青道の初戦の一善高校との初戦。先発は丹波だった。
丹波が、初回一善を3者凡退に抑えると、その裏に青道は2点を先制した。
これには、甲子園で強力青道打線の姿を久し振りに見れた目の濃い高校野球ファンは大盛り上がりだった。
この援護のお陰で、丹波の調子も上げていき、5回まで2安打無失点の好投を演じた。
そして、丹波の代打に春市が送られ、その初球をいきなりセンター前に弾き返す堂々の甲子園デビューを飾った。
「何やアイツ・・・木製バットであっさり打ちよったで!?」
「ホンマに凄いわ!!」
これには、春市に賞賛の声が上がった。
6回からは、暁がマウンドに上がりその初球
ズドォォン!!!
「「「おおーっ!!!」」」
『な・・・何と・・・初球いきなり151㎞ー!!マウンド上の降谷暁、初球で1年生最速記録を塗り替えてしまいましたー!!』
『甲子園球場は一気に揺れましたー!!』
いきなり151㎞の真っ直ぐを投げ、甲子園は大盛り上がりだった。
これに呼応するかのように、暁はその回を三振2つの3者凡退に抑える上々の甲子園デビューを飾った。
「何やコイツ・・・ホンマに1年か!?」
「降谷ってどこの中学やねん!!」
暁の剛速球に、球場のファンは大盛り上がりだった。
7回は、栄純がマウンドに上がり、暁と比べて速くないボールだが、持ち味のクセ球で、相手バッターの内角を攻め、その回1安打無失点に抑える甲子園デビューを飾った。
また
「さっきの降谷と比べて速くないが、めっちゃエエな!!」
「ああ!!オマケに明るいし、何か応援したくなってもうたで!!」
彼の明るい姿勢でマウンド上で躍動する姿に、高校野球ファンは彼を応援した。
8回は惇がライトのポジションからマウンドに上がった。
『さあ、西東京大会決勝戦であの稲城実業相手に15奪三振完封と圧巻の投球を見せた足立惇がマウンドに上がりました!!』
御幸「緊張してるか?」
これに、御幸はそう尋ねると
惇「いやぁ~・・・実はちょっと・・・でもまぁ・・・いつも通りのピッチングをしますよ。」
惇はそう御幸に返した。
御幸「そうか・・・頼むぞ!」
それを聞いた御幸は、惇にそう返してマウンドを後にした。
そして、いつものルーティンである股割りストレッチを行って、セットポジションに構えた。
そしてその初球
ズバアアンッ!!
外に伸びのある真っ直ぐを投げた。
『まず初球ストラーイク!!いきなり自己最速タイの143㎞をマークしました!!』
『球速は降谷君には及びませんが、数字以上の伸びを感じますね・・・!浮き上がって見えましたよ・・・!』
これには、球場だけで無く実況も盛り上がった。
そして
ズバアアンッ!!
惇「シャアアアッ!!」
『最後は143㎞のストレートで空振り三振ー!!これで3者連続三振ー!!足立惇、予選で見せた伸び上がるストレートを遺憾なく見せましたー!!』
「「「おおーっ!!!」」」
「凄い雄叫びや!!」
「監督の片岡みたいやったな!!」
「片岡2世や!!」
「ストレートホンマに浮き上がっとるし、ホンマ凄いで!!」
「火の玉や!!」
「おう!!フォームもルーティン、そしボールも一緒やし・・・!!」
「火の玉ストレートの再来や!!」
惇は3人を伸びのある真っ直ぐで三振に仕留め、この姿に観戦に来ている野球ファンは大盛り上がりを見せ、かつてこの球場で真っ直ぐを武器に活躍したとある往年の投手を思い起こさせた。
最後は川上が締め、青道は7-0の完封リレーで快勝し、初戦を突破した。
この時の惇、暁、栄純、そして春市の1年生4人の活躍は、「1年生カルテット」と呼ばれた。
次の試合は、1回戦に続いて打線が爆発し、16安打15得点の猛攻で相手投手陣を攻めまくり、守備の方でも、この日の先発の暁が、自己最速タイの151㎞の真っ直ぐを中心に5回2安打無失点の快投を演じ、その後栄純から丹波、足立に川上のリレーで見事な2試合連続完封リレーを果たした。
そして、次の相手は、あの大阪桐生を2回戦でサヨナラで勝った今大会優勝候補であり、怪物スラッガー佐野を擁する西邦と対戦する事になったのであった。
投稿出来ました。
初戦の一善戦と2回戦の陽正戦は、上手く書けないので駆け足で投稿しました。
試合内容はご想像にお任せします・・・(土下座)
それでは、また。