ダイヤのA〜世代最強右腕〜   作:ホークス馬鹿

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68話です。


68話

『試合終了ー!!9回裏、劇的な幕切れ!!この壮絶な投手戦を制し、全国の頂点に立ったのは、巨摩大藤巻-!!』

 

『真紅の大優勝旗を、初めて北の大地に持ち帰りました!!』

 

『足立、マウンドで崩れ落ちました!!』

 

『青道高校、現監督片岡鉄心以来2度目の決勝進出も、再び準優勝に終わりました!!』

 

『唖然呆然愕然の青道高校の選手達!!』

 

ホーム上で、巨摩大藤巻の選手達が喜びを爆発させてる中、惇はマウンド上で片腕をついて崩れ落ちていた。

ベンチでも、青道の皆は崩れ落ち泣いていた。

 

栄純「・・・。」

 

暁「・・・。」

 

春市「・・・。」

 

栄純と暁、そして春市も呆然とした表情を浮かべながらグラウンドを見ていた。

すると

 

クリス「沢村・・・降谷・・・小湊・・・整列だ。」

 

クリスがそう栄純達に声をかけた。

 

藤原「・・・うっ・・・ぐすっ・・・」

 

吉川「ぐすっ・・・貴子さん・・・」

 

梅本「先輩・・・」

 

唯「ぐすっ・・・うっ・・・」

 

青道スタンドでは、マネージャー組や応援の人達も涙を流していた。

 

結城「さあ、並ぼう・・・」

 

結城「皆立て・・・ちゃんと整列しよう・・・」

 

グラウンドでは、結城は青道のキャプテンとして気丈に振舞い、皆に声をかけていた。

そして、御幸がマウンドに行き、惇の肩を抱き上げた。

すると、片岡がベンチから駆けていき、同じく惇の肩を抱き、左右で抱えながらホームの整列に向かった。

 

『ああ、足立が・・・涙!そして立ち上がる事が出来ません!!』

 

そして、両チーム整列し、片岡はベンチ前に戻った。

しかし、惇は御幸の支えなくして立ち上がれなかった。

それを見た主審は

 

「1-0で巨摩大藤巻!礼!!」

 

そのまま、試合終了の宣告を下した。

その瞬間

 

パチパチパチ

 

『観衆が立ち上がった!!観衆が立ち上がった甲子園!!両者の健闘を称える拍手を送っています!!』

 

甲子園が拍手に包まれた。

そして、巨摩大藤巻の校歌斉唱を終え、それぞれ応援してくれた人達に挨拶をした。

惇はそこでも涙が止まらず、ずっと泣き崩れていた。

 

惇「すいません・・・哲さん・・・ホントにすいません・・・」

 

結城「もう泣くな、足立。お前で負けたなら納得できる。」

 

結城「ありがとな。ここまで連れてってくれて。」

 

結城「最後、お前を援護できなくて、あの場面アウトに出来なくて悪かった。」

 

結城「もう一度、ここに戻ってこい!そして、忘れ物を取り戻してこい!」

 

これに、結城はそう惇に言った。

そして、ベンチに戻ると、多くの記者からのインタビューを受けた。

その際、惇は泣きながら

 

惇「勝って・・・監督を日本一にしたかったんですけど・・・それが叶わなくて・・・悔しい気持ちでいっぱいです・・・」

 

そう、何とか答えた。

こうして、青道高校の甲子園は、準優勝という結果に終わったのであった。




投稿出来ました。

勝負というのは、非常に残酷だなと下記動画を見て本当に思います。

https://www.youtube.com/watch?v=jeJ0l1D3Pv0

でも、勝つか負けるかの世界ですから、仕方がありませんね・・・。

それでは、また。
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