ダイヤのA〜世代最強右腕〜   作:ホークス馬鹿

102 / 129
101話です。


101話

惇に真っ直ぐだけで2者連続3球三振に打ち取られてしまった控えチーム。

打席に立ったのは、控えチームの先発の暁だった。

その初球

 

ズバアアンッ!!

 

インサイドの真っ直ぐに暁は空振った。

2球目

 

キン!

 

何とかバットに当てたが、セカンドフライに打ち取って、3アウトチェンジとなった。

 

「相変わらず安定感抜群だよな、足立!」

 

「この回ストレートしか投げてないのにこの無双ぶり!」

 

ギャラリーは、惇の安定ぶりと真っ直ぐだけでの内容に驚いていた。

 

御幸「ボールは悪くない!この調子で抑えるぞ!」

 

惇「うっす!」

 

そして、レギュラーチームの攻撃は9番麻生から始まった。

その初球

 

キン!

 

暁「っ!」

 

真っ直ぐに麻生は積極的に振りにいったが、サード正面に行ったため、アウトになった。

 

小野(このままじゃやられるだけだな・・・)

 

そう思った小野は

 

小野「タイム!」

 

タイムを取ってマウンドに歩み寄り

 

小野「降谷。縦スラも使おう。このままじゃ、打ち込まれるだけだ。」

 

小野「曲げようと意識せずに投げれば勝手に曲がるさ。大丈夫、どんなボールも必ず受け止めてみせる。」

 

そう、暁に言った。

 

暁「はい!」

 

この言葉に、暁は力強く頷き、小野は戻った。

そして、一巡して倉持が打席に立った。

その初球

 

ククッ!ストンッ!

 

倉持「っ!?」

 

縦スラがコースに決まり、倉持のバットは空を切った。

 

「おおーっ!!決めやがった縦スラ!!」

 

「スゲぇー!!」

 

これに、周りは盛り上がり

 

惇「コイツ・・・マジかよ・・・」

 

惇も、暁が縦スラを決めた事に驚きつつも、口元がニヤけていた。

そして

 

ズドォォン!!

 

倉持は初球の縦スラが利いたのか、空振り三振に打ち取られてしまった。

続く春市は、縦スラが頭をよぎったのか、初球の真っ直ぐに対応できずに打ち上げてしまい、レギュラーチームは3者凡退に打ち取られてしまった。

 

「降谷、この回は安定したピッチング!」

 

「縦スラも良い感じに決まったしな!」

 

ギャラリーも、暁の調子が上がった事に盛り上がりを見せた。

 

太田部長「縦スラが決まってから、降谷の調子が上がってきたな・・・」

 

この試合の様子に、太田部長はプレハブ小屋の中でそう本音を言っていた。

その時

 

??「久し振りに教え子の顔をと思って来てみたら何だ、声かけられる雰囲気じゃねぇな。」

 

誰かが入ってきたので振り返ると

 

太田部長「さ・・・榊監督!!」

 

榊「入るぜぇ。」

 

嘗て青道高校野球部監督を務め、全国常連校に育て上げた名将、榊英二郎がそこにいたのであった。




投稿出来ました。

榊監督登場させました!

中の人は中田譲治さんですよね。

あの渋い声、凄いマッチしてますね・・・。

それでは、また。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。