ダイヤのA〜世代最強右腕〜   作:ホークス馬鹿

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24話です。


24話

雨降る合宿前日の早朝。栄純は起きて着替え、ランニングに行こうとした。

それを

 

惇「今日も走んのか、栄純?お前ここ最近無茶しすぎだ。今日はゆっくり休め。」

 

倉持「足立の言う通りだ。お前、最近オーバーワーク気味だ。明日から合宿なんだから、あんま無茶すんじゃねーよ。」

 

惇と倉持が止めた。

 

栄純「・・・。」

 

しかし

 

栄純「行ってきます。」

 

栄純は耳を貸さず

 

惇「オイ栄純!」

 

倉持「テメェ人の話聞いてんのか?」

 

栄純「大丈夫っスよ!俺は雨なんかに負けねーっスから!」

 

倉持「バカヤロー!!俺と足立はそうゆう意味で言ってんじゃ・・・」

 

そのまま出て行ってしまった。

 

惇「ヤバくないっすか?洋さん。」

 

倉持「ああ。マジクリス先輩の言った通りじゃねーか・・・」

 

惇「危ないっすよね?」

 

倉持「ああ・・・」

 

惇「増子さん・・・」

 

増子「うむ・・・」

 

 

 

 

 

 

室内練習場

 

 

 

 

 

 

クリス「もう指の状態は良いのか?降谷・・・」

 

暁「あ・・・はい。この通り。」

 

暁「自分は早く投げたいんですけど監督が・・・」

 

そう言い、オーラを噴き出した。

 

クリス「無表情だが、分かりやすいなお前・・・」

 

クリス「爪のケアはしっかりしとかないと癖になるぞ。」

 

暁「はい。」

 

クリス「後は、スタミナとコントロールが課題だな・・・」

 

暁(スタミナ・・・また言われた。)

 

 

 

 

 

 

 

栄純(やるしかねーんだ。俺はもうやるしか・・・)

 

そう思い歩いていると

 

御幸「よお。ちょっと付き合えよ、沢村。」

 

栄純「ゲッ!」

 

御幸「逃げんなよ!」

 

御幸がいた。

 

栄純「ちょっと何なんスか!俺これからランニングに行きてーんだけど!」

 

御幸「良いから付いてこいよ。」

 

栄純「だからどこに!?」

 

栄純「ハッ!!ま・・・まさか!!俺がクリス先輩の代わりに一軍に上がった事を根に持って、皆で俺を虐める気か!?」

 

御幸「あ~。それそれ。」

 

栄純「ぬぐお~!!やっぱりそうかあ~!!No~!!まだまだ未熟な事は、自分が一番分かってるのに~!!」

 

そう、栄純は頭を抱えて言いながら御幸についていった。

 

 

 

 

 

 

室内練習場

 

 

 

 

 

 

御幸「連れて来ましたよ、先輩・・・やっぱコイツ、雨ん中走ろーとしてました(笑)」

 

栄純「かかってこいや!!」

 

そう言い、シャドーボクシングをしたが

 

クリス「だろうな・・・」

 

栄純「あっ!」

 

クリスを見るや

 

栄純「お・・・おはようございます!クリス先輩。」

 

180度態度を変え、キッチリ挨拶をした。

 

御幸「俺の時とはえらい違いだな、コノヤロー。」

 

栄純「まさかクリス先輩自ら、俺にヤキを入れようとは!!これが体育会の縦社会なんスね!!」

 

クリス「何言ってんだ、お前・・・」

 

クリス「お前をここに呼んだのは、夏までにやるべき事を話しておこうと思ったからだ。」

 

栄純「え?」

 

クリス「降谷。沢村。良いか、野球は投手がボールを投げて、初めて動き出すスポーツ・・・それ程投手の役割は大きい・・・」

 

クリス「内野手とのセットプレー、ベースカバーの遅れ・・・ほんの小さなミスが、チームに敗戦を招く事だってある。」

 

暁・栄「「!」」

 

クリス「つまり、一番長くボールに触れているお前ら投手は、チームの中で誰よりも野球に詳しくなければならない。」

 

これには

 

栄純(だ・・・誰よりも・・・)

 

暁(詳しく!?)

 

暁・栄((このチームの中で!?)

