ダイヤのA〜世代最強右腕〜   作:ホークス馬鹿

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9話です。


9話

惇「マジかよ、東条・・・」

 

東条が、初回に12点も取られ驚く惇。

 

春市「うん・・・流石先輩達だね・・・」

 

惇「ああ・・・」

 

そんなやり取りをしていると、守備についていた信二達が疲れ切った表情を浮かべながら戻ってきた。

 

信二「ハア・・・やっと終わった・・・」

 

そんな中、頭にタオルを被って苦しそうにしている東条を

 

「お・・・おい、大丈夫か?ほら・・・ドリンク・・・」

 

皆は唖然と見ていた。

 

「足立が通用した打線だから全国ベスト4の東条ならと思ってたけど・・・」

 

「全く通用しないなんて・・・」

 

すると

 

栄純「何だよおい!皆してその顔!!」

 

栄純「まだまだ試合は始まったばかりだぞ!!」

 

栄純「逆転するチャンスはまだ8回もあるんだ!!気合入れていこーぜ!!」

 

栄純が現れるやそう言った。

 

「逆転!?」

 

「お前、ちゃんと試合見てたのか!?逆転どころか何点取られるのか分かんねーんだぞ!!」

 

これに、皆はそう言ったが

 

信二「・・・コイツの言う通りだな。」

 

「か、金丸!?」

 

信二「確かにあと何点取られるか分かんねー。けど、前向きに捉えるとまだ8回はあるんだ。それに、足立はこんな先輩相手に1球だけとはいえ、通用したんだ。だから、最後まで諦めずにいくぞ!」

 

そう、金丸は皆を鼓舞した。

すると、下を向いていた1年生が皆顔を上げ

 

「そうだ!まだやれる!」

 

「このままじゃ終われねー!」

 

「行くぞー!」

 

目に光が灯り、気迫が現れた。

 

惇「・・・ふーん。流石沢村だな。アイツの一言で、ベンチの空気を変えたな。」

 

春市「うん・・・金丸君も、良く皆を鼓舞したね・・・」

 

それを見て、惇は面白いと感じ

 

暁「・・・。」

 

その中心に立っている栄純を、暁は羨望の眼差しで見ていたのだった。

すると

 

片岡「よーし1年!投手と外野全部入れ替えるぞ!」

 

片岡「降谷暁。マウンドに上がれ!」

 

片岡がそう言った。

また

 

片岡「お前も守備につけ。」

 

栄純を見て、そう言った。

これに

 

御幸「お・・・」

 

惇「おっ・・・試合に出れたじゃん。」

 

栄純「遂に・・・遂にこの時がー!」

 

暁「僕がマウンドに上がるんだけどね。」

 

栄純「うっせー!今すぐ変われ!」

 

暁「・・・。」

 

栄純「無視すんな!」

 

惇「ほらお前ら、早くグラウンドに行け。さもねーと、監督に怒られんぞ。」

 

これに、惇はそう2人に言うと

 

栄純「・・・分かったよ。」

 

暁「うん・・・」

 

2人はグラウンドに向かった。

 

「フンッ・・・もう1人の怪物ルーキーが出てきたか・・・」

 

栄純(アイツ・・・こんなにスゲぇ打線相手にどんなピッチングするんだ・・・)

 

栄純(それと・・・どんな球投げんだ・・・)

 

そして、暁がマウンドを均すと、ベンチにいる淳を一瞥した。

 

暁(絶対・・・負けない!)

 

そう思い、ワインドアップで振りかぶり、1球目を放った。

 

「っ!」

 

「ひいっ!?」

 

そのボールは、高めにいき

 

ガッ!

 

片岡の審判のマスクを吹き飛ばした。

 

(な・・・何だ・・・今のは・・・)

 

(ボールをリリースした瞬間・・・唸りを上げて・・・むかってきた!?)

 

「か・・・監督・・・大丈夫ですか!」

 

これに、上級生らは片岡に集まったが、片岡は笑みを浮かべ

 

片岡「合格だ、降谷。お前も明日から一軍の練習に参加しろ!!」

 

そう、暁に言った。

 

暁「もっと投げたかったけど、ま・・・いっか。」

 

暁「これで御幸先輩に受けてもらえる。」

 

暁「それに・・・彼に負けたくないし・・・」

 

暁も、そうぼそりと呟いた。

 

惇(やっぱコイツのボール・・・俺より球威あるわ・・・)

 

御幸(誰にも打たせねぇか・・・結果的にそういう事になったな・・・)

 

その後、栄純と春市の活躍で1年生チームが1点を返し、栄純がマウンドに上がって増子にホームランを打たれるなど4失点したが、まともに打たれたのは増子の一発だけという結果になった。

因みに余談だが

 

惇「お前、随分と大胆な行動取ったな。」

 

惇「代打、俺!」

 

春市「ちょっ!やめてよ足立君!」

 

春市の代打での登場を惇はからかったのだが、それは内緒である。




投稿出来ました。

途中纏まらなかったので、最後は駆け足になりました。

お許し下さい(土下座)

それでは、また。
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