8月20日
「足立くーん!」
「降谷くーん!」
「沢村くーん!」
「春市くーん!」
「御幸くーん!」
青道が泊まっている宿舎の周りには、大勢の人で溢れかえっていた。
伊佐敷「外見てみろよ。こんな時間なのにまだ来てんぞ・・・」
亮介「ホテル囲まれてるかもね・・・」
これに、伊佐敷と亮介はそう思いながら外を見ていた。
『夏の甲子園もいよいよ大詰め!決勝戦は、互いに勝てば初優勝!』
『現監督片岡鉄心以来となる決勝進出を果たした青道高校が、悲願の初優勝なるか?』
『それとも、巨摩大藤巻が初めて北の大地に優勝旗を持ち帰るか?』
すると、テレビの高校野球のニュースでは、そう放送していた。
結城「頂点まで後1つだ。最後まで、俺達らしく堂々とプレイしよう。」
そう、結城は皆の心を纏めていくかのように言った。
その言葉を聞き、選手の目の光が更に増していった。
暁「・・・先輩達、本当に甲子園に来ても変わらないね。」
栄純「ああ。俺達同様試合に出てるにもかかわらず、体はずっと疲れてるのにな。」
春市「本当にそうだね・・・」
これに、暁や栄純、春市がそう呟いた。
惇「何かよ、この人達と一緒にいると、ここまで来て当たり前みてーな気になる。」
すると、惇がそう呟いた。
栄純「ああ・・・」
春市「そうだね・・・」
暁「・・・。」
惇「明日の試合、ゼッテー勝ちてー・・・!」
栄純「ああ・・・」
暁「うん・・・」
春市「僕も・・・」
そう、惇達は結城達を見て言った。
そして・・・翌日。
『さぁー両校飛び出してきました!甲子園決勝!西東京の青道か!南北海道の巨摩大藤巻か!』
全国の頂点を決める最後の一戦が始まろうとしていた。
この日の先発は、青道は惇で、巨摩大藤巻が本郷だった。
両校の監督共に、投手戦を考えてお互いの先発投手の打順を9番に下げていた。
『その最初のマウンドに上がるのは、巨摩大藤巻の快進撃を支える1年生ながらMAX150㎞のストレートを投げる剛腕であり、「北の怪童」の異名を取る背番号10、本郷正宗!』
『今年の夏は1年生の活躍が光りました!青道の1年生カルテットと大阪桐生の奥居紀明、そして本郷正宗!この決勝戦でどのようなピッチングを見せるか?』
『いよいよプレイボール!』
そして、振りかぶった腕から投げ出されたボールは
ゴバアアアンッ!!
「「「うおおおっ!!」」」
150㎞の球速表示を出した。
『い、いきなり150~!!北の怪物本郷正宗!いきなり150㎞を出しました!!』
倉持「マジ・・・?」
これには、打席に立ってる倉持は苦笑いを浮かべた。
そして、最後はSFFで3球三振に打ち取られてしまった。
次の亮介は2球目を打ったが、キャッチャーフライになり、次の伊佐敷は真っ直ぐで空振り三振に倒れた。
『巨摩大藤巻本郷正宗!初回2つの三振を奪う最高の立ち上がりを見せました!!』
『甲子園未だに無失点!決勝戦でもその実力を遺憾なく発揮します!!』
そして、青道が守備位置につき、惇がマウンドに上がった。
『対しまして青道高校の先発は、こちらも1年生!青道の誇る1年生カルテット筆頭で、その快進撃を支えるMAX143㎞の火の玉ストレートを操りし「東都の怪腕」足立惇!』
『お互い1年生で、嘗て中学の全国大会でも本郷と投げ合った事もあるライバル!』
『ライバルの極上の立ち上がりを見て、どういう立ち上がりを見せるか!』
昂ぶる実況の中、惇はいつものルーティンの股割りストレッチを行い、セットポジションに構えた。
その初球
ズバアアンッ!!
『初球ストラーイク!!初球は142㎞!』
『気合が入ってますねー!!』
142㎞の真っ直ぐから入った。
2球目はスローカーブが外れたが3球目は141㎞の真っ直ぐをファールにして追い込んだ。
御幸(今日の真っ直ぐもいつも通り走ってる。これで決めるか?)
受けてる御幸は、そうサインを出すと、惇は頷き、投げた4球目
ズバアアンッ!!
惇「シャアアアッ!!」
142㎞の真っ直ぐで空振り三振に仕留め、いきなり雄叫びを上げた。
『空振り三振ー!!最後は142㎞のストレート!!そして吼えましたー!!』
『気持ちが伝わってきますねー!!』
そして、次の2番も真っ直ぐで空振り三振。3番は初球のスライダーを打ち上げてセカンドフライに打ち取り3アウトチェンジとなった。
『両者共に最高の立ち上がり!!まず初回をお互い3人で抑えました!!』
そしてこれが、壮絶な投手戦の幕開けとなったのであった。
投稿出来ました。
もの凄いグダグダですね・・・。
読みにくいかもしれませんが、お許し下さい(土下座)
それでは、また。