏は壁に激突すると銃のに落下し今の1撃ISが解除された。

 

ワイバーンは狙いを一夏に定め腕の銃口を一夏に向けるとエネルギー弾を発射した。

 

「一夏!!!」

 

「一夏君逃げなさい!!!」

 

千冬と楯無が叫ぶが一夏は生身の為エネルギー弾を避けることなど出来ずエネルギー弾は大爆発をおこした。

 

千冬達は一夏が死んだと思い涙を流し叫ぶ、だが黒煙がなくなると一夏がいた場所に黒い球体ができていた。

 

「アレは?」

 

 

--------------------------

 

「(俺は死んだのか・・・まだ千冬姉に恩も返してないのに俺は・・・俺は・・・」

 

死んだことに一夏は悲しみやり残したことに涙を流していると誰かの声が聞こえた。

 

「おい、起きろ・・・おい、」

 

一夏は夢の中で聞いた声と同じだと感じ目を開けたそこには美しい黒髪をなびかせ同じく黒いドレスに身に付けた少女がいた。

 

「君は?俺は死んだんじゃ・・・」

 

戸惑う一夏に少女は一夏の質問に答えた。

 

「ここは私が作った空間だ、安心しろ君はまだ死んでない・・・そして私の名前は黒雪姫」

 

「黒雪姫・・・」

 

一夏は自分がまだ死んでいないことにアンドシ立ち上がり黒雪姫にお礼を言った。

 

「君が俺を助けてくれたのか、ありがとう」

 

そう言うと一夏は空間から出よう出口を探した。黒雪姫は一夏に「出ようとしてるがどうする気だ?」と質問し一夏は黒雪姫の質問に答えた。

 

「行かなきゃいけないんだ!皆あの機械竜と戦っているんだ!俺だけこんなとこに居られるか!」

 

一夏の答えに黒雪姫は「今の君では行っても無駄だそれにISはもう使えないそんな君に何が出来る?」とキツイ言葉を言うが一夏はそれでも行こうとした。

 

そんな一夏を見て黒雪姫は「君は変わらないな」と言い一夏に近づいた。黒雪姫は光の玉を取り出すと一夏に見せながら一夏に問いかける。

 

「一夏、君の気持ちはわかったならばコレを使え、コレは君の力だ。」

 

一夏は黒雪姫が出した光の玉に触ろうとすると黒雪姫がストップをかけた。

 

「一夏、コレは君に強大な力を与える、だがそれと同時に君は知ることになる更なる脅威と失った自分の記憶を・・・」

 

「俺の失った記憶?」

 

「ああ、そうだ私は過去に君と会っている、だが君は覚えてない、それは何故か?それは私が君の記憶を抜いたからだ。」

 

黒雪姫の言葉に一夏は驚き「なんでそんなことを」と一夏が問うが黒雪姫は「記憶が戻ればわかる」と答え一夏は納得し光の玉を取ることにした。

 

一夏が再び光の玉に手を延ばすと黒雪姫は再び待ったをかけ再び一夏に忠告した。

 

「一夏ホントにいいんだな?コレを取ったら引き返せない、それでも取るんだな?」

 

黒雪姫の忠告に一夏は答える。

 

「ああ、俺は皆を守りたい。その為には力が必要だ約束する、俺は決して引き返さない!前にのみ進み続ける!」

 

一夏の答えを聞き黒雪姫は笑みを浮かべ「君ならそう言うと思ったよ」と言い一夏に光の玉を渡した。

 

「!?」

 

一夏が黒雪姫から光の玉を受け取ると玉は膨らみ光が一夏を包み込んだ。

 

1分後光は徐々になくなり一夏が現れた。

 

「どうだ、思い出したか?」

 

黒雪姫の問いに一夏は「ああ、思い出したよ全部。これで皆を助けれる・・・それじゃ一緒に行こうぜ黒雪、守る為に。」

 

「ああ」

 

2人を手を向かい合い手を合わせた。

 

--------------------------

 

突如現れた黒い球体にワイバーンは攻撃をしていたエネルギー弾やブレードを使うが球体はひびも入らずワイバーンは球体を観察していると突如ひびが入りどんどん広がっていく。

 

そして【!!!】黒い球体は割れ中から何かが飛び出した。

 

