『空振り三振ー!!青道高校、壮絶な投手戦を制し、6年ぶり12回目の甲子園出場を果たしましたー!!』
『2連覇を懸けた稲実、エース成宮の力投も実らず、1年生怪腕投手足立の前に力尽きましたー!!』
惇「シャアアアアアアアッ!!!」
御幸「足立ー!!」
決まった瞬間、御幸は真っ先にマウンドに駆け寄り雄叫びを上げる惇を抱き上げた。
伊佐敷「勝ったぞオラァァァァァッ!!」
伊佐敷は、決まった瞬間バックの中で誰よりもマウンドに駆け、抱き締めた。
亮介「やったね・・・」
結城「ああ・・・ようやく・・・ようやくだ・・・」
亮介と結城は、こみ上げる物を抑えきれなかった。
増子「うがうがらーっ!!」
倉持「っしゃーっ!!」
青道側スタンドも、笑顔と涙で溢れていた。
吉川「やりました!!やりましたね、貴子さん!!」
藤原「ええ!!」
梅本「っしゃーっ!!」
唯「惇くーん!!」
一方の稲実は、皆悔し涙で溢れていた。
原田「皆・・・整列だ・・・ちゃんと整列しよう・・・」
その中で、キャプテンの原田は、気丈に振舞い、皆に声をかけ整列させた。
「1-0で青道高校!!礼!!」
「「したぁっ!!!」」
閉会式、インタビューが終わって、球場の外に出た青道。
「ナイスピッチー!!足立ー!!」
「お前ら最高だー!!」
「哲ー!!」
「御幸ー!!」
「伊佐敷ー!!」
「行けるぞ、全国制覇!!」
そんな声を浴びる中、稲実のマネージャーがある物を持って歩んできた。
それは
「チーム全員の思いが詰まっています。頑張って下さい・・・甲子園・・・」
千羽鶴だった。
亮介「重たいね・・・」
伊佐敷「西東京全ての分だと思ったら余計にな・・・」
結城「・・・。」
それを持って、結城は握手の際原田にかけられた言葉を思い出した。
回想
原田「お前達の勝ちだ・・・結城。」
原田「頂点獲ってこいよ・・・結城。」
結城「っ!」
回想終了
それを思い出した結城は
結城「西東京代表として、みっともない試合は出来ない。これからだ、夏の本番は!」
そう、ナインに言った。
結城(お前達の分まで戦うぞ・・・原田。)
惇「・・・。」
惇も、それを聞いて成宮との会話を思い出した。
回想
成宮「足立・・・お前には負けたよ。」
惇「鳴さん・・・」
成宮「俺達に勝ったんだ・・・甲子園で、しっかり暴れてこいよ・・・」
惇「・・・はい!」
そう言い、成宮は稲実ベンチへ帰って行った。
回想終了
惇「・・・カズさん。」
御幸「ん?」
惇「哲さんの言う通り、あの人達の分まで暴れてあげましょう・・・」
御幸「・・・ああ。」
惇「栄純。暁。春市。一緒に暴れてやろうぜ!!」
そう、惇は栄純と暁、そして春市らに振り向き、笑顔で言った。
栄純「ああ!俺もゼッテー暴れまくってやる!!」
暁「負けない・・・!!」
春市「僕も・・・兄貴と一緒に・・・!!」
これに、栄純達も闘志満々の顔で言った。
こうして、青道は甲子園出場を決め、神宮を後にしたのであった。
投稿出来ました。
試合終了後のお話を書きました。
稲実のマネージャーですが、完全オリジナル物です。
違和感あったら、お許し下さい(土下座)
因みに青道の甲子園出場回数は、2006年までの横浜高校の夏の甲子園出場回数です。
理由は、この漫画が始まった年が2006年だったので、それをベースに決めました。
それでは、また。