ダイヤのA〜世代最強右腕〜   作:ホークス馬鹿

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44話です。


44話

7月27日。準々決勝。スタンドには多くの観客が入っていた。

そんな中、スタメンオーダーを見ると

 

伊佐敷「あ!?何だこのオーダー!!ふざけやがって!市大の時とまた変わってんじゃねーか!!」

 

クリス「早速仕掛けてきましたね。」

 

片岡「ああ・・・」

 

薬師のスタメンオーダーの1番が、市大戦で4番を打った轟雷市になっていた。

他にも、2番に秋葉、3番に三島になっているなど、明らかに変わっていた。

 

惇「・・・。」

 

御幸「あんまり熱くなりすぎるなよ、足立。」

 

御幸「今日の試合は、自分のピッチングを貫けよ。」

 

惇「うっす!」

 

栄純「安心しろ!もしお前が打たれたら俺が・・・!」

 

暁「いや、僕が・・・!」

 

栄純「うっせ!スタミナねー奴は投げんじゃねー!」

 

暁「・・・。」

 

栄純「無視すんな!」

 

こう、また栄純と暁の言い合いが始まった。

 

春市「ち、ちょっとやめなって!」

 

惇「はは・・・いつも通りっすね。」

 

御幸「ああ・・・」

 

『只今より、準々決勝、青道高校対薬師高校の試合を始めます。』

 

雷蔵「良いか!ここから先はテメェらの仕事だぞ!!テメェの為に打て!!テメェの為に守備につけ!!」

 

雷蔵「そんで、勝利の味ってヤツをしこたま味わいやがれ!!」

 

「「「おおーっ!!!」」」

 

片岡「その1球に、その1歩に、そしてその一振りに、お前達の全てが映る。」

 

片岡「迷いは要らん!!自分達の野球を信じろ!!」

 

「「「おおーっ!!!」」」

 

そして、両校整列すると

 

「「「・・・。」」」

 

雷市のみ、青道ナインから強烈に睨まれていた。

これに

 

真田「お前メッチャ睨まれてんじゃん。」

 

雷市「・・・。」

 

三島「何かやったのか、雷市・・・」

 

真田と三島が聞く程だった。

 

「礼!」

 

「「しゃあぁす!!」」

 

そして、後攻の青道は各守備位置に散った。

 

藤原「今日の先発、足立君か・・・」

 

吉川「大丈夫でしょうか・・・」

 

藤原「一応、初先発だからね・・・前の試合でも初登板だったし・・・」

 

梅本「唯。そこんとこどう思う?」

 

唯「惇君、元々先発の方が調子が良いんだよね。」

 

梅本「そうなの?」

 

唯「うん。大丈夫だと思うけど、油断は出来ないね。」

 

梅本「そうだね・・・」

 

唯(惇君・・・頑張って!)

 

唯は、メガホンを持ちつつ御守りをギュッと握りしめた。

隣では

 

高島(さあ・・・今大会初先発の足立君の立ち上がり。大事よ、御幸君・・・)

 

高島(しかも1番からいきなり・・・)

 

高島先生が真剣な表情で素振りをしてる雷市を見ていた。

 

惇「マジやってくれますね。」

 

御幸「ああ。初っ端からアイツと勝負。起爆剤どころか核弾頭だぜ・・・」

 

惇「そっすね。」

 

惇「ま・・・いつも通りねじ伏せてやりますよ。」

 

御幸「フッ・・・頼むぜ、足立。」

 

そう言い、御幸はキャッチャーボックスに戻った。

 

雷市「カハハ!」

 

雷市が打席に入る中、惇はいつものルーティンの股割りストレッチを行い、セットポジションに構えた。

 

栄・暁((惇・・・))

 

川・丹((足立・・・))

 

栄・暁・川・丹((((そいつをねじ伏せろ!!))))

 

そんな中、青道投手陣は、マウンドの惇を見てその思いで見た。

 

「プレイボール!」

 

そして、足を上げた惇が投げた初球は

 

ズバアアンッ!!

 

インハイの真っ直ぐで、雷市はそれを空振った。

 

「来た来た来たァー!!」

 

「この球だよ!!この球を見に来たんだよ!!」

 

「轟が振り遅れてんぞー!!」

 

観客は、明川戦で見せた惇の真っ直ぐが見れて、興奮した。

 

信二「気合入ってんじゃねーか足立の奴!!」

 

前園「轟を思いっ切り空振らせたで!」

 

青道側スタンドも、同じように盛り上がった。

 

雷市「ハハ・・・カハハハハ!!スゲぇ・・・浮き上がってきた!!」

 

雷市「スゲぇ・・・スゲぇぞ!!」

 

これに、雷市は独特な笑い声を出していた。

 

雷蔵「マジかよ・・・雷市が空振る姿、初めて見たぜ。」

 

真田「そうっすね。」

 