飛び出したソレは全身に黒い鎧纏い背中に2本の片手直剣をクロスさせた剣士がいた。

 

 

「アレは何?」

 

楯無は急に現れた剣士に動揺するなか千冬はその者を知っていた。

 

「シュバルツリッター」

 

「織斑先生、今なんて・・・」

 

「奴はシュバルツリッター、日本語で黒騎士、数年前ワイバーンを1人で食い止めた伝説の剣士だ。」

 

 

 

「この機体、力がみなぎってくる。コイツを使うのは久しぶりだな。」

 

一夏は数年ぶりに使う機体に満足していた。一夏が剣を抜こうとすると黒雪姫から『待て』と言われた。

 

「なんだ?黒雪、俺は早くこの機体の力を出したいんだけど・・・『まあ、そう言うなすぐに使わせる、まずあの機体なんだがアレは君が以前戦ったキラードロイド個体名【ワイバーン】じゃなくてその劣化版の【ワイアーム】だリハビリも兼ねて【アンブラ】は使わず【ルークス】だけでいいだろう。』了解、それじゃ行きますか。」

 

一夏は背中から【ルークス】という名をもつ片手直剣を取り出す地面を蹴りワイアームに接近する。

 

「早い!?」

 

千冬達が一夏のスピードに驚くなかったワイアームはエネルギー弾を一夏に乱射する。

 

『来るぞ!』

 

「ああ、わかっている、頼むぜグラファイト・エッジ」

 

「心意の盾」

 

一夏は左腕を前に出すと透明な盾が現れワイアームが撃ったエネルギー弾を全て防いだ。

 

「行くぜ、スラント!」

 

一夏は一気に加速しワイアームの懐に入り胸に1撃を喰らわせた。

 

「!!!!!!」

 

一夏の攻撃を受けワイアームは初めて怯んだ。

 

「バーチカル」

 

続いて一夏はその横一閃の斬げきを喰らわせたワイアームを吹っ飛ばした。

 

起き上がったワイアームは翼を羽ばたき上空に上がるとそこから地上にいる一夏にエネルギー弾を乱射した。

 

それを一夏はエネルギー弾を心意の盾で防ぐ。

 

「空に上がれば安全だと思ったか?心意の翼」

 

一夏は今度は背中に翼を出すと飛翔しワイアームに迫った。ワイアームはエネルギー弾で迎撃するが一夏は止まらない。

 

「さっさと墜ちろ!ソニック・リープ」

 

一夏は加速しワイアームに突進技ソニック・リープを喰らわし地面に叩き落とした。

 

地面に墜ちたワイアームは起き上がり翼と腕の位置を変えると翼のブレードを前に体を回転させながら一夏に迫った。

 

「一夏!避けろ!」

 

叫ぶ千冬に一夏は「問題ない」と言い一夏はルークスを構えると横に一気に振り突進するワイアームを弾き返した。

 

「スピニングシールド」

 

墜ちろワイアームに一夏は接近し多数の斬げきを喰らわした。

 

「デッドリー・シンズ」

 

7回の攻撃がワイアームの装甲を破壊し胸にある弱点コアが姿を表した。一夏はそのコアに向けてルークスを突き放った。

 

「奪命撃(ヴォーパル・ストライク)」

 

ルークスから放たれたエネルギーの刃がワイアームのコアを貫いた。バチバチといわせながらワイアームは地面に激突し大爆発を起こした。

 

【!!!!!!】

 

「戦闘終了」

 

一夏はルークスを1度振り鞘に収めた。

 

 

 

この一連の戦闘を見ていた者がいた。

 

その人物は多数のモニターがある部屋でグラファイト・エッジを虚ろな瞳で見ていた。

 

「やはり生きていたか・・・僕の計画の邪魔になるな早急に対応しデリートしなきゃ・・・君達の出番が来るみたいだよかったね。【ワイバーン】【ミノタウロス】ヒドラ】【ペガサス】そして【オーレギオン】」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




いかがでしたでしょうか?

前にも言いましたがこの作品は試作の作品の1話を投稿しその中から皆さんが選んだ作品を連載します。


感想やリクエストなど気軽に書いていって下さい。それがあるだけで主の力になります。

連載して欲しい話は(本番)

  • 神殺しの復讐者
  • 黒き加速者
  • 閃光
  • 銀翼の麗人
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。