ダイヤのA〜世代最強右腕〜   作:ホークス馬鹿

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65話です。


65話

5回の裏。巨摩大藤巻の先頭は5番の円城。

惇が投げた初球はボール気味のスローカーブだったが、円城は見送った。

その2球目は、スライダーを投げたがボールになった。

3球目に、インサイドに142㎞の真っ直ぐを投げストライクを取ったが、円城のバットは全くスイングしなかった。

 

惇(全くバット振んねーな・・・何が狙いだ?)

 

そう思いながら、惇は4球目に御幸が要求したスローカーブを投げたが、外れて2-2となった。

5球目

 

キン!

 

円城は外高めの141㎞の真っ直ぐを打ってファールにした。

6球目

 

キン!

 

再び141㎞の真っ直ぐをファールにした。

7球目

 

キン!

 

スライダーをファールにした。

 

御幸(またファール・・・?コイツ・・・一体何を狙って・・・?)

 

この時、御幸はファールばっかり打つ円城に疑問を抱いていた。

 

円城「・・・。」

 

この時、円城は先程新田監督が言った作戦を思い出した。

 

 

 

 

 

回想

 

 

 

 

 

新田「この回、ファールで徹底して粘れ。」

 

新田「そうすれば、あの怪腕ピッチャーの球数は増えていく。中盤になって球威が落ち、甘いボールが来たら、それを狙い打ちしろ。」

 

 

 

 

 

回想終了

 

 

 

 

 

 

円城(結構後からくるよな、これは・・・)

 

円城(2ストライクアプローチか・・・)

 

そう、円城は打席で考えていた。

そして8球目に真っ直ぐを打った円城だが、セカンドゴロに終わった。

次の6番は、惇は初球スライダーを投げ1ストライクを取った。

2球目はスローカーブでファールにし、あっさり追い込んだ。

3球目は高めに真っ直ぐが外れ、4球目

 

キン!

 

SFFを投げたが当てられ、ファールになった。

5球目は外の真っ直ぐを投げたがこれもファールになった。

6球目

 

ククッ!

 

スライダーで空振り三振に打ち取った。

 

結城「2アウトー!」

 

亮介「ナイスボール!」

 

バックは、そう惇に声をかけていた。

 

御幸(さっきから気になっていたが、ファールを良く打たれるな・・・)

 

この時、御幸は巨摩大藤巻のバッターがファールで粘られてる事に違和感を抱いていた。

 

惇(んだよ・・・この人も全然前に飛ばねーじゃねーか・・・)

 

惇(だったら遠慮無くねじ伏せてやる!)

 

しかし、惇はアドレナリンが出まくっていたため、気付いていなかった。

そして、7番の初球は、142㎞の真っ直ぐでストライクを取り、2球目も真っ直ぐを投げたがボールになった。

3球目は140㎞の真っ直ぐを空振らせ、2-1と追い込んだ。

4球目はカーブが外れ2-2となり、5球目はスライダーが外れフルカウントとなった。

続く6球目は

 

キン!

 

140㎞の真っ直ぐをファールにした。

そして7球目

 

キン!

 

『出ましたー!!巨摩大藤巻、今日2本目のヒットを打ちましたー!!』

 

高めのボール気味の真っ直ぐをセンター前に打ち返した。

 

御幸「気にするな!球は来てるぞ!」

 

惇「うっす!」

 

これに、御幸はそう惇に言った。

そして、8番が打席に入った。

その初球と2球は外れ、3球目4球目と連続でスライダーを空振らせ2-2とした。

5球目

 

キン!

 

140㎞の外の真っ直ぐをファールにした。

6球目

 

キン!

 

同じく外の142㎞の真っ直ぐを投げたがファールとなった。

 

御幸(まさか・・・相手の狙いは・・・足立の消耗させる作戦か・・・)

 

『この回の球数非常に多くなってますね・・・』

 

『そう言われてみればそうですね・・・』

 

これは、青道側ベンチも気付いていた。

 

片岡「今ので何球目だ?」

 

クリス「27球です。」

 

クリス「恐らくですが、徹底して粘って、終盤一気に崩すつもりでしょう・・・」

 

片岡「・・・2ストライクアプローチか。」

 

クリス「・・・はい。恐らくは。」

 

これに、少し苦い顔を浮かべていた。

 

吉川「この回、やけにファールが多いですね・・・」

 

藤原「・・・そうね。終盤に影響が出なければ良いけど・・・」

 

梅本「・・・。」

 

唯「惇君・・・」

 

スタンドのマネージャー組も、少し不安な色を見せていた。

そんな中8番への7球目

 

ストンッ!

 

『空振り三振ー!!足立、最後はSFFで空振り三振に仕留めましたー!!』

 

『粘られましたが、足立君の粘り勝ちですね・・・』

 

何とか抑えた惇だが、この回28球も投げさせられてしまったのであった。




投稿出来ました。

2ストライクアプローチ・・・これピッチャーからしたら結構嫌ですよね・・・。

この試合、どう転がっていくか?

それでは、また。

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