ダイヤのA〜世代最強右腕〜   作:ホークス馬鹿

73 / 129
72話です。


72話

9月4日の秋季大会一次予選、抽選会。御幸のこの日のクジ運は強く、薬師や稲実がいないブロックに入り、初戦は日曜日になった。

 

春市「今日も別メニュー?」

 

惇「まあな・・・」

 

春市「復帰してまだ投げてないけど、焦んなくて良いと思うよ・・・ピッチングの生命線は足腰と言われてるし・・・」

 

惇「ああ・・・サンキュー。」

 

そんな中、春市は別メニューを行おうとする惇にそう声をかけていた。

その時

 

片岡「足立!今日から、バッティングと守備練習に入れ!」

 

片岡から練習参加の許可をもらった。

 

春市「良かったじゃん、久々にボールに触れて・・・」

 

これに、春市はそう惇に言い

 

栄純「ああ・・・良かったな、惇。」

 

暁「良かった・・・」

 

栄純と暁も、そう惇に言った。

 

片岡「久々にボールを触るから、1球1球丁寧にな。」

 

惇「分かりました。」

 

それを聞き

 

片岡「沢村!降谷!今日もシートで投げてもらう!ベースカバーやバント処理も本番のつもりでな!」

 

片岡は栄純と暁にもそう指示した。

 

栄・暁「「はい!」」

 

そして、練習が始まった。

 

コーチA「足立!」

 

キン!

 

惇「フッ!」

 

パァン

 

コーチA「ナイスフィールディング!」

 

惇「うっす!」

 

御幸(久々とはいえ、全く錆び付いてねーな・・・)

 

その様子を、御幸は冷静に見ており

 

倉持(やっぱり足立がいねーと、イマイチ盛り上がんねーんだよな・・・沢村も元気ねーし・・・)

 

前園(やっぱ、足立はエースの器やな・・・)

 

春市(足立君がいるいないじゃ、こんなに気持ちが変わるなんてね・・・やっぱ、足立君がいないと駄目だね・・・)

 

信二(こんなに良い感じで練習出来るなんてな・・・アイツがいるいねーじゃ、こんなにも変わるんだな・・・)

 

チームメイトも、以前と比べて目の力強さが増し、一段と盛り上がりを見せた。

 

太田部長「思ったより練習の合流が早かったですね・・・」

 

この言葉に

 

片岡「ここ数日ずっと走らせてきたが・・・俯き気味だった顔も上がってきたし、顔色も良くなってきたからな。」

 

太田部長「え?」

 

片岡「気持ちが前へ向かおうとしてなければ、顔は上がらない。」

 

片岡はそう返した。

 

太田部長「!」

 

これに

 

太田部長(ずっと別メニューで走らせたのにはそんな意図が!?)

 

太田部長は驚きを隠せなかった。

 

片岡「結局のところ、一番大事なのは本人の意志だからな・・・」

 

この言葉を聞いて

 

太田部長(足立のこれからの事まで・・・)

 

太田部長(そこまで・・・足立の事を・・・)

 

太田部長はただただそう感じたのだった。

 

落合「やはり、彼は守備でも良い動きをしてますね・・・」

 

片岡「元々、野球センスの塊ですからね・・・」

 

落合「彼が練習に加わると、チームの士気も上がりますね・・・」

 

落合「前よりも、チーム全体に声が出ていますし・・・」

 

片岡「アイツはこのチームの中心的存在・・・。アイツの存在が、沢村ら投手陣は勿論、他の皆にも良い刺激を受けています。」

 

落合「成程・・・」

 

落合(彼がいるいないでこうもチームの雰囲気が変わるとは・・・今後このチームのエースは足立か・・・)

 

落合(けど・・・同学年のあの沢村と降谷もその力を持っている・・・今後次第で、この2人のどちらかがエースナンバーを背負う可能性も無きにしも非ず・・・)

 

落合(どっちにしろ、今後暫く青道の時代が続くやもしれんな・・・)

 

そう、落合は感じたのであった。




投稿出来ました。

上手く書けたかな・・・?

それでは、また。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。