 

呆然となり

 

クリス「勢いだけで勝ち上がれる程、夏の本選は甘くないぞ。」

 

栄純はオロオロし、暁は鼻提灯を出した。

これに

 

御幸「はっはっはっ。心配すんな!その為に俺達がいる。チームプレーは1人じゃ練習出来ねーからな。」

 

御幸はそう言った。

 

御幸「付き合わせて悪いな、ゾノ・・・」

 

前園「アホ!クリス先輩の頼み、断れるかい!お前の為とちゃうわ!」

 

春市「僕もついて来ちゃったよ。ゾノ先輩とは同室だしね。」

 

そして

 

クリス「沢村、お前には言っておいたよな。がむしゃらにやるだけが練習じゃない。体を休める事も覚えろと・・・」

 

栄純「え?」

 

クリス「・・・お前、俺のようになりたいのか?」

 

クリスは栄純に厳しい言葉を言った。

 

栄純「・・・え。いや・・・」

 

クリス「一軍メンバーとして、責任感を持つのは悪い事じゃない。だが、全てを1人で背負い込む必要は無いんだ・・・」

 

クリス「だから今日は、軽めの練習にしとけ。良いな?」

 

そして、クリスは優しい言葉を栄純にかけた。

これに、栄純は涙を流した。

 

クリス「全く、世話が焼ける。」

 

栄純「・・・ぐっ。」

 

栄純(クリス先輩・・・お・・・俺。俺は・・・俺は・・・)

 

その涙は、止まる事なかった。

その時

 

倉持「ヒャハハハ!!また泣いてやがんのか、沢村~!!ホントめんどくせぇヤローだな!」

 

惇「けど、そーゆートコがコイツの良いとこなんすよ、洋さん。」

 

倉持「まぁ、そうだな。しゃーねぇ!俺達も付き合ってやるか!」

 

惇「そうっすね!同じピッチャーとして、お前らには負けたくねぇし!」

 

増子「うむ・・・プリン5個でな。」

 

惇に倉持、そして増子が現れた。

 

栄純「倉持ゼンバイ~!!増子ゼンバイ~!!惇~!!」

 

倉持「おっしゃあ~。まずは牽制からだな!さっさとクイックぐらい覚えろよ!!」

 

それを見たクリスは

 

クリス「沢村、勘違いするなよ。お前ら2人を一人前の投手として育て上げる・・・これはチームのためにやっている事だ・・・。俺はまだ、プレーヤーとしての道を諦めちゃいない。」

 

そう栄純に言った。

 

栄純「はい!!これからもよろしくお願いします!!」

 

クリス「言っとくが明日からは地獄だぞ。」

 

栄純「は、はい!!」

 

その様子を見た御幸は

 

御幸(ちぇっ・・・やっぱ一度くらいはこの人と正捕手争いしてみたかったな・・・)

 

そんな事を思っていた。

 

倉持「いきなりタイキーック!!」

 

栄純「何故!?」

 

その様子を

 

暁「・・・。」

 

暁はジッと見ていた。

 

惇「どうした?」

 

暁「いや・・・」

 

惇「入りづれーのか。」

 

暁「・・・。」

 

惇「まあ・・・不思議と人が集まる奴だよな、アイツ・・・」

 

惇「お前とは正反対だ。」

 

惇「けど・・・まあ、お前はそれで良いんじゃねーか?」

 

惇「俺と同様、力でチームを引っ張る・・・そういうピッチャーでよ。そうっすよね、カズさん?」

 

御幸「言いたい事全部持ってかれちまったぜ。淳の言う通り、お前はお前で引っ張っていけば良いんだよ。」

 

そう、御幸も言った。

 

惇「それで・・・本音は?」

 

御幸「ぶっちゃけ、色んなピッチャーがいた方が、俺もリードしがいがあるしなー!!はっはっはっはっ!!」

 

暁「前から思ってたけど・・・」

 

御幸「ん?」

 

暁「御幸先輩って性格悪くないですか?」

 

御幸「はっはっはっ。よく言われる!」

 

惇「アハハ・・・」

 

そして、今いるメンバーで野球に関する事を学んでいった。

 

丹波「・・・。」

 

その様子を見ていた丹波は

 

丹波(エースナンバーは誰にも渡さない!)

 

そう決意を込め

 

丹波「宮内。後でブルペンに付き合ってくれないか?」

 

宮内「投げるのか?今日・・・」

 

丹波「ああ。試したいボールがあるんでな。」

 

そう言ったのであった。




投稿出来ました。

栄純君って、本当に熱いハートを持ってますよね。

モデルはホークスの和○毅選手なんだけど・・・。

また、原作の大幅なコピーですが、確かに漫画とアニメをベースに投稿しておりますが、台詞にも少なからずアレンジは加えております。

全てでは無いのでなんとも言えませんが。

もしお気に召さなかったら場合は、遠慮無くお気に入りから削除していただいて構いません。

拙作ですが、この作品をよろしくお願いします。

それでは、また。
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