三島「ヤバいっす・・・」

 

秋葉「・・・。」

 

御幸(空振りしたとはいえ、強烈なスイングだな・・・)

 

しかし、御幸は冷静にそう見ながら惇にボールを返した。

次の2球目。惇は外低めに真っ直ぐを投げたが

 

キーン

 

惇「っ!」

 

「ファール!」

 

三塁線に鋭い打球が飛んだ。

 

雷市「カハハハハ!!スゲぇ・・・!!こうか・・・‼︎」

 

御幸(2球目でもう当ててくるなんてな・・・)

 

そう思った御幸は、マウンドに目を向けたその瞬間

 

御幸「っつ!?」

 

背筋から悪寒が走ったのだった。

 

御幸(あ・・・足立?)

 

そこには、今までよりも遙かに凌ぐ威圧感を剥き出しにしながら立っている惇がいた。

 

雷市「っ!?」

 

これには雷市も感じており、一瞬硬直してしまった。

惇はそれに構わず3球目を投げてきた。

 

ズバアアンッ!!

 

「ットライーク!バッターアウト!!」

 

その結果、雷市は対応に遅れ真ん中高めの真っ直ぐで空振り三振に打ち取った。

 

惇「シャアアアッ!!」

 

同時に、惇の雄叫びが響いた。

 

「うおおおっ!!空振り三振!!」

 

「轟を打ち取ったぞ!!」

 

「なんつー雄叫びだ!!」

 

「つーか、さっきから威圧感半端ねー!!」

 

これには、球場中大盛り上がりで

 

結城「ナイスボール!」

 

亮介「ナイピー!」

 

倉持「良いぞ足立!」

 

増子「うが!」

 

伊佐敷「良いぞ足立コラァ!!」

 

バックも一瞬固まったが、惇に声援を送った。

 

栄純「・・・。」

 

普段騒がしい栄純も、これには言葉を出せず

 

暁「・・・。」

 

暁も、唖然とした表情だった。

 

片岡「・・・。」

 

片岡も、惇の姿に冷や汗を流しており

 

クリス(桐生との練習試合から、ボールのキレと伸びが増していると薄々感じてはいたが、ここまでとは・・・!)

 

クリス(それに・・・あの威圧感・・・今まで見た事が無い・・・!)

 

クリスも同様だった。

青道側スタンドも

 

前園「な・・・ナイスボール!!」

 

信二「な・・・何つー威圧感だ・・・!!」

 

東条「ここからでも気迫が伝わってくるね・・・!!」

 

惇の気迫に驚きつつ、声援を送っていた。

 

藤原「・・・。」

 

吉川「・・・。」

 

梅本「・・・。」

 

藤原と吉川、梅本に至っては、絶句したままだったが

 

唯「惇君・・・」

 

唯は、ホッとした表情を浮かべていた。

 

高島(まさか・・・あそこまでのキレと伸びになっていたとはね・・・)

 

高島(とはいえ、これは大きいわね・・・!)

 

高島先生も、驚きつつも相手にダメージを与えた事を感じていた。

 

雷蔵「なっ・・・!?」

 

雷蔵(雷市が・・・空振り三振・・・!?)

 

雷蔵(何だよ・・・あの気迫と威圧感は・・・!)

 

真田「ホントに1年かよ・・・」

 

秋葉「雷市が・・・空振り三振・・・!?」

 

三島「んだそれ・・・」

 

薬師側も、雷市の三振に動揺していた。

 

御幸(これは大きい・・・この威力なら、相手を抑えられる・・・)

 

御幸(ねじ伏せるぞ!)

 

そう思った御幸は、真っ直ぐを中心としたリードにし、惇もそれに応え、続く秋葉と三島も真っ直ぐで三振に打ち取り、初回を3者連続三振に打ち取る最高の立ち上がりとなった。

 

結城「ナイス立ち上がりだ!」

 

惇「うっす!」

 

伊佐敷「良いじゃねーかコノヤロォ!」

 

倉持「ヒャハハハ!!やるじゃねーか!!」

 

惇「あざっす!洋さん!けど痛いっす!」

 

これに、惇は周りから手荒い祝福を受けていた。

 

クリス「これは大きいですね。」

 

片岡「ああ。相手にもダメージを与える事が出来たな。」

 

そして、その裏の青道の攻撃は、倉持が出塁して二塁に盗塁をし、亮介が送って一死三塁となり

 

キーン

 

惇が左中間に先制タイムリーツーベースを放った。

そして、その勢いのまま青道は3点を先制したのであった。




投稿出来ました。

ちょっとグダグダになってしまいました・・・。

読みにくかったらすいません(土下座)

因みに主人公の惇君の変化ですが

球速:140㎞→143㎞

ノビA→怪童

に進化した感じです。

つ、強いよと思った方、これはオリ主最強小説なので・・・(震え)

そ、それでは、また。
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