ダイヤのA〜世代最強右腕〜   作:ホークス馬鹿

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34話です。


34話

朝練を終えた惇は、制服に着替え、唯と一緒に登校した。

すると

 

唯「ねえ、惇君。」

 

惇「あ?」

 

唯「丹波先輩が怪我してから、3年生達元気ないね・・・今日の朝練も、声が出てなかったし。」

 

唯がそう俯きながら言った。

 

惇「・・・そうだな。まだ、心の中では吹っ切れてねーんじゃねーかな・・・」

 

唯「・・・大丈夫だよね?」

 

惇「え?」

 

唯「皆・・・元気になるよね?」

 

そう、唯は目を潤ませながら上目で惇を見て言った。

 

惇「・・・大丈夫だ。あの人達なら、きっといつもみてーな元気を取り戻すって。それと、丹波さんだって、きっと元気な姿で戻ってくるよ。俺は信じる。」

 

惇「だからお前も、そんな顔するな。」

 

これに、惇は唯の頭を撫でながら優しい声で言った。

 

唯「・・・うん。」

 

そのまま、唯は惇に頭を撫でられていた。

 

惇「落ち着いたか?」

 

唯「うん。」

 

惇「そっか・・・。そんじゃあ、俺は行くな。」

 

唯「うん!後、もうすぐ期末だから、ちゃんと勉強しとくんだよ!」

 

惇「わーってるよ!」

 

唯「良い!もし赤点取って追試になったらおばさんに報告するからね!」

 

惇「お、おいお前!!それはマジ勘弁してくれ!!」

 

唯「だったら、ちゃんと勉強する事!!分かった!!」

 

惇「・・・わーったよ。」

 

唯「返事は『はい』!」

 

惇「っ!はいはい!」

 

唯「はいは1回!」

 

惇「はい!」

 

惇(いつもの明るさが戻ってきたな・・・。けど・・・相変わらず昔と変わらず世話焼きだな・・・)

 

そう思いつつ、惇は少し笑みを浮かべていた。

そして、唯と別れ自身のクラスに入ると

 

栄純「ブツブツブツ・・・」

 

栄純がテキストを開いて必死な表情でブツブツ何か呟いており、その横には信二がいた。

 

惇「・・・おい信二。」

 

信二「ああ、惇。」

 

惇「ああ。これ・・・どうした?何があった?」

 

信二「もうすぐ期末だろ?にもかかわらず、コイツ今から必死に勉強してんだよ。」

 

惇「マジか・・・」

 

すると

 

栄純「じ、惇か⁉︎」

 

惇「うっす、栄純。」

 

惇に気付いた栄純が

 

栄純「惇~!金丸~!何とかしてくれ~!連日、クリス先輩の野球講義で頭パンパンなんだよぉ!」

 

涙を流しながら惇と信二の腕を取って言った。

 

惇「わ、わーった!!わーったから離せ!!」

 

信二「勉強くらい付き合ってやるから、この手を離せ!!」

 

そう、2人は言うと

 

栄純「え!?」

 

栄純は驚き手を離した。

 

惇「取り敢えず、日本史と現文古文は俺がやるから、信二は数学と英語をコイツに教えてやってくんねーか?」

 

信二「ああ、分かった。クリス先輩に頼まれてたしな。」

 

惇「助かる。」

 

信二「気にすんな。良いか、一夜漬けだろうが何だろうが、その頭に全部詰め込んどけ!!」

 

そう、信二は栄純の頭を指差して

 

栄純「・・・。」

 

信二「・・・惇やお前は、野球部の代表ってだけじゃねぇ。俺達1年の代表でもあるからな。全力でサポートしてやるよ!!」

 

惇(信二・・・)

 

そう言ったのであった。




投稿出来ました。

一部オリジナルを入れました。

試験・・・僕も学生時代はそれ聞いただけで気持ちがブルーになりましたね・・・

しかし金丸君って、本当に良い奴ですよね・・・。

何か、兄貴分みたいです。

それでは、また。